◆mv/o.....k <><>03/11/01 13:13 ID:W1NRPapC<> 宇宙のステルヴィア関連のエロ小説・SSなどはこちら〜

前スレ
宇宙のステルヴィア Mission2 (DAT落ちしていたら倉庫へ)
http://www2.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1058796898/

*関連スレ・ページ
初代スレ 宇宙のステルヴィア (DAT落ちしていたら倉庫へ)
http://www2.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1053050699/

「宇宙のステルヴィア」なりきりHスレッド
http://www2.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1064847137/

宇宙のステルヴィア 81粒目 (本スレ・DAT落ちしていたらアニメ板から新スレを捜索)
http://comic2.2ch.net/test/read.cgi/anime/1067258967/

*放送中!
スターチャイルドアワー「ラジオのステルヴィア」 文化放送 毎週日曜日 25:00〜25:30 野中藍・岸尾大輔
http://www.joqr.co.jp/ag/topics/kaihen.html

宇宙のステルヴィア(全国放送?)
2003年11月1日(土)から 毎週土曜9:00/20:00 毎週水曜13:00/23:00
詳細はAT-X公式サイトへ

*(多分)過去ログ倉庫
http://hp-s.net/2ch/souko.html
倉庫に書き込み入れるな! という方はその旨おっしゃってください。

でわ、えろいの、どぞー <>宇宙のステルヴィア Mission3 名無しさん@ピンキー<>sage<>03/11/01 13:16 ID:W1NRPapC<> セルフ2(死) <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>03/11/01 13:20 ID:XXRk+q2C<> おお、ニアミス。

>◆mv/o.....k1さん、乙。 <>
◆mv/o.....k <>sage<>03/11/01 13:22 ID:W1NRPapC<> 広告・荒らしは無視でよろしくお願いします。
反応すると削除依頼が通りにくくなります。

前スレの流れをくむなら、基本的になんでもありですが、
極めて猟奇的とか、特殊な分野(やおいとか)は前もって警告するのが良いかと。

なお、AT-Xの公式サイトのアドレスを書くと書き込めないので(汗)
http://www.google.co.jp/search?q=at-x&btnI=I'm%20Feeling%20Lucky
こちらでどうぞ。

または . を半角に
http://www.at-x.com/ <> 前スレ682<>sage<>03/11/01 17:53 ID:Tk05zece<> >>1
◆mv/o.....kさん乙です。

それでは恐る恐る駄文投下させて頂きます。
初心者なので(すでに言い訳)大目に見てやって下さい。 <> 1/8<>sage<>03/11/01 17:53 ID:Tk05zece<> 空。夕暮れ時の空。
オレンジ色に染まりかけた雲がゆっくりと流れていく。
ただ何とは無しに、それを目で追いかけていた。
ああそういえば、彼はよくこうして空を見上げていたような気がする。
ただそれは本物ではない、人工的に作られた風景。
雲を追っていたのか、空の色を見ていたのか、彼は何を見ていたのか。
一番心囚われるところををわざと外すように、
それでもそこから離れ切れない思考に少しとまどいながら
細くため息をついた。

「しーぽーん!」
自分を呼ぶ声に、ハッとうつむけていた顔を上げると
遠くから良く見知った友人が、見つけたとばかりに大きく手を振っている。
「もう、またどこに行ったかと思ったらこんな所でー」
良く見知った、ではない。大好きな友人の一人だ。心の中で訂正する。
駆け寄ってきた彼女の髪は、夕日の光を浴びていつもより赤く鮮やかだ。
「アリサ。あれ?今日はこれから整備科の子たちと食事…」
「だったんだけどね。何となくそんな気分じゃなくて、断ってきちゃった」
にかっと笑う。赤い髪が跳ねた。
「最近しーぽん元気ないんだもん。私にまで伝染したって感じ」
「え〜?なにそれ、私のせいなの〜?」
心外だ。自分としては元気がないつもりはない。
ほんのちょっと、ぼーっとする時間が増えただけだ。
するとすかさずからかうような表情で
「思い切り、コータ君が居なくて寂しいですって顔してるもん。しっかりしてよ〜?」
カラカラと笑い飛ばす。これは彼女なりに心配してくれているのだ。
くすぐったい感じがして、それはとても嬉しい。のだけど。

違う、違うよ。そんなこと思ってない。思ってなかった。
そう、そこはわざと外していたはずだ。考えないようにしていたはず。
言葉は出てこなかった。 <> 2/8<>sage<>03/11/01 17:55 ID:Tk05zece<>

2週間前。音山光太は半年という長期ミッションにかり出された。
それまでも幾つかのミッションをこなし、今回も予想はしていたのだが
まさか半年という長さのものがくるとは思ってもみなかった。
ジェネシス・ミッションの時に白銀教官が話していた通り
人類が外宇宙に出る日が近づいてきている。
再建されたウルティマを拠点にしたデータ収拾。外に出るにも地図は必要だということらしい。
まさに地図を描く段階、学生だからという理由で半年間その作業に携わる。
彼はどことなく楽しみのようだった。
それは3週間前━━━━



「志麻ちゃん。どうしたの?難しい顔して」
それとももしかして気分でも悪い?と自分の右側を歩いていた彼が顔を覗き込んでくる。
そのセリフとともに、ただ不思議そうだった表情が心配する表情に変化した。
「えっ…、えぇ?別になんでもないよ。ちょっと考え事してただけ」
心の奥のほうで照れくさいような、嬉しいような感情が湧き上がる。
確か考え事の内容は、その目の前の彼に少し腹を立てていたはずだが。
あと少しで半年会えないのに。
彼は今までと何一つ変わらない。
それどころか光太くん、ミッションの内容に興味津々みたいだし…。
自分だけが、何かに追われている訳でもないのに
日が近づくにつれ、焦りを募らせているようだ。
私と一緒に居ることよりミッションの事しか見えてないのかな。
果てには、私よりミッションが大事?というどこかで聞いたようなフレーズがリフレインする。
きっと彼の中でその2つは比べる対象ではないのだろう。とは思っていても
頭から離れない。

そして光太がウルティマへ向かう2日前になって、彼女に限界が来た。 <> 3/8<>sage<>03/11/01 17:56 ID:Tk05zece<>
苦しい。
目を見て話せなくなっている。
頭の中がぐちゃぐちゃになって自分でも分からなくなっているが、
苦しさに耐えるためか
手を下ろしているその場所で着ている衣服を握り締めた。
そしてどうにか搾り出した「明後日だね」という言葉に
「うん。明日はインフィの最終調整に時間が取られそう」
とさらりと返された瞬間
その感情は瞳から溢れ出た。
頬を伝ってはたはたと服の上に落ちる。
何で私、こんなに苦しんでいるんだろう。
そんな、死別するわけでもない、たいしたことはないはずなのに。誰かに笑われてしまいそうだ。
そう自分を突き放してみても堰を切って溢れ出したものは簡単には止まらない。
口を引き結んで抑えようともしたが無駄だった。次から次へと零れ落ちていく。
そして一瞬冷静だった視点も、間もなくその流れにかき消されていった。



照明の光が、昼間より深く影を作る。
ここは自分の部屋だ。広いわけではないが、
ステルヴィアに入学してきたばかりの頃は2人部屋だったということもあって
ベッドも1つしか無い今の部屋は、がらんとやけに広く感じる。
すぐ傍には好きな人が困り顔で立っている。
自分はベッドに座って、光太くんはカウンターの椅子に座って、向かい合うように話していたのだが
私が泣き出してしまったお陰で慌てて立ち上がったのだ。
付き合い始めた当初と比べると随分、彼は背が高くなった。 <> 4/8<>sage<>03/11/01 17:57 ID:Tk05zece<> その彼が遠慮がちに口を開く。
「もしか、しなくても…僕のせい、なのかな」
何それ。
どちらかというと分かっていない言葉だ。
こちらの返事を待たずに、彼は付け加えるように言う。
「それなら正直な話、うれしいんだけど…」

え、
ええと、どういうことだろう。
目の前で人が泣いているっていうのに、うれしいって、それって━━
どうしていいか分からなくなって私は無言で抱きついた。
抱きついたというよりも、しがみついたと言った方が正しいのかもしれない。
同じくらいの強さで抱き返される。
段々と恥ずかしくなって目の前の服に顔をうずめた。
頬を流れる水分がじわじわと染み込んでいく。きっと彼は気にしてはいないだろう。
もう涙は止まりかけていた。
上目遣いにこっそりと様子を伺ってみると
見事に目が合ってしまった。しかも、笑顔。
「寂しい?」
なんでそんなに嬉しそうなの。
ケロっと言われるのでこちらが余計恥ずかしくなる。
そこにほんの少しの悔しさも加わって、ぷうっとむくれて見せた。
「あはは、可愛い可愛い」
どこかすれ違った反応が返ってくる。
多分今私の顔は真っ赤だ。火照っているのが自分でも自覚できる。
そして彼は軽く私にキスをした。 <> 5/8<>sage<>03/11/01 17:58 ID:Tk05zece<>
「ん、う…」
ちゅく、という音と共に唇が離される。
頭はぼうっとしているのに、音は何故かやたらと鮮明に聞こえる。
自分の心臓の音がドクドクとうるさい。
今私はベッドの上に。先ほどと違うのは寝転がっている点だ。
目の前には光太くんがいる。
組み敷かれている格好になるが適切な表現ではないように思う。
お互いに望んでこうなっているのだから。
離れた唇は顔の輪郭をなぞるように首筋まで下がると、つうっとそこに舌を這わせた。
ぞくぞくと甘い痺れが背筋を駆け上がる。
服は前がはだけて、胸はすっかり外気にさらされている状態だ。
とても恥ずかしい。
顔の横に置かれていた片方の手はいつの間にか場所を変えて、
胸の膨らみを優しく包み込んだ。
自分の体温が高くなっているのか、ひんやりと冷たい。
そのままゆっくりと揉みしだくと、指の腹で突起部分を掠めるように撫でた。
その刺激にビクリと体が硬直して無意識に息を詰める。
心臓がのどの奥に移ったかのようで、その規則的な音は頭にまで響き渡るようだ。
首筋にあった顔は胸元へ移動し、もう片方の突起を口に含むと舌先で転がす。
「ふあっ」
詰めていた息が吐き出された。呼吸が荒くなる。そして次の瞬間、 <> 6/8<>sage<>03/11/01 17:59 ID:Tk05zece<> じわり。とした感覚に朦朧としていた意識が一気に引き戻された。

やだ。恥ずかしい。
濡れ始めた部分はどこか分かっているのだ。ただただ恥ずかしくて、
それでも甘い痺れが頭の中を侵食していく。
それを知ってか知らずか、胸を弄んでいた手がするすると体のラインを辿って
その場所にたどり着いた。下着越しに触れられたとたん、声が漏れる。
窪みを確認するように指を動かされると、ビクビクと体が跳ねた。
「あ、んっ…ぁ…」
「志麻ちゃん、もう、こんなに…」
「ゃ、あっ」
耐え切れなくなって言葉をさえぎった。恥ずかしい。恥ずかしくて仕方が無いのに
奥底で直に触れて欲しいと望んでいる自分がいる。
恥ずかしくて死んでしまいそうだ。
その想いが伝わってしまったのだろうか。
下着が取り除かれ、躊躇無くまた指が這った。くちゅくちゅと卑猥な水音が部屋に響く。
感情が高ぶり、抑えられない。
「っ、あぅ…んっ、ひ、ぁっ」
涙がボロボロと零れ出た。
頬を伝う涙を彼の舌が優しげに舐め取っていく。
「ふ…ぅ…なんか…ちょっといやらしい…」
「…そう?」
実際はそれよりもいやらしいことをやっているはずなんだけれど。
すると突然、窪みをなぞっていた指が
その上の一番敏感な部分をこねるように押しつぶした。
「ひゃっあぁああっ…!!」
快感が体内で爆発し、熱が体中に飛び火する。
体がひきつけを起こしたように痙攣すると、足があらぬほうに跳ねた。
それがスイッチとなって、理性がはぎ落とされていく。 <> 7/8<>sage<>03/11/01 18:00 ID:Tk05zece<>
切ない。切な過ぎてどうにかなってしまいそうだった。
下半身から沸き起こるうずきは強くなるばかりで、無意識に腰が揺らめく。
貫いて欲しい。光太くんに貫かれたい。もう止まらなかった。
めちゃくちゃにされたい。そうすれば愛されていると実感できるような気がして。
「…光太くん…」
切羽詰った声で、息は震えていた。苦しげに。
彼は安心させるかのように目の前で柔らかく微笑むと
次にはその微笑みを消し、僅かに目を伏せてふうっと息を吐いた。
あの窪みに熱いものが当たる感覚。
体が敏感に反応し、喘ぐようにのどが鳴る。
縋るものを求め、彼の首に腕を回して引き寄せた瞬間
一気に打ち込まれた。
「………!!」
余りの衝撃に声を失う。
少し間をおいて私の呼吸が整うのを確認すると、ゆっくりと動き始めた。
「あっ…ぁっぁ…ふぁっ、あ…!」
どうしよう。どうしよう。凄く気持ちいい。
快感が頭の中を白く塗りつぶしていく。
苦しさと、切なさと、嬉しさと、気持ちよさと。
滅茶苦茶に混ざり合わさって、正気を保てなくなりそうな。
ああ、これは幸せなんだ。と
白色に侵食されている頭の中で漠然と思った。

次第にペースが速くなっていく。
じりじりと快感に追い詰められて、喘ぐ声もそのリズムに合わせて大きくなっていく。
ひっきりなしにスパークのような波が来るのだ。
もう駄目。もう駄目…!!
光太くんが眉根を寄せた切なそうな顔で、息を詰めて━━
ひときわ強く奥を貫くと
真っ白な世界の中で、私の意識は焼き切れた。 <> 8/8<>sage<>03/11/01 18:00 ID:Tk05zece<>

『重力カタパルト、準備完了』
『カウントダウンに入ります』
無機質なアナウンスが聞こえてくる。重力カタパルトには青い機体が微動だにせず佇んでいた。
整備が予定通りに進まず、出発が半日遅れたのだ。
インフィニティは先行している輸送船ガガーリンと合流し、ウルティマに向かうこととなる。
光太くんがインフィに乗り込む直前に、一言、声を掛けることができた。
本心は、早く帰ってきて、かもしれなかったし
もしかしたら、行かないで、だったかもしれなかった。
意に反して出てきた言葉は「頑張ってね」。
彼は何も言わずににっこりと微笑んだ。
自分に呟く。後悔するくせに。いや、きっとどの言葉でも後悔するのだ。
インフィが白い光を引いて遠ざかっていく。
今ここから離れないと、ずっと動けなくなりそうで
吹っ切るようにその場を後にした。
「半年なんて、あっという間」と自分に繰り返し言い聞かせながら。 <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>03/11/01 18:01 ID:Tk05zece<>
中途半端ですが以上です。

女性で読んで下さる方がいたら苦笑されそうだ…。
いや、男性でもですね。すんません。ホントすんません。
半年なんざ短いよ。という方は一年とか脳内変換してお楽しみ下さい。
(そういう問題じゃないな)
とにかくスレ汚し申し訳ない。保守になれば幸い。ではー <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>03/11/01 19:16 ID:REh4BAGW<> もつもつ。苦笑なんてしないぜ。
やっぱこの二人は定番なのかな。
これ以外のカップリングも見てみたい気もするが、王道は基本だよな。
これで職人五人目か? <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>03/11/01 21:34 ID:W1NRPapC<> 他のカップリングも結構書いている人居ると思いますよ。
問題は私が大騒ぎをしすぎてSS投下するため目立つ、かつ、私は光太×志麻 が非常に多い、というあたりに原因があるかと。



ごめんなさい(汗) <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>03/11/01 21:41 ID:W1NRPapC<> >>5
乙〜

即死防止のため分割書き込み。

うーん、私が最初に書いていたやつを思い出すと…ふっ…(汗)
いいですよー

一応気になったところを書いておきますが。
しかし私もレベルが、、なので、「直すと余計ひどくなる」可能性も考慮してください(汗)

と思ったら無いな…私が口出しする事はないです。
私が書いたやつ推敲して欲しいです(汗)

いいなぁ…、、 <>
◆mv/o.....k <>sage<>03/11/01 21:43 ID:W1NRPapC<> なお、このスレが落ちた場合立て直します。
ややこしいので発言は代行でしますが、同じ事をしてもまた落ちるので、
落ちたらアニメのその時点の最新スレで落ち合いましょう(^^;

私の非エロパロ用トリップは ◆HatON.IhRo です。 <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>03/11/01 22:49 ID:REh4BAGW<> 落とさせはしない!
みんな、合体だ!! <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>03/11/01 22:49 ID:XXRk+q2C<> >>5 苦笑なんてしませんがな。
志麻がいい意味で女の子で好きです。
この頃の半年ってすごく長いですよ。
ウルティマに行ってた80日でも、残された皆はかなり変わってましたし。

私はビッグ4中心に短めに書いてるものですが、
(というか、本命の笙人×ナジマが変人過ぎてエロが書けないのでその周りから……)
次は光太×志麻も使ってみようと思っていたところです。
光太がミッションに出て淋しい志麻ってあたりで
微妙にかぶるかと思われますが……ご容赦ください。 <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>03/11/01 23:19 ID:pLhT2Ueg<> 忍者を変人いうな〜(笑) <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>03/11/02 04:22 ID:qNDQg7El<> 各位様おつまれさまでつ。無事スレ移行ありがとうございました。

前スレが7月末から8・9・10月でつか・・・・本放送終わって今一ヶ月位でつかね。
なんとなく感慨に浸っておりまつ。心おきなく書き飛ばして次は年内でこのスレ終了でつね(笑)。
改名Kouta氏とこれでJOJO氏が帰ってくればそれも楽勝のはずでつがまあ急ぐ必要もありませんか。
そうですねそうでつともということで。 <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>03/11/02 04:36 ID:qNDQg7El<> >>5
乙です。志麻一人称でイタされている時の記述よろしうございまつね。
どういう風によろしいでつか、それはどこでつか、400文字居以内で、と突っ込んで聞かれましたら、
それは5/8の

>そのままゆっくりと揉みしだくと、指の腹で突起部分を掠めるように撫でた。

の部分がもしもたとえば

(彼の手が私の乳房を)そのままゆっくりと揉みしだくと、指の腹で(私の乳首の)突起部分を掠めるように撫でた。
(私は)その刺激にビクリと体が硬直して〜

の様に志麻の私は〜形式の独白文章であったならさらにわたくしは萌え尽きるだろうという位よろしうございました。
もちろんそのままでも結構でつ。ぜひここは志麻一人称でのアレとかソレを書かれての次作希望しまつ。

というか藻前自分の文章書くときには妄想にまかせて書いててそんなこと何一つ考えてないのにそんな事言って良いのか、とか
そこまで他人の文章に細かく注文付ける奴は普通いねえ、とか
イヤンな考えが今なんとなく頭をよぎりましたのでこれで去りまつ。
とにかく次作をお待ちして。ではー <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>03/11/02 21:43 ID:XmShVKs2<> 即死回避だ即死回避だ即死回避だ即死回避だ即死回避だ即死回避だ即死回避だ即死回避だ
皆さんもご一緒に <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>03/11/02 23:02 ID:sKyEJ7Q+<> >>21 いや、奴が変人じゃなかったら、
ステルヴィアに変人はいなくなっちゃいますよw。
逆さづりがほぼデフォルトの奴が、恋愛だけは普通だなんて思えないし〜。 <> 名無しさん@ピンキー<><>03/11/02 23:12 ID:KbSrGVsR<>                ___
            ,.、r "~:::::::::::::::::::``'‐-..、,_
         ,.r ",.-::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::: ヽ
       /::/::::::::::::::::::::::,、、:::::::::::::::::::::::::::::::::::ヽ
      / /:::::::::::::::::::::::/  `'ー 、_::::::::::::::::::::::: ',
.      / /    / ./        ヽ,  、    l
     /:::/:::::::::......//          ヽ  ..ヽ....:::::l
    ,'::::l::::::::::::::/             ヽ:::::::: ',:::::::l
.    l::::l::::l:::::::/_                  ',::::::::::',::::::l
   l::::l:::l::::::/~゙`'     -===- ,_      l:::::::::::',::::l
    l::::l:::l::::/r'、'ヽ      ,..、、、..,_ ヽ   l:::::::::::::!:::l
   l::::l:::レ l rイ::::::l     "O::::::::ヽ,     l:::::::::::::::,'.7''‐--、、
   l::::l::::!   !::::::::l      |:::::::::::::lヾ    レ'´ ヽ'ノ::::::::::  .
.    l::::l::::l   ヽ:::ソ      ',:::::::::::リ ノ   /  ノノヽ,:::::::::: ::
    l:::l::::l ⊂⊃       `ー- '     < ン/   ヽ,:::::: :
.     !:::l::::'、          ⊂⊃    ィー- '"      ヽ,: :
     !:::l::::::iヽ    ー--       , /j         ヽ,:
     |::::l::::::l  ヽ、        ,.、 '_,.r'ン1    < 私も保守します!
     |;/ ',::::l    ヽ,、.,,, ..、 _,',.、r,'"-''" L_
    l!  ',::::l   /''`iヾ`'ー''ソ''"     '、 ',
        _,ゝ::l‐''"  〈 `i:::l´     ,.、 "   ヽ、
    ,.、r''/:./ヾ;',    ヽ、l:::l  ___,,.、 '"       `'-、,
  /´  ./:./  ヽ    rノ:/               / >、., <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>03/11/03 13:07 ID:QlhN21zc<> ↓ 小唄としーぽんのちゅうちゅう <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>03/11/03 18:47 ID:YR8FREUc<> 即死は回避された
ミッションは成功だ!! <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>03/11/03 20:23 ID:MUviPEAL<> な、笙人 <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>03/11/04 10:59 ID:11I/DkDW<> いや、いつ敵が、
じゃなかった、神が来るかが問題だ。 <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>03/11/05 14:12 ID:QhuAWotd<> >>30
来年の1月に発売(予定)のゲームの出来次第で、再び大きな渦が来る…筈。
例えて云うならばセカンドウェーブ、が。 <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>03/11/06 00:45 ID:1orS081s<> 萌が足りない、、うーん… <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>03/11/06 02:20 ID:JblM6+Io<> 愛が足りない、、藻前のには元から愛は無かっただろって・・・・うーん…
それはそうでつたね ・・・_| ̄|○ <> 32<>sage<>03/11/06 13:56 ID:1orS081s<> ん?? >33私にレス?

萌が足りなくて、次のが書けないという発言です。
違ったら気にせず <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>03/11/07 02:28 ID:XG1QGfQE<> >>34
いえいえ。>32へのレスではありません。
愛が足りなくて、私も次のが掻けないという発言です。
ついつい文体パクってしまうのは多分パロが身に染みついたのだと思いまつ。失礼しました。
どうか気にされずに <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>03/11/07 20:43 ID:JzJw496A<> うおーレス頂けてる!
読んでくださり有難うございます。

>>5
職人4見習い1で。_| ̄|○

>>17
後から気が付くことがありましたらまたご指摘お願いします。
今更で覚えておられないと思いますが、前に駄絵を投下した者です。
あの時はセリフを付けて頂きこちらも有難うございました。

>>20
勿体無いお言葉です。
被るも被らないもないですよ。ホント王道ですし。
次作、無茶苦茶楽しみにしてます。

>>23
志麻一人称に一番苦しんだので、そう言って頂けると有り難いです。
独白文確かに萌えそうですね。なるほど。
いや、どんどんお願いします。
こちらこそ心待ちにしてます。しーぽん頑張れ…!(個人的心情) <> 36(=5)<>sage<>03/11/07 20:45 ID:JzJw496A<> すみません。
>>5 は >>15 の間違いです。
自分にレスしてどうすんだ。 <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>03/11/08 00:20 ID:gy/4Dmo+<> 真人×ミア ものいぼんぬ。
<> 名無しさん@ピンキー<>age<>03/11/09 01:48 ID:RbLQsLNB<> また保守しませう。 <>
◆mv/o.....k <>sage<>03/11/09 11:13 ID:0rPRQgQP<> >>38 ハァハァ読みたい <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>03/11/10 00:50 ID:NpotqxXE<> 書くつもりだったオムニバスが一向に書けないので、
笙人×ナジマ捏造過去編行きまっす! <> 五月病 1/5<>sage<>03/11/10 00:51 ID:NpotqxXE<> その時、私はステルヴィアから出られる方法を探していた。
同室の生徒は、どこかへ行ってしまって、手持ち無沙汰だったのもある。既にいろいろ、
つまり、ヨガとか声に出してお祈りとか部屋を暗くしてロウソクをつけるとかを、寮長に
禁止されてしまっていたので。
ジーンズにTシャツの軽装に着替えて地図を手にステルヴィア内を巡り、ようやく見つ
けたダストシュートから外に出るその途中。
上から人が降ってきた。
「何をしているの?」
間一髪で避けて、ロープで体を支えて、斜め38度程下から驚いた様子でこちらを見てい
る男に訊ねる。
「……修行だ」
蛍光オレンジ色のジャージ姿に、口元に覆面をした、目つきのきつい男。こんなところ
で、人に会うとは思わなかったのだろう。私も思わなかった。
世の中には奇特な人間がいるものだと思ったが、自分も人のことは言えないらしいこと
は、入学試験の時や、フジヤマで隣り合った生徒や、同室の少女の反応で既に知っていた
ので、流した。
「そう」
「君はどこへ行くんだ?」
「外」
彼もまた、それで納得したようだった。思えばここへきて初めて、最小限の言葉で話が
通じている気がする。
「俺もいいか」
「どうぞ」
そう答えると、本当についてきた。
どうやら、このあたりはあまり使われていないらしい。
宇宙服を上から着こんで、扉の横の計器を操作し、外に出る。
すると文字通り目前に、地球があった。存在していた。
緑の海に浮かぶ青い星は、まるで深海に1つ落ち込んだ宝石のようで、私の目をひきつ
けて離さなかった。
「地球は青かった……」
<> 五月病 2/5<>sage<>03/11/10 00:52 ID:NpotqxXE<> その言葉は、私の口を自然について出た。
「ガガーリンか」
故郷は、家はどのあたりにあるのか、そんなことは瑣末事で、地球それ自体の存在感が
胸に迫った。ファーストウエーブや、その後の人類の苦労や、4年後に控えているグレー
トミッションが、初めて自分のこととして感じられた。
「見ると聞くとでは、大違いね」
私は改めて、隣の男に目をやる。
彼のメットにも地球からの光が映って、表情は見えなかった。
「自分の眼で見ると、誰かの目を通して見るのも、違うな」
本当に。だからステルヴィアへ来たかったのだ、私は。
たった一月くらいで、同室の子に部屋替えを申し渡されたくらいで、忘れる所だった。
人造のステーションの中に、人間が蠢いているそのすぐ先には、無辺の宇宙が人の営み
を嘲笑うかのように広がり続けているということを忘れていた。
私達は黙って、エアの残量表示が危うくなるまで、宇宙を見詰めていた。

宇宙服を脱ぐか脱がないかのうちに、私達はごく自然に体を寄せた。
地球の光が熱に変わって内に溜まって何かを促しているようで、このまま帰ることなんて、できそうになかった。
私が、後頭部に回っているひらひらを引っ張っても、彼は抵抗しなかった。
白い布切れが私の手から離れて床を滑っていく。
彼の目の下と顎に多分メイクなのだろう、緑の線。
……やはり、変な男だ。
嫌いではないけれど。
でなければ、いくら感動を共有したからといって、初対面でこんなことはしない。
重ねただけの唇では我慢できなくて、深く口内に侵入する。彼の唇も口の中も乾燥して
いる。
宇宙服で長時間同じ姿勢を取っていて体が凝ってしまったのか、腕の動きがお互いにぎ
こちない。
そういえば、ビアンカの初搭乗でも同じようなことが起きた。
散々準備運動をさせられたのに、太股や二の腕あたりが凝って、筋肉痛になった。 <> 五月病 3/5<>sage<>03/11/10 00:53 ID:NpotqxXE<> 彼の指がぎこちないままに、服の上から私の胸を這っていく。
私達は同時に膝を折り、私は腕を彼の背中に回した。
彼がジャージの上着を私の後ろの床に敷いている。
ジャージの下は黒のTシャツだ。こちらの方が似合うのに、服のセンスの悪いこと。
お互いのTシャツを脱がせながら抱き合うと、火照った肌が、背中の寒さを忘れさせて
くれる。
少し焦ったような口付けが、私の体を降りていく。
唾を呑み込む音が聴こえて、動きがわかって、私は彼の頭を抱きしめる。
ジーンズを脱がされて、靴下を脱いで、下着を脱がされて。
「いいか?」
ほとんど前戯がないせいか、動作ごとの荒っぽさのせいか、少し躊躇って訊ねる彼に、
私は即座に頷いた。
今更確かめられる必要なんてない。
もう――ひょっとしたら、最初の口付けで、私の体は勝手に受け容れる気になっている。
羽虫が燃え盛る炎に飛び込むように、本能のレベルで、私はこうして彼に貫かれて、汗
ばんだ体を揺らして、体の奥深くから外の景色にそぐわない思いを引っ張り出してほしい
と、彼のそれを引きずり出してしまいたいと、願っていた。
嬌声を幾ら発しても、聞かれる心配はない。
際限なく高まっていく私の声に、彼もまたその絶頂で短い嘆声を洩らしたのを聞いた。

目を開けると、彼の指が私の短い髪を撫でていた。
先程までの荒っぽい動作とは逆に、その指は思いがけず優しい。
ステルヴィアに合格した時に切ったままだが、もう一度伸ばそうかと思った。
こんなふうに絡まる指がこの世にあるのなら。
お腹の底に溜まった、濁った感情の塊はもう私から脱け出て、冷気の中に溶けていた。
奇妙にすっきりした気分で、その代わりに純粋に、温められた欲望が私を支配していた。
私の横で寝転がって息を切らしている彼に、私は体を返して囁く。
「もう一回、しない?」 <> 五月病 4/5<>sage<>03/11/10 00:55 ID:NpotqxXE<> それから数日経って、私は一人部屋になった。
いまだに親しい友達はできないが、普通に話し掛けることはできるので、まあいいかと
も思う。
「ナジィ!」
訂正、フジヤマで隣り合わせの席だったケント・オースチンは例外的にしょっちゅう話
し掛けてくるが、実習クラスが別だ。
「ケント、何をして……」
彼の後ろから大講義室の段を降りてくる人物を見て私は、目を瞠った。
「あ、笙人。この子はナジマ・ゲブール。フジヤマで知り合ったんだ。ナジィ、こっちは
笙人律夫。話したっけ? 新しい同室者なんだ」
「あ」
「え」
私達は、しばし絶句した。
声変わりがすっかり済んでいるし、なんとなく上級生かと思っていたのだ。
15か16にしては、老けていると思う……人のことは言えないだろうか。
「2人とも、知り合いかい?」
ケントは私達の顔を見比べて、首を傾げる。
「あー、まあな」
「ちょっとね」
それ以外に言いようがない。あの日のことを思い出すと、体が火照ってきてしまう。
ケントから視線を外して、彼から私に話し掛けてきた。
「予科生だったんだな」
「貴方も。予科の制服、全然似合わない」
「人のことは言えないと思うが」
何を勘違いしたか、ケントは両の手で私と彼の右手を掴んで、合わせる。
「あー、経緯はわかんないけど、2人とも仲良く、な」
知り合う前に仲良くなってしまったから、今困っているのだが。
ケントのうさんくさい笑顔につられて、つい握手して、よろしくなどと言ってしまう。 <> 五月病 5/5<>sage<>03/11/10 00:56 ID:NpotqxXE<> よく寝ていたからと先に帰ってしまってごめんなさいとか、避妊してない気がするわと
か、相性いいわよねとか、言うことはほかにあるような気もするけれど、こうしてまた会
えたからには、また言える時もあるだろう。
握手を止める時に、彼の中指が私の手の平から薬指の先までを、丁寧になぞっていった。


――運命のなかに偶然はない。人間はある運命に出会う以前に、自分がそれを作っているのだ。ウィルソン――


END
<> 名無しさん@ピンキー<>sage<>03/11/10 17:29 ID:P/Viwo46<> すげえ!まさかナジマが見られるとは!
失礼ですが・・・以前晶×ジョジョを書かれた方でしょうか・・・?
違ってたらすいません。

ところで、前スレの作品に感想をつけたい場合は前スレに書けばいいんですかね・・・? <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>03/11/10 17:50 ID:bfq7INnC<> 確かに二人は老け気味かも……
でもそこもイイ!! <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>03/11/10 20:32 ID:GmzRa2OF<> 激しく(・∀・)イイ!!
ビッグ4大好きだーハァハァ(;´Д`) <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>03/11/10 23:33 ID:iQFM/lGC<> パープル/ナジマ

安〜部係〜長理系〜 <> 42-46<>sage<>03/11/11 08:23 ID:jw7YqeoO<> レスどうも〜
それなりに需要があるようで……? 
ホッとしますた。

>>47 晶×ジョジョは私ではないすね。
とてもとても、あんなマニアックなのは私には……
>ところで、前スレの作品に感想をつけたい場合は前スレに書けばいいんですかね・・・?
どうなんでしょうか。
私も知りたい。

>>48 予科の制服は着る人を選びます。
笙人とナジマを想像してみると、めくるめく笑いの世界へ逝けます。

>>49 同じくだーハァハァ(;´Д`)
5巻のジャケの笙人、最高です。

>>50 な、何!? <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>03/11/11 21:55 ID:a+q8fimD<> やってくれるぜステルヴィア!
http://gameonline.jp/soft/ps2/uchunostellvia/screenlist.html <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>03/11/12 22:17 ID:LV8ZC8lc<> ウルスラたんとか、草薙を投入してくれればよかったのに。
推しカップル引き裂くのは嫌だーよ。 <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>03/11/12 22:53 ID:oGWgEA00<> >>53
同意。
ifものとはいえ、何となく気分は良くないな。 <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>03/11/13 17:58 ID:Z74jFkwl<> ウルスラとかをキチンと認識できてるのって2ちゃねらーくらいだろ。 <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>03/11/13 18:17 ID:NUUYmrR6<> 赤ほっぺたん…… <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>03/11/13 20:39 ID:je9NMbGA<> なんか誤字が多いサイトだ…
これってオリキャラでいくんだよな? <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>03/11/14 20:48 ID:1+ejBHMn<> 久々に過去ログ読んでハァハァ(*´Д`) <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>03/11/15 00:19 ID:XYbecjni<> >>58
ハァハァ・・・何がお気に入りでつか? <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>03/11/16 06:33 ID:yZkklUDJ<> けっきょくあかまるほっぺは攻略不可能か、

だれかあかまるほっぺネタキボン <> アキヒカ?ワヤヒカ?ヒカ子<>sage<>03/11/16 11:55 ID:WO9OPSlS<> http://asadja.at.infoseek.co.jp/

食いすぎしーぽむ。 <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>03/11/18 23:09 ID:26aD19mG<> >>60 ……相手は? <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>03/11/19 07:37 ID:e/Upj4AB<> >>62
ウルスラたんがルームメイトと言う設定でっちあげて、
一挙両得ハード百合キボンヌ。 <>
◆mv/o.....k <>sage<>03/11/19 10:12 ID:wj+ILcNS<> 小唄×あかまるほっぺ

小唄はきちーく、人×p-
ですからね。

だめだ、、、、書けない、ネタがっあるけど
書くぞって気力が。 <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>03/11/20 13:18 ID:0ntc/+F6<> >>63 ハードじゃなければ、書けなくもない、かなあ。
ネタは出来たけど時間と気力がー。

>>64 蹂躙されるあかまるほっぺが目に浮かびますなあ。 <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>03/11/22 19:38 ID:tIoPW9Pw<> しーぽん <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>03/11/24 09:30 ID:Gsc6P2t3<> しーぽん <>
◆mv/o.....k <>sage<>03/11/25 06:44 ID:yIFdA4AR<> しーぽ・・

 【PINKちゃんねる】 新サーバ獲得会議
  http://qb3.2ch.net/test/read.cgi/operate/1069071468/

ただいまこちらにいるため、さっぱり進みません。
ごめんなさい、、 ●のお金がピンクに行かないなんてっ、知らなかった。 <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>03/11/26 00:29 ID:Ut6VSkHB<> 「初佳……んっ…」
「んん…っやよい!? な、何をするの?」
「あら? あなたは二年前、私に何をしたかしら?」
「っ……そんな…どういう…」
「ねえ初佳。わたしの言うこと、聞いてくれる?」 <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>03/11/26 00:30 ID:Ut6VSkHB<> 「あら初佳。こんなところで、どうかしたの?」
「やよい…。その、これ、もう…いいでしょ?」
「なんの話かよくわからないわ。ちゃんと話して」
「だから……こ、ここの、な…かの、外しても…」
「まあ。恥ずかしいところにおかしなものをつけているのね。いやらしい人」
「違う、あなたが…」
「わたしが?」
「…っ…く……どうして……こんなことに…っ…」
「あらあら、仕方ないわね。トイレに行きましょう。後ろの方につけかえてあげるわ」
「嫌……もう嫌…。許して、お願い…」
「言うことをききなさい初佳」
「嫌ぁ……」 <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>03/11/26 00:31 ID:Ut6VSkHB<> 「それで、何の話だったかしら?」
「んんっ、んんんんっ」
「こんなことはもうやめましょう、だっけ?」
「んんっんんんっ!」
「あは、すごい。見て初佳。これはなに? なんのおつゆ? ふふ、今日もいい感じね」
「やよい、あんた…」
「晶も見て。すてきでしょう。わたしの初佳。わたしだけの初佳」
「ど、どうかしちゃったの!? あんたなんてことを」
「騒がないの。あなたも後でちゃんと相手してあげるから」
「ふざけないで! 今すぐこれをほどいて! 何をかんが」
「おだまり」
「ひっ!?」
「あなたが覗き見なんかするからいけないのよ。 あたしだって、本当は初佳じゃなきゃ嫌なんだから」
「や、止め……」 <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>03/11/26 00:32 ID:Ut6VSkHB<> 「私を動けなくして、どうするつもり?」
「き、決まっているじゃない。あなたがしていることがどういうことなのか、身をもって知ってもらうのよ!」
「嬉しい。きっと楽しませてね」

「こ、こうかしら」
「…だめね、あなた。攻めのほうはまるきり」
「そんなことない、これから…」
「諦めなさい。今度教えてあげるから。みようみまねじゃ、縄の縛りも……甘いのよ!」
「きゃ!?」
「この、悪い子!!」
「!! やああっ、あああ!」
「…初佳。あなたがここに来るときはいつもビデオを回しているの。私の宝物。
 でも今日は、<町田初佳>が再び<藤沢やよい>をその手にかける様子が記録されてしまった」
「……!」
「もう、あなたは…」
「嫌あぁ! 嫌あああっ!!」 <> 名無しさん@ピンキー<><>03/11/26 16:07 ID:htcVjuOc<> イイ!!んだけど感想書き込んでいいものやら・・・
まだ続きがあったら悪いなーと思いつつ

あげ <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>03/11/26 16:18 ID:Egi0sLqn<> 必須科目の人ってまだいる? <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>03/11/27 00:14 ID:UuiMUBz+<> まだ居まつよ。とは言えこのスレでまだ一本も書いてないので微妙でつが^^; <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>03/11/27 01:38 ID:6AW1CeIc<> この流れのお陰で
僕の中でのある仮説が確信に変わろうとしています。
<> 名無しさん@ピンキー<>sage<>03/11/27 08:35 ID:lToED5cK<> な、なんだってー(AA略) <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>03/11/28 22:10 ID:hSeT9rkb<> >>75 読みたいです…… <> モJOJOJO<>sage<>03/11/29 02:44 ID:PwoVSuxy<> どうも。久しぶりに出現してみました。
時が経つのは速いですね。
もう放送が終わってどんだけたってんだよ。ってな話です。
前スレも読みまして、必須科目シリーズや
陵辱ステルヴィア等の続きが気になりまくっています。

>>14
志麻の心理描写が見事だと思います。
色々と発展性のある区切り方ですね。
でも終わりですか…勿体無い限りです。

>>42-46
うーわ。すーげ。
もうこんなの見せられるとゲンナリします。
なんというか「流暢」なんですよね。流れるような文章と言うか。
不自然さや歪曲的な部分が目立つ俺のSSに最も組み込みたい技術です。
なんかコツあんのかなー。

>>69-72
展開が目まぐるしく変化しますね。
地の文が無いにも関わらずシチュエーションを読み取らせるってのは凄いと思います。
続きが(あるのであれば)気になるんですけど…すいません。ご容赦下さい。
久々に書いてみたので貼っていきます。グロイです。嘘です。 <> ナジマの奇妙な冒険<>sage<>03/11/29 02:45 ID:PwoVSuxy<> ――――愛せよ。人生においてよいものはそれのみである。

 その一節が目に入って、ナジマは読んでいた本を閉じた。この時代において本というも
のは珍くなったが、やはりこの実感できる厚みというものはいいものだとナジマは思う。
「愛せよ。人生においてよいものはそれのみである」
 吟味するように呟く。
「愛せよ…」
 ナジマはしばらく呆けたような表情をした後、椅子から立ち上がって本棚に本を戻した。
時計を見ると午後五時だった。
「…………」
 出かけようかな。
 今日はもう予定がないので自室に篭って本でも読んでいようかと思ったのだが気が変わ
った。ナジマは必要な物だけを持って自室を出た。着替えるのが億劫だったから制服を着
たままだ。目的地は無い。歩くことが目的だから。
 時々あるのだ。何も考えずに歩きたくなることが。何も考えない時間も悪くないと思う
からこうして歩く。
 そういえば。とナジマは流れる景色を眺めつつ、思い出した。それは、こうやって同じ
ように散歩をしていた時の事だった。

「………蟹?」
 ぶらぶらと歩き続けて、突然そんな事を口にした。目の前にまさに『蟹』と思わしき物
体が存在していのだ。赤い色をした『蟹』は絶えずゆらゆらと揺れていて、ナジマは動き
に合わせて視線を動かした。
 何故こんな所に蟹が? <> ナジマの奇妙な冒険<>sage<>03/11/29 02:46 ID:PwoVSuxy<>  とても興味深かったので、その『蟹』の頭頂部を摘んでみた。『蟹』ではなかった。
「ぅぁ痛っ!」
 『蟹』ではなかったそれは痛覚神経への刺激を訴えた。手触りは明らかに『蟹』では無
かったが、生物ではあるらしい。おもしろいが可哀想なので、ナジマは手を離してあげた。
ナジマが『蟹』だと思い込んでいたソレは「何すんのよ!」という言葉を発して身体を反
転させた。どうやら人語を介する事ができるらしい。だがその謎は解けた。『蟹』のよう
なモノの下には人間の顔があったのだ。
「あれ! ナジマ先輩!」
 見覚えがある顔だった。あまり予科生の名前を記憶していないナジマだったが、彼女の
事は比較的よく知っていた。
「アリサ・グレンノース」確認するように呟く。
「どうも…あの、何で、髪引っ張るんですか」
 不満気に、そして不安気に呟くアリサ。変わり者の集まりであるビッグ4の中でも際立
って変わり者である、まさに変わり者と言われるために生まれてきたかのような存在であ
るナジマ・ゲブールに突然こんな事をされれば、不安になるのも仕方がないかもしれない。
「蟹、ではなく髪…詰まらない駄洒落ほど価値の見出せないモノはないわね」
 質問に答えずそんな事を呟き、ナジマは微笑んで見せた。
「その髪形はとても特徴的ね」
 その言葉に何を感じたのか、アリサは一瞬とても戸惑った表情をしたが、すぐに頭を下
げて見せた。「…ありがとうございます」
「あの…」
 アリサとは別の人間の声がした。ナジマが視線をずらすと、そこには頭にお団子を二つ
つけて、そこから一本ずつ長い髪を伸ばしている女の子がいた。この子は良く知っている。
「片瀬」再度呟いた。
 どうやら最初からアリサと一緒にいたらしいが、『蟹』に気を囚われて気づかなかった。
「こんにちは。えっと……」
 それきり口ごもる。話しかけたはいいが、特に言いたいことも無かったらしい。しかし
何かを話さなければならない、とパニックを起こしている。ナジマは何も言わずに次の言
葉を待つ。やがて志麻は意を決したように表情を固めた。そして口を開く。 <> ナジマの奇妙な冒険<>sage<>03/11/29 02:47 ID:PwoVSuxy<> 「あの……一緒にお茶でもどうですか!?」
「待てや!」
 アリサからツッコミが入った。そしてナジマから距離をとり、志麻の耳に口を寄せてヒ
ソヒソと囁く。
「ちょっと、意味わかんないよしーぽん」「え、駄目、かな」「駄目とかじゃないけどさ。
むしろ誘ったって事自体はいいと思うけどさ。それでも脈絡がなさすぎだよ。シュールす
ぎるよ」「だって何て言ったらいいか分かんなかったんだもん」「取り消そうか。夢幻で
あった事にしてしまおうか」「失礼だよぉ。もう言っちゃったし」「…貧乳め」「なんだ
と蟹野郎!」「ぬう…まぁいいか…ナジマ先輩だしね…」「そうだよ、きっと通じてるよ」
 一連の会話は恐らく常人には聞き取れないほど小さな声だったはずだが、常人ではない
ナジマには何の問題もなく聞き取れていた。何箇所か聞き捨てなら無い部分もあったが、
聞かなかった事にした。二人はそんな事とはいざ知らず、作ったような表情でナジマに笑
いかける。志麻は、自分たちがタダ券で映画を観た帰りなのだという事を説明した。本当
はやよい達とも行きたかったが、それぞれの都合がつかなくて仕方なくアリサと二人で映
画を観たのだという。いまはその帰りで、どこか喫茶店にでも入ろうとしていたらしい。
「そんなわけで、どうですか!」
 アリサが半ばヤケクソになって聞いてくる。
 これと言って予定も無いし、行ってもいいかもしれない。行こうかな。行こう。
 ナジマはそれほど考える事も無くそれを承諾した。「ええ、いいわ」
 そして三人で歩き出す。だが、ナジマはどうしても言いたい事があってすぐに立ち止ま
った。さっき志麻の存在を確認した瞬間から、いや、初めてあった時から言いたかった事
だった。
「片瀬」
 呼び止められた志麻は振り返る。アリサも不思議そうな顔をして同じ行動をとった。そ
れを見てナジマは僅かに微笑み、言った。
「あなたの髪形もとても特徴的ね」
「………ありがとうございます」
「………」

 あれは楽しかった。ナジマは思い出して少し笑った。考えてみれば友達付き合いで遊び
に行くという経験が乏しいナジマにはとても興味深くて新鮮だったし、何より本当に、純
粋に楽しかった。楽しいという事は素晴らしいことだ。 <> ナジマの奇妙な冒険<>sage<>03/11/29 02:49 ID:PwoVSuxy<>  ナジマには友達と呼べる人間が少ない。人が寄り付かないのではない。むしろ変わり者
ではあっても、他者への気遣いや時折見せるとても優しい笑みは男女問わずに好かれてい
る。しかしナジマのその性格故か、友達というよりは教官に近い印象を抱かれるのだ。初
佳やケントはその数少ない例外の一人だった。
 友達が少ないから寂しい、などと感じた事はない。子供の頃の記憶を探ってもそんな覚
えは無かった。興味が無いと言えば嘘になる。けれどそれほど重要な事だとも思わないと
いうそれだけの話。
それなのに。今は。
「…………」
 ナジマは全く人のいない食堂にたどり着いていた。階段を降りればそこには沢山の机と
椅子が綺麗に並べられている。そこは、電灯も落とされて暗闇が広がり、昼間の喧騒が嘘
かのような無音地帯。今までのステルヴィアでの生活は全て夢だったと言われれば信じて
しまいそうな程に人間がいた痕跡が無かった。ジェネシス・ミッションの所為で次々と学
生達や一般の人間は地球へと避難しているのだ。まだ避難しきれていない人間も、もうす
ぐいなくなるだろう。本当に夢だったらどうしようか。ナジマはそんな事を思いながら暗
がりの中へ視線を泳がせた。
 ふいに眼下で何かが動いた。忍者だった。彼もまた制服姿だった。ナジマと同じように
人のいないその場所に視線を泳がせている。ある筈のない喧騒の影を求めるように。ビッ
グ4、笙人律夫。ナジマはホッとしながら階段を降りていった。
「不思議な気分」
 笙人はナジマの存在に気づき、振り向いた。投げかけられた言葉には何も答えず、その
まま視線を元に戻した。
「学園で一番賑やかな場所なのに」
 そこまで言って、ナジマは笙人の隣で足を止めた。別に何かを期待していた訳ではなか
った。ただそこに彼がいたから、声をかけただけ。何か気の利いた言葉を言って欲しいと
か、そんな事は望んでなかった。けれど、
「夏休みだと思えばいい」
 笙人はそう言った。そして「終われば元に戻る」と付け加えた。 <> ナジマの奇妙な冒険<>sage<>03/11/29 02:51 ID:PwoVSuxy<>  ナジマは刹那の間呆気にとられて、
「ふ…ふふ…」
 笑ってしまった。微笑む事はあっても、声に出して笑ったのは本当に久しぶりだった。
「なんだ?」
 笙人は不思議そうな表情でナジマを見詰める。それが余計に拍車をかけ、ナジマは笑い
を止められなくなってしまった。
「夏休みって…ふふ…何それ?」
 暫く笑い続けた末にようやく喋ることが出来たが、少し口を開くだけでも必死だった。
「そう感じたからな。夏休みのようだ、と」
 あくまでも真面目に返答する笙人。ナジマは笑いを抑えるのに集中した。数秒かかった
が、それでも何とか落ち着く事に成功した。
「そんなに可笑しかったか?」
「とても。貴方みたいなのが『夏休み』って。子供じゃないんだから」
 そう言ってナジマは、今度は普通に微笑んだ。マスク越しの唇の動きで、笙人も僅かに
笑っているのが分かった。
「どうしてここに来たんだ?」
「別に…理由はないわ。強いて言うなら『なんとなく』」
「寂しかったのか?」
 冗談のつもりなのだろうか。けれど笙人は表情を動かさないままそう言った。ナジマは
肩を竦めて否定する。
「そんなんじゃないわ。そんなんじゃないけど…どうなのかしら」
「無くなってみて初めて分かるものもある」
「そうね…それは本当にそうだわ」
「震えている」
 笙人が呟いた。ナジマは自分の右手を開いて眺めた。確かに小刻みに震えていた。
「私…今どんな表情してる?」
「何時もと変わらんように見える」
「…そう」
 開いていた手を握り締めた。震えは止まらない。痛くなるほど硬く握り締めた。それで
も震えは止まらなかった。 <> ナジマの奇妙な冒険<>sage<>03/11/29 02:52 ID:PwoVSuxy<> 「何時もと変わらないが…何を恐れている?」
「恐がっているように見える?」
「少なくとも俺の目にはそう見える」
 笙人は以前、ウルティマでの任務で志麻に「音山と付き合っているのか?」と聞いた事
があるらしい。しかし否定され、その事についてケントに叱られたそうだ。ションボリと
した笙人は見物だったが、その後に「切腹の術」という謎の術を行いそうになって大騒ぎ
になった事がある。ようはそのくらい人の心情を察する事にニブイ男なのだ。そういう男
の言う事だから「怖がっているように見える」などというのは見当違いの可能性が高い。
けれど、現にこうしてナジマの手は震えている。
「笙人は怖くないの?」
「何がだ」
「…ジェネシス・ミッション」
「お前は怖いのか?」
「そうかもしれない」
「死ぬことが?」
 死ぬ。それは存在しなくなるという事。世界が終わるという事。
「そうね。でも、そうじゃない」
 そこまで言ってナジマは黙った。笙人は何も言わない。未だ震え続ける手を見つめなが
ら、ナジマは口を開いた。
「『なぜ死を恐れる。まだ死を経験した者はいないではないか』」
「誰の言葉だ?」
「ロシアの諺」
「じゃあ何が恐い」
「『私は生きることが大好きだから、死を恐れない。ただ、出来るだけ遅く死にたいだけ
だ』。byジョルジュ・シムノン」
 寂しかったのか? 先ほどの質問がナジマの中で反復された。
 そうかもしれない。いま自分は、寂しいのかもしれない。賑やかな食堂が好きだった。
仲が良さそうに話し合う学生達の姿を見ると心が温かくなった。志麻達と一緒に入った喫
茶店のコーヒーは美味しかった。ステルヴィアは、楽しかった。楽しいという事は、素晴
らしい事だった。
「死ぬことが恐いわけじゃない。私は、生きられなくなるのが嫌なのよ」 <> ナジマの奇妙な冒険<>sage<>03/11/29 02:54 ID:PwoVSuxy<>  そこまで言って、泣きそうになった。言っている事が支離滅裂だし、そんな事を今更口
にしている自分がとても恥ずかしかった。
「そうか。そうだな。それは俺もだ」
 左手を握られた。ナジマは驚いて笙人に顔を向けた。視線が絡み合う。
「ここで死ぬのはもったいないな」
 手を握る力が強くなった。未だ震える右手を握り締めたナジマは、正面から笙人と向か
いあう。それほど身長差の無い二人の視線はほぼ同じ高さで交差する。ナジマは握り締め
た右手を開いて笙人の頬に触れた。
 震えが、止まった。
 ナジマは笙人の顔半分を覆っているマスクに指を引っ掛け、少しずつ下げていった。意
外と端正な顔が露になる。そしてナジマは自分がこの素顔を一度も見たことがない事に気
づいて驚愕した。共に食事をした事もあるのにだ。
「さすが忍者」
 褒めてみた。笙人はマスク越しではない笑みを見せて、言った。
「『忍は忍ばなければならない』」
「…知ってる」
「誰の言葉だと思う?」
「…知らない」
「俺が作った」
「………………」
「まだまだあるぞ。『忍びって…」
「やめて」
 コツン、とナジマは額を笙人の額にくっつけた。少しだけ背伸びをする形になる。お互
いの息が触れあい、握り合った手は汗ばんでいる。触れた頬は暖かい。 <> ナジマの奇妙な冒険<>sage<>03/11/29 02:55 ID:PwoVSuxy<> 「私たちってそれなりに長い付き合いだけど」
「そうだな」
「今更気づいたわ」
「何がだ?」
「今更言うけど」
「何をだ?」
「………好きよ」
「誰の言葉だ?」
「…馬鹿」
 触れあいそうな程に近づいていた二人はさらに距離を縮め、唇を重ねた。握り合ってい
た手は解かれ、お互いの腰に回されている。きつく抱きしめあって、息が漏れて、身体が
熱い。少し息苦しかったが、ナジマはそれでも唇を求め続けた。そして自然な流れでその
場に押し倒され、いつの間にか制服を脱がされ、下着が露出した。そこで正気に戻る。
「…ちょっと待って」
「なんだ」
「どうしてこうなっているわけ?」
「…あれだ。接吻だけで終わって『続きは任務が終わってからにしよう』とでも言うつも
りだったんだが」
「だったんだが?」
「…済まない」
「済まないじゃな、あ、ちょっと脱がさないで。やめなさい…」
「『女の口から出る「いいえ」は否定ではない』。byシドニー」
「こういう時だけ…」
「俺も脱げばいいのか? さすがにここで裸にはなれんぞ」
「私はもう殆ど裸なんだけど…ってそうじゃなくて」
「手をどけてくれ。ただでさえ暗いんだ。見えん」
「……するの?」
「任務の失敗が即、死に繋がるのなら失敗した時の事を考えても仕方が無い。人類の滅亡
なら尚更の事だ。死んだ後のことなど興味が無いしな。それに俺は片瀬や音山を信じてい
る。仲間を信じている。当然お前の事も信じているし、何より俺は、俺の人生を信じてい
る。俺は死なん。お前もだ」 <> ナジマの奇妙な冒険<>sage<>03/11/29 02:56 ID:PwoVSuxy<> 「………」
「だから今は任務の事は考えるな。俺は今お前を抱きたいと思った。だから抱く。コズミ
ックフラクチャーやジェネシス・ミッションは、いまこの状況において何の関係も無い」
「笙…人」
「いいか? 止めるのは嫌だが、嫌なら止める」
 ここまでしておいて何を言っているんだ。ナジマは呆れて、そして思い出す。
「先に言っておきたい事があるわ」
「なんだ?」
「私、初めてだから」
「そうか」
「月並みだけど、『優しくして』」
「善処しよう」
 笙人は顎下にずり下げられたままになっていたマスクを完全に取り去り、ナジマに覆い
被さった。ナジマは露出してしまっている胸元を隠していた手をどける。残す砦は下半身
のみ。途端に燃える様な羞恥心に襲われたが、もう後戻りはできない。
 暫くナジマの裸身を眺めていた笙人だったが、それに満足すると全身に啄ばむようなキ
スを始めた。ナジマはむず痒くて身体を捩ろうとするが、笙人に押さえつけられて身動き
が取れない。抗議の視線を送ると、口を塞がれた。舌が入り込んでくる。蕩ける様なキス
だった。それでスイッチが入ったのか、その後の愛撫はナジマを戸惑わせた。笙人の触れ
た部分が熱を帯びて、ナジマの下腹部を刺激するのだ。
 熱い。熱くてたまらない。
 ひんやりとした食堂の空気がナジマの褐色の肌に触れるが、それでもこの熱気は治まり
ようがなかった。
「ん…う…」
 声が漏れ始める。黙っている事に耐え切れなくなってきた。いつの間にか下着が脱がさ
れ、ナジマは正真正銘に生まれたままの姿になった。外気に晒された『その部分』に笙人
の指が触れる。ナジマは様々な感情と何だかよく分からない感覚に動かされ、笙人の頭を
かき抱いた。それでも笙人はそこに触れるのを止めない。止めてくれない。ナジマは今度
こそ泣きそうになったが、唇を噛んで堪えた。 <> ナジマの奇妙な冒険<>sage<>03/11/29 02:57 ID:PwoVSuxy<>  指が差し込まれる。そこに入ったのはそれが初めてだった。
「ん、も、もう」
「牛か?」
「違うっ…もう、だめ…」
「分かった」
 身体中を駆け巡っていた感覚がそこで止まった。ナジマは笙人の頭を解放して乱れた呼
吸を整えていたが、ソレが視界に入ると息が止まりそうになった。笙人がファスナーを下
ろして露出させたソレをナジマに向けたのだ。
「なんてグロテスク…」
「失敬な」
 笙人は不満気に鼻を鳴らし、再度ナジマに覆いかぶさった。
「こういう局面になってみると、案外恐いものね。まさか、自分がこうする事になるだな
んて、思っていなかったから」
「今まで恋愛はしなかったのか?」
「微妙なところね。さほど興味がなかった、が近しい表現かも」
「宗教上の問題ではないのか」
「宗教なんてもう無いじゃない」
 ナジマが目線を笙人の股間に移すと、ソレは獣のように猛った。
「大丈夫だ。それほど痛みは無い筈だ」
「本当に?」
「知らん」
「………」
 ナジマは怒りを込めて笙人を睨みつける。だが突如走った鋭い痛みによってその瞳は見
開かれた。
「馬鹿…まだ心の準備が…」
「まだ先端部分が入っただけだ。辛かったら俺に思い切り抱きつけ。背中に爪を立てても
いい。食いちぎらない程度になら噛み付いても構わん。だから耐えろ」 <> ナジマの奇妙な冒険<>sage<>03/11/29 02:59 ID:PwoVSuxy<>  ナジマは言われたとおりに笙人を思い切り抱きしめた。異物が差し込まれる感触に歯を
食いしばって必死に耐える。笙人は少しずつ、少しずつ侵入を果たしていた。やがて、お
互いの下腹部同士がピッタリと重なった。
「…これで、全部?」
「そうだ。…辛いか?」
「…焼いた鉄の棒でも、挿し込まれているみたい…」
「焼いた鉄の棒を挿し込まれた事があるのかスマン冗談だ」
「動かないの?」
「平気なのか?」
「平気じゃない」
「そうか」
「ゆっくりね」
「わかった」
 ナジマが思い切り抱きしめていた腕を緩めると、笙人は緩やかに出し入れを開始した。
腹の中をゴリゴリと動いているのが分かり、同時に激しい痛みがナジマを攻める。
「ひぐ…!」
 結合部がジンジンと痛む。気が遠くなるような時間だった。それでもそれはどこか心地
よくて、ナジマは不思議な安心感に悶え、喘いだ。
 笙人も苦しげに息を漏らしている。これはこれでレアな光景だった。
「く…ふ…」
 笙人が声を上げ始めるのと同時に、膣内の性器がビクビクと暴れ始めた。
「もう、終わるの?」
「…ああ…」
「中には出さない、でね、ぁ…!」
 ナジマの胎内に熱いものが広がった。まるで腹の中が焼かれるような感覚。笙人は大き
く息を吐き出して、ナジマの胸に顔を埋めた。 <> ナジマの奇妙な冒険<>sage<>03/11/29 03:00 ID:PwoVSuxy<> 「…笙人」
「…なんだ」
「…話聞いてた?」
「…何がだ」
「中で出すなって…」
「安心しろ。『避妊の術』を使った」
「妙な術を使わないで」
 非難の目を向けても笙人は意に介さない。ナジマにはそれが少し気に食わなかったが、未
だに走る痛みのせいでそれもどうでもよくなってしまった。もう一度強く抱きしめる。制服
の上からでも分かる、逞しく発達し、それでいて柔らかな筋肉の感触がした。
「…笙人」
「なんだ?」
「…………ありがとう」
「…ふむ」
 どこか満足そうな表情を浮かべ、笙人は目を閉じた。そしてその直後、ナジマの耳に聞こ
えてきたのは寝息。驚いて笙人の顔を覗き見ると、寝ているようだった。
「ちょっと…こんなところで寝ないで…」
 肩を揺らして起こそうとするが、全く反応がない。しかも、揺らすたびに未だ繋がってい
る部分が痛むのだ。
「…まったく」
 ナジマはため息一つ、笙人を起こす事を諦めた。その代わりに、十分もして起きなければ
思い切り頬を抓ってやるつもりだ。多分起きないだろうからそれは実現する。ナジマはその
時の事を想像して僅かに唇を吊り上げた。
 そんな事とは露知らず、笙人は柔らかな胸の上で寝息をたて続けるのであった。

                                       完 <> モJOJOJO<>sage<>03/11/29 03:04 ID:PwoVSuxy<> っていう。
今回は改行の仕方とかを変えてみました。
読みにくかったら文句言ってきて下さい。
「アリサの奇妙な冒険」に比べれば、まぁ…ってくらいでしょうかね。
言葉を知らないからなー。無駄な描写がある気がする。
いや、俺の愚痴なんて心底どうでもいいですね。

とりあえず、これからもネタが思い浮かべば書いていくんで、しくよろ。では。 <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>03/11/29 09:20 ID:jkQgLVv4<> >>モJOJOJOさん
(・∀・)イイ!! (・∀・)イイ!! (・∀・)イイ!!
自家発電萌えの日々よグッバイ!
あ〜、幸せ〜。
私のは別にコツとかは……
パッチワーク的な書き方ですらありますし。
流暢とか言ってもらえると嬉しいです、
朝からいいもん読ましてもらいました。
落ち着いたら(w、まともな感想を書きに参ります。 <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>03/11/29 14:53 ID:ZGsgSgbH<> 神がキタ━━━━(゚∀゚)━━━━!! <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>03/11/29 17:01 ID:O+1vfNQm<> 神キター(つД`)激しく感動しますた。
読んでハァハァすることしかできない自分が情けないです…_| ̄|○ <> 93<>sage<>03/11/30 18:47 ID:oUjW0Y7k<> 落ち着いたので、来てみますた。
この変人同士でこんな萌えれるもの書けるなんて、すごいっす。
いや、脱帽。

指摘を一つ。
2人の身長差ですが、23話を参考にされたんでしたらば、
あのシーンの引きの絵は間違ってると思われます。
5話や17話、18話の写真あたりがわかりやすいですが、
頭一つくらいの差があるかと。 <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>03/11/30 21:37 ID:EglHhJlg<>            , -‐'゙゙゙゙゙~~:::::::::::::::::::゙''‐、
          /:/::::,:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::ヽ
         /:::::/:::::/:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::、:ヽ
        /::::/::::::/:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::i:::::ヽ
        /:::::i:::::::i::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::l:::::::i
        i_;;、l::::::::l:::::l::::イ:::/l/l::::::::/::l:::::l:::::::::l:::::::l
        l:::::l::i:::::l::::l::/l/‐l/l::::::::ノ:/lハ::/l/::::l::::::l
        !:::_l:::i:::::l/ィ''''"゙Tヽlノ l/ l,ィ‐-、!lノl:::ノl
        Y l:::i::::l/ l::::::::゚l     l::::::oヽ lノ::::l
         l (l::::::i:l ` ゝ- '      l::::::ノノ l:::::l 
  )'ーーノ(   ゝ:l:::::::l       i    ̄  l:::::l  |ー‐''"l
 / D  |    l::::::::l       __     ノ:::::l  l  D ヽ
 l   ・  i    .l::::::::ト    ヽ、_ノ    ノ::::::l  /  ・  /
 |  V  l  トフ彡l:::::l ` 、       / l:::::ノ   |  V |
 |  ・   |/   ̄フ、::::l、  > 、 _ , イミ>l/リヽ l  ・ |
 |  D   |       ̄\:i        l`ミゝlリ ヽl  D  |
 |   !!  |     /                  |  !! |
ノー‐---、,|    / │l、         |レ      ハ、_ノヽ
 /        / ノ⌒ヾ、  ヽ    ノハ,      |
,/      ,イーf'´ /´  \ | ,/´ |ヽl      |
     /-ト、| ┼―- 、_ヽメr' , -=l''"ハ    |  l
   ,/   | ヽ  \  _,ノーf' ´  ノノ  ヽ   | |
、_    _ ‐''l  `ー‐―''" ⌒'ー--‐'´`ヽ、_   _,ノ ノ
   ̄ ̄   |           /
<> モJOJOJO<>sage<>03/11/30 22:38 ID:0UdxGrOw<> レスどうもです。

>>93
そうですか。
まぁ感覚的な部分があるとも思うんですけどねぇ…。
要練習ですね。
ってか、
>頭一つくらいの差があるかと
なんだと!? 勘違いか!
クソ…やっぱ色んなシーンを良く見とくんだった…。
教えてくれてありがとうです。

>>94
神かぁ…。神になりたいもんだ。読んでくれてサンクス。

>>95
どうも。何でもいいから書いてみては?
色んな人のが読んでみたい。 <> モJOJOJO<>sage<>03/11/30 22:40 ID:0UdxGrOw<> >>97
キモっ! <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>03/12/02 05:56 ID:gxmLz9Bg<> 今23話を見て気付いたんだけど、真人と陽子てメル友なんだな。
ネタにはならないな。

りんなネタ希望 <>
◆mv/o.....k <>sage<>03/12/02 13:42 ID:Dm6COOFw<> 小 真人×陽子 は書いたけど、

どうも成長した二人とか、
真人×ミアとかは…情報不足だ。

一番問題なのは、真人はだれと付き合っているのか、
陽子とつきあってそうだな。。

志麻と光太ケコーン
真人と陽子ケコーン

…難しい。どういう関係になるんだ(汗) <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>03/12/04 15:03 ID:f9TUammy<> しーぽん <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>03/12/06 00:56 ID:ebsDi22m<> しーぽん <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>03/12/07 00:26 ID:Lnt0u/YB<> しーぽん <> 名無しさん@ピンキー<><>03/12/08 02:26 ID:Y2jNBwGu<> 本日放送の「ラジオのステルヴィア」にて続編の製作が発表されました。
放送時期は4月以降で未定

============================================================
野中     『…パート2ってあるんですかね?』
佐藤監督   『作ってるよ。』
野中&岸尾  『え━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━ !!! 』
佐藤監督   『いきなり絵というのはないけど
        製作ははじめてるよ。
        でも今テレビ本数多いからね。
        順番待ちってかんじ?
        来年4月とかはないけど。』
岸尾      『ケントとかどうなったんですかね?軍とか入ったんですかね?』
佐藤監督   『ん。パイロットになったね。あ、でも軍はないね。』
岸尾     『そ、そうですか、じゃあ攻略可能なキャラになるんですかね?』
佐藤監督   『攻略?何の攻略?』
岸尾     『その…恋とか恋愛ゲームみたいな…』
佐藤監督   『あ、その攻略ね。ハハハハ!』
岸尾&野中  『アハハハハ…』
佐藤監督   『・………』
岸尾     『ぶっちゃけパート2でどうなる・・・んでしょうね?』
佐藤監督   『どうしようかね?』
岸尾     『あ、でも僕ら新キャラでもオッケーですから!!』
野中     『あ、わたしもわたしもー!!』
佐藤監督   『・・・・・・』
野中     『じゃ、じゃあパート2はある?と?』
佐藤監督   『あるよ』
岸尾     『この番組はそれまで続けると…』
佐藤監督   『う・・・ん?』
岸尾     『…微妙なうんですね…』
<> 名無しさん@ピンキー<>sage<>03/12/08 02:27 ID:Y2jNBwGu<> あげスマソ <>
◆mv/o.....k <><>03/12/08 02:51 ID:846y2yfc<> 記念上げしーぽん!! <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>03/12/08 14:36 ID:gierg9Zp<> ステルヴィア2の主人公は




あかまるほっぺタソ!! <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>03/12/08 15:19 ID:EC2uO/GT<> ステルヴィア2の主人公は





笠人しか認めないッ! <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>03/12/08 15:56 ID:o58gqgyz<> おいっ!





笠人って誰だよッ! <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>03/12/08 22:53 ID:QXY1ZH3p<> >>109
何を言うか!







しーぽんvこーた の息子or娘に決まってんだろ! <> 名無しさん@ピンキー<><>03/12/09 01:13 ID:yP8fhY7e<> 真人だったり。 <>
◆mv/o.....k <>sage<>03/12/09 03:49 ID:JirimXqz<> 2は面白くない
というのが定説だしなんどもそう言うことがあったので不安だ…。
とりあえず、期待せずに期待しつつ待ちます(^^;

ミア出てくるのかな、、 <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>03/12/09 19:43 ID:OQRrNPqX<> ミアはいいから




律夫を活躍させろ! <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>03/12/09 20:08 ID:JirimXqz<> 小さい真人きぼんぬ <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>03/12/09 22:38 ID:BBSGSUVU<> 小さい真人と大きい真人って漏れには一緒に見えるのだが・・・
やっぱりここのスレ住人的には違うのか・・・(w <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>03/12/12 01:03 ID:rfPuVgqs<> しーぽん2 <>
◆mv/o.....k <>sage<>03/12/13 23:25 ID:nDemnqhA<> そろそろ頑張るかなとおもったら地震が2回も…
((((;゚Д゚)))ガクガクガクブルブルブル <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>03/12/15 10:31 ID:n68vWSTg<> しーぽん2 <> ちょっとお願い<>sage<>03/12/16 21:59 ID:NQTvG3+C<> 他スレの者ですが、ちょっとお願いです。
宇宙のステルヴィア Mission2からの引越しですが、699発言・430KBでの引越しは
早すぎませんか?
2つあわせても818発言・492KBと、1スレでギリギリ間に合う量(1000発言か500KBなので)です。
ご存知のように、エロパロ板は500までしかスレが立てられませんが、Misson2のように
「使わないスレ」も1つの場所を取ってしまいます。
Mission2は倉庫格納依頼をしますが、Mission4を立てられる際にはご考慮いただければと思います。

特に、このスレは読んでいないので、レスは不要です。ご意見・ご批判があれば
自治スレの方にでも書き込んでいただければ幸いです。

お楽しみのところ、無粋な書き込み、失礼しました。
<>
◆mv/o.....k <>sage<>03/12/17 03:24 ID:+5ms8iDT<> >>120
申し訳ありませんでした。自治の方にレスしました。


私の判断ミスでスレを早く立てすぎ…結果的に乱立状態になってしまい、
本当に申し訳ありません。

スレが削除された場合、どなたかが立てられるか、需要が無いという状態なら
Mission2などへ

落ちていたら

スレが無い作品のエロSSを書くスレ
http://www2.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1052910677/
など、

(人がいれば独立スレが立つと思われます…)

このスレが継続すれば従来通りということで(ラストになるような気はしますが)

どちらにしろ、今回のことは大変申し訳ありませんでした。
先ほど2が残っているのを見てびっくりです(汗)<落ちたと思っていた… <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>03/12/17 10:12 ID:xKPv198x<> >>121
Misson2は強制的に過去ログ倉庫に格納してもらいますので、
もし、削除依頼を出されているのなら取り下げられたほうがよろしいかと。
<>
◆cboFLV.7rc <>sage<>03/12/17 22:43 ID:dMyK/CEJ<> 前スレ685あたりで何回かスレ移行を促す書き込みをしていた者です。
元々は移行の話題が出た時に連載あつかいにしていたSSがありましたので
気にせずスパッとスレ移行して下さいね、という内容の物だったのですが
発言に責任がありますね。平謝りの上、陳謝させて戴きます。申し訳ありませんでした。

スレ強制削除された方は通達のみでこちらは見ないとの事ですが
一応、御挨拶まで。では <> モJOJOJO<>sage<>03/12/25 00:42 ID:6RvZBOsV<> みなさまメリークリスマス。
続編が決定したみたいですが、
GBAでもゲーム化するみたいですな。
とまあ、まだまだ終わらないステルヴィア。
俺も気が向けばまた作品書きますので。
それでは。 <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>03/12/26 01:30 ID:YrpzJINO<> Mission2は、スレストがかかり、しばらくすれば倉庫に入ることになりました。

>>123
「倉庫格納依頼=過去ログ=いずれはhtml化されて読める」
「削除=痕跡が残らない」
今回は前者ですね。
<> 名無しさん@ピンキー<>保守age<>03/12/30 05:42 ID:8IR/PnwV<> やよいにフラれたピエールを慰めるりんなキボン <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>03/12/30 23:59 ID:Qn5yc9X1<> 実習が始まった辺りから、しーぽんに隠れて体を重ね続けている
光太×やよいキボン
光太にやる気を出させようと声をかけている内に、つい犯ってしまい
深みにハマって抜け出せなくて苦悩するやよいとか…… <> 流れ筆者<>sage<>04/01/02 21:27 ID:RS1Vib1w<> 色々あってこのコテハン・・・・・ <> 流れ筆者<>sage<>04/01/02 21:28 ID:RS1Vib1w<> 色々あってこのコテハン・・・・・ <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>04/01/09 20:52 ID:A27fglz7<> どなたか、新作をお頼み申す <> 名無しさん@ピンキー<>mage<>04/01/10 04:02 ID:s1ImIha4<> >>127
光太×お嬢ってのもイイね <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>04/01/20 07:32 ID:Kk5p2+ql<> 自分の身体を洗いながら、晶はもの思いにふける。涙さえこみあげようとするのを押さえつけながら、
ジョジョは自分が選んだ男だろうにと自問した。どうやら私は、男女が付き合うということは
そういうことなのだという認識が不足していたように思う。例え、もしかすると
辛いときに無愛想な自分にも笑いかけてくれる人が、ただいて欲しかっただけかも知れなくとも。
あの晩、あいつは私に酒を飲ませ、服を脱がし、この胸をしつこく楽しんだらしい。今思うと
ずいぶん卑劣な真似をする。以前の私ならまず張り倒していたはずだ。しかし、半分でも身体を許したということが尾を引いた。
もう今は以前の自分とは決定的に違ってしまったような気がする。人は常に変わり続けるなどという話ではなく、
以前の栢山晶の場所に立って以前のように振る舞っていいのか自信がなくなったのだ。
あの夜を機に変わったのはジョジョも同じらしく、以来我が物顔で私を連れ回した。
あのときはそこまでやって止めてしまうような小心者だったくせに、次の夜には
“しゃぶってくれ”
などと言い出す始末である。全く単純な男だ。以前の私なら調子に乗るなと怒って噛み付いてやっただろう。
しかし私はどうしたらいいのか分からなかった。結局されるがままにそれを口に含み、
言われるままに舌を動かした。頭の中は真っ白だった。動きが激しくなり、来るかと身構えていたら、彼は突如私を突き倒した。
“ちょっ、と、ひど…”
取り付く島も無い。あいつは私の股を裂き、それを突きたてた。実感できなかったが、
その瞬間私はジョジョのものになってしまったのだ。それまでと異って、私は男の手がついた女になった。
ジョジョはすぐに私の中に出すものを出した。見たことも無い恍惚を浮かべたその顔を、私は恐いと思った。
「おい、早く出ろよ」
「うん…」
あいつはすっかり私をものにしたつもりなのだろう。この私の弱気で言いなりの様からすればそれは事実かもしれない。
とはいえ、あの男は私の恐れや怯えなど一生理解することはないであろう愚か者で、そう生まれついた。
成績もそれを証明している。哀れとも思えた。その男のものとなったこの私も。
「まだなのか」
今は、自分の思いなど無視してこの震えを隠さなければならない時だった。 <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>04/01/21 00:09 ID:9f9l4s5c<> >>132
(*´д`*)ハァハァ(*^ー゚)b グッジョブ!! <> モJOJOJO<>sage<>04/01/23 23:57 ID:apZnzYOM<> >>132
これは…!
ぬうう…!
確かにジョジョがそう出るなら晶も萎縮してしまうだろうな。
たった1レスなのにとても色んな要素がつまってると思います。

と、やっとゲームが発売しましたね。
まだ買ってませんが、そのうちやりたいと思います。
それでは。 <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>04/01/29 21:52 ID:NgG0HD5k<> ほっす。 <> 名無しさん@ピンキー<><>04/02/05 16:42 ID:3NqyvJ3v<> 帆主age <> 名無しさん@ピンキー<><>04/02/06 02:51 ID:CNrJw9DT<> アリサに足コキされたい <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>04/02/08 15:22 ID:Rti8QRcs<> ゲームをやる前と後で人気投票をしたら、一番順位変動の大きいのはアリサだろうな。 <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>04/02/08 19:05 ID:z3ZS5SFx<> モJOJOJO氏はゲームやったのかな?
アリサ好評みたいだからさぞかし嬉しいだろう。 <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>04/02/09 04:57 ID:BtOGXq/l<> 晶一筋だった俺もアリサエンドに満足でしたよ。 <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>04/02/10 01:54 ID:USg/F4Bk<> アリサEDってそんなにいいものなんですか?誰か詳細キボンヌ。 <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>04/02/10 23:29 ID:qWEViIuv<> EDだけ見てもしょうがないのでは?
いいのは全体的な印象でしょう。 <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>04/02/14 00:04 ID:fYPtb8YK<> 本科生の制服のストッキングってガーターなの? <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>04/02/15 23:23 ID:mHcvwyBB<> 遅レスですが、今日初めてこちらを拝見したので。

ナジマファンなんてほとんどいないと思ってたので、嬉しかったです。
しかもすごく上手い!
とても良いものを読ませて頂きました。ありがとうございます… <> 名無しさん@ピンキー<><>04/02/20 17:06 ID:+0kRv1Cr<> 倉庫消えた? <>
◆mv/o.....k <>sage<>04/02/21 10:54 ID:dOQCzKJ2<> 鯖トラブルのため復旧中です…。
ちょっと待って下さい。 <>
◆mv/o.....k <>sage<>04/02/21 11:16 ID:dOQCzKJ2<> 後回しになってました…すまん、直りました。
では。 <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>04/02/21 12:00 ID:locA87KC<> >>147
乙です。 <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>04/02/25 05:11 ID:SUEmd6Hd<> 巨乳、眼鏡、おっとりフェイスときたら、
やっぱりヤバイ人でないと…
というわけで、>69-72みたいな
やよい×初佳(鬼畜)をもっとオネガイシマス <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>04/03/06 04:48 ID:VBd6EWqK<> 保守 <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>04/03/07 23:35 ID:ovjQ6kEO<> ■真剣10代しゃべり場  http://www.nhk.or.jp/shaberiba/

オタクの何がいけないの? (2004年4月23日放送予定)
 提案者 : 14期生 意見募集中

僕は中3から、アニメに出てくる美少女キャラにハマっています。
アニメ系のグッズを集め、恋愛シュミレーションゲームに熱中する毎日で、美少女キャラに真剣に恋をするほどです。
恋愛シュミレーションゲームがあるおかげで、僕のようにモテない男子でも恋のドキドキ感やトキメキを感じることができます。
しかし周囲の人は美少女キャラに夢中になる僕のことを「オタクだ」と言ってバカにします。
一つのことに夢中になるのは、素晴らしいこと。
なのにスポーツやファッションとは違って、美少女アニメだとバカにされるのは納得いきません。
オタクの何がいけないの?
<> 名無しさん@ピンキー<>sage<>04/03/09 20:57 ID:s2lLnJUo<> 重複すれもここまでか… <> 名無しさん@ピンキー<><>04/03/13 00:02 ID:WfLihsUP<> GBA発売決定上げ

…落ちる? <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>04/03/17 10:24 ID:6VkqKStA<> >>149

設定的に前提条件アリでもよければネタあるけど?
<> 名無しさん@ピンキー<>sage<>04/03/18 02:19 ID:V/Imy5nD<> >154
是非お願いします。前提条件とは? <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>04/03/18 22:53 ID:T3hFJv4P<> >>155
最終回設定
初佳がある人物と「浮気」したことでお嬢が鬼畜なお仕置きをする <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>04/03/18 23:50 ID:V/Imy5nD<> >156
先生素敵です!
是非それでお願いします。 <> 156<>sage<>04/03/19 17:31 ID:O/vG0F7Z<> 近日ウプします <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>04/03/21 17:27 ID:mJLCCC7I<> ゲームの主人公との絡みを希望してみる <> Slave to love<>sage<>04/03/21 23:21 ID:onvZJE+8<> ステルヴィアU飛行訓練教官・町田初佳はその日の教務の全てを終え自室に
帰り着いた。
カードキーをインサートしようとして、ドアロックが開いていることに気が
つく。
誰かが自分の部屋に居る。
それが誰であるかは考えるまでもない。
そして普段なら、それは嬉しい事であった。
しかし今日は、今日だけは、部屋の中に居るであろう人物と顔を合わせるの
が怖かった。
(落ち着いて初佳、アレは気の迷いなのよ、そう、わたしさえ黙っていれば
何も問題はないのよ…)
そう自分に言い聞かせると、平静を装ってドアを開ける。
「ただいま、やよい」
部屋の中で本を読んでいた訓練校の最上級生・藤沢やよいに、内心の動揺を
抑えながら声をかける。
「おかえりなさい」
本から目を上げて、初佳に言葉を返すやよい。
まるでここが二人の部屋であるかのようなやりとり、それは実情においては
まったくもって正しい。
やよいは学業を終えると、自室に戻るべき時間まで初佳の部屋にいることが
日常だった。
逆に初佳がやよいの部屋に行くこともあるが、頻度としては圧倒的に初佳の
部屋で二人が過ごすことの方が多い。
最年少の教官初佳と最年長の訓練生やよい。
同年齢の二人の関係は親密と言うレベルを越えていた。
本を畳んで、足元に置いた鞄へと仕舞うやよい。
「今、お茶入れるわね」
「ありがとう、ノドがカラカラだったの」
「そう」
(大丈夫、いつも通りだわ…)
安堵する初佳からは見えない角度で、やよいの眼鏡がキラリと光った。
<> Slave to love<>sage<>04/03/21 23:23 ID:onvZJE+8<> 気まずい思いをした日から数日経って。
その日は珍しく初佳がやよいの部屋へと出向き、やよいが煎れてくれる
ミルクティーを味わっていた。
自分の部屋でも煎れてもらえるが、器具の揃ったこの部屋で煎れる方が
やはり美味しい。
初佳はこの数日、やよいの様子を伺っていたが、別段変わりはないこと
にようやく安心していた。
(アレはなかったこと、そう、もう忘れてしまえばいいのよ)
そう自分に言い聞かせる。
目の前で微笑んでいるやよい。
彼女と出会ってもう五年になる。
色々なことがあった。
努力家の常として高すぎる上昇志向ゆえに、既に揺ぎ無い友情を感じて
いた彼女を文字通り蹴落としてしまい、正気に戻って彼女を救出しよう
としたが果たせず、一度は決定的に関係が破綻したと思っていた。
その事を常に後悔していた初佳、だが彼女は自分がどん底に落ちた時に
側に来てくれた。
やよいは過去のことを許すとも何とも言わなかったが、その時はただ側
にいてくれただけで救われた。
関係は急速に修復していき、ついには前を遥かに上回る親密さに至って
いた。
その頃になると初佳は気づいていた、自分のやよいへの感情が友情では
なく恋愛感情だということに。
初佳は悩んだ、一度失った絆を取り戻せただけで満足、それ以上を求め
またこの絆を失うのは怖いと。
そんな彼女の悩みは、あのフラクチャーとの「闘い」の最中でにやよい
の気持ちを伝えられたことで霧散した。
二人の気持ちは一つだったと。
やよいの顔を見ながらそんないきさつを思い出していた初佳は、不意に
意識が遠退いて行くのを感じていた。
<> 名無しさん@ピンキー<>sage<>04/03/22 21:43 ID:8OhvpSXl<> 新作キター! <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>04/03/23 21:00 ID:57RBZa7g<> 途中っぽかったんでまだ早いかもしれませんが…
新作ありがとうございます!
続きを半裸で正座して待ちます。 <> 161 162<>sage<>04/03/23 23:13 ID:8aiBKfiT<> 期待されているようなので続行
近日続きをアップします



無反応だったらそのままフェイドアウトするしかなかったろうなw <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>04/03/24 00:48 ID:vTi5O7cD<> いや、完結してない奴には感想って書きにくいものなのよ。
ROM自体はまだ残ってると思うよ。 <> Slave to love<>sage<>04/03/26 19:41 ID:/UPMaqqm<> 「んんっ」
混濁する意識の中で、初佳は記憶を甦らせていた。
三年前、やよいと初めて結ばれた時の事を。

あの「告白」から何日かが過ぎていた。
モニター越しに熱烈な告白をした二人だが、いざ直に顔を合わせると
赤面してしまい、以前と同じか、むしろ少しばかりぎくしゃくとした
空気が流れていた。
それが急転直下。
人類を救う代償として帰るべき場所ステルヴィアを失った二人は一時
的に離ればなれになることが決まった。
後進を指導する教官への道を歩むことになった初佳と、まだ訓練生で
あるやよいでは行き先が違ったのだ。
再び共にいられるようになるのは、ステルヴィアが再建される時。
しばらくは逢えない…その思いが二人を後押しした。

元ステルヴィアの人間が一時的に収容されていた輸送船。
その格納庫の一角で、初佳とやよいは抱き合っていた。
「わたし、こうしたかった、ずっとこうしたかった、あなたと、初佳、
あなたと…」
「やよい…わたしも、わたしもよ、やよい…」
「初佳…」
重ねられた唇越しにお互いの熱い気持ちが伝わり、ただの接吻は次第に
お互いの身体の愛撫を伴ったものへと移り、いつしか二人は全ての衣服
を脱ぎ捨てて激しく身体を擦り合わせていた。
そしていつしか。
初佳だけがやよいの一方的な愛撫に身を任せ、切なく喘いでいた。
「どう初佳、ここは?」
「あっ、あっ、そ、そこはっ、やよいっ、あんっ」
「うふふふ、何て可愛い声を出すのかしら、好きよ初佳」
「あっ、ダ、ダメっ!」
あえぐ初佳の両脚を、やよいは両肩に乗せるように抱え込んでいた。 <> Slave to love<>sage<>04/03/26 19:43 ID:/UPMaqqm<> 「こ、こんな格好、は、恥ずかしい…」
「嫌なの?」
お互いにおっかなびっくりで始めた禁断の秘め事。
だがほどなくやよいが主導権を握り、初佳はただただ快感と羞恥に身を
震わせるのみになっていた。
「嫌なら止めるわ…」
トレードマークの眼鏡外したやよいの瞳は潤んでいる。
視力の悪い人間が裸眼になると目が潤みやすいのは確かだが、明らかに
それだけではなく、秘めたる感情の発露であった。
「い、いや…じゃない」
その瞳に魅入られたように、抵抗を諦める初佳。
「そう、いい子ね、初佳」
そう言うと、いきなり初佳の股を開き、そこへ唇を当てる。
「ああっ!…あうっ」
突然の激しい行為に驚愕、続いてすぐに快楽の叫びをあげる。
「初佳」
(こんなの、恥ずかしすぎるわやよい)
「初佳、初佳」
(でも、やよいになら…)
「初佳、初佳、起きなさい、初佳」
冷厳な声に半開きになっていた目が開き、ボケていた焦点が合う。
まず目に入ったのはやよいの姿。
「?」
初佳は夢から覚めても、まだ夢の中にいるのかと思った。
なぜならやよいは最近愛用している軽量のファッショングラスでなく
かつて二人が出会った頃から、たった今夢で思い起こしていた初めて
今のような関係になった頃まで使っていた、大きく丸い眼鏡をかけて
いたから。
愛しい相手の懐かしさすら感じるかつての姿
だがその眼鏡の下の目は、眼光鋭く自分を射ていた。 <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>04/03/27 10:49 ID:LOYGEOqP<> そうかなあ <>
◆mv/o.....k <>sage<>04/03/27 11:56 ID:1X346O07<> そうです <> 名無しさん@ピンキー<><>04/03/28 00:46 ID:0ixWiLPy<> ハッシュHosh エイジage <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>04/03/28 02:41 ID:lSBobIn1<> 投下ありがとうございます。
続きをさらに心待ちにいたします。 <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>04/03/28 12:45 ID:NaaQk5Yu<> 俺も待ってますよん <> 名無しさん@ピンキー<><>04/03/29 01:34 ID:1X6LBVw/<> 初佳の誕生日アゲ <> 名無しさん@ピンキー<><>04/03/29 23:04 ID:hafeTBvb<> エイジ [age] <> 156<>sage<>04/04/01 17:49 ID:nyLNcFsL<> 半月ほど多忙になるのでまだ序盤も序盤だけど更新凍結
投げ出すつもりはない、というか続けたくてたまらないのでスレ保守よろしく <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>04/04/01 18:06 ID:1sDADZK3<> >>173
やよいは鼻歌交じりにケーキを作って、初佳の部屋に持って行ったに違いないな。 <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>04/04/06 00:45 ID:9nj3EX1I<> そして

初佳「もういいわよ、そんなに盛らないでよ。食べられないから。ほら、ケーキお皿からはみ出してるし」

ってなったに違いない。 <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>04/04/06 18:11 ID:FAw6+YBy<> そこで女体盛りで生クリームプレイですよ。 <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>04/04/07 20:58 ID:aS+26CMM<> やよいケーキを貪り食う初佳 <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>04/04/07 23:33 ID:+fZKw+3W<> むしろ初佳ケーキを貪り食うやよい <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>04/04/08 22:02 ID:t8DAnyh5<> 生クリームまみれの二人の体… <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>04/04/09 09:24 ID:j8O5JQGs<> 丹念に舐め合うわけですな <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>04/04/10 20:29 ID:vkIRD6mt<> 生クリームと涎と汗と愛液が混じり合うわけですな <> Slave to love <>sage<>04/04/11 23:36 ID:mz4paJOq<> 「気分はどうかしら?初佳」
「気分?」
やよいの問いかけに訝しげに聞き返す初佳。
「まだ頭がクラクラしているんじゃない?」
「ええ、それは…」
「そう、やっぱり効いたのね」
「!」
この酩酊感はやよいの仕業?
信じられない思いで慌てて問いただす。
「紅茶にお酒でも入れたの?」
「お酒じゃないわ、目薬、それも今は生産中止になってる刺激の強い
物よ」
何でそんな物を入れたのかとさらに問いただす前に、やよいは初佳へ
近づく。
(えっ?)
思わず身を翻そうとする初佳。
虚空を飛ぶ航宙士である彼女の勘は鋭敏だ。
まだ五感がぼやけている、いやむしろ五感が鈍っているからこそ勘が
冴える。
その鋭い勘が、今までやよい相手には一度も感じたことのない邪気を
感じたのだ。
あの再会の時にも、こんな感じはしなかった。
初佳自身が原因の事故による最悪の別離から一年余り、やよいが再び
今は無き初代ステルヴィアへとやって来た時、彼女が自分を恨んでる
に違いないと思い込んでいた時も、こんな感じはしなかった。
(何なの、やよい?)
だが、身を翻そうとした彼女の肉体は、その場から動けない。
(!)
初佳の四肢は、椅子に座った形でその手すりや脚部に拘束されていた。
「や、やよい?何なのこれ?冗談はやめて!」
ただならぬ事態に、いつになく激しく言葉が口をついた。 <> Slave to love <>sage<>04/04/11 23:37 ID:mz4paJOq<> 「冗談?わたしが冗談でこんなことをすると思うの?」
基本的に人当たりの柔らかいやよい。
今、初佳に語りかける口調も穏やか。
しかし…初佳は激しい言葉で詰問した側から怯えた顔になる。
光の加減のせいか、やよいの眼鏡が鏡のように反射しその奥の大きな
目がまったく見えない。
その状態で自分に語りかけるやよいが、初佳は理由もなく怖かった。
「ねえ初佳、どうなの、そう思う?」
言いつつやよいは拘束された初佳の頬を撫でる。
その瞬間、今まで逆光で見えなかったやよいの目が不意に初佳の視線
に入った。
「ひっ」
先ほどよりもさらに鋭い眼光に、思わず声を出してしまう。
「どうしたの初佳?わたしが怖いの?」
「だって…こ、こんなこと…」
さすがに目が怖いとは言えず、拘束された手足に目鼻を向けて言い訳
する。
拘束されたことにも脅えているのであながち嘘でもないが。
「ああ、これはあなたが逃げないようにしたの」
「どうし…」
「どうしてこんなことを、そう聞くつもり?」
機先を制されて黙り込む初佳。
それをじっと見ているやよい。
重苦しい雰囲気の中、先に口を開いた。
「これからお仕置きしなくちゃいけないから、初佳、あなたをね」 <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>04/04/12 08:51 ID:PtFw1j0Y<> キター! <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>04/04/12 18:40 ID:dhXS8MnR<> きてるきてるきてるきてる! <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>04/04/14 02:20 ID:9FLs5DYo<> キタ━━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━━ !!!!!!

あ、感想書かない方がいいのかな…。 <>
◆mv/o.....k <>sage<>04/04/14 03:46 ID:+lrQqSNv<> なんか、参加していない私が倉庫持ってるのも、、
問題があれば他の方がどうぞ。
消えたらごめんなさい。

あぁ、ステルヴィア、懐かしの…… <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>04/04/20 18:48 ID:uXUniGkk<> 補修 <> Slave to love<>sage<>04/04/21 19:29 ID:QP6Btb9m<> 「!」
やよいの言葉に対し、初佳は「何故」と理由を問うことも「冗談でしょ」
と誤魔化す事もしなかった。
彼女には思い当たることがあったからだ。
あの日の、たった一度とはいえ仕出かしたやよいへの裏切りが。

「これは…」
航宙過程新入予科生のビアンカ実習を終え、各機体の使用後状況確認をして
いた初佳は、シートの上に落ちていた古風なロケットを見つけた。
忘れ物、というか落し物だろうと見当をつけ、この機体を使っていた生徒を
チェックする。
「…彼か…」
初佳の脳裏にその生徒の顔が浮かぶ。
成績は全て中の上。
人当たりがよく、面倒見が良い。
一見して人畜無害そうなその生徒の名は…片瀬真人。

初佳は真人が苦手だった。
かつての彼の姉、片瀬志麻との間にあった諍いが原因ではない。
同じようなことをしてしまったやよいと友情を取り戻し、愛情までもはぐんだ
ように、志麻との間には何の感情的なしこりも残っていない。
真人個人に起因する苦手意識だった。
それは決して嫌悪感ではない。
彼の柔和な笑顔を見ていると、何故か引き込まれそうになってしまう。
心のうちを曝け出しそうになってしまう。
やよいには心を開いたものの、未だにどこか頑ななところが残っている初佳は
迂闊に他人に自分の中に入って来られることを極端に恐れる。
そんな彼女にとって、自らの内面を曝け出してしまいそうになる相手を心の奥
底で畏れるのは当然のことだった。 <> Slave to love<>sage<>04/04/21 19:30 ID:QP6Btb9m<> 真人と似たようなタイプの男を初佳は知っている。
音山光太。
志麻を危険な目にあわせた自分を面罵した少年。
そして和解した後は、志麻との関係が上手くいかない悩みを、恋愛経験などは
ほとんどない自分に相談していた、極めて有能だがどこかが抜けている少年。
結局は相談相手になっただけだったが、基本的に男性の苦手な初佳にすれば、
まったく脈がないにもかかわらず今もってなおめげずアプローチを続けている
ケント・オースティンの次くらいに親しい付き合いの相手と言える。
だが光太と真人は似たようなタイプながら明らかに違っていた。
どちらも穏やかで人当たりがよいが、人付き合いに関しては如才ない真人と、
口下手で人の気持を察するのが苦手な光太。
その程度の違いはちょっと二人を知れば誰でも思い浮かぶ。
初佳が感じているのはもっと本質的な違いだった。
そう、二人とも人畜無害と評されている。
だが本当に人畜無害な光太と違い、真人にはどこか危険な面がある。
彼自身には悪意はないだろう。
おそらくは生来の何かが彼に危険な要素を与え、そして初佳の研ぎ澄まされた
感覚がそれを察知しているのだろう。
それが何かは具体的にわからないのだが。

しばしの追想の後、現実に立ち返りロケットを手にした初佳は考える。
これを預かっておくべきか、届けてあげるべきか。
そしてわざわざ届ける必要はないが落し物を預かっていると連絡する、という
常識的な線の結論を出した彼女がそれを仕舞おうとした時、不意にロケットの
蓋が開いた。
意図的に見るでもなしに、中の写真が視界に入る。
真人と一人の女性が親しげに、いやむしろ仲睦まじげに並んでいる写真が。
初佳は意外な物を見た思いだった。
その女性は真人よりもかなり、いや自分よりも明らかに年上。
かつての師にして今は上司のレイラ教官や、蓮先生と大差ない年代だったから。 <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>04/04/21 22:10 ID:yQBYmhAx<> GJ!…さすがです。 <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>04/04/22 06:32 ID:56ddD3Ea<> キタ━━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━━ !!!!!! <> 名無しさん@ピンキー<>age<>04/04/22 17:18 ID:Er6p/FUe<> ヽ( `Д´)ノ <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>04/04/25 11:33 ID:qK3Qtrs/<> 保守 <> Slave to love<>sage<>04/04/26 23:56 ID:3+KFF4Oz<> 年上の女性と、真人のあまりにもいい雰囲気を漂わせている写真。
初佳はとんでもない物を見たという思いに駆られる。
相手の女性は母親にしては若すぎるし、志麻以外に姉はいないはず。
さりとて従姉の類ではないだろう。
そもそも親類相手という感じではないのだ。
(まさか…でも…)
あまりに大きな歳の差に、常識は否定する。
それでもその常識を打ち砕くほどの圧倒的な説得力を持った雰囲気が、写真の
二人の間には流れている。
どう見ても二人はカップル、特別な関係にあるということがさほど経験のない
自分でもはっきりわかるほどに。
(片瀬君に、こんなに年上の恋人が…)
温和で懐が広く、下手をすると自分などよりも色々な面で大人では、などと時
として思わせることのある真人だけに、にわかに信じがたいことである反面で
ある種の説得力も感じた。
「…可哀想に…」
思わず口をついた言葉。
それが向けられた対象は彼女の生徒の一人、真人の同期生のミア・グレンノース
だった。
実姉である初佳もよく知る勝気で気丈な整備科の主席学生アリサ・グレンノース
とは違って、どことなく才能が開花する前の片瀬志麻を弱気にしたような雰囲気
のミアは、真人の気配りに満ちたフォローの恩恵を最も強く受けている人物で、
それに対する感謝の念が恋心に転化していることは、生徒とプライベートな付き
合いをしていない(深すぎる付き合いをしているやよいは本科生なので彼女の生徒
ではない)初佳ですらわかるほどあからさまな物だったから。
端から見て真人の方には純然たる好意はあっても恋愛感情は感じらないが、恋人が
いるといないでは大違いだろう。
この事実を知ったミアが落ち込んでしまうことが心配だった。 <> Slave to love<>sage<>04/04/27 00:03 ID:lNOn66MW<>
(それにしても…この人、どこかで…)
相手の女性の顔をどこかで見たような気もするが思い出せない。
「いけない」
不可抗力とはいえ、他人のロケットの中身を見てしまったことに軽い罪悪感を
覚えて慌てて蓋を閉めようとした、その刹那。
「あのー、町田教官(せんせい)」
機体の外からかけられた声に、初佳の心臓が止まりそうになる。
恐る恐る振り向くと。
当の片瀬真人その人が機体の前に立っていた。
「か、片瀬君っ」
心臓を突然わし掴みにされたような驚きを、航宙士として鍛えぬいたメンタル・
コントロール技術で押さえ込み、真人に振り向く初佳。
「すいません、さっき機体の中に落し物をしたみたいなんです」
初佳はタイミングの悪さに天を呪う。
真人の落し物が何か別の物だったら、あるいは蓋が開いて中身を見ることさえ
なければ。
わざわざ知らせる手間が省けて好都合、はい、と手渡してそれで終わりだった
のに。
中身を見てしまった今は、動揺が顔に出るのが心配で真人の顔すら直視し辛い。
「これのことかしら?」
やむをえずコックピット回りをチェックしているフリをしつつ、後ろ手でその
ロケットを差し出す。
忙しくて手が離せないのでまともな応対が出来ない、ことを装う。
これなら顔を合わさなくてもそんなに不自然ではない、名案だった。
…だったのだが。
「ありがとうございます…教官、見てしまったんですか?」
ギクッ。
再び心臓を掴まれた感覚に、再び振り向くと。
彼女の掌の上のロケットは蓋が開いたままだった <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>04/04/28 01:37 ID:LIWjSvb0<> キテル━━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━━ !!!!!! <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>04/04/28 04:00 ID:wSH9mvXZ<> 丁寧に書いてくださってますね。
どんなに時間がかかっても、続けていただけると嬉しいです。
感想は完結してからということで。 <> Slave to love<>sage<>04/04/29 23:47 ID:2o+IqZW0<> 自らの失態に天を仰ぎたくなる初佳。
蓋をしめようとした時に声をかけられてしまったため、ついついしめ忘れて
いたらしい。
「ぐ、偶然開いてしまったの、ほ、本当よ」
動揺を露にして必死に弁明する初佳の顔に、真人が視線を向ける。
(イヤッ)
初佳が苦手とする、全てを見透かすようなその目。
特に威圧的でもなければ、疑い深げでもない。
むしろ温和と言ってもいい。
なのに何故か心の奥にま見透かされてしまいそうな、いやそれ以前にこちら
から全てを曝け出してしまいそうになる、北風と太陽でいえば太陽のような
まなざし。
失態の動揺と、苦手な目で見つめられている動揺。
二つの相乗効果が彼女の卓越した平衡感覚を一時的に麻痺させ。
ビアンカ・コックピットの簡易タラップから足を踏み外した初佳は真人の方
へとよろけて落ちる。
「おっと」
まだまだ成長しきっていない、背丈も初佳より低い真人だが、流石に鍛えて
いる少年、倒れ掛かって来た初佳を難なく支える。
ビクンッ。
初佳の身体に電気が走る。
教え子の少年とはいえ男性に、真正面から抱きついているという事実。
「は、離してっ」
思わず強い口調で言うと、真人を突き飛ばすようにして離れる。
そのまま力なくその場にへたりこむ初佳。
そうしてから、自分の過剰反応に自分自身驚いて真人の方を見る。
見ると特に初佳の行動に気を悪くしたようでもなく、相も変わらず温和な
笑みを浮かべる真人であった。

<> 名無しさん@ピンキー<>sage<>04/05/01 05:45 ID:6ZnmRdZC<> ごくり。 <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>04/05/02 19:15 ID:eRsWpte1<> うん <> 名無しさん@ピンキー<><>04/05/05 13:16 ID:f9epKQCj<> もぉぉおえ。 <> Slave to love<>sage<>04/05/05 22:12 ID:6Eoesol2<> 「ご、ごめんなさい」
とりあえず、支えてくれたのに突き飛ばすような真似をしてしまったこと
を詫びる言葉が、初佳の口からこぼれる。
すると、別に気にはしていませんよとばかりに首を横に振った後で真人の
口が開く。
どんな言葉が出るのか固唾を呑む初佳の耳に聞こえたのは。
「すいません、返してもらえます?」
初佳はまだ真人のロケットを手にしたままだった。
「は、はい、これっ」
慌ててそれを差し出す。
真人がゆっくりと手を出してそれを受け取り、しげしげと眺めると視線を
初佳の顔へと移す。
そしてまた視線を戻す、蓋の開いたままのロケットに。
交互に視線を動かす真人の行動がまるで自分が中を見たことを責めている
ように感じられて。
「そ、それは偶然開いてしまったの、わ、故意とじゃないのよ」
先ほど言ったことをもう一度繰り返す初佳。
そして言ってしまってから後悔する、むきになって否定するなんて、逆に
あやしまれるではないかと。
そんな初佳を見ていた真人は。
「クスッ」
小さな、本当に小さな笑い声を漏らし。
「ええ、わかってますよ、町田教官はそんな人じゃないって」
そう口にするが、初佳にすればそれはまったく自分を信じていないかのよう
に聞こえた。
真人らしい、物事を丸く治めようという、大人の態度
本来なら自分には非がないのだから、真人にどう思われようと関係ないはず
なのに、その時何故か初佳はそれが気に障った。
「信じていないでしょ!」
強い口調でそう言うと、立ち上がり真人へと詰め寄った。
<> Slave to love<>sage<>04/05/05 22:15 ID:6Eoesol2<> 「あなたはいつもそうね、上辺は素直でいい生徒だけどそうやって大人びた
態度で回りを見下してるんじゃないの?私達教官のことも!」
言ってしまってから、自分が何を口走ったのかに初佳が気づいた時には、
すでに感情の全てを吐き出した後だった。
真人に常々感じていた、自分の全てを見透かすような雰囲気。
まさに今の初佳はそれに乗せられ教官が生徒に言うものとしてはあるまじき
言葉を吐いていた。
「あ、あの…」
自分の言葉に俯いてしまった真人、傷つけたのかと狼狽する初佳だったが。
不意に顔を上げた真人は…まだ微笑んでいた。
そして続いて真人の口から漏れた言葉は。
「町田…いいえ、初佳教官って、可愛いですね…」
「ええっ!」
予想外の言葉が初佳を直撃した。
「こんなに素直で生真面目な人、あんまりいないですよ、可愛い人だ」
(何を言い出すの、この子)
もう初佳はパニック状態に陥っている。
怒るか、あるいは今までのように気にしないように振舞う大人な対応をする
と思っていた真人が、教官で年上の自分に対し「可愛い」などと言い出すの
は想像の範疇のはるか彼方だった。
しかも今まで町田教官と呼んでいた自分を初佳教官と。
とりあえずまだ「教官」をつけてはいるが。
「僕としては人を見下したりしてるつもりはないんですけどね」
真人の言葉を、まだパニックから抜けられない初佳は黙って聞く。
「ただどうしても人のフォローに回るのが習い性になってしまって、他人の
することを予測して『先回り』するくせもついてしまったんです、頼りない
姉をもって生まれた弟の悲しい性なんです、もしも気に障ったならあやまり
ますけどね」
「そ、そんな、謝るのは私の方よ、生徒にあんなこと言うなんて」
慌てて謝罪する初佳を、真人は視線を外さずにずっと見つめていた。 <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>04/05/05 23:38 ID:CT1Mok1i<> gokuri <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>04/05/06 02:19 ID:36z852z7<> un <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>04/05/07 05:04 ID:4BFniGL0<> いいね。連載はいい。 <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>04/05/09 10:45 ID:4lsiYUzL<> 捕手 <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>04/05/12 00:57 ID:Q105wFkF<> hosyu <> Slave to love<>sage<>04/05/12 22:12 ID:NG7smbHG<> 狼狽する初佳を見て、自分の目論見通りことが進んでいることを真人は確信
していた。
ロケットを機内に置き去りにしたのは故意だった。
整備班の整備の前に生徒の機体使用状況をマメにチェックする初佳の几帳面
さを知っていたから。
中を見てくれればそれでよし、仮に見なくても、学業のこと以外で接触する
機会を得られる。
果たして初佳は、偶然か故意かは真人には判別しかねるが、中を見て露骨に
動揺している。
(思ったより、早く落ちるかな)
人当たりのいい笑顔の仮面の下で、真人は舌なめずりをした。

温厚で面倒見のいい人間の出来た少年。
そういう真人の「外面」は決して演技ではない。
幼少時代からずっと、優秀だが精神的安定に欠けるため失敗の多い姉の不始末
の尻拭いをしてきた真人は、多少のことは笑って許せるし、他人のフォローを
するのもさして苦ではない。
だが人間とは一つの形質だけで構成されるほど単純な存在ではない。
他人の過ちを許せる心の広さを持つ真人は、一方で人として許されないことを
平然としでかす。
つまり、他人に甘いかわりに自分自身にも甘いのだ。
それでも世知に長けた真人はそれが世間的に認知されないことであると充分に
承知しているので、自分のそうした一面は包み隠しておいた方が無難だと思い、
事実誰にも気づかれずにいる。
その真人に欠けている人としての道理は「貞操観念」と言われるもの。
彼には好みの異性に対しての欲求を抑えることは出来ない。
自分にステディがいようと、相手がフリーでなかろうとまったく躊躇しない。
正確には時間的・空間的問題から状況が改善されるまでに一時的に抑制すること
は出来るが、完全に消し去ることなど出来ないし、するつもりもなかった。 <> Slave to love<>sage<>04/05/12 22:13 ID:NG7smbHG<> 真人が初佳への興味を持ったのは、その美貌と才能にもかかわらず、地味という
か慎ましやかな人格からだった。
史上最年少のパイロット教官で、ショートカットの似合う凛とした美女。
本来なら光り輝いているべき人間なのに、初佳はどこか控えめなところがある。
もちろん自分のパイロットとしての技能に関しては、実力に裏づけられた絶対の
自信を持っているが、パイロットの立場を離れた一個の人間としてはむしろ淡白
といってもいい。
まるで貪欲に何を求めることを戒められてでもいるかのように。
人間観察眼に長ける真人が興味を持つのは至極当然ともいえたが、その興味から
一足飛びに「落としてみよう」と考えるあたりが彼の隠された人格破綻の現れ。
一度思い立った彼の前に、教官と生徒などと言う立場など何の制約にもならない。
ましてや年齢の差など。
初佳が見たロケットの中で真人と一緒に写っている女性、すなわち。
現在は地上と宇宙へと離れているが、ステディな関係に近い音山陽子を例にあげる
までもなく、真人はかなり年上好みだ。
何しろ彼の初めての愛は実のは…。
それはともかく、彼からすれば五、六歳しか違わない初佳などは年上の範疇に入ら
ない。
むしろそういう方面には初心な、落し頃のターゲットに見えた。

初佳を観察し始めて一週間ほど経って、真人はある程度彼女の置かれている状況は
熟知していた。
そしてどうしても避けて通れない、以前姉からも聞くとはなしに聞いていた、初佳
と姉の親友でもある藤沢やよいとの親密と言うにはあまりにも濃厚すぎる関係。
「アリサやりんなちゃんは二人があやしいとか言ってたよ」
友達のプライヴェートを軽々しく話すほどバカではない姉だけに、恐らく彼女自身
はただの冗談だと認識していたのだろう。
だが、真人の目から見れば二人の関係は「本物」だった。
そしてそれは彼にとっては好都合であった、初佳は「男」を知らないだけで恋愛を
知らないわけではないということがわかったから。 <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>04/05/13 17:47 ID:ukkBVU7y<> やべえ、続き楽しみ。 <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>04/05/14 08:57 ID:mh5qmzOG<> やっぱ初佳は処女っしょ。 <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>04/05/15 15:44 ID:8ClcW8Ab<> 初佳の処女は俺がもらう <> Slave to love<>sage<>04/05/17 22:00 ID:b+QMYGZC<> 初佳とやよいの関係が、友情と言うよりは擬似恋愛、いや恋愛そのものであり、かつ
またそれがプラトニックな物ではなく、肉体的スキンシップを伴った物であることを
真人は短期間で見抜いた。
彼自身が二人が一緒にいる場面を目撃したのはそれこそ数える程だったが。
周囲の目を気にしてあえて他人行儀な態度をとっていてさえ、二人の間には心身とも
に断ち切れぬ絆で結ばれたもの特有の空気が流れていた。
生真面目な初佳にも性欲の焔は燃えている。
いや生真面目だからこそためこんだ諸々のストレスを発散する術を他に知らず、増々
やよいとの禁じられた関係に燃え上がっているのだろう。
自分なら、ほんの少しのきっかけで確実に落とせる、と真人は踏んだ。
もし初佳の「恋人」が自分と同じ男であれば。
あるいは逆に自分がやよいと同じ女であったならば、その誘いに乗ることは「恋人」
への裏切りに他ならず、生真面目な初佳が誘いに乗ってくるとはとても思えない。
だが幸い性別が違うので、無意識のうちに「別物」として割り切れる。
そしてもしも初佳が真性のレズビアンであったとしたら、自分のアプローチなどけん
もほろろに撥ねつけられるだろう。
だが初佳は「真性」ではなさそうだ。
潔癖症や表面的な気の強さが災いして男に免疫がないだけ。
そしてまた、好きになったやよいが「たまたま」女であったというだけであろう。
中身の老成ぶりと、内に燃える激しい淫欲の炎にも関わらず、表面的に童顔であまり
男くささを感じさせない自分なら、うまくきっかけを掴めば…。
そういった考察を踏まえての、今回のロケット作戦だった。
自分の彼女が同年代であったら、写真を見ても別に動揺するようなことはなかったで
あろうが。
陽子との歳の差は、初佳の興味を引くのに充分。
そして自分が真人の守備範囲に入っている(先述のごとく年齢的には実際はそうでも
ないのだが)をそれとなく知らしめるために。 <> Slave to love<>sage<>04/05/17 22:02 ID:b+QMYGZC<> 真人に謝罪しても、初佳の動揺は未だに収まらない。
それほど先ほどの真人の言葉は心を揺さぶった。
私的には割と地味なタイプではあっても、公的には常にエリートコースを颯爽として
歩んで来た自分が「可愛い」などと言われるとは。
それもこんな、本人の方がよっぽど「可愛い」という表現が似合う少年に…。
「中身のことは誰にも言わないでくれれば、何も問題ないです」
しばらく間をおいてから真人が放った言葉に、初佳は忘れようとしていた写真の内容
を思い出させられる。
あれは恋人なのか、一体幾つ歳が離れているのか、などと聞きたいが到底聞けない事
が脳裏をよぎった時。
「ああ、誤解しないでくださいね…」
びくっ。
まるで考えていたことを言い当てられたような気がして思わず背筋を伸ばしてしまう
初佳。
「彼女とは好きで交際してます、逆援助交際とか、そういうのじゃないです」
「そ、そんなこと思ってもいないわ」
「そうですか、ならいいんですけど、年上の人と付き合ってるとそういう穿った目で
見られることも多いんですよ」
「そんなことないわ、綺麗な人だし」
「そうですか、じゃあ年上の女の人が好きでもおかしいと思わないんですね?」
「?」
また何を言い出すのかという目で真人を見つめる初佳。
「どうなんです?」
「え?ええっ、変だなんて思わないわ…」
多少訝しがりながらも、そう答えた次の瞬間。
「良かった…」
そう言って真人は、初佳の手を握る、そして。
「町田教官、いえ、初佳さん、好きです…」
まっすぐ自分を見据えながらそう言う真人に、初佳の思考回路はオーバーロードした。
<> 名無しさん@ピンキー<>sage<>04/05/18 00:31 ID:jnzMz0b2<> ゴクッ <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>04/05/20 17:27 ID:ZwP6f0Sn<> まさとのひだりうで <> Slave to love<>sage<>04/05/21 22:09 ID:LPvmhso4<> しばしの空白の後。
初佳の精神活動は回復した。
その顔が見る見るうちに紅潮していく。
羞恥からか、憤怒からかは窺い知れぬが。
そして握られた手を振り切ると、自分を見つめ続ける真人の顔を真正面からキッ
と見返す。

片瀬君!あなた自分が何を言ってるかわかってるの?
わたしはあなたの教官なのよ!
いいえ、それ以前にあなたにはそのロケットの女性が、恋人がいるんでしょ?
それなのに「わたしが好き」ですって?
そんないい加減な子だとは思わなかったわ!
わたしがそんなことを言われて信じるようなお人よしに見えたの?
冗談じゃないわ、馬鹿にしないで!
今後は授業以外では二度と私に話しかけないで
いいえ、近づかないで

初佳の脳内では、そのような言葉が立て板に水の調子で流れていた。
その通りに発音されていれば、流石に真人も対処に困ったであろう。
だが、実際に初佳の口から漏れていたのは。
「あの…ええと…その…」
要領をえない、言葉にならない言葉。
最初は鋭く真人を射ていた視線も、力なく伏せられていく。
それを見届けた真人は、その場を立ち去った。

真人の姦計…いや奸計、その第一段階はほぼ目論見通りに終わった。
初佳に対する真人の洞察は全てが正鵠を射ていたから。
だがそんな真人にも一つの計算違いがあった。
それは藤沢やよいという存在を、初佳というターゲットを落とすため知らなければ
ならないファクターとしてしか考えなかったこと…それが後に大きな災いとして彼
に降りかかることになる…。 <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>04/05/24 05:02 ID:maKhw+6B<> >>221
シンプルな初佳陥落作品かと思いきや大どんでん返しが!? <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>04/05/25 23:37 ID:/djxUpfR<> 真人死す…? <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>04/05/26 03:58 ID:QZI36IjF<> そして左腕が姉に <> Slave to love<>sage<>04/05/26 19:30 ID:9FnbdR3f<> その日の全課程終了後。
初佳はいつの間にかいなくなっていた真人を相談室に呼び出した。
幸いにもその日、初佳の残りの仕事は成績や今後の教科スケジュールのデータ整理
だけだった。
幾度もエラーをしてデータ管理用端末の警告音を鳴り響かせたがその程度で済んで
僥倖と言うべきだった。
もし実習があったら生徒を前に悪い見本を見せてしまうところだったろう。

真人を待つ間、初佳は彼の真意を察しかねていた。
ロケットの写真の女性が恋人だと教えた直後の自分への告白。
先ほどは混乱して脳内で罵倒、実際にはまともに言葉も出せないでいたが。
今まで真人を見てきた初佳としては、彼がそんないい加減な女たらしとはとても
思えなかった。
もちろんずっと違和感と言うか苦手意識は感じていたのだが。
彼女から見た真人は誠実で温厚な少年であり、苦手意識は本能レベルの警戒心から
の物であった。
その本能的な警戒心が、思いもよらない告白によって薄れている。

思えば初佳は男性から告白されたことなど初めてだった。
その美貌から憧憬の眼差しを向けられることは決して少なくない初佳ではあったが
実際に行動に移した男は一人もいない。
厳密に言えば約一名、常に本人はさりげない「つもり」でアプローチを続けている
ケント・オースティンがいるが、誰が見てもみえみえなのにはっきりと言葉にして
想いを伝えないケントには、友誼や人間的好意は感じても「男性」としての魅力は
欠片も感じないので、彼の気持ちに気がつかないフリを続けている。
従って、恋人がいると宣言してからの告白と言う不埒極まりない行為に対しても、
何らかの事情があるのではと好意的な解釈をしてしまう。
真人の日頃の仮面〜面倒見のよさ、大らかさは偽らざる彼の一面ではあるため一概
にそうは言い切れないが〜が功を奏し、完全に初佳は真人の術中にはまっていた。 <> Slave to love<>sage<>04/05/26 19:31 ID:9FnbdR3f<> 「呼び出してごめんなさい、とりあえず座って」
何食わぬ顔で現れた真人に、冷静さを装って応対する初佳。
「これは極めて個人的な事だから、答えたくなければ答えなくていいわ、でも今後
のあなたとの人間関係を考えると問題点は解決しておいた方がいいと思うの」
「問題?」
「ええ、ここは小学校でも中学校でもない、あからさまな違法行為や目に余るほど
の悪ふざけをしない限り言動によって処罰されたり、成績を下げられたりする事は
ないわ、だからわたしがあなたに含むところが出来たとしても、それがあなたの不
利益になる事もない、それでも教官と生徒がギクシャクするのは良くないことよ」
「察するに先生は、さっきの僕の言葉を信じていないということですか?」
婉曲に話を進めていた初佳の努力を無駄にするかのように、表情一つ変えずに本題
にズバリと切り込む真人。
もう「じらし」の時間は過ぎ、釣り上げる体勢にかかっていた。
「当たり前でしょ」
少し語気が強くなるのは避けられないことだった。
「あのロケットの…」
「音山陽子さんっていいます」
「そう、とにかくその人…音山?」
話を進めようとして、真人が告げた件の女性の名前を思わず聞き返す。
「ええ、音山光太さんのお姉さんです、姉と一緒に光太さんのところへ行った時に
知り合いました」
写真を見てどこかで見た事があるような気がした理由がわかった。
そういえば以前、光太から歳の離れた姉がいると聞いた覚えがある。
それにしても、姉弟がそれぞれに交際しているとは驚きだった。
光太と志麻は同じ歳なのでごく普通の組み合わせだが、その姉と弟同士では歳の差
が出来る。
まして初佳は正確な年齢を知らないが光太の姉・陽子はそろそろ大台に乗るのだ。
「最初は僕のような子供は相手にしてもらえないだろうと思ったんですけど、思い
きって告白したら意外とあっさり受け入れてもらえました」
邪気のない、嬉しそうな顔で言う真人に、何故か初佳の胸がチクリと痛んだ。
<> Slave to love<>sage<>04/05/26 19:33 ID:9FnbdR3f<> 「何て言えばいいんですかね…文字通りオトナなんですよ、知的な女性なのに凄く
行動力もあって、茶目っ気もあるんですよ」
「………」
「なんか一緒にいて安心するというか、包容力を感じるというか、ああっ、いくら
年下でも男の僕がこんなこと言うのは情けないですかね」
(この子、何のつもり?)
惚気はじめた真人を見て、初佳は不快感を覚える。
先ほど自分のことを好きだと言ったその舌の根も乾かぬうちに、恋人のことを自慢
げに語るなんて…と、そして。
(わ、わたし何を考えてるの)
自分が嫉妬まがいの感情に囚われていたことに気づいて愕然とする初佳。
ちょっと「好きだ」と言われただけで、今まで(少なくともそういう対象としては)
意識していなかった相手にそんな感情を持ってしまうなんて、と。
町田初佳という人間はそんな浅ましく物欲しげな、飢えた女だったの、と。
もちろんそれを見越してわざとそんなことを口走った真人は密かにほくそ笑む。
「それで…」
何とか気を取り直し、詰問を再開する初佳。
「そんな素晴らしい恋人がいるあなたが、わたしをからかったりしたのはどういう
ことかしら?」
務めて冷静に、皮肉を込めて言い放つ。
何とか主導権を取り戻すつもりだったが。
「そんな…からかうだなんて、やっぱり信じていないんだ」
目を伏せて、寂しげに呟く真人。
それを見て動揺する初佳。
真人のいいかげんな発言を責めていたはずが、まるで自分の方が悪いような錯覚を
覚えてしまう。
無論、それも真人の計算通り。
もはや初佳はまさしく操り人形のように真人の言いように振り回されていた。
ここ数年、常に心の一部を占めていた藤沢やよいの存在を、たとえ一時でも忘れて
しまうほどに。 <> 名無しさん@ピンキー<><>04/05/29 00:09 ID:b6NKaK7V<> 《゚Д゚》ゴフッ <> 156<>sage<>04/05/30 15:32 ID:nvfhsexz<> ROMってる人、↑みたいな一言でいいので書き込みヨロ
レス催促カコワルイけど、読まれてるかどうかわからないと
モティベーションが上がらないんで <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>04/05/30 15:38 ID:+Gm22pRJ<> 初佳!!初佳!!初佳!!初佳!!初佳!!初佳!!初佳!!初佳!!初佳!!初佳!! <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>04/05/30 21:58 ID:kiXgvrXX<> そか。
間に別の文章入ると綺麗じゃないなーとか思たよ。
がんがれ <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>04/05/30 22:54 ID:nvfhsexz<> >>231
よそのスレじゃ大抵住人のリアクションで次の展開決めたりしてるんで
無反応だと困ってしまう <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>04/05/30 23:01 ID:ij7mbvkK<> 個人的には、リアクションとか気にせず、書き手さんの構想と欲求に忠実に書いてほしい。 <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>04/05/30 23:18 ID:d22uP1IZ<> しーぽんやお嬢にした仕打ちに関して、
最初の方でさらっと触れただけだったので、
真人がその件を持ち出してねちっこく責めるのかとオモテタ。
…それと、予想はしてたけどやっぱり本当にヤバイのはお嬢の方なんだな〜 <> Slave to love<>sage<>04/05/30 23:32 ID:nvfhsexz<> 「まさか、本気なの?」
赤い顔で問いかける初佳に、真人は黙ってうなづく。
「そ、そんなっ、だってあなたのその、音山君のお姉さんが」
「はい、好きですよ」
「だったら!」
「でもあなたも好きです」
何の躊躇もなく言い放つ真人に、今日はもう幾度となく途切れさせられている初佳
の意識が、たっぷり数十秒は空白になる。
やがて意識のリロードが開始され、真人の台詞の意味を過不足なく理解し終えて、
初佳は怒りに震える。
「そんないい加減なこと許さ…」
「だから!」
ついにたまりかねて怒鳴りつけようとした機先を制する真人。
「あなたも、僕が嫌いかどうか、それだけを考えて返事をしてください、藤沢先輩
のことはこの際考慮の外ということで」
やよいの名前が出たことで、赤らんでいた初佳の顔が一気に青ざめる。
「あなた…何故それを知っ…いいえ、何を言ってるの、わたしとやよい、いや藤沢
さんは入校時以来の同期だから仲がいいだけで、別にそんな、ほ、本当よ!」
惑乱した初佳は墓穴を掘りまくる。
そもそも自分とやよいの仲が周囲に知られていないと思っている自体が初佳の色恋
沙汰にうとい一面を現していた。
恐らくは彼らを良く知る人間の中で二人がただの友達だと思っているのは、揃って
ニブい二組のカップル(一組は志麻と光太、もう一組は教官の白銀迅雷とレイラ・
バルト)と、未だに現実を直視できないケントのみだろう。
何しろ何組もいる普通の男女のカップルを差し置いて「ステルヴィアUで最も絵に
なるベストカップル」とまで言われているのだ。
やよいの方はそんな事はとうにわかっていて、それでも面と向かって自分達に好奇
の目を向けたりしない限りは気にもしていないが。
初佳は自分がその美貌にも関わらずほとんど男性からのアプローチを受けないのは
既にやよいとのカップリングが成立していると看做されているためだなどとは夢に
も思ってはいなかった。
<> Slave to love<>sage<>04/05/30 23:33 ID:nvfhsexz<> 「もしかして、気づいてなかったんですか?」
「な、何の話かしら?」
この期に及んでまだ誤魔化そうとする初佳のリアクションは流石の真人にも計算外
であった。
前述のごとく、唯一初佳に空しいチャレンジを続けるケントは、優秀な人物である
にも関わらず人間関係の機微を理解する能力が極端に欠けているため彼女とやよい
の関係には気づいていない。
わかっていてあえてアプローチをかけて来たのは厚顔無恥な真人のみ。
「多分みんな知ってますよ、初佳さんと藤沢先輩のことは…秘密にしているつもり
だったんですか?」
「みんなって?」
「わかってないのは姉さんくらいじゃないかな、ニブいからアレ、少なくとも僕達
新入生もみんな知ってます」
「…そんな…」
もはや誤魔化しきれない、いやそれどころか自分達の仲がステルヴィアU中に周知
の事実であったと知り、青ざめていた顔が一気に赤くなる。
ついに顔を両手で覆って、机に顔を突っ伏してしまう。
「…どうしよう…やよい…私たちのこと…」
当のやよいはとっくに承知のこととは知らずに煩悶する。
(本当に気づいてなかったんだ…それなら)
流石に少し呆れ顔になる真人だが、すぐにこの事を計画の中に組み込む奸智は脱帽
もの。
「それじゃあわかるわけないですね、どれだけ多くの男子生徒が初佳さんに憧れて
いたのか」
「?」
「でもみんな、藤沢先輩とのことを知ってたから、諦めていました、逆に藤沢先輩
に憧れて、初佳さんがいるから諦めた人もいるでしょうけど…」
美女同士がくっつくなど、貴重な資源の浪費!
そう声を大にして言いたかったが自分のキャラではないので控える。
「でも僕は我慢しません、あなたが好きです、たとえ僕に恋人がいて、あなたにも
恋人がいても」
<> 名無しさん@ピンキー<>sage<>04/05/31 01:00 ID:P8I1trFB<> キタ━━━━(゚∀゚)━━━━ッ!!
待ち遠しかったですよ!
<> 名無しさん@ピンキー<>sage<>04/05/31 23:56 ID:O1KUFvBk<> 真人っていったい… <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>04/06/01 00:06 ID:Bs27SUHC<> まえに本スレで誰かが言ってたな。


真人→まさと→真人→しょうじん→笙人 <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>04/06/02 20:19 ID:zUFs5URb<> >>239
真ん中、つながってないよw <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>04/06/03 17:35 ID:1zH3dD4t<> 真人→まさと→正人→しょうじん→笙人

こうでないかと・・・。 <> Slave to love<>sage<>04/06/03 21:27 ID:9nS1mHP5<> 顔を上げて自分を凝視する初佳を冷静に観察する真人。
どう考えても無茶な言い草だった。
要約すれば「彼女がいて、彼氏がいる、似たもの同士だね、仲良くしましょう」と
いうこと、そんな理屈が通るはずはない。
単に節操というか貞操観念が機能していないだけだ、と言えばそれまで。
だが今の今まで自分とやよいの仲が周囲に知られていること、言い換えれば自分が
周囲に高く厚い障壁を張り巡らせていたと認識していなかった初佳にとって、その
障壁を省みないという真人の言葉は艱難辛苦を乗り越えようとする並々ならぬ決意
表明のように聞こえた。
雰囲気と舌先三寸で強引に押し切るつもりだった真人にとっては予想外のいい材料
が手に入ったというところであった。
初佳はもう真人が遊び半分ではないことが理解できた。
この子の想いは真剣なのだと。
実際には確かに「遊び半分」ではなく「真剣に遊ぶ」つもりなのだが。
そして、本来ならば拒絶の理由となるはずの彼のステディの存在すら、やよいへの
貞操に対するエクスキューズのようになっていた。
無論意識的ではなく、無意識だが。
(彼には恋人がいるのだから、その彼と何かをしても、やよいを裏切ったことには
ならない)
まったく成立しない無茶苦茶な論理だが精神的ショックの連続で麻痺していた初佳
の心はそのありえないはずの結論へと向かっていた。
もちろん誰かさんの狙い通りに。
「初佳さん…」
手を握ってきた真人を今度は拒絶しない。
「答えてください、後はあなたの気持しだいです、僕が嫌いですか?」
先ほど同様に今度も質問は「好きか?」ではなく「嫌いか?」だ。
「好き」と答えるよりも「嫌いじゃない」と答える方が気が楽なのは当然であり、
かつまた「嫌いじゃないけど〜」という逃げは打たせるつもりはない。
目の前の真人の顔は、少年らしさにあふれていた。
やよいとの関係云々を抜きにしてもやはり男性的なタイプは苦手な初佳も拒否反応
は示さない。
「嫌いじゃ…ないわ…」 <> Slave to love<>sage<>04/06/03 21:28 ID:9nS1mHP5<> 真人の顔を見つめている間、初佳はずっとトロンとした半開きの目をしていた。
ある意味では催眠状態であったと言える。
だが「嫌いじゃない」と言葉に出してからは、自分が決定的な何かをしてしまった
ような気がして、慌てて目を見開いた。
相変わらず、柔和な笑顔で自分を見つめている真人。
それでもこの場面で「嫌いではない」と答えたことで、彼を受け入れたと判断され
場合によっては押し倒されやしないかと戦々恐々となる。
しかし。
「そうですか、嬉しいです」
真人はにっこりと笑ってそう言うと、立ち上がって初佳に背中を向けた。
「か、片瀬君?ちょっ、ちょっと」
予想外の行動に、思わず彼を呼び止めてしまう。
「はい?」
振り向いた真人はとても嬉しそうな顔をしている。
「い、いや、その」
うまく説明が出来ない。
要するに「何もしないのか?」ということなのだが。
「僕の気持は伝わったし、初佳さんに嫌われてないってわかったから、今日はもう
帰ります、とっても嬉しかったです」
その言葉に頭を殴られたような衝撃を受ける初佳。
真人は純粋に、自分のことを好きだと言いたかっだけなのだと。
それを自分は邪推して、まるで身体目当てか何かのように思っていたのだと。
一気に自己嫌悪が襲い掛かる。
それと同時に、純な想いをよせてくれている目の前の少年が急激に愛おしくなる。
ぎゅうっ
思わず真人を抱き寄せてしまう初佳。
それは生涯初めての行動、やよい相手でも抱き合う、あるいは彼女に抱いてもらう
のが常であったから。 <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>04/06/03 22:25 ID:KMpcONnZ<> 盛り上がってまいりました! <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>04/06/04 15:50 ID:7eEkfF6l<> きたきたきたきた! <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>04/06/04 23:46 ID:caNC0VMI<> こ、このまま… <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>04/06/05 01:25 ID:9AA207Ry<> ちょっと焦らしてほしい気もするが・・・・ <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>04/06/06 23:30 ID:7rB77qPt<> いや、既にスレ住人を一月も焦らしてるからw <> Slave to love<>sage<>04/06/07 19:21 ID:hutrWwgP<> 「ズルいわ、そんな事言っておいて」
初佳の口から出た言葉は、彼女らしからぬ艶っぽさに溢れていた。
「人をさんざん悩ませて、このまま帰るつもり、そんなこと許さないわ」
真人と身体を密着させたままで、まるで彼を誘うような言葉を吐く。
熱病にかかったように頭の中がぼんやりとする中、自分でもコントロールのきかない
感情に突き動かされている。
そんな初佳の腕の中で、嬉しそうな、はにかんだような顔の真人。
ここまで予定とおりにことが運ぶと笑いを抑えるのが困難だ。
さんざん人をその気にさせておいて、乗ってきたところで突き放す。
それも単に突き放すのではなく、あくまでも遠慮しているという形で。
これによって相手に残っているわずかなためらいすら捨てさせ、自分の方から求める
ように仕向ける。
そして初佳の紅潮し上気した顔に、その目論見が完遂したことを確信する。
太公望真人、今ここに後の周王なみの大魚を釣り上げる…筈であった。
だが。
ビクンッ。
大胆な行動を取っていた初佳が、突然真人から離れる。
熱に浮かされていた頭の中に、冷たい氷が突き刺さったような感覚。
それによって我に帰った初佳には自分が何をしているのかがはっきりと知覚出来た。
(わたし…何をやってるの…)
脳裏に浮かぶ、暖かな微笑みを浮かべるやよいの姿。
たとえ世間から奇異な目で見られようと、二人で生きていこうと誓い合ったやよい。
それが一瞬でも彼女を忘れて、生徒である少年にこんな事をするなど。
「初佳さん?」
多少怪訝な口調ながら、あくまでも演技を崩さず様子を伺う真人に。
「ごめんなさい、わたしどうかしていたわ、帰っていいわ、いえ、帰ってちょうだい」
きっぱりとした口調で言い放つ。
「わかりました」
真人も少なくとも表面的には何も気にしていない様子で、その場を後にした。 <> Slave to love<>sage<>04/06/07 19:22 ID:hutrWwgP<> 「まあ、今日はここまでか…」
自室への帰路、気楽な調子で呟く真人。
初佳の豹変が、単に急に怖気ずいたせいであると解釈しているため余裕であった。
もはや陥落寸前、日と場所を改めて迫れば良いと。
何故初佳が急に我に帰ったか、それを知ればそんな悠長なことは言ってはいられない
はずだが、今の彼にそれを知る由はない。
彼が蒔いた初佳攻略の種が実ることはもはやない。
いや、むしろそれは災厄という形に成長し、知らずにそれを刈り取らされる時は刻々
と近づいていた。

真人が部屋を出た直後、初佳は相談室のあちこちを調べて回る。
「あれは…気のせい?」
彼女の熱を一気に冷ました氷のような刺激、それはまるで誰かに睨まれたような感覚
だった。
激情の炎ではない、静かな深い憤怒の感覚。
もちろん室内には誰もいない、いるはずがない。
だが…。

(まさか、そんなはずはないわ)
自室へと戻る道すがら、初佳は「ばかげた考え」を必死に否定していた。
先ほどの冷たい感覚とよく似たものを思い出したから。
それは彼女の愛する藤沢やよいがごくたまに見せる冷厳な雰囲気に酷似していたのだ。
日頃は温和なやよいが、気分を害した時に周囲に発するプレッシャーは物凄い。
氷の刃が頭の上に吊るされているような気になる。
確かに自分は思考回路が混乱したせいで、やよいが見ていたらあの冷たい気をぶつけ
られそうなことを仕出かしてしまった。
(違うわ、きっと心のどこかで、これはやよいを裏切る行為だってブレーキが働いた
のよ…だからやよいが怒った時みたいな感じがしたんだわ)
そう自分を納得させて。 <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>04/06/08 09:35 ID:gWplp9HZ<> ブラックやよいの(゚∀゚)ヨカーン
GJ!! <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>04/06/08 13:43 ID:BLLrFHp5<> ま、まさか、3ピ(ry <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>04/06/08 13:53 ID:NZJ/VbqN<> >>251
>>156

× ヨカーン  
○ 確定

黒お嬢好きはお楽しみにw
<> 名無しさん@ピンキー<>sage<>04/06/08 21:49 ID:tC3IO4g7<> まっとうに考えればお嬢の性格からして「鬼畜なお仕置きをする」場面なぞ
想像しにくいが、そこは二次「創作」。
どんなオチがつくのか楽しみ、楽しみ! <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>04/06/08 23:02 ID:rX+jPv0i<> そろそろエロシーンを期待。 <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>04/06/08 23:22 ID:NZJ/VbqN<> >>254
確かに本編ではそういうシーンなかったけど
一昔前と違って近年あの手の眼鏡っ娘は二次創作とかでは腹黒タイプに
されがち
いわゆる「ダーク眼鏡っ娘」は何が元なのかはわからんが <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>04/06/09 00:18 ID:yhOzIbID<> あちゃー鬼畜系か…… <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>04/06/09 00:53 ID:KgUPMh0Y<> >256
君望のマナマナが元だと思う。
あぁ、真人の運命は?
…未遂でもお仕置きですか、お嬢… <> Slave to love<>sage<>04/06/10 20:35 ID:nNNbPIwm<> 「どうしたの初佳、何かやましいことでも思い出したの?」
回想に耽っていた初佳を現状に引き戻したのは、やよいの声だった。
相変わらず穏やかな声だ。
しかし、眼鏡の下の目は鋭く初佳を射ている。
「ひっ」
冷気が初佳の背筋を走る。
そう、真人の口車に乗りつい彼を抱きしめてしまった時に感じた、あの冷気を。
「ま、まさか…」
恐るべき想像が初佳の脳裏をよぎる。
だが傍証は多い。
あの時感じた、今と同じ冷気。
そして自分に対して怒っているらしいやよい。
「や、やよい、まさかあなた…」
初佳の言葉に、やよいは沈黙で答える。
鋭い視線が徐々に和らぎ、いつもの温和な瞳を見せてくれた最愛の相手にほっと一息
つく初佳だが。
しばし沈黙を守っていたやよいの口から、言葉が漏れ出す。
「…本科生も最終学年になると暇なのよ、少なくとも新米教官よりは…」
やよいの言葉の意味することを、初佳は理解した。
最終学年が暇かどうかは人によって異なるが、少なくとも優秀で単位もほとんど取得
済みのやよいに関しては完全に当てはまる。
その「暇」に任せて、初佳の行動を監視していたのだと。
「誤解しないでね、いつもいつもあなたを見張っていたりしたわけではないわ、たま
によ、たまに」
たまにであっても、やよいがそんな事をしていたのはショックだった。
「何しろあなたは綺麗だから、心配だったのよ、いつもいつも」
自分の短髪を一掴み指にかけながら、耳元で囁くやよい。
不意に唇を顔の近くに寄せられると、もう幾度と無く接吻を交わしているのに今さら
ながら、そしてこんな時でもドギマギしてしまう初佳だった。
<> Slave to love<>sage<>04/06/10 20:36 ID:nNNbPIwm<> 「な、何なのやよい、心配って」
耳元に吐きかけられるやよいの吐息に心をかき乱されつつ初佳は尋ねる。
「それはもちろん、あなたが誰かに手を出されやしないかということよ」
「な、何を言って…」
「それはいくら私達の仲が公然の事実だとは言っても…」
「!」
二人の仲が周囲に知られているとやよいがとっくに承知だったことに驚くが、場合が
場合だけにそんなことを気にしている余裕はなかった。
「変なちょっかいをかけてくる悪い虫がケントさん以外にもいないとは限らないわ、
あの人なら別に心配はないけど」
まったく歯牙にもかけられていないケント・オースティン、哀れ。
「それでもそんなことをしているのをあなたに知られたくはなかった、まるであなた
のことを全然信じてないみたいで…」
「やよい…」
そんなことはないわ、わたしを心配してくれていたんでしょ、と言おうとした時。
「でも、そんな事を気にする必要はなかったようね、わたしの心配した通りだった、
いいえ、心配以上よ、何しろ…」
「え?」
やよいの目は、瞬時に冷たさを取り戻していた。
「まさか向こうからではなく、あなたの方から手を出すなんて思いもしなかったわ、
しかも生徒に…あなたショタコンの趣味があったの?」
「そ、そんな、あれは…」
「まあ無理は無いわね、彼、しーぽんの弟さんよね、姉に似て可愛い子ね」
初佳の弁明を聞きもせず、嫌味を続けるやよい。
だが仕方が無いともおもえた。
やよいがどこかから一部始終を覗いていたのだとしたら、あの時の自分がした行為は
紛れも無く彼女への裏切りにしか見えないだろう。
「ごめんなさい、やよい…わたしどうかしていたの…いいえ、言い訳は言わないわ…
でも、聞いて、わたし決してあなたのことを嫌いになったりしたわけじゃ…」
「わかっているわ…」
初佳の言葉を、やよいの唇が塞いだ。 <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>04/06/10 22:06 ID:HleG+Gqe<> 百合で来ましたか。 <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>04/06/11 00:38 ID:6JMrmTBQ<> つーか鬼畜百合ものってことはあらかじめ宣言してあったはずだが <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>04/06/11 01:43 ID:90Cwh2YB<> いやさ、この流れでまず百合から出してきたかってことで…
ワクワクしながら読んでることに変わりはない。 <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>04/06/11 02:24 ID:RLrtaBKO<> 確かにいったん真人が手を出してから百合に移行するような雰囲気はあったな

個人的にはやよいは真人にも何かきちんとやってほしいね
俺の中では真人って受けキャラになってるから <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>04/06/11 04:22 ID:6JMrmTBQ<> >>264

安心汁、真人には災厄(w)が待っていると書いてあるだろう
<> 名無しさん@ピンキー<>sage<>04/06/11 22:57 ID:eXK9LoYv<> だろうな・・
真人では夜宵・・・・もといやよいには勝てない・・ <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>04/06/11 23:34 ID:rJdYjKiU<> いっときの衝動でハグしただけで鬼畜なお仕置き‥‥‥なの? <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>04/06/12 07:25 ID:u8NduEAw<> 真人×初佳を期待にムラムラしとった漏れのリビドーはどうすりゃ! <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>04/06/12 08:27 ID:F/JoFMZm<> 男が出てくるより鬼畜百合のほうがうれしいのだけど… <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>04/06/12 21:02 ID:u0WzIavg<> >268
同志!
いやまったく期待を外された点は残念無念。
年下男X年上女の組み合わせが好きな私としては、
いずれその傾向の作品が現われることを切に願いますね。 <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>04/06/12 21:26 ID:prc62eiR<> >>268
>>270
漏れも禿同。
真人にメチャクチャにされる初佳を想像してハァハァしてマスた。 <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>04/06/12 22:11 ID:pFH5tJBr<> 漏れはやよい×初佳が見れて非常にハァハァでつ <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>04/06/12 22:36 ID:nLUeR6AA<> まだ終わってもいないのにそうせっつくでない <> 271<>sage<>04/06/12 22:46 ID:prc62eiR<> >>272
そりはそりでw

>>273
スマソ。水差さぬようにハァハァして待ってるよ。 <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>04/06/13 01:17 ID:n7vIpOnx<> 真人×初佳よりは、光汰×初佳の方が見たい。


・・・っつーか、真人ってよく知らんし。 <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>04/06/13 02:32 ID:lZMGS4e+<> 真人って出番少なかった割には光太より存在感あったような <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>04/06/13 10:11 ID:fqcUTrRz<> というか光太が存在感なさすg(rya <> 156<>sage<>04/06/14 20:05 ID:HjhqC5CU<> そろそろ激しくなります
言うなればそう
「このSSを読む者、全ての良識を捨てよ」
というか
「これまでこのSSを読んできた親しき者達に告ぐ
これより先は見てはならぬ…其は見ずともよいSS
見れば心憂い、必ずや後悔する…」
というかw <> Slave to love<>sage<>04/06/14 20:06 ID:HjhqC5CU<> むぐっ。
やよいの舌が口腔内に侵入し、初佳の舌に絡まる。
多少の息苦しさはあっても、初佳は安堵していた。
このような激しい行為をしてくる以上、やよいはわたしを嫌いになったりしたわけで
はないのだと。
先刻、やよいが言った「お仕置き」という言葉は彼女の脳裏から消えうせかけていた。
舌に続いて、今度は掌が下着姿の胸元をまさぐり、初佳の手頃なサイズの乳房を掴み
やわやわと揉み解す。
大きさそのものはステルヴィアの職員・生徒全ての中でも十指、いや五指に入る巨乳
のやよいとは比べるべくも無いが、お互いを優しく愛撫しあっているせいか感度の方
はかなり過敏になっている。
舌と掌の同時攻撃に、うっとりと身を任せる初佳。
(ああ、ごめんなさいやよい、わたし一生あなたから離れない、離れたくない…)
押し寄せてくる快感の中で、裏切りに近い行為をした自分を赦してくれたやよいへの
想いが高まっていく。
だがそれは大きな誤解だった。
やよいは決して初佳を見放したりはしない。
死が二人を分かつまで共に生きたいというのは、やよいにとっても偽らざる心境。
だが。
自分への裏切りに対し、何の罰も与えないほどやよいは初佳に甘くは無かった。
「気持いいの初佳」
「…気持いい…」
「そうよね、久しぶりだものね、あなたとこういうことをするの…」
既に濃厚な肉体関係のある二人だが始終こんなことをしているわけではない。
一緒にいるだけで心が休まる間柄だから、こうして行為は双方の欲求が高まった時
だけだ。
「…それであんな男の子に欲情してしまったの?」
「…や…よ…イ!?」
優しい手触りにすっかり蕩けていた初佳が、不意にかけられたの言葉にやよいの顔
を見て驚愕する。
やよいの目つきも、口元も、依然として冷たい雰囲気のままだった。
<> Slave to love<>sage<>04/06/14 20:07 ID:HjhqC5CU<> 「ち、違うのやよい、そんなんじゃないの、ただ…」
「ただ、ただ何だというの?」
「あの…その…」
やよいの鋭い視線から目を逸らし、何とか彼女の機嫌を直すための言葉を模索する
が、そんな物はなかった。
「…どうして黙ってるいるの、初佳…」
「…ごめんなさい、やよい、ごめんなさい…」
やよいがわたしに怒っている…あの時、彼女を怪我させてしまった時のように…。
また、わたしたちは離れ離れになるの?
そんな思いから、初佳の目からポロポロと涙が零れる。
そして初佳の泣き顔を目にしたやよいの口元がわずかに緩む。
(あなたは泣き顔も可愛いわね、初佳…笑顔ももちろん素敵だけど…あなたの笑顔
も泣き顔も、すべてはわたしだけのものなのよ…)
満足げに頷くと、再び初佳に顔を寄せて、零れ落ちる涙を唇で吸い取る。
「…やよい?」
「わかっているわ初佳、あなたの気持は…どれだけわたしのことを思ってくれて
いるのか」
「!」
意外な言葉がかけられ、一瞬歓喜の想いが沸きかけるが。
「でも、人間は欲深いものよ…わたしでは、あなたが欲しがるもの全てをあげる
ことが出来ないわ」
「?」
思ってもみなかったことを語りかけられて、頭の中に疑問符が乱舞する。
「そう、彼は持っているわね、わたしが持ってないものを…」
再び初佳の耳元に口を寄せて囁くやよい。
「そ、それって…」
やよいの言葉の意図がおぼろげに理解出来た初佳は、顔を赤くする。
「そうよね、わたしにはないものが欲しくて、あのコに色目を使ったのよね?」
「そ、そんなの、そんなの誤解よ…」
愛しいやよいからのあんまりといえばあんまりな濡れ衣に、再び初佳は必死の
弁明を始めた。 <> Slave to love<>sage<>04/06/14 20:08 ID:HjhqC5CU<> 「誤解?要するに、彼のチ○ポが欲しかったんでしょう、初佳」
「!」
やよいの口から出た、あまりにもストレートな言葉に絶句する初佳。
もう少し婉曲な言い方もあろうに、温和で上品、再入校時の同期の仲間達からは
「お嬢」という愛称で呼ばれているやよいがまさか、という驚きに反論を忘れて
いると。
「やっぱりそうなのね、確かにわたしにはないものだもの…もうわたしもあなた
も子供じゃない、気持のいいことを二人でたっぷりして来たから…」
「たっぷり」という表現は大げさどころかむしろ控えめといっても良かった。
何しろ初佳の身体の「感じる」場所は全てやよいの知るところとなっていたのだ
から。
「身体がオンナになってしまえば、○ンポが欲しくなっても仕方がないわ」
そうと断定し、初佳を冷たく見下ろすやよい。
「ち、違うわっ、そんなんじゃないっ!」
「…それじゃ…」
じわっ。
きつく自分を睨んでいたやよいの目が、不意に涙でにじむ。
「やよい?」
「それじゃあどうしてあのコにあんなことをしたの?それ以外でわたしに無くて
あのコが持っているものが他にあると言うの?」
やよいの涙を見るのは久しぶり、しかも大抵は喜びの涙。
二人の心が近づいたクリスマスの時も、言い表せない複雑な感情の涙だった。
悲しみの涙など、あるいは初佳は初めて目にするのかもしれない。
当然動揺が走る。
「そんなことないっ、やよいっ、わたし、あなたさえいれば他にはっ!」
「言い訳はいらないわ…」
眼鏡を外し、目を擦りながら後ろを向いてしまうやよい。
その寂しげな後ろ姿に、初佳の心が締めつけられる。
「本当よ、信じてやよいっ」
必死な初佳の声を背に、泣き真似をやめたやよいはほくそ笑んだ。 <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>04/06/14 22:29 ID:2RV1LQnE<> 嗚呼、この物語で純真な心の持ち主はいないのでつか? <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>04/06/14 23:04 ID:8fgDt90k<> 初佳たんでしょ。 <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>04/06/16 00:30 ID:1bOwlepL<> (;´Д`)初佳ハァハァ
真人へのきっついお仕置きも期待してます <> Slave to love<>sage<>04/06/18 19:16 ID:uDSUAS5q<> 「それじゃ、どうして彼にあんなことをしたの…」
まだこちらを見ず、何かを堪えているような声で問うやよいに、返答が出来ない
初佳。
「…そ、それは…」
答えられるはずが無い、彼女自身よくわからない。
真人の狡猾きわまる誘導に引っかかって、思考力を著しく減退していたのだから。
「彼は…可愛らしい男の子よね」
「え?」
こんな局面で真人を褒める言葉を発したやよいを訝しむ。
「男の人が苦手なあなたには、手っ取り早く慣れるにはいい相手だわ」
やよいが自分が真人に近づいた理由を「推理」しているのだと気づいた初佳はその
誤りを否定しようとして思いとどまる。
そうすると、やよいがまた自分が彼女を嫌いになって真人に乗り換えようとしたとで
も誤解してしまうのでは、と。
「え、ええ、彼くらいなら…むさ苦しくないし」
実際大人の男が苦手なのは嘘ではないので、うまく話を合わせる。
「やっぱりそうだったのね、彼に対して求めていたのはわたしにはないチン○だけと
いうことなのね」
「そ、そうだけど、やよい、そ、その、あんまりそんなことはっきりと…いくら二人
しかいないと言っても…」
自分も含めて、周囲の人間のやよいのイメージを損なう卑語の連発を窘めるが。
「何を言ってるの、チ○ポは○ンポじゃない、あなたが欲しくて欲しくてたまらな
かったもの、そうでしょ?」
「…やっ、やよい…」
何故ことさらにやよいがそんな言葉を口にするのか、初佳は当然わからなかった。
「ふふ、でも安心して初佳」
クルリと振り向いたやよいはもう泣くどころか涙目ですらなかった。
それどころか、微笑みすら浮かべている。
機嫌を直してくれたのかと安堵しかけた初佳だったが、やよいの微笑みを見て何故か
背筋に寒気が走った。
本能が彼女に危険を告げていた。 <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>04/06/19 02:27 ID:fMJJTzil<> もしかして、やよいはフタナリ? <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>04/06/19 03:09 ID:HpCCaFVH<> >>286
よく嫁 <> 286<>sage<>04/06/19 04:47 ID:hD0sgYhA<> >>287
いや、だから手術でもしてチンポくっつけて来たのかなぁと思って。 <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>04/06/19 23:02 ID:xUXU5fVo<> 多分異星人の技術で触手(ry <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>04/06/19 23:20 ID:qi68GNcx<> ほれ、初佳タンがアレほしいっていってるから、希望通りのものを・・・
きっとやよいタンのことだから、万難を排してでもゲットしにいくはずさ。

とりあえず、真人、逃げろ。
<> 名無しさん@ピンキー<>age<>04/06/20 17:34 ID:ecteHOzt<> 衝撃的だな <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>04/06/20 17:40 ID:AqEdMMfp<> 真人・・・切られるんだな(ー人ー) <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>04/06/20 22:16 ID:3caj64bJ<> コロされるのはクローンです。
さすが真人((((;゚Д゚)))ガクガクブルブル

しかし、長い間乙です。すごいなぁ、、おれにゃできねぇ、
<> 名無しさん@ピンキー<>sage<>04/06/20 23:34 ID:D2KNBXlU<> 続きは、まぁだ? <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>04/06/21 01:29 ID:p/pbkHrQ<> >>292
 横じゃなくて、縦に切られるんだよ。 <> 156<>sage<>04/06/21 19:06 ID:yFebJuA7<> いやー、住人諸卿
なかなかの鬼畜、いや変態、もとい想像力豊かな方々揃いですなw
そんな人達にすら想像できないようなネタを考えた自分に感心するやら
絶望するやら <> Slave to love<>sage<>04/06/21 19:10 ID:yFebJuA7<> 「…そ、それでやよい、そろそろ解いてくれな…」
漠然とした不安を感じながら、恐る恐る伺いを立てると。
「駄目よ」
笑顔のまま、言下に解放要請を却下される。
「どうして、わたしの気持ちはわかってくれた筈じゃ…」
「動機がどうあれ、たとえ未遂でも、浮気の罰は罰よ」
微笑んだままで服を脱ぎ始めたやよい。
「泣くほど責めてあげる」
初佳はこれから何が始まるのかおぼろげに理解した。
自分は目が醒めた時から既に下着姿、久しぶりに身体を合わせて想いを確かめ合うの
だと。
(いいわやよい、たとえ一瞬でも、あなたを裏切りそうになった『罰』として思い切り
『責めて』ちょうだい)
罰、責める。
そんな言葉を比喩として使った初佳は、自分がこれから受ける仕打ちをかなり軽く考え
ていた。
罰も責めも比喩ではなかったのに…。
下着姿になったやよいが服を脱ぐ手を止める。
「どう、似合う?」
「す、素敵よやよい、で、でも…」
日頃の白を基調とした物ではなく、黒一色のランジェリー姿になったやよいに目を丸く
する初佳。
「お仕置きにはこの格好の方が似合うと思ったの、うふふ」
魅惑的な笑顔を浮かべると、三度初佳の耳元に口を寄せ、息を吹きかける
「あぁっ!」
「ただのお仕置きじゃないわ、あなたの欲しかったものでお仕置きしてあげる」
「ほ、欲しかったものって…やんっ」
今度は耳たぶに舌を這わされて、言葉の意味を吟味することもなく喘ぐ。
「別にあのコに色目を使わなくても、チン○が欲しいのならあげるわ、あなたのために
用意した『わたしのチ○ポ』をね」 <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>04/06/21 19:14 ID:Gh+u/frp<> 予告ホームランキタ━━━━━(゚∀゚)━━━━━!!! <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>04/06/22 18:30 ID:ST0xHbks<> 寸止めイクナイ( ´Д`) <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>04/06/22 19:26 ID:rtdDbaLA<> 寸止めこそがエロの極地 <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>04/06/22 21:32 ID:lBZ2K3m8<> ちなみに、電撃大王の連載は今月号で終了してしまったわけだが。
最後の最後に「一般向け・カップル成立の法則(キスかます)」を見せてくれた。 <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>04/06/22 22:22 ID:nVfKuVOw<> 拘束した真人の尻穴にやよいがディルドーを突っ込み、
無理矢理勃起させたものをさらに初佳へと突っ込む形になるのか? <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>04/06/23 18:39 ID:sO+XsVX3<> 一応保守っておくか
ここで落ちたら目も当てられん <> Slave to love<>sage<>04/06/24 20:20 ID:0MnuhkJf<> やよいの言葉に、初佳はあるものを連想した。
二人の関係においては使ったことはなかったが、一般に百合な関係の女性同士がお互い
に挿入するための、ディルドーとかペニスバンドとか言われる物を。
晩稲の初佳とはいえ、そういう物があるということくらいは知っていた。
(まさかやよい…そんなもので…)
初佳の連想はそう間違ってはいない。
確かにやよいはいつか使おうと、その手の物も用意してはいたのだから。
だが今回は…。
(…それを使って、わたしを…)
肉体的快楽はかなり経験してはいるが純医学的見地からは「処女」である初佳にとって
秘所へ異物を挿入されるということはかなりの重大事だ。
処女喪失を、物によって経験することになるのだから…。
(それが罰なの…やよい…いいわ、わたしが好きなのはあなた、普通「初めて」の相手
は一番大好きな人にするものだから…それに…そもそもわたしの「初めて」の相手は
あなたなんだし…)
今も覚えている、一年近い別れを目前にしてやよいと初めて愛し合った時のことを。

最初はただ唇を重ねるだけだった二人。
それでもおさまることなくこみ上げていく愛しさのまま、やがて二人は唇だけでなく
舌も絡めあい、いつの間にか初佳の衣服はやよいの手で剥ぎ取られ、やよいも自らの
服を脱ぎ捨て。
二人はいつしか全裸になっていた。
お互いの乳房や秘部を優しく刺激しあっていたはずが、気がつけば一方的にやよいの
愛撫に身を任せていた初佳。
やがて大股を開かされ、快感の湿地帯と貸した陰部をやよいの指に蹂躙された。
羞恥と快感の狭間で悶える初佳を満足げに見据えたやよいは、ついにその唇を初佳の
前人未到の秘花へとつける。
接吻され、舌で舐められ、もはや羞恥を投げ捨てて快感に打ち震える初佳を満足げに
見ながら、やよいの舌は秘花を割って奥へ奥へと侵入した。 <> Slave to love<>sage<>04/06/24 20:21 ID:0MnuhkJf<> 余りにも激しい舌での刺激に初佳はもはや羞恥をかなぐり捨て、やよいの為すがまま
に悶え啼いた。
言ってみれば、初佳はやよいに全てを晒したのだ。
そして初佳の誰一人触れることすらなかった場所を徹底的に撫で、摩り、舐めた上に
中へと舌を割り入れて来たやよい。
精神的・本質的には初佳はあの時に処女を喪失した、いや、やよいに処女を捧げたと
いっても良かった。
たまたま愛し合った相手が同性であり、彼女の膣道の周囲に張り巡らされた襞状の肉、
いわゆる処女膜を擦り取る男根を所有していなかったために、肉体的に処女のままで
いるだけの話で。
あの時抱かれて以来、やよいに対する様々な感情の中に「初めての相手」という意識
が加わったのだから。

(たとえ痛くても、後悔しない…)
健気にもそう決意する。
「わかったわやよい、わたしのあなたへの想いを信じてもらうためにも、わたしに…
あなたのものを…」
そう言葉を紡ぐ。
キラッ。
初佳に見えない角度で、やよいの眼鏡が光る。
「そう、ではご希望のとおりに…」
部屋の隅のクローゼットへ向かうやよい。
(やよいったら、そんなところにそんな物を隠していたのね…)
そう思った初佳だが、いざ開け放たれたクローゼットから転げ出てきた「そんな物」
を見て愕然とした。
それは予想だにしなかった「物体」
男性器を象った器具などではなく、生の男性器そのもの。
正確には男性器を有する生身の人間。
目隠しとボール・ギャグ(口枷)をされ、全身をレザーストラップで拘束され、隆々と
持ち上がったぺニスの先から透明の液体をとめどなく流している全裸の男だった。 <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>04/06/24 20:24 ID:OuuvB/5v<> ちょっと元祖エマニエル夫人のラストを連想しますた <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>04/06/24 22:05 ID:KhMD0f1m<> これがケントだったりしたら涙でモニタが曇ってこれ以上読めなくなるのだが <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>04/06/24 23:25 ID:DozjxzpV<> やよいタンにすっかり奴隷化されてしまったピエール君ですよ、きっと。
<> 302<>sage<>04/06/25 00:11 ID:+UgFLBSN<> だから真人だってば。 <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>04/06/25 00:49 ID:Anmy4MMX<> 誰かは次回更新時にわかる
今からああだこうだ言っても始まらん
わざわざ誰なのかわからないような区切り方で終わってんだから <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>04/06/25 14:28 ID:iyYk5MRy<> 迅雷先生にイピョーゥ <> Slave to love<>sage<>04/06/27 20:07 ID:PDAj2ywH<> その時、初佳の時間は静止していた。
先日も真人とのやりとりで何度か意識が空白になる時間を体験してきたが今度は桁が
違い、たっぷりと数十秒は思考が停止していた。
やがてパイロットとして鍛え抜かれた状況把握能力が、本人の意思とは無関係に動き
始める。
オーバーロードした人格・意識を無視して、思考のみが勝手に作動したのだ。
クローゼットから転がり出てきた男の身体的特徴を、冷静な観察眼が捉えていく。
背格好は、平均よりは長身で骨格的には痩せ型だがそれなりに鍛錬を積んだ筋肉質の
身体。
赤紫に近い赤毛。
目隠しと口枷をされていてもわかる鼻筋の通った顔立ち。
それらの特徴が脳内にインプットされた時点で、ようやく初佳の自我は回復した。
「キャッ!」
思わず大声を上げる初佳。
「どうしたの、大声を出さないで初佳」
やよいが窘める。
かつての初代ステルヴィアにおいては、共同生活の意義のためという理由であえて寮
室には防音対策が施されていなかったが、現在は違う。
この部屋で初佳がやよいに愛されて嬌声を上げても、誰にも気づかれぬ程度には。
それでも今のような絶叫を上げたことはない。
「そ、それは…一体」
一瞬、その人物が真人ではないかと思った初佳だが、意識が空白になっていた間に脳内
に蓄積されていたデータが違うと告げる。
真人ならこんな仕打ちを受ける理由は充分にある、少なくともやよいの主観からすれば
そうだろうと。
だがどう見ても真人ではない、既知の人物のような気もするが、あまりにも異様な風体
から正気になると直視することすら憚られ(特に隆々と起立してテラテラと光る粘液が
したたっている部分が)なかなか思いつかない。
「それは一体なんなのっ!」
一度窘められたにも関わらず、再び絶叫してしまう初佳だった。
<> Slave to love<>sage<>04/06/27 20:08 ID:PDAj2ywH<> 「初佳、酷いわね、人間相手に『それ』だなんて」
やよいが眼鏡を光らせて言う。
「言うのなら『その人は誰なの』と言うべきじゃないかしら?」
間違ってはいないが、この状況下では明後日の方角を向いた発言。
「でも、結果的には正解だわ…この人、今この時間は確かに『人』じゃないから…」
意味不明な言葉に、初佳の中でやよいへの恐怖が高まっていく。
彼女への揺るぎの無い愛をもってしてもなお抑えきれない恐怖が。
「人じゃないって…」
「そう、今の彼、いいえ『これ』は『物』なのよ、わたしがあなたのために用意した、
わたし専用のチン○だから」
「やよい、あなた一体何を…」
やよいの真意を測りかねて困惑の度を深める初佳。
「わからない?つまり『これ』はわたしの所有物なの、だから当然『これ』について
いるチ○ポもわたしの物、簡単な理屈でしょ」
「や、やよい…」
初佳が震える、愛しいやよいの口から漏れ出す言葉に。
人間を「所有物」などと言い放つこともさることながら、やよいの意図が漠然とだが
わかって来たから。
つまり、やよいが初佳に「あげる」と言った物は、バイブの類ではなくこの男の…。
「いっ、いやーっ!それは嫌っ!」
「あら、どうしたの急に、あなたは○ンポが欲しくてあのコを誘惑したはずよ、それ
なのに…」
「そんなの嫌っ!見ず知らずの人となんて、あんまりよ、やよいっ!」
「あんまりなのはあなたよ」
涙目で首を横に振る初佳を、冷たく見下ろすやよい。
「仮にも一緒にあのコズミック・フラクチャーと戦った仲間を、それにかわいい後輩
を見ず知らずの人なんて」
言われて転がっている全裸拘束男の顔を、もう一度じっくりと見る。
そしてある人物の顔が思い浮かんだ。
「えっ、ま、まさか」
<> 名無しさん@ピンキー<>sage<>04/06/28 00:24 ID:JYGgZYbv<> もしかして、p(ra <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>04/06/28 00:59 ID:MR1L2kyo<> 小唄でしょ。 <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>04/06/28 01:28 ID:clHt8rGd<> >>315
色盲?
白黒テレビで見てた? <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>04/06/28 02:28 ID:2pGI8hwi<> やよいの「愛の奴隷」は一人じゃなかったということか…
(((;゜Д゜)))ガクガクブルブル <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>04/06/28 11:37 ID:ghOFW0jY<> >>308 <> Slave to love<>sage<>04/06/30 23:08 ID:SQ12l4ex<> 「あなた…タ、タキダ君?」
初佳の記憶にある人物と、その拘束裸体男の特徴が一致した。
ピエール・タキダ、ステルヴィアUパイロット本科生の席次bRにして「ペンタゴン
(五芒星)」の一人。
ペンタゴンこと、やよい、風祭りんな、ピエール、栢山晶、ジョイ・ジョーンズの五人
は、かつてのビッグ4になぞらえられる優秀なトップガン集団。
音山光太が学生でありながら恒星系外観察任務につき、同じく片瀬志麻が新型DLSと
の適正の問題から惜しまれながらもプログラム専科へと転科した今では、文字通り最高
水準のパイロット候補生たち。
元々彼らは予科生時代から仲の良い面子だった。
やよいの交友関係は初佳もよく知っているから、ピエールのことも無論ある程度の認識
はある。
プレイボーイ的な面がありながら、お人よしで友誼に篤いという美徳が女たらしになり
きるには邪魔なのか戦果は芳しくない、その代わり軽い割には評判は悪くない。
ただ…。
以前やよいの仲間達の会話をそれとなく小耳に挟んだことがあった。
「ピエールは前のステルヴィアにいた頃、お嬢に告って玉砕してるから」
やよいはそんなことは何も言ってなかったが、自分に対するケントのアプローチのよう
な物だろうと、その時は大して気にもしていなかった。
ただ、今目の前にピエールが尋常でない姿で転がり出たのを見ると、微かな疑いが心中
に湧き上がる。
五年前に出会ってから。
自分とやよいと過ごして来た時間は実質的にその半分ほどだ。
やよいの事故とドロップアウト。
ステルヴィア再建までの別離。
それぞれの理由で離れていた一年余りの時間がある。
そのうちの後者の時期には、やよいの側にはずっとピエール達がいたのだ。
自分の知らない間に、やよいとピエールの間に何かがあってもおかしくはない…とそこ
まで考えたところで、はたと思いとどまった。
ただ部屋に隠れていただけならともかく、この厳重かつ嗜虐的な拘束は何なのかと。
<> Slave to love<>sage<>04/06/30 23:09 ID:SQ12l4ex<> 「何か勘違いしてない?初佳、もしかしてわたしがピエール君と浮気でもしていたと?」
「ううんっ!」
途中まではそう思いかけていただけに、慌てて否定する初佳。
「そんなことするはずないでしょ…」
言いつつ、床に転がるピエールへと近づく。
そして。
ギュッ。
唖然とする初佳。
隆々と鎌首を持ち上げたペニスをやよいが踏みにじったのだ。
「むぐぅ」
口枷の奥からくぐもった悲鳴をあげるピエール。
そんなピエールの苦悶には我関せずとばかりに一しきり踏みつけた後で足を退かす。
勢い良く天を衝いていたペニスが、哀れにも萎んでいた。
「ダメでしょう、命令もなく勝手に大きくしたりして…今、これはあなたのチン○じゃ
ないの、わたしの○ンポなのよ」
やよいがそう口走った途端、
それを目撃した初佳は、何故さっきからやよいがわざと何度も「チ○ポ」を連呼して
いたかわかった。
やよいの口から「チン○」という卑語が漏れるたびに、それがピエールの耳に入り。
その度にピエールのペニスはますます仰角をあげる。
上品で清楚な美貌のやよいが卑語を口走るギャップ、その刺激は聴覚のみでピエールを
快楽へと誘っているのだ。
「…もう知ってるわよね、彼、三年前からずっとわたしに気があったの…自慢するわけ
じゃないけど…事実よ」
言いつつやよいは、ピエールの口枷を外した。
「何度か付き合って欲しいと言われたけど、その都度断ってきた…理由は言わなくても
わかるでしょう?」
自分との関係のためだと、初佳にもわかった。
「どうしてもわたしと『特別な』関係になりたいという彼の願い…それを叶える方法が
これだったの…」
やよいはそう言ってピエールの顔を撫でた。 <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>04/06/30 23:53 ID:8BzNzPgG<> 哀れピエール…
ってか、こんなの俺のお嬢じゃねェよ! ヽ(`Д´)ノ


でもエロイから桶 <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>04/07/01 00:06 ID:/UTGHDO8<> いや、お前のものではない。 <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>04/07/01 00:07 ID:zEy+p2RV<> 安心しろ、本編のお嬢もお前のじゃないからw <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>04/07/01 00:19 ID:emS2aTnc<> >>322-323
結婚オメ

「○分以内に書き込みなかったら××は俺のモノ」という遊びが懐かしいな
<> 名無しさん@ピンキー<>sage<>04/07/01 01:10 ID:94XVDQRa<> やっぱりやよいとはシテないんだろうか、彼は。
<> 名無しさん@ピンキー<>sage<>04/07/03 22:09 ID:QU8TH21w<> 保守るわ <> Slave to love<>sage<>04/07/04 19:59 ID:s0fACA1+<> 「わたしと彼は普段はお友達、二人きりの時はわたしの所有物、それがわたし達の関係
なのよ」
やよいの手が、今度はピエールの胸板を這い回る。
「出来れば初佳以外には『特別な』関係の相手を作りたくなかったけれど、彼がお友達
以上の関係を望んだから、そして何より…」
ギュッ。
「あうっ」
口枷を外されたピエールが呻き声をあげる。
乳首をやよいの指が強く摘むというか捻り上げたのだ。
「あなたが浮気なんかするから、そのお仕置きのための道具が必要だったのよ」
「!」
「そうなの、誤解しないでね、ほんの数日前までわたしは彼を『こういう風』にしよう
だなんて思わなかったわ、彼の気持ちは嬉しいし、別にしつこいとも思わなかったけど、
それでもずっとお友達のままでいるつもりだった…」

その日。
午前中で残る数少ない学科を終えたやよいは暇な時の恒例である「初佳ウォッチング」
に勤しんでいた。
優秀とはいえやよいほどの「優等生」ではないりんな達は午後にも学科を残し、別学科
の志麻やアリサ達も同様。
そう、彼女は暇だったのだ。
初佳に悪い虫がつかないように監視する…そう本人には言ったものの、実のところそれ
は主たる理由ではない、ただ単に初佳の一挙一動を、やよいは見ていたかった。
自分の見ていない場所での初佳の姿も。
もちろん実際には自分の目に入る姿なのだが、初佳の主観としてはやよいの見ていない
ところだと思ってのふるまい。
皮肉なことにその愛情ゆえに、やよいと一緒にいる時の初佳はある意味では本来の初佳
ではない。
やよいの目を意識していない時でないと、彼女の魅力の一つである颯爽とした姿は目に
することが出来ないのだ。
<> Slave to love<>sage<>04/07/04 20:01 ID:s0fACA1+<> 言葉は悪いが、やよいといる時の初佳は「色ボケ」状態だから。
必ずしも肉体的快楽を求めているというわけではないが、絶えずやよいの存在を意識
して熱に浮かされたような状態なのだ。
初佳の全ては自分のもの、そう自負するやよいが今となっては普段は自分の前で見せ
ない初佳の姿を窃視するのは当然の権利でありかつまた義務にさえ思えた。
だが…。

やよいは自分の目前で繰り広げられた光景が信じられなった。
生徒と二人きりで、相談室にいた初佳。
それ自体は別にどうということもない。
相手の生徒のほうが初佳の美貌に二人きりでいることが落ち着かなくことはあっても
初佳自身は何とも思いはしないだろう…と思った矢先に。
その生徒が、初佳の手を握ったのだ、しかもそれを振り払いもしない初佳。
良く見ると、その生徒をやよいは知っていた。
片瀬真人、親友である片瀬志麻の弟だ。
顔立ちは姉に似て可愛らしい童顔の少年だが、性格は姉とは違いしっかりしたタイプ
である、そして…やよいと志麻の共通の親友であるアリサ・グレンノース。
彼女が一度、やよいの前で困惑した表情でこんなことを言っていた。
「妹がね…」
アリサが目の中に入れても痛くないほど可愛がってる妹、予科生のミア・グレンノース
の顔をやよいは思い浮かべた。
姉妹揃って美少女だが、出会った頃から勝気、そしてスタイルが良く今ではモデルばり
のスラリとした長身のアリサと、気弱そうで華奢なミアは大分印象が違う。
「どうやら恋しちゃってるらしいのよ」
「誰に?」
「真人よ、しーぽんの弟の」
「本当?」
事実を確認するやよい、内気そうなミアが自分で姉に相談したとも思えないし、アリサ
は優秀なメンテナンス・エンジニアの卵である反面プライベートではかなり早とちりな
ところがあるから。 <> Slave to love<>sage<>04/07/04 20:02 ID:s0fACA1+<> 「よりにもよって真人なんて…」
「何か問題があるの?」
真人については前述程度の知識しかなくあまり詳しくはないやよいが尋ねる。
「いや、あれはしーぽんと違ってしっかりしたいい子なんだけどね、本当にあのボケ娘
と血が繋がってるのかと疑いたくなるほど」
親友を悪し様に言うアリサだが、やよいは咎めない。
そういう「扱い」を受けることは志麻の望みなのだ。
何しろ彼女達と志麻が以前に一度だけ喧嘩状態になったのは志麻を「特別扱い」にした
ことが原因だったから。
人類を救った英雄になっても、志麻は相変わらず彼女達のグループではボケてアリサに
突っ込まれ、ドジって栢山晶に怒られ、落ち込んでやよいにフォローされる、そういう
お味噌兼マスコットであることを望み、それは叶えられている。
「あいつには彼女いるのよ、しーぽんも知らないみたいだけど」
「そうなんだ」
今度は疑いを持たないやよい、早とちりな面はあるが目ざといアリサなら、実の姉では
あってもニブい志麻が気づかないことにも気づいている可能性はある、と。
「ミアのことだから、真人に色々親切にしてもらっているうちに惚れちゃったんだな、
あのコ、人に優しくされるのに弱いから」
「そうなの?」
「そうなのよ、何しろ実の姉のあたしが色々面倒見てあげただけで『お姉ちゃん大好き』
とか頬を赤くしちゃうくらいだから」
「あらっ、怪しいわね」
「何言ってんのよ、あなたと初佳センパ、いや初佳教官じゃあるまいし」
「わたし達は別に怪しくなんてないわ、隠し事なんてしてないもの」
「あらっー、お嬢言う言う…ま、でも考えようによっては逆に相手が真人で良かったの
かもね、ミアの気持ちにつけ込んで弄んだりしないだろうし、振るにしてもうまく立ち
回ってやんわりとしてくれそうだから」
「ミアちゃん恋をバックアップしてあげないの?姉として」
「そこまで過保護にはしませんって…それに真人の好みとはミアは違いすきるし」

その時のことを思い出すやよい。
「そう、わかったわアリサ、真人君の好みは『年上』ってことなのね、それで初佳に…」 <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>04/07/04 20:45 ID:go5VLz2E<> 巧みな構成ですな
焦らされるのが楽しみになってきた

俺ってM?? <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>04/07/06 22:58 ID:Sx9KDMlU<> 何げにいろんなキャラの「その後」が描かれてて(・∀・)イイ!! <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>04/07/08 00:45 ID:B9CXI26F<> やよいとセックス三昧の毎日を送りたい <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>04/07/08 02:30 ID:dPLJvcgP<> 同意 
それが可能そうなのはゲームの主人公くらいか・・・? <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>04/07/08 10:37 ID:GwsATc0V<> SEX三昧な毎日を送るんなら俺はりんなのがいいな

つかりんなは俺の物 <> Slave to love<>sage<>04/07/08 22:52 ID:EXGIf9PA<> 心中で冷たい炎を燃やすやよい。
(…いい度胸ね…片瀬真人君、わたしの初佳に…)
だが相手は自分の親友の志麻の弟だ。
「英雄」になった今も、変わらず自分を友達というより姉のように慕う「しーぽん」の弟
なのだ。
それにあの年頃で、しかも年上好みの少年が初佳の魅力に「辛抱たまらん」のは仕方ない
事だし、どうせ初佳が撥ねつけるだろうから…。
そう思い、どうにか怒りを沈静化させた彼女の目の前で。
立ち上がった真人を、初佳が後ろから抱きすくめた。
ブチンッ!
今彼女の中で何かが物が音を立てて千切れた。
人としての大切な何かが。

初佳が真人を抱きすくめている光景を、やよいはその目に焼きつけた。
何事か会話が交わされているが、小さく開けたドアごしでは良く聞こえない。
もしもやよいがもう少し直情的な性格なら、すぐにドアを全開にして中へ飛び込んでいた
だろう。
だがやよいはそうしなかった。
黙って、その場を去った。
二人がどんな会話をしていたのか、気にならないと言えば嘘になる。
だがそんなことは後で「二人の身体に聞けばいい」事なのだから。

数分後、ティーラウンジ、やよいはいつもの席でいつもどおりにお茶を飲んでいた。
彼女は温和で冷静な女性である、演技ではなく心底から。
だが、その忍耐力は意外と脆い。
表面上は同じような態度でも、忍耐を超えた場合はそれが演技に変わり、内面では怒気や
憎悪が荒れ狂う。。
そんなメルトダウン寸前のやよいに。
「あれっ、お嬢一人なの、珍しいね」
声をかけた者がいた。
嫉妬に狂う女神に魅入られた、哀れな犠牲者が。
<> 名無しさん@ピンキー<>sage<>04/07/09 00:00 ID:r+CabNrI<> お嬢、冷静じゃないってわかると、なんだか可愛くも思えてくるな <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>04/07/09 00:34 ID:MQhKLJ5m<> 捕まったー <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>04/07/09 14:06 ID:NYbTW1tV<> 初佳の魅力に「辛抱たまらん」香具師は挙手

ノシ <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>04/07/09 22:38 ID:q77ZKhyf<> おい!お嬢も挙手してるぞ! <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>04/07/10 00:39 ID:jZap87Jy<> お嬢はたまらん以前に辛抱なんてしませんw <> 名無しさん@そうだ選挙に行こう<>sage<>04/07/11 17:53 ID:FHx/L5Wn<> ●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●
●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●
●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●
●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●
●●●●●●●●●●●●●●●●不合格●●●●●●●●●●●●●●●●●
●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●
●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●
●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●
●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●
●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●
これを見た人は確実に【不合格】です。これをコピペでどこかに1回貼れば回避できます。
これは本当です。やらないと一年無駄になります.
<> Slave to love<>sage<>04/07/12 21:08 ID:NWwGbw63<> その日ピエール・タキダは。
久しぶりにやよいと二人きりになるチャンスを得て表面上はクールに振舞っていたが。
内心では欣喜雀躍していた。
二年半ほど前に一念発起して告白して以来、何度か折を見てアプローチを続けて来た。
未だにやよいは彼の思いに笑顔のままで厚く高い壁を張り巡らしている。
だが、諦め切れなかった。

藤沢やよい。
特に深い意味や重大な決意もなく、なんとなく入学したステルヴィア宇宙飛行士養成所で
同じ予科生として彼女と出会って三年が経つ。
それからずっと、ピエールの中で彼女の存在は重要な位置を占めていた。
いささかナンパ体質の彼が、ここまで長い期間一人の女性に執着していることは、自分で
も不思議だった、だがそれを後悔したりはしない。
いささか不謹慎だとは思うが、ピエールはやよいが最初に予科生になった時に事故が原因
でドロップアウトしてくれてよかったとすら思っている。
もちろん今では彼女がそのトラウマを完全に克服したからそう思えるのだが。
もしもそんな事情がなかったら、学年の違う彼女と親しくなる機会は多分なかったろう。
そしてもしも再び宇宙へ上がる決意をしてなかったら、彼女とはまったく縁がなかった。
初めて見た時から、可愛いコだと思った。
周りのみんなより一つ年上の自分より、さらに彼女の方が一つ上だと知ったのはかなり後
のことだ。
いつのまにか形成されていたピエール達のグループの女の子は、みんなそれなりに容姿が
整っていた。
やよいは眼鏡をかけていたが、顔立ち自体に眼鏡が似合っているのかいわゆる眼鏡フェチ
以外から見ても、その魅力が損なわれるどころかむしろ増してさえいた。
やがてグループ内で志麻と光太、晶とジョジョと付き合う人間が出てきたのを見て、頃合
かと告白したピエールだが結果は「ごめんなさい」
その後もやよいの自分への態度が、少なくとも表面上は変わらなかったことが救いだった。
そんな中、ステルヴィアの、いや地球人類の命運をかけたコズミック・フラクチャー消滅
ミッションの最中、ピエールの目の前でやよいは自分以外の相手に「告白」した。
同性であり、かつての事故の原因でもあった町田初佳に。
<> Slave to love<>sage<>04/07/12 21:09 ID:NWwGbw63<> その時初佳ら「ビッグ4」とやよい、ピエール、そして風祭りんなはフラクチャーの感知
機能をインフィニティとアルキオンの行動から逸らさせるための「囮」になっていた。
かなり危険なミッションであった。
周りの意気込みに乗せられてついつい参加してしまったが、同じ「囮」を務めていた他の
メンバーと比べれば操縦技術が一枚劣っていたピエールには、最初はやよいと初佳が何を
言ってるのかわからなかった。
こんな危険な状況で「あなたと飛びたかった」なんてのんきな会話しているなんて、天才
やそれに准ずる人間は違うんだな、程度の感想。
深く考えず、というよりそんな余裕などなく必死にディバイスを操作していたピエールが
その意味を理解したのはりんなの「妬ける?」という言葉だった。
瞬時に事情を察したピエールは自棄になって神がかりな操縦に開眼したのは別の話。

とりあえず、この件でピエールは自分が何故やよいに受け入れられなかったのかようやく
理解出来た。
ピエールのことは嫌いではない、というのは社交辞令ではなかったらしい。
要するに「男」である限り、自分はやよいにとって恋愛対象ではなかったのだ…。

それから数日、ピエールはとんでもない物を目撃した。
輸送船の船腹の一隅で、誰もいないと思って濃密に愛し合うやよいと初佳の姿を。
恋に破れた悲しみにひたる自分と、目前で繰り広げられる激しい愛欲図に興奮する自分。
二つの鬩ぎ合う感情の中、身動き一つ出来ないピエールであった。

ショッキングな体験を経て、しばらくの間ピエールはやよいを避けた。
もちろん表面上はこれまで通りにしていたが、彼女へアプローチめいた行動は一切停止
し、自ら求めていた関係の親密化を諦めた。
いや、諦めようとした。
しかし、諦められない、諦められるはずがない。
元々可愛らしい容貌のやよいではあったが、彼女は蛹から孵った蝶のごとく、日に日に
美しく変貌していくのだから。

<> 名無しさん@ピンキー<>sage<>04/07/12 22:10 ID:UwID8K3n<> 男とは愚かな生き物 <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>04/07/14 23:53 ID:T5IYKG5X<> ほしゅ <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>04/07/15 02:53 ID:G+xrlnsy<> そんな無防備な二人を見たら、俺だったらまっさきに飛び込んでいくね。
そして返り討ちにあうね。
そして帰って飯を食うね。 <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>04/07/18 05:56 ID:NI4NecP6<> ・・・・・それでも飯を食えるお前さん>>346のタフさに乾杯(チン <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>04/07/18 22:13 ID:WOK7egiG<> ・・・
(チン <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>04/07/19 14:26 ID:JEJRDJYi<> ・・・
(チン <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>04/07/19 15:17 ID:3U3RZqn+<> コ <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>04/07/22 00:47 ID:Sx2He5ax<> 神降臨にて凍り付いていたこのスレが密かに蘇り始めましたね。ガンガレ〜神、
      以下、今までROMってた彼女いない暦=年齢の22歳童貞からでした <> 名無しさん@ピンキー<><>04/07/22 00:50 ID:k8kaUzo7<> 嗚呼、ピエール。 <> 156<>sage<>04/07/22 02:06 ID:RHztnaKq<> 今夜更新の予定だったけど睡魔に屈しますw
更新まで数日の猶予を <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>04/07/23 01:09 ID:vhIh9q55<> 保守 <> Slave to love<>sage<>04/07/23 23:23 ID:TGZABcfk<> コーヒーカップを手にさも当然のようにやよいの向かいに腰掛けるピエール。
彼らが一緒にお茶するのはいつものことだ。
ただ二人きりという機会はなかなかあるものではない。
ここぞとばかりに想いを抱き続ける少女の顔をじっと見て、ふとあることが気
にかかる。
「どうしたんだい、浮かない顔して」
ピエールのかけた言葉に、深い意味はない。
ただ何となく、いつものやよいに比べて翳りのある顔だと思えただけだ。
だが。
「わかるかしら?」
やよいはその言葉をまともに受け止める。
日ごろつけている仮面を、ピエールに見破られたのかと。

完璧な仮面、やよいがつけている表の顔はそう表現していいだろう。
なぜならそれはまったくの作り物ではなく、彼女が精神的に安定している時の
「素顔」そのものであるからだ。
自分自身の偽らざる一面であるのだから、単なる演技とはリアリティが違う。
ただ単に、不機嫌な時も普段と同じような表情と態度をしてみせているだけ。
だが今回は初佳の「浮気」という予想外の事態に、内心の烈火のごとき怒りを
抑え切れていない…やよいはそう判断した。
実際にはほんの少し雰囲気が暗いという程度、それもつきあいの長いピエール
だからこそ気づいたことなのだが。

「うん、気になるな、良ければ何があったか話してくれないか?」
「…それが…」
「ああ、もちろん話せない、話したくないならいいよ」
多少は遠慮がちながらも、いつになく真摯に自分に接するピエールに、やよい
の日頃なら揺るぎもしない「ライン」が揺れる。
ピエールとの間にひいた「お友達」というラインが。 <> Slave to love<>sage<>04/07/23 23:24 ID:TGZABcfk<> スッ。
やよいの手が伸び、ピエールの手を軽く掴む。
平静を装うことも忘れ、目を見開いて驚くピエール。
「今、暇かしら?」
「ん?あ、あぁ、今日はもう授業もなし」
動揺しながらも答えると。
「そう、それじゃ」
立ち上がったやよいは、そのままピエールの手を引いて彼を立たせた。
やよい自身が数分前までは考えもしなかった積極的行動。
もっともその目的はまったくもってとんでもない物だったが。

やよいがピエールの思いを知りながら彼との間に一線を引き続けた理由。
それは初佳の存在が大きかった。
運悪く、ピエールの告白は彼女が初佳との関係を修復した後だった。
まだ決定的に恋愛関係にはなっていなかったが、それでも当然のごとく玉砕
したピエール。

ちなみにやよいの「ごめんなさい」はかなりやんわりとした物だった。
元々「普段は」温厚なやよいだが、この時は初佳への愛憎ない交ぜになった
永年の鬱屈した感情が整理された後だったので殊の外上機嫌だったのだ。
断られはしたもの、普段以上に柔らかな対応をされたピエールは振られた割
には嬉しそうだったと当時を知る小田原大は証言している。

別に初佳の「浮気」に対抗意識を燃やしたわけではなかったが、ピエールと
の間に自ら張り巡らせた壁は脆くも崩れ落ち始めていた。
だがそれがピエールにとって幸運であったかどうかは別の話だった。
友達のままなら、やよいとのことは彼にとっても青春の甘酸っぱい思い出と
していつまでも残っただろう。
だがタイミング悪くその壁が崩した、いや崩れる時に居合わせたがために、
ピエールは別の意味で一生忘れられない体験をする事になる。
<> 名無しさん@ピンキー<>sage<>04/07/24 19:52 ID:mMg6zrm4<> ・・・・・・・・・・忘れたくても忘れられなくなるんだろうなあ・・ <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>04/07/24 23:40 ID:YEuuOAQy<> やよいは邪悪なのか?純真なのか?どちらでもないのか?どちらでもあるのか?

・・・おまいらどう思いますか? <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>04/07/25 01:42 ID:FSagxdFA<> そんな大層なもんじゃない。






・・・・・・・・・・・・裏表が激しいだけだ(涙
<> Slave to love<>sage<>04/07/26 19:36 ID:cBuDOJix<> 「…ずるい女だって、思う?」
「な、何が…」
「今までずっとあなたの気持ちに応えてあげなかったのに、自分の都合のいい
時だけ頼ったりして」
突然自分の手を引いて、人気のない場所へと引っ張って来たやよいに困惑する
ピエール。
その真意を尋ねる間もなく、いつもの彼女とは思えないどこか艶めいた様子で
やよいの方から話を切り出されて、ますます動揺するが。
(今までずっとってことは…まさか?)
彼なりにやよいの言葉を吟味して、多少自分に都合のいい解釈をする。
もっとも誰が聞いてもやよいの言葉はそういう意味に取れるものだった。
(ついに…OKしてくれるってこと?)
微妙な関係を崩さないために、慎重にやよいとの距離を図ってきたピエールで
あったが、さすがにこうなると興奮を抑えきれず。
「な、何かあったの、町田さんと…」
つい思っていたことを口に出してしまう。
認めたくはないが、今まで自分とお友達のままでいた最大の理由は初佳の存在
なのだから、やよいの心境に変化のようなものがあるなら彼女が何か関係して
いると思うのは当然のことだった…そして。
「ひっ」
思わず恐怖に後ずさりする。
ピエールの言葉を聴いた瞬間、やよいの眼が眼鏡の反射で見えなくなり、口元に
凄みのある笑みが浮かんだのだ。
今のやよいはかつての大きな眼鏡ではなく、ハーフリムの軽量のものをかけて
いて、レンズも薄いから反射など起こるはずもないのに、彼女の心象が光学法則
すら捻じ曲げたのか…。
「あら、どうしたのピエール君」
「え?」
後ずさりした直後にやよいに声をかけられて、反射的に顔を見つめなおすと、
もういつものやよいに戻っていた。
(なんだったんだ今の…み、見間違いだよな、お嬢があんな顔する筈ないし)
嗚呼、男純情ピエール・タキダ、逃亡の機会を自ら潰す…。 <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>04/07/26 20:29 ID:QEXJSCqA<> 深刻な場面の筈なのにどことなくコミカルですな <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>04/07/26 22:17 ID:8MhYgPVs<> まあ、逃げた所で時間の問題だろうし <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>04/07/27 03:31 ID:kxOrErlL<> 逃げる間もなく捕まる。 <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>04/07/27 14:50 ID:xEv5zBVo<> 誰もピエールには同情してくれんのかw <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>04/07/28 03:23 ID:Nxetldbk<> やよいや初佳とヤれるのに同情の余地なんてねぇ。 <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>04/07/28 19:48 ID:ZBy/XLvF<> 初佳はともかく
やよいとやれる展開になんてならないよw <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>04/07/29 00:21 ID:n7cEsGxF<> やられるだけだしな <> Slave to love<>sage<>04/07/30 23:54 ID:FgOVXJ1y<> 「う、ううっ」
ピエールが眼を覚ましたのはシックでシンプルだがセンスのいい調度のおかれた部屋。
間違いなく何度か訪れた事のあるやよいの部屋。
もちろん、今までは志麻たち仲良しの女の子たちと一緒で訪れた。
男達だけ、ましてや一人で来たことなどなかった。
今日のこの日までは。
そう、ついにピエールはこの部屋に一人で訪れたのだ、それもやよい本人に誘われて。
そして…。
記憶を辿る、それはピエールにとっては恐怖への誘い。

「わたしの家って、代々女系家族なのよ…」
薦められるままテーブルに着き、二杯目のカップを出された直後にやよいが口にした
のはその言葉。
ティーラウンジでの話の続きをするのだと思っていたピエールは予想外の展開に少し
驚いた。
だがやよいが身の上話をする何て初めてのこと、親密度がアップしたのだと好意的に
解釈して続きを拝聴することにした。
「もちろん今は子供の産みわけが出来るけど、昔はそうじゃなかった…男の子が生まれ
たら里子に出してしまうの、武家なんかは男児が生まれないと御家が断絶するからって
養子をとってまで無理やり後を継がせてた時代もあったのに、凄いでしょ」
「あ、ああ」
何やら壮絶な話に、ピエールは汗を垂らす。
「藤沢家はただの商家だったから別に跡継ぎは男である必要はなかったけど、それでも
普通は男が一家の主になるけど、うちは別、代々娘が跡を継ぐのよ、婿養子をとって」
「婿養子…婿?」
(まさか…まさか…)
ピエールの脳内で、自分に都合のいい論理が展開する。
曰く。
(まさか、僕を婿養子に?) <> Slave to love<>sage<>04/07/30 23:55 ID:FgOVXJ1y<> (だ、大丈夫さお嬢、僕は一人っ子だけど継がなくちゃいけないような大層な家系でも
ないし、特に家業もないし、別に『ピエール・フジサワ』になろうと『藤沢ピエール』
になろうと何も問題ないよ、うん)
脳内で幸せ光線を撒き散らすピエール、だがその妄想も故ないものではない。
二人きりでい時にいきなりそんな家の事情を話されたら、そんな勘違いも仕方がない。
ましてや今ピエールは、やよいの今まで見せたことのない「触れなば落ちん」の風情
に完全に舞い上がり、今まで押しても叩いてもビクともしなかった暑く高い壁が崩れ
落ちる…ような気がしていた。
ジェリコの壁だろうと、ベルリンの壁だろうと、崩れ去る時は崩れ去った。
自分とやよいの間の壁だって、と思っても無理はない。
今まで保っていた微妙な距離感覚・平衡感覚を失っても責められない。
三年間の想いが今やっと報われるのか、と期待に打ち震えるピエール。
しかし、運命と藤沢やよいは決して甘くはなかった。
「婿養子をとって、名目上の当主にするの、種付けのためだけにね」
「いっ?」
「種付けが終わったら、後は座敷牢に閉じ込めたそうなの、死ぬまで」
「ええっ?」
やよいの口から「種付け」なんて言葉が出たことに驚く以前に、あまりにも酷い話に
愕然とするピエール。
「もちろん、近代に入ってからはそんなことはしないわ、普通に離婚するだけ、でも
稀に別れたくないっていう人もいた」
ピエールがその話を自分の身に置き換える。
やよいと結婚できたら嬉しいが、その後に別れるのは辛い。
どんなことをしてでも別れたくないと思うだろう。
「そういう場合は家においておくけど、間違っても主人のつもりで勝手なことをしない
ように、徹底的に『道具』として扱われたそうよ…」
「………」
何を言えばいいのかわからず沈黙するピエール。
だが、次の言葉で沈黙どころか総毛立つこともなく。
「そう、わたしのお父さんのように」 <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>04/07/31 00:27 ID:UFkoHb0Y<> 筆に勢いがあるというか、興に乗って書いているのがよくわかる
願わくは上滑りしないように <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>04/07/31 01:26 ID:UmRQm6vC<> なんかもう、真人のことなんてどうでもよくなってしまいましたなあ <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>04/07/31 12:03 ID:XeEy57zg<> >>371
このままで済むと思うw <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>04/07/31 17:42 ID:k4pl1MaK<> ((((;゚Д゚)))ガクガクブルブル <> Slave to love<>sage<>04/08/02 23:48 ID:s0V2JDyG<> やよいの思いもよらぬ独白に、ピエールの顔は蒼白になった。
ただでさえ(お、お嬢の家系って、一体…)と少し引き気味だったのに。
それが彼女の家に代々伝わる話、というような伝聞ではなく、やよいが実際に自分で見聞き
したことだったとは…。
そんなピエールの反応を知ってか知らずか、やよいは話を続ける。
「わたしの小さい頃は、両親も少なくとも子供の前では、外と同じように普通の夫婦のよう
に振舞っていたわ…物心つかないうちから本当の関係を見せるのはよくないと判断したんで
しょうね…それでもいつしかわたしは知ってしまった…」
かなり異常な家庭の話を淡々と話しつつ、紅茶を啜るやよい。
「…でもその事実をわたしは割りとあっさり受け入れた、時期的に思春期で、女の子が一時
的に父親を忌避しがちな年頃と重なったせいかしら、ただ、そのせいでわたしは男性を恋愛
対象として見ることが出来なくなってしまったわ…」
わかってはいたが、改めてはっきりと言われるとかなりキツい冷厳な事実がピエールに突き
つけられる。
ガックリすると同時に、疑問が浮かぶ。
それならばなぜやよいが、そんな秘密を自分に話すのか。
(まさか…)
背筋に冷たいものが走る。
と同時に、不意に意識が遠のき始める。
最悪の予想があたったことを自覚しつつ、ピエールの意識は闇に落ちた。

「目が覚めたかしら?」
自分が今どこにいるかくらいは把握したものの、まだ少しぼんやりとしてるピエールの意識
を完全に覚醒させたのは、やよいの声だった。
声のほうへと身体を向けようとして、何かに遮られる。
「えっ?」
そこで初めて、自分がテーブルの上に仰臥させられ、四肢を拘束されていることに気づく。
「こ、これは?」
唯一自由になる首を動かして、声のした方向を見たピエールは息を飲んだ。
漆黒の黒髪を全て下ろし、同じような色の下着だけを真白い肌に纏ったやよいの姿を芽に
して。
<> 名無しさん@ピンキー<>sage<>04/08/03 00:03 ID:c3TsXNUr<> 陵辱されるヒロイン役がピエールとは・・・
お嬢はかなり膂力があると見た w <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>04/08/04 15:02 ID:3Lafz156<> グラマーの同級生の下着姿なんてみたらその瞬間に射精するな。 <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>04/08/05 01:29 ID:qPKoA75l<> しかも実際は年上w <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>04/08/05 13:23 ID:FhCVAEiI<> 願ったり叶ったりですがナニカ
ハァハァ <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>04/08/06 00:15 ID:AuDZ2haz<> ピエール、今だけ変われ。
一山過ぎたら後は任せるから。 <> Slave to love<>sage<>04/08/06 22:36 ID:X/RYMYtX<> 「…お、お嬢?これは何の…」
「…ピエール君、先に謝っておくわ、ごめんなさい」
意図を尋ねようとしたピエーネの機先を制するように、やよいは口を開く。
「…さっきも言ったけれど、わたしはあなたの彼女とか、恋人にはなれない…」
「………」
自分が置かれた状況を忘れ、無言で唇を噛み締めるピエール。
「だけど、恋人ではないけど、特別な関係になってもらうわ…」
「特別?」
「わたしの『道具』として色々と役立って欲しいの」
「ど、道具ぅ?」
「あなたの意には染まないことかもしれないけれど、わたしにはあなたが必要なの…勝手だ
とは思うけど、許してね」
「ちょ、ちょっと、そん…な…」
一方的なやよいの言い分にさすがに異を唱えようとしたピエールだが。
今さらながら、やよいの出で立ちをしげしげと目にして言葉に詰まる。
髪と下着の漆黒が、白磁のごとき肌と見事なコントラストになって、眩しいほどの美しさ。
こんな物を見れるなんて、もしかしてラッキー?とついついTPOを無視して思ってしまう。
ゴクリッ。
特にその豊かな乳房が…。

視線を思わずそこに向けて、ピエールは絶句する。
やよいの黒い下着はよく見るとかなり薄い素材で、豊かな乳房の先端の桃色の突起が透けて
見えるのだ。
(も、もしや…)
そう思って視点を下げると。
案の定、彼女の下腹部の茂みも、乳首同様薄い生地ごしに透けて見えていた。
(…た、たまんないっ)
一度、偶然やよいと初佳が生まれたままの姿で愛し合う場面を目撃したピエールではあった
が、すぐ近くで、それも拘束されているとはいえ二人きりの空間でそんなものを見せられて
は若く健康な男としては確かにたまらない。 <> Slave to love<>sage<>04/08/06 22:37 ID:X/RYMYtX<> 黒地に透ける白の中のピンクの点。
そしてやはり黒地に透ける白に混じる黒。
その二つの色彩に、思考力を奪われ呆けた様になったピエールだが。
「…ピエール君…」
やよいの声に我に返り、自分の視線が透けた乳首と茂みに交互に向いていたことに気づいて
慌てて彼女の顔を見る。
「…あ、あの…」
確実に、自分がどこを見ていたかはやよいにバレバレ。
拘束されているという異常な状況下にあっても、これは気まずかった。
今まで三年間のつきあいの中で、ともすればやよいのその豊かな乳房に視線が釘付けになり
そうなのを意思の力で押さえつけていた。
その努力が台無しになった、と。
もっとも、前から胸を見ればバレバレなので我慢していた分、たまに彼女の後ろを歩く機会
があれば、やはり豊満な肉付きの尻が揺れるのを堪能してはいたのだが…。
(…お嬢…軽蔑するだろうか…)
既に監禁拘束という異常な行為をされていながらそんな気弱な事を考える、やりたい盛りの
十代という年相応には助平だが基本的に純情なピエールであった。
しかし、やよいのリアクションは彼の想像とは違っていた。
たまに見せる、心からの笑顔がピエールに向けられる。
「気に入ってくれた?」
「ええっ?」
やよいはまったく怒ってもいなければ、気を悪くしてもいない。
「良かった、やっぱり男の子にサービスするのはこういう格好がいいのね」
「サ、サービス?」
疑問符の嵐がピエールの脳内を駆け抜ける。
「そうよ、あなたの承諾も得ないで、勝手にわたしの所有物にしてしまうことに決めたんだ
から、せめてものおわびにこのくらいのサービスは…」
「サ…サービス…って、ちょ、ちょっと!決めたって、何を!」
やよいの台詞の中に含まれた言葉で、自分が今おかれている状況をようやく思い出して絶叫
するピエール、だが助けは来なかった。 <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>04/08/06 23:07 ID:T6baYal8<> 所有物……甘美な響きだ <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>04/08/07 02:11 ID:JosmwWIe<> >>だが助けは来なかった

そら・・・この状況で誰か来たって、
ピエール抹殺して取って代わろうとするだけだしなあ・・・ <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>04/08/07 03:07 ID:TdEb5ks1<> この場に来たら助けてくれそうな人。

状況が読めなそうなしーぽんと小唄。

それ以外は誰が来てもプレイの途中だったと思って「ごめん」と謝って
速攻で帰ってしまうなw
<> 名無しさん@ピンキー<>sage<>04/08/08 05:59 ID:92hgWKQz<> 割り込むようで悪いのであるが
巨乳人妻がネチョネチョになるSSは
お好みですか? <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>04/08/08 08:50 ID:LRohvQXC<> お好みだからさっさと出せ。
つーかお願いします(土下寝 <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>04/08/08 09:17 ID:vv7pcHAx<> 巨乳人妻ってりんなのママ?
ちーちゃんでもいいけど。 <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>04/08/08 17:13 ID:SUw/qiQc<> はやくお嬢と初佳がぐっちょんぐっちょんに乱れないかなぁ <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>04/08/09 20:21 ID:kIMgsoYF<> 某オエビで真人×ちーちゃんという連作絵があったな。 <> Slave to love<>sage<>04/08/10 19:00 ID:MKrkGCji<>  「あなたには、わたしにないものの代わりになってもらうわ…」
 ピエールの言葉を無視して、ゆっくりと近づくやよい。
 その手が、ピエールの身体に触れる。
 「うーん、やっぱり鍛えてる男の子ね、胸板も厚いし腹筋も固い、でも意外、もっと細い
イメージあったんだけど、ピエール君って着やせするタイプ?」
 日頃仲間内で寛いだり、遊んでいる時のように邪気のないやよいの言葉だが、胸板や腹を
素手でまさぐられているピエールはとても平静ではいられない。
 そしてやよいの手が素肌に触れるその感覚から、今までは認識していなかったある事実に
ようやく気づく。
 「!!!」
 ピエールは拘束されているだけではなく、素裸にされていたのだ。

 やよいは両親の異常な関係を見てしまったせいで、男性を愛せない同性愛者となった。
 だが別に「愛せない」というだけで男性嫌悪や男性恐怖症とは無縁。
 今までピエールに対しそうだったように、お友達としての好意なら普通に感じる。
 そして男の肉体に対しても、少なくともムサい男性的な物が苦手な初佳よりはずっと興味
があった。
 ピエールを自らの手駒とすべく篭絡するための作業に際し、わざわざ裸に剥いたのは必要
があったからだったが、純然たる興味がなかったわけでもない。
 「筋肉質なのは予想外だったけど、こっちは予想通りね」
 「アアッ!」
 予想だにしていなかったやよいの次の行動に、思わず声を漏らすピエール。
 全裸に剥かれたのだから当然のことながらそのペニスもやよいの目に晒されていたのだ
が、まさか指で摘まれるとは…。
 「縮こまってはいるけど、思ったとおり、中々立派な○ンポね、これなら…」
 「…お…お嬢…」
 目を見開き、信じられないと言った表情でやよいの顔を見るピエール。
 まさか彼女の口から、そのような卑語が飛び出すとは。
 彼女の口から聞いたその家系の異常さ、拘束されたこと、裸にされたこと、そしてペニス
に触られたこと。
 その全てを合わせたよりも大きな衝撃が、ピエールの心に伝わった。
<> Slave to love<>sage<>04/08/10 19:01 ID:MKrkGCji<> 「お嬢」
 やよいのその渾名はピエール達同期の仲の良い人間にとっては藤沢やよいという本名以上
に彼女のイメージを良くあらわした言葉だった。
令嬢と言う言葉から来る上品・清楚・温和といったプラスイメージだけを凝縮し、高慢とか
我侭といったマイナス・イメージを排除するとそれがやよいのイメージだからだ。
その上やよいは決して世間知らずではなく、人つきあいも良いのだから。
 男として惚れているのはピエールだけ(人並以上の美貌だけに、影で憧れている人間は少な
からずいるだろうが)だが、男友達はみなやよいに対して「お嬢」としてのイメージを持って
いる。
 ましてや惚れてるピエールにおいておや。
 そのイメージが。
 「これなら大丈夫、充分使えるチ○ポだわ」
 当のやよいの口から発せられる言葉によって音を立てて崩れていく。
 (…お嬢が…そんな言葉を…)
 ショックを受けながらも、思考回路の一部がやよいの言葉を吟味していく。
 「中々立派」「充分使える」
 
 先述のように、やよいの肉付きの良い肉体に対してずっと欲望を感じていたピエール。
 もちろん「カラダが目当て」などという不埒な考えはない。
 彼女に惚れたのは容姿と性格の相乗効果だが、首尾よくやよいとステディな関係になれれば、
いわば「副賞」としてその瑞々しい肉体が漏れなくついてくるという考えはあった。
 はっきりと「恋人にはなれない」と宣言したやよい。
 「男性に恋愛感情は持てない」とも。
 だが「肉体関係にはなれない」「男性に性欲は感じない」とは一言も言ってはいないのだ。
 自分の裸体を興味深そうに観察しているやよいを見て、ピエールは想像する。
 (町田教官相手に「ココロ」は満たされても「カラダ」は満たされてないのかも…)
 随分と自分に都合のいい、虫のいい想像だったかもしない。
 だがそれで彼を責めることは誰にも出来ない。 
 状況証拠的にはそう思っても無理はなく、やよいの考えていたことがあまりに常軌を逸して
いたに過ぎないのだから。 <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>04/08/11 21:19 ID:1N8m4YUm<> とりあえずしぼられるのか??それとも蛇の生殺し? <> Slave to love<>sage<>04/08/14 23:03 ID:lHfjLmeK<> 期待感からか。
 突然裸にされ、憧れていたやよいの視線に晒されると言う異常事態に縮小していたピエール
のペニスに、微妙な変化が現れた。
 少なくとも、縮まった状態からは脱したのだ。
 だが、変化はそれにとどまらない。
 「良かったわ、ピエール君のチン○が使い物にならなかったらどうしようかと思って…」
 ピクンっ。
 やよいの口から卑語がもれた瞬間、激しいギャップが興奮を呼んだのか、ピエールのペニス
が少しずつ鎌首をもたげる。
 「…お…お嬢…」
 「なあに?」
 「そ…その…僕と付き合えなくっても、身体だけの関係でも…別に僕はかまわないよ、それで
お嬢が喜んでくれるのなら…」
 「…ピエール君…」
 自らの処刑指令にサインしたとも知らず、やよいの顔に確かに喜色が走るのを見て内心ガッツ
ポーズを決めるピエール。
 「…ありがとう…それじゃ遠慮なく使わせてもらうわ、これからは…」
 ギュッ!
 「あうっ」
 いきなりペニスを握り締められて、快感とも苦痛ともつかない衝撃に声を漏らしてしまう。
 「これはあなたのじゃなくて、わたしの○ンポ、それでいいのね?」
 「か、かまわない…よっ、ぁっあっあつ」
 握られた状態で、またしてもやよいの口から洩れた卑猥な単語を聞いて、ピエールのペニスは
掌の中でさらに膨張する。
 「…」
 その変化に気づいたやよい。
 「…これは、握られて感じたの?それとも…」
 「き、君が、君がいやらしい言葉を使うから…それで…」
 「そう、それじゃ…」
 やよいは怒張しかけたモノを握ったままでピエールの耳元に口を寄せた。
<> Slave to love<>sage<>04/08/14 23:04 ID:lHfjLmeK<> 「わかる、ピエール君、今あなたはわたしにチ○ポを握られているの…」
 「ああっ」
 「そしてどんどんチン○を大きくしているのよ」
 「ぅあぁ」
 やよいの掌の中で、ピエールのものは膨張し、発熱していく。
 耳元スレスレに彼女の唇や吐息を感じ、同時に至近距離で彼女らしからぬ卑語を聞かされて
は当然の反応だった。
 「良かった」
 それを確認して、安心した顔で言うやよい。 
 「これからはわたしの○ンポなんだから、自由に使えないと困るもの…」
 そう言って握った手を放すと。
 「ああっ」
 思わず腰を浮かして、その手の動きについていこうとして、自分がどんな情けないポーズ
を取っているかに気づいて慌ててやよいの顔を見る。
 彼女は別段軽蔑した様子もなく、さりとて特に面白いとも思っていないようで。
 「出したいの?」
 そう気軽に聞く。
 「ああっ、そ、そんなっ」
 自分から射精させてくださいなどと、とても女の子に言える物ではない。
 「出したくないの?」
 「あっ、だっ、出したいっ、出したいよっ」
 堪えきれずにそう言ってしまう。
 「そう、出したいのね…やっぱりエッチねピエール君は」
 カーっと顔が赤くなるピエールだが、再びやよいの掌に握り締められることへの期待が羞恥
を凌駕した。
 しかし、やよいの手はピエールのペニスに向かわず別の場所へと伸びた。
 ピエールの四肢を固定したテーブル、そのうちの一脚に手を伸ばす。
 そしてピエールの右腕が、不意に自由になる。
 「これでいいわね」
 やよいは微笑んだ。 <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>04/08/14 23:49 ID:UoaPX0vb<> どす黒いな <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>04/08/15 18:55 ID:WgfoUmUJ<> 来てる来てる <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>04/08/16 00:02 ID:SvG7sXIa<> オナーニ強要?? <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>04/08/16 05:58 ID:2a+Bfg/w<> 真人くんはどーなったのでせう。 <> Slave to love<>sage<>04/08/16 22:25 ID:JXSYJcg8<> 「こ、これは…」
 いきなり片腕の拘束を解かれて困惑するピエール。
 「あら?左手でする方だったの?」
 (…まさか?)
 その言葉にやよいの意図をようやく察した。
 出したいのなら、自分で出せと言ってるのだ、しかもやよいの目の前で。
 さすがにいきなりやよいと「出来る」などとは思っていなかったが、そのまま手で握り
しめたまま射精させてもらえると思っていたピエールは愕然とする。
 「そ、そんなことできないよ」
 当然のごとく拒否するピエール。
 「そう、したくないの、じゃあそのままでいなさい」
 冷たく言い放つやよい。
 「こんな格好してサービスしたから、少し調子に乗せちゃったかしら?」
 (お、お嬢?)
 気づいてみると、いつ間にかやよいの言葉使いは厳しくなっていた。
 正確には言葉そのものは相変わらず柔らかいのだが、語気が荒いのだ。
 道義的には調子に乗ってるどころか相手の意思を無視した理不尽な行為をしているのは
やよいの方なのだが、異常事態の渦中にいるピエールには、その点を指摘する心と思考の
余裕はまったくなかった
 第一それを指摘したとしても、現に拘束されている身では何も出来はしない。 
 「仕方ないわね」
 ピエールが呆然としている隙に、一度解かれた片手をもう一度拘束しなおすやよい。
 「ゆっくり考えて、自分がどうすればいいのか、どうするべきか、時間はまだあるわ、
道具にするとは言ってもあなたは大事なお友達、なるべく手荒なマネはしたくないから」
 言中の「なるべく」と言う言葉を、一際アクセントを強くして発音したやよい。
 その瞬間に眼鏡が光るのを、ピエールは見た。
 今度こそは間違いなく目にした。
 やよいへの想いで目が曇っていた彼も、さすがにまたも錯覚と思い込むほど夢見る性少年
ではなかった。
<> 名無しさん@ピンキー<>sage<>04/08/17 04:55 ID:xmq/geHA<> 400GETS(((゚Д゚;))) <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>04/08/17 10:56 ID:k1LYqmU9<> SSの感想かネタでも書け無能 <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>04/08/18 01:38 ID:0deqipyl<> 本当にいつもお疲れ様ですー。
>>400
できたら何か一言添えてあげるように心がけると良いと思うよ。
>>401
>>400と変わらないんじゃないかな。 <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>04/08/18 16:46 ID:RNU1Jylh<> 性少年が良い!

この後のご褒美が待ち遠しいです。 <> Slave to love<>sage<>04/08/18 22:08 ID:YU7a+O0b<>  ピエールがやよいの部屋で目を覚ましてから小一時間ほどが流れた。
 彼のその焦燥はいま極限に達している。
 手足はともかく口だけは自由だが、大声を出して助けを呼ぶような真似は絶対に出来ない。
 何故なら拘束されたままのピエールを放置して、やよいが来客と歓談しているのだから。
 つまり、決して広いとはいえない同じ室内に、自分とやよい以外の人間がいるのだ。
 部屋の中央には別のテーブルがセットされて、拘束されているテーブルは部屋の隅に除けて
あり、その上にシートがかけられてはいるが、来客が何かの拍子に視線を投げかければ不自然
な盛り上がりをしていることは一目瞭然だろう。
 それなのにやよいは、ごく当然のようにその来客を室内に招きいれた。 
 「だからあたし、言ってやったの『お嬢のこと何にも知らないくせに、あやまれっ、お嬢に
あやまれっ』って、そしたらあいつら、逃げちゃったけど」
 「無責任な噂くらいよくあることよ、しーぽんなんかと酷い中傷されてたものよ、まあそんな時は
アリサが凄く怒ってたけど」
 「でも、目の前であんなこと言われたらやっぱ許せないよ」
 プリプリと怒った声もどこか愛らしい声の主は風祭りんな。
 飛び級でやよいやピエールと同じ最上級生になっている、天才的才能の美少女。
 元々やよいとは親しかったが、アルキオンを駆るパートナーということもあって、最近特に
仲が良い。
 そんな彼女がやよいの部屋を物凄い剣幕で訪れたのは、放課後カフェテラスで一人でいた時
に耳にしたことが原因だった。
 りんなの近くで幾人かの男子が、学内で目立つ女生徒のことを色々と噂していた。
 その中でやよいの話が出たのだ。
 いわく「誰にでも愛想がいい」→「実はヤリ○か」→「年上だからテクは凄いかも」「教官
とかに身体開いてアルキオンのパイロットに選ばれた」etcのよくある無責任な話。
 怒ったりんながその生徒達を怒鳴りつけ、逃げられたのでやよいに報告に来たのだった。
 その声を聞きながら、ピエールは心臓が破裂しそうな気分だった。 
 拘束されているとはいえ、女子の部屋で全裸。
 こんなところ、誰に見られても身の破滅だが、とりわけ見られたらマズいと思われるのは
りんなである。
 ピエールとりんなの、微妙な関係から。 <> Slave to love<>sage<>04/08/18 22:10 ID:YU7a+O0b<> 元々りんなはステルヴィアを見学で訪れた時から志麻に懐き、留学して来てからは当然の
ように志麻たちのグループのゲストになっていた。
 一度は故郷ウルティマに戻ったが、ウルティマ喪失後はステルヴィアに居ついたため尚更
グループとは親しくなった。
 当然、その成員の一人であるピエールともそれなりに仲が良かった。
 ナンパっぼい雰囲気の割りにどこかお人よしなピエールは、小悪魔的なりんなにとっては
いじりがいのある相手だった。
 そんな二人の仲が一時的に急接近したのは、ピエールに大きな絶望を与えたやよいと初佳
の「カミングアウト」の後だった。

 コズミックフラクチャー消滅から四十時間後、避難船の中で。
 ウルティマに続き、第二の故郷ステルヴィアをも喪失していつになく感傷的になっていた
りんなは、両親とも仲間とも離れて一人で船内をあてもなく歩いていた。
 すると向こうから、死相を浮かべた見知った人間が歩いてきた。
 言うまでもなく、やよいと初佳の激しい絡みを目撃してしまったピエールである。
 「…」
 無言でりんなを見ていたピエールが、やがてその場を立ち去ろうとする。
 「まだ気にしてるの、お嬢と初佳のこと?」
 その背中にりんなの声がかけられる。
 「ま、まあね」
 まさかたった今それを肉眼で確認して来ました、などといえる訳がない。
 未だ未練たらたらしい男と思われたほうがまだマシだ。
 「仕方ないなぁ、可哀想なピエール君のために、りんながつきあってあげよう」
 なぜそうしようと思ったのか、自分でもわからないまま、りんなはピエールの横に並んで
腕をとった。
 「お、おい」
 「デートしよう、お嬢のことりんなが忘れさせてあげる」
 「意味わかって言ってるの?」
 「さあ、どこでも連れてって、ピエールお勧めのデートコースに」
 「連れてってって、この船に遊ぶところなんてないって」 <> Slave to love<>sage<>04/08/18 22:13 ID:YU7a+O0b<> これが契機になり、ピエールとりんなはステルヴイアU建設までの疎開中も、建設後も
度々二人で遊びに出かけたりすることがあった。
 だが二人は未だに恋人関係になってはいなかった。
 成長期のりんなは見る見るうちに美少女へと成長したが、最初出会った時のイメージが
強いピエールにとっては妹的印象が抜け切らず、りんなにとっても本格的思春期を迎える
前から側にいたピエールは、恋愛感情を持ちにくい相手だった。
 だが二人の仲が進展しなかった最大の理由は、やよいの存在だった。
 ピエールはやよいを諦めきれないし、そのことはりんなも十二分に知っている。
 それがわかっている以上、正式な彼氏彼女になれる筈もなかった。
 結局は擬似兄妹的な、友達以上恋人未満の関係がズルズルと続いている。
 そんな微妙な関係のりんなに、やよいの部屋で全裸でいるところを見られたりしたら…
…想像するだけでも身震いする。
 軽蔑されるのでは…あるいは傷つけてしまうのでは、という思いに駆られ。
 (…あれ、これって僕がお嬢とりんなちゃん、二股かけてるってこと?)
  それは事実はともかく、傍から見た者にそう思われているという点では何をいまさらと
言うべきことだった。 
 やよいやピエール達の仲良しグループは、時折別の友達が一緒に行動することはあって
も、基本的に三年前のメンバーまま、誰かと仲違いする事もなく続いていた。
 元々旧ステルヴィア時代からのカップルに加え、最近ではアリサと小田原大が付き合い
始めたことにより、みんなで出かけてた先でバラけて行動する時などは、三組のカップル
+ピエール、やよい、りんなという組み合わせになっていて、 ある意味、両手に華状態に
なることが多かった。
 やよいには初佳という「恋人」がいること、ピエールとりんなも別に正式に付き合って
いるわけではないという事情を知らない者から見ればかなりうらやましい、いや、事情を
知っていても充分に美味しいポジションだったピエール。
 (もしかしてこれ…天罰…そんなつもりじゃなくても…二人を天秤にかけてたのかな、
僕って…)
 もっと罪深いものが存在し「女神の天罰」リストの筆頭に挙げられていることなど知る
由もないピエールであった。 <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>04/08/18 22:39 ID:ZdGBBEnM<> >>278の良識ってここからなのかな… <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>04/08/18 22:47 ID:KuhnBkkg<> 毒を喰らわば皿まで! <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>04/08/19 00:12 ID:wPBWw05i<> りんなタンまで陵辱されてしまうのでつか <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>04/08/19 02:04 ID:swW7cReH<> はっはっは、地獄に堕ちろ、ピエ〜ル。 <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>04/08/19 02:23 ID:0sf0kpjS<> >あやまれっ、お嬢に あやまれっ
中の人ネタはSSの基本です <> Slave to love<>sage<>04/08/20 22:22 ID:qD88SSw3<> (…神様、仏様…お願いです)
 信心深いわけではないピエールだが、今は必死になって神仏に祈るしかなかった。
その願いは決して大それた物ではなかった。
 今のピエールの願いは唯一つ、りんなが自分の存在に気づかず、このまま帰ってくれる
こと。
 ただそれだけを願っていた…それなのに。
 無情の女神が彼の運命を歪める。
 「りんなちゃん、明日午前中の授業なかったわよね?」
 「ないけど、お嬢もだっけ?」
 「そうなの、ねえ、今夜泊まっていかない?」
 「いいの?」
 (な、何考えてるんだよっ!)
 やよいの言葉に思わず叫び出しそうになるピエール。
 バレる泊めたりしたら絶対バレる。
 「初佳が来たりして…修羅場はイヤだよ」
 「ふふっ、今夜は来ないわ」
 「今夜はってことは普段は来るんだ…でも泊まりの用意なんてしてないし…」
 「一回自分の部屋に戻って、用意してきたら?一度りんなちゃんと一晩中ゆっくりお話
したかったの」
 「そう?わかった、それじゃ用意してくる、すぐに来るから」
 「わたしも色々と準備するから、一時間くらい後でまたいらっしゃい」
 「うん」
 りんなは弾んだ声で返事をすると部屋を出て行った。
 「と、言うことで、りんなちゃんはここに泊まることになりました、どうするのかしら
ピエール君?」 
 キラリッ!
 ピエールの方を振り向くや、眼鏡を光らせて問いかけるやよい。
 (…あ、あっ…)
 これほどの目に遇わされていまさらではあるが。
 今になって初めて、ピエールは恐怖を感じた。
 三年間、ずっと憧れて来た藤沢やよいに。 <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>04/08/20 22:58 ID:6veR+bIx<> どんどん暴走してますな <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>04/08/22 00:11 ID:t0buDBUJ<> >>今のピエールの願いは唯一つ、
>>りんなが自分の存在に気づかず、このまま帰ってくれること。

・・・・叶えられたじゃないか。良かったな、『唯一つ』の願い事が聞いて貰えて。
で、りんなが一時間くらい後でまた来たら、どうするのかしらピエール君?(キラリッ! <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>04/08/22 14:41 ID:WSXZ4ZEV<> りんながお嬢の毒牙にかかり、ピエールは一晩中それを聞かされる…とかか?? <> 156<>sage<>04/08/22 15:27 ID:yyi/tRHA<> >>415
そこまで鬼畜ではナイ

:.,' . : : ; .::i'メ、,_  i.::l ';:.: l '、:.:::! l::! : :'、:i'、: : !, : : : : : :l:.'、: :
'! ,' . : i .;'l;' _,,ニ';、,iソ  '; :l ,';.::! i:.!  : '、!:';:. :!:. : : : :.; i : :'、:
i:.i、: :。:!.i.:',r'゙,rf"`'iミ,`'' ゙ ';.i `N,_i;i___,,_,'、-';‐l'i'':':':':‐!: i : : '、
i:.!:'、: :.:!l :'゙ i゙:;i{igil};:;l'   ヾ!  'i : l',r',テr'‐ミ;‐ミ';i:'i::. : i i i : : :i
:!!゚:i.'、o:'、 ゙、::゙''".::ノ        i゙:;:li,__,ノ;:'.、'、 :'i:::. i. !! : : !:
.' :,'. :゙>;::'、⊂‐ニ;;'´          '、';{|llll!: :;ノ ! : !::i. : : : : i :
: :,' /. :iヾ、   `        、._. ミ;;--‐'´.  /.:i;!o: : : :i :
: ; : ,' : : i.:      <_       ` ' ' ``'‐⊃./. :,: : : O: i. :
: i ,'. . : :',      、,,_            ,.:': ,r'. : , : : !: :        あやまれ!!
:,'/. : : . :;::'、     ゙|llllllllllllF':-.、       ,r';、r': . : :,i. : ;i : :     お嬢にあやまれ!!
i,': : : :.::;.'.:::;`、    |llllH". : : : :`、    ,rシイ...: : ; : :/:i : i:!::i:
;'. : :..:::;':::::;':::::`.、  |ソ/. : : : : : : ;,! ,/'゙. /.:::: :,:': :./',:!: j:;:i;!;
i. : .:::;:'i::::;':::::::::i::`:.、;゙、';‐ 、,;__;,/ノ  . :,/.:::: :/. : :/.:::i. j:;;;;;;;;
l .:::;:'::;':::;':::::::::::i::::i::`:,`'-二'‐-‐''゙_,、-.':゙/.:::: ;ィ': : :/.:::::i: j、;;;;;;;
.:::;:':::;':::;'::::::::::::::i:::i:::::..`'‐、、、-<゙.::::::::/.::: ://. : /.:::::::i :j::.'、:;;;


誰かこのAAをりんなに見えるように修正できる人いないかな <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>04/08/22 17:33 ID:BwYQZpr6<> よしピエール、代わりに俺が捕まってやるから早く逃げ…あ、お嬢…



うわああああああああああああああああ <> Slave to love<>sage<>04/08/22 19:35 ID:yyi/tRHA<> 「な…なんであんなこと言ったんだよ…」
 恐怖や憤りを押し殺し、震える声で尋ねるピエール。 
 「うふふっ、やっぱりピエール君はりんなちゃんにこんな姿を見られたくない?」
 先ほど一瞬感じた怒気は影を潜め、朗らかな調子を取り戻している。
 だが、もうピエールにはやよいは恐怖の対象になりつつあった。
 彼の内心を微妙に察知してか。
 「そんな顔しないで、りんなちゃんがここに来たのは偶然よ、都合が良かったのは事実
だけど」
 微笑んで彼に近づくやよい。
 たった今、やよいを見る目を完全に変えたはずのピエールだったが、いざ彼女に間近に
寄られて成熟した女と未成熟な少女のどちらともつかない独特の香りを鼻腔に感じると、
思わず興奮してしまうのは男の性。
 「ピエール君は、りんなちゃんと仲がいいから、とっても可愛いものね彼女は…」
 淡々と言いつつ、掌で胸板を摩る。
 「あぅっ」
 時折掌や指先が乳首に触れる感覚に悶える一方でピエールは、そのやよいの言葉に負の
感情がまったくこめられてないことに、今更ながら落胆する。
 やよいにずっとアプローチをしながら、りんなとも仲良くしていた不実な自分を責める
気は毛頭ない。
 何だかんだと言って、自分に言い寄っている男が他の娘とも仲がよければ多少は気分を
害してもおかしくはないのだが、やよいにはそんな気持ちはかけらもないらしいと。
 あくまでも単なる事実として二人の関係を捉えていた。
 負の感情はなくても、ピエールにとっては最悪の方向にそれを利用しようと。
 スルスル。
 やよいの意図を掴みかねて半ば呆然としていた隙に、ピエールの右手が再びその拘束を
解かれる。
 「りんなちゃんがまた来るまでしばらく時間があるわ」 
 口にしたのはそれだけ、ただそれだけだったが、実際にやよいが何を言わんとしている
のか、ピエールにはわかった。 <> Slave to love<>sage<>04/08/22 19:36 ID:yyi/tRHA<> しぱし瞑目したピエール、やがて憔悴した声でやよいにたずねる。
 「…すれば…して見せれば、帰してくれるんだな…」
 「そうよ、物分りが良くて助かるわ」
 ピエールの頬を撫でるやよい。
 従順というか、実際には自棄になっているのだが、とにかく素直に従うピエールに気を
よくしたのか、心なしか愛情めいた気持ちのこもった撫で方だった。
 別のシチュエーションなら感激したであろうピエールだが、今はそれに浸る余裕はない。
 苦渋の選択をしてしまったのだから。
 だが、 もはや他に選択肢はなかった。
 たとえどんな理由があろうと、こんな姿をりんなに見られるわけにはいかない。
 というより、その「理由」すら信じてもらえないだろう。
 自分だってほんの数時間前までやよいがこんなことをするなど夢にも思いはしなかったの
だから。
 りんなに醜態を晒すよりは、既に晒しているやよい相手により羞恥度の高い姿を晒した
方がまだマシ…。
 目をつぶって、自分のモノを掴む。
 いつかはやよいの秘部へと突入させることが出来るのでは、と一縷の望みを捨てきれて
いなかったモノを…。
 だが…惨めな気分でしごいても、一向に反応はない。
 「ダメだ」で許してくれると思うほど、今のピエールはやよいに幻想を抱いてない。
 多分、出すまでは解放してくれないだろう。
 焦れば焦るほど、萎えたモノはなおさら萎れていくように感じる。
 そんな中で。
 「どうして目をつぶるの?」
 やよいの声に目を開けてみると。
 「ああっ」
 先ほどと同じく、薄い下着だけの姿になったやよいがそこにいた。
 白く柔らかそうな、肉付きの良い肢体。
 その映像が網膜を通過して一秒経ったか経たないかのうちに、手の中で塩をかけられた
ナメクジのようになっていたピエールのモノが、脈動しつつ膨張し始めた。
<> 名無しさん@ピンキー<>sage<>04/08/23 00:35 ID:PFRhhT5s<> 強烈な背徳感と淫靡な倒錯の意識の中で、目を閉じ激しく射精するピエール。
うすく目を開くと、涙目になって覗き込むりんなの顔が!!!

・・・な〜んてな。一概に妄想とも決められないのが (((;゜Д゜)))ガクガクブルブル <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>04/08/23 01:23 ID:8+qun9pO<> >>420俺と同じ考えしやがって(´∀`)σ)´Д`)-3 <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>04/08/23 02:11 ID:9ee2mgH6<> ・・・・・・ひょっとしてこれは、本命(真人)を嬲る時に備えた予行演習なのか・・? <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>04/08/23 04:12 ID:9JYvr0A+<> >>420->>422
やよいの狙いはあくまで「生肉バイヴ」の調達。
そのためにピエールを骨抜きにするのが狙い、嬲ることが目的ではないのでそこまで非道な
ことはしません。
ただし真人に関しては…。 <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>04/08/23 22:06 ID:UviR026j<> ビールのおつまみに生肉バイブ

・・・と頭に浮かんでしまいましたとさ (゚∀゚) <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>04/08/24 04:55 ID:vo2OlMH+<> そうか設定はグレートミッション後だから容姿は最終回ラストのお嬢なんだよな。
どうも予科生の姿で想像してしまう… <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>04/08/24 19:18 ID:2Zd8kRiN<> >>423
そういやあピエールはこの試練を乗り越えたら初佳の中に突入できるんだっけな・・・




ちょん切れ今すぐちょん切れ!!! <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>04/08/24 23:22 ID:3b2TRRn0<>
:.,' . : : ; .::i'メ、,_  i.::l ';:.: l '、:.:::! l::! : :'、:i'、: : !, : : : : : :l:.'、: :
'! ,' . : i .;'l;' _,,ニ';、,iソ  '; :l ,';.::! i:.!  : '、!:';:. :!:. : : : :.; i : :'、:
i:.i、: :。:!.i.:',r'゙,rf"`'iミ,`'' ゙ ';.i `N,_i;i___,,_,'、-';‐l'i'':':':':‐!: i : : '、
i:.!:'、: :.:!l :'゙ i゙:;i{igil};:;l'   ヾ!  'i : l',r',テr'‐ミ;‐ミ';i:'i::. : i i i : : :i
:!!゚:i.'、o:'、 ゙、::゙''".::ノ        i゙:;:li,__,ノ;:'.、'、 :'i:::. i. !! : : !:
.' :,'. :゙>;::'、⊂‐ニ;;'´          '、';{|llll!: :;ノ ! : !::i. : : : : i :
: :,' /. :iヾ、   `        、._. ミ;;--‐'´.  /.:i;!o: : : :i :
: ; : ,' : : i.:      <_       ` ' ' ``'‐⊃./. :,: : : O: i. :
: i ,'. . : :',      、,,_            ,.:': ,r'. : , : : !: :       ちょん切れ!!
:,'/. : : . :;::'、     ゙|llllllllllllF':-.、       ,r';、r': . : :,i. : ;i : :     今すぐちょん切れ!!
i,': : : :.::;.'.:::;`、    |llllH". : : : :`、    ,rシイ...: : ; : :/:i : i:!::i:
;'. : :..:::;':::::;':::::`.、  |ソ/. : : : : : : ;,! ,/'゙. /.:::: :,:': :./',:!: j:;:i;!;
i. : .:::;:'i::::;':::::::::i::`:.、;゙、';‐ 、,;__;,/ノ  . :,/.:::: :/. : :/.:::i. j:;;;;;;;;
l .:::;:'::;':::;':::::::::::i::::i::`:,`'-二'‐-‐''゙_,、-.':゙/.:::: ;ィ': : :/.:::::i: j、;;;;;;;
.:::;:':::;':::;'::::::::::::::i:::i:::::..`'‐、、、-<゙.::::::::/.::: ://. : /.:::::::i :j::.'、:;;;

何か語呂が合ってるんでつい貼ってしまったw
りんなAAは笑顔しかないんだよな… <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>04/08/24 23:24 ID:3b2TRRn0<> >>426

γ/ ̄ ̄ ̄\
El@Ll l l l l」 却下するわ
`ヒl(l l○-○ll
 / l l、 oノl l


<> 名無しさん@ピンキー<>sage<>04/08/24 23:58 ID:s++bWxwY<> >>428
テメー、自分の膜は守るくせに・・・ <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>04/08/25 10:06 ID:4VFJTMWm<> >>429

γ/ ̄ ̄ ̄\   初佳の膜はわたしのもの
El@Ll l l l l」  わたしの膜はわたしのもの
`ヒl(l l○-○ll
 / l l、 oノl l
<> Slave to love<>sage<>04/08/25 19:11 ID:4VFJTMWm<> 「ふふふ、ほら、目を開けたほうがいいでしょう…あなたがたまにチラチラと見ていた
ものだもの」
 そのやよいの言葉に、カッと顔と頭の中が熱くなるピエール。
 やよいの巨乳につい目を奪われがちなのを必死に堪えていたというのに、当のやよいに
はお見通しだったとは。
 強制されているとはいえ自慰姿を見られていることと相まって、二重の羞恥に頭の中が
暴発しそうになる。
 「ただの『お友達』にはこんな姿は絶対に見せられないけど、あなたがわたしの『モノ』
になってくれるなら話は別よ…」
 やよいの言葉にピエールの心は揺らぐ。
 確かに、やよいのこんな姿を見られるなんて、拘束されているとはいえ実はラッキーなの
では、と。
 絶望的な状況の中、手を差し伸べられたことにより一度砕け散ったやよいへの感情が急速
に元の通りに、いやそれ以上のものに膨らもうとしていた。
 元々その絶望へピエールを追いやったのもやよい自身なのだが、そんなことはピエールの
脳裏からは消えている。
 絵に描いたようなマッチポンプであった。

 ピエールを完全に骨抜きにし自らの道具となす、そのための手順がとりあえず目論見通り、
いやそれ以上のペースで進んでいることに、やよいは満足していた。
 完全にピエールの心を挫き、それから手練手管で彼を篭絡するのが狙いだった。
 そのためには今晩一晩かかると思っていたが、リんなの来訪という思わぬ要因が予定より
早くピエールを追い詰めることに繋がり、彼の心はやよいの操るままになりかけている。
 ここが「勝機」と見て取って、次なる手を打つ。
 「そういえばピエール君、よくわたしの後ろを歩いてお尻を見ていたわね」
 またもやよいの口からバレてはマズいことがバレていたことが知らされ、ピエールは興奮
しつつも赤面する。
 彼女の揺れるヒップが脳裏から離れずについつい自室で自慰にふけったことを思い出し、
今自分がしていることもあいまって、その現場をやよいに見られたような気分。
 思わず目を逸らしたピエールを見て、やよいは微笑みつつ次の行動に移った。 <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>04/08/25 22:56 ID:l7kjKhyE<> ピエール・・・お前って、虫ケラだ・・・(涙 <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>04/08/27 04:21 ID:b0Giq/Dy<> 堪えろ!ピエール堪えるんだ!!
じゃないとりんなたんは俺が貰っちゃうぞ!
悔しかったら堪えてくれ… <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>04/08/27 09:25 ID:ZKLrRw0K<> >>433
堪えるの?
堪えちゃうとりんなに目撃されて「お嬢ブリッジ大佐」になってしまうんだがw
<> 名無しさん@ピンキー<>sage<>04/08/28 08:15 ID:h+9Dm1i+<> つまり最良の選択がさっさと射精するとこなのか…(´・ω・`)
そいやピエール童貞なのかな? <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>04/08/28 15:54 ID:7i5mfpDw<> >>432
γ/ ̄ ̄ ̄\  ピエール君はごく普通よ
El@Ll l l l l」 目の前でわたしのお尻が揺れてて平気な
`ヒl(l l○-○ll     男の子がいるの?
 / l l、 oノl l

<> 名無しさん@ピンキー<>sage<>04/08/28 16:46 ID:2IEYewsq<> >>436
き、キサマ・・・最初からこうするつもりでピエールの目の前で尻振ってやがったな・・? <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>04/08/28 21:50 ID:7i5mfpDw<> >>437

              _,. -''"ヾ ̄ ̄`゙゙''ー- 、____
           _,. ''"   /`        `ヽ^ヘ
       _,.-、/              \\ \ヽ、
    /⌒ヽ、/ /  /             ヽヽ ヽぐヽ
   j、    /  /  /   ,   l    ヽ ヽ ヽ   l l  ヽ,<
   ,'-‐ 、  /ハ'   l  l  l   i   l  i  i  l l  ヽ_}
  r'`ー--、 /!l  | , !  !l   |   l  l  |  l  l ト、 {'ヽ
  {     l { ! j l l  l !  |   l  |-‐,.-┴-、L_」 |、 ヽj
  L__,. -' ハヽ'i'  | |  l !___j-一/ー'´ ´ ,. -‐- 、 !`ヽr‐'´
  ヽ_,. -'" ヽヽ! l ├'",.- ''ニン´ヽ   /ィラ斤ド,{   |     バレちゃった?
   ヽ   / ヾ! レi'-/-‐'" ,,...、 `.  | 'r';;;j |!j》.  !
    ヽイ     l   ト!  _,,;:=''"゙ヾ !,-‐ヽ ヾ-ぐ'"i  |
     ヽ__,  l   l ヽ`゙´     /   / 丶、__,. .'  |
        `ーl    L、丶、_ _ ,. ´       /   |  
         l    | 〉、     ` ‐ '    /|   i
         |    l ト、ヽ、.       ,.イ   l   |
         |    l j `ー、ヽ` ‐- = '´,イ   l   |
   ,. -く⌒ヽー|    |-<`ヽ、` 二二´ r'´ 人_  l    !
  /   ヽ } {   l        | |  、ー-ヘ   ノ_
 ハ     l l ヽ   ヽ______, ー‐--〉 〉-- ヽ、__>´ l >、
/ l     l l  \ ノ   /    | {         l l \

<> 名無しさん@ピンキー<>sage<>04/08/29 05:38 ID:J5pCAwux<> >>438

:.,' . : : ; .::i'メ、,_  i.::l ';:.: l '、:.:::! l::! : :'、:i'、: : !, : : : : : :l:.'、: :
'! ,' . : i .;'l;' _,,ニ';、,iソ  '; :l ,';.::! i:.!  : '、!:';:. :!:. : : : :.; i : :'、:
i:.i、: :。:!.i.:',r'゙,rf"`'iミ,`'' ゙ ';.i `N,_i;i___,,_,'、-';‐l'i'':':':':‐!: i : : '、
i:.!:'、: :.:!l :'゙ i゙:;i{igil};:;l'   ヾ!  'i : l',r',テr'‐ミ;‐ミ';i:'i::. : i i i : : :i
:!!゚:i.'、o:'、 ゙、::゙''".::ノ        i゙:;:li,__,ノ;:'.、'、 :'i:::. i. !! : : !:
.' :,'. :゙>;::'、⊂‐ニ;;'´          '、';{|llll!: :;ノ ! : !::i. : : : : i :
: :,' /. :iヾ、   `        、._. ミ;;--‐'´.  /.:i;!o: : : :i :
: ; : ,' : : i.:      <_       ` ' ' ``'‐⊃./. :,: : : O: i. :
: i ,'. . : :',      、,,_            ,.:': ,r'. : , : : !: :       ケツ振れ!!
:,'/. : : . :;::'、     ゙|llllllllllllF':-.、       ,r';、r': . : :,i. : ;i : :     この場でケツ振れ!!
i,': : : :.::;.'.:::;`、    |llllH". : : : :`、    ,rシイ...: : ; : :/:i : i:!::i:
;'. : :..:::;':::::;':::::`.、  |ソ/. : : : : : : ;,! ,/'゙. /.:::: :,:': :./',:!: j:;:i;!;
i. : .:::;:'i::::;':::::::::i::`:.、;゙、';‐ 、,;__;,/ノ  . :,/.:::: :/. : :/.:::i. j:;;;;;;;;
l .:::;:'::;':::;':::::::::::i::::i::`:,`'-二'‐-‐''゙_,、-.':゙/.:::: ;ィ': : :/.:::::i: j、;;;;;;;
.:::;:':::;':::;'::::::::::::::i:::i:::::..`'‐、、、-<゙.::::::::/.::: ://. : /.:::::::i :j::.'、:;;;


<> 名無しさん@ピンキー<>sage<>04/08/29 15:41 ID:qvidIifq<> Ooh man, dig that crazy chick. <> Slave to love<>sage<>04/08/29 21:40 ID:2PmuTsCF<> やよいはピエールを拘束したテーブルの上に立つ。
 二人分の体重を支えてもビクともしない頑丈なテーブルの上で必死にペニスをしごく
ピエールと、それを見下ろすやよいという異様な光景。
 上から見下ろされる形になり、なお一層羞恥心にさいなまれつつも、下から見上げる
アングルだとなおさら迫力のあるやよいの巨乳を目にすると昂奮も抑え切れない。
 羞恥と昂奮、その両方を同時に味あわせることになり、二つの感情を混然とさせるの
がやよいの目論見。
 やがてやよいは、向きを変える。
 今度は肉付きがよく、幾度も妄想した美尻が目の前に揺れる。
 しかもやはり巨乳同様、今までは着衣ごし、せいぜいがさほど露出度のないシンプル
な水着に包まれていたものが、下着ごしに見られる。
 全体的に薄手の下着のせいか布地も少なめのハイレグタイプであり、肉厚のやよいの
ヒップの場合はほとんどTバック同然に食い込んでいる。
 これだけでもピエールの昂奮は最高潮に達しそうなのに、さらなるオプションがまだ
用意されていた。
 「ピエール君は、わたしのお尻がお気に入りのようだから…」
 言うや否や、やよいはゆっくりと腰を落とす。
 「えっ!」
 驚くピエールの視界が白く薄い布で申し訳程度に覆われただけの人肉桃に塞がれる。
 「むぐっ」
 柔らかい感触ながら、人間一人の体重が一部とはいえかけられたことによりピエール
の顔は少しひしゃげて痛みを感じる。
 だがそんな痛みなどまったく感じなくなるほどの快感が全身を走る。
 やよいのヒップは見た目だけでなく「中」も綺麗にしてあるのか、不快な汚臭は一切
しない。
 鼻腔をつくのは、少々の汗と、いわゆる女臭とも言うべき独特の香り。
 (ふわぁあああ)
 顔の上に座られているという屈辱的な状況であるにもかかわらず、ピエールの意識は
法悦の境地をさ迷っていた。 <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>04/08/29 23:01 ID:eNBTnftQ<> ピエールはやよいに弄ばれているが、やよいは作者に弄ばれている


・・・・・・ような気がする

やよいと真人の言動があまりにも何というかあざとい印象を受ける

でも楽しく拝見させてもらってます <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>04/08/29 23:25 ID:gEqI8eOs<> ピエール…ここまでのようだな… <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>04/08/30 01:03 ID:jN4P20gc<> ・・・・・・地獄はこれからなのにな。 <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>04/08/30 11:42 ID:cyLi3rAU<> ピエールには何の恨みもないから地獄は見ない。
地獄見せられるのは真(ry <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>04/08/31 04:01 ID:BQV9D0qP<> しかし相手は真人だ…お嬢が返り討ちにあう可能性もあるんじゃないかなぁ?


だとしたらピエール… <> 名無しさん@ピンキー<><>04/09/01 16:08 ID:yUg9ka/8<> a <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>04/09/01 16:54 ID:ibf0Ncx1<> お嬢が真人にイジめられる展開のが萌えるんだが。 <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>04/09/01 23:24 ID:t1qXp9Ja<> で、いったいあと何ヶ月待てば初佳の話になるんですか? <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>04/09/02 00:53 ID:RLL+AJL8<> 年末 <> Slave to love<>sage<>04/09/02 20:10 ID:vkxMrKbs<> 圧迫感による苦痛をはるかに凌駕する快感。
 事あるごとに窃視していたやよいの豊満なヒップの下で、ピエールは全てを忘れて一心
不乱に自らの欲棒をしごく。
 比喩で無しに女の尻の下に敷かれて情けないとか、異常な状況だとか、そんな考えは脳
の中から綺麗さっぱり消えていた。
 ただただ快感に溺れるばかり。
 幾度と無く妄想の中で思い浮かべた、触り頬擦りしたいと願っていたやよいの柔らかい
肉桃が、薄い布を隔てただけで文字通り眼と鼻の先にあるのだ。
 やよいに見られているということも忘れ、ただただ快楽を貪る様に手を動かす。
 見る見るうちに、逞しく持ち上がったピエールの、いや「自分の」モノを見てやよいは
満足げに頷くと。
 スッ。
 ピエールの右手を両腕で掴む。
 「む、むぐっ?」
 突然、行為を邪魔されてうめくピエール。
 「続きがしたい?」
 「むぐっ、むうっ」
 ゆっくりと腰を上げて、ピエールの顔を見下ろすやよい。
 「ぷはっ!はっ、はっ、はっ、はっ、はっ、はっ」
 今の今まで、快感のあまり忘れていた呼吸困難が一気に襲って来て、苦しげに息をつく
ピエール。
 「どうするピエール君」
 「?」
 テーブルからも降りたが、ピエールの両手を掴んだままのやよい。 
 「気が変わったわ、解いてあげるから、りんなちゃんが来る前に帰っていいわよ」
 「!」
 突然のやよいの変心に驚くピエール。
 みるみる内に、自らの残りの三肢を扼する拘束を解いていく。
 いきなり自由の身にされたピエールは、信じられないという思いで微笑んでいるやよい
を見た。 <> Slave to love<>sage<>04/09/02 20:13 ID:vkxMrKbs<>  先ほど拘束されている間、りんなに見つかるかもという極限のサスペンスの最中も。
 ピエールはあることを心の支えにしていた。
 もしこの縛めから抜け出すことが出来ればやよいを押し倒し、犯してやると。
 今までやよいに対して真摯に接してきた年月を水の泡にすることであり、たとえどんな
理由があろうとレイプ犯となってしまうであろうことはわかっていたが、そうでもしない
とこの感情は収まりがつかないと思ってきた。
 長い恋を無残に打ち砕かれたのだから。
 自分の思いは決して叶うこがないと思い知らされたのだから。
 そして、このような理不尽な目に遭わされたのだから。
 だが実際にこうして自由の身になってみても、押し倒すどころかやよいの真意がわからず
に顔色を伺うだけだった。
 「どうしたの?早く服を着ないとりんなちゃんに見られちゃうわよ、それとも見せたいの
かしら?」
 「で、でも、そ、その」
 何を言えばいいのかわからず、間抜けな声を上げてしまう。
 「…それとも途中で止めたから、最後まで出したいのかしら?」
 ぎゅっ。
 言いつつピエールの、まだ勃起状態のペニスを掴むやよい。
 「あっ、はっ」
 ただでさえ敏感になってる部分を不意打ちのように掴まれて、喘いでしまうピエール。
 その反応に、満足げなやよい。
 彼女の見たところ、ピエールは多少女好きなだけの普通の性癖の持ち主だった。
 拘束されていたぶられることを喜ぶ趣味も無ければ、裸を女の子に見せ喜ぶ趣味もない。
 そういう「嫌なこと」を、自らの豊満な肢体を見せつけるという「ご褒美」を与えること
で耐えられるようにする。
 さすがに快感に転じないまでも、少なくとも目先に与えられる快感によって気にならなく
させることには成功した。
 自分の肉体を投げ与えることによって、男に言うことを利かせる類の女はいる。
 やよいの場合その身体をピエールの視覚や触覚には供しても、実際に相手に抱かれるよう
な安売りをする気も無ければ、その必要も無かった。
 現に既にピエールは己が思うがままになりつつあるのだから。 <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>04/09/02 21:43 ID:3OXPIPQ3<> 調教を心理面でリアルに描くのは難しいよねぇ
作者殿はチャレンジャーだ
尊敬に値する <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>04/09/03 05:48 ID:1g2Hcnny<> まさか既に、りんなが扉の前にいて二人の会話を聞いてしまった
なんて事はないよな? <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>04/09/03 13:50 ID:FSuiSR/s<>          lヽ:::::ヽ  i`'‐‐‐ソ          〃    __
          l丶:::::ヽ  i==´゙'''''゙゙゙゙゙'''''''‐-、  / /   /ニ~
          \:::::::\ >ヽ        `゙`、l l   r/:::::`
           \:::::::::>' ノ`     ,-−   \   l:::!、_,
            /(`´ ノ``、  ,,/      _,、 \:::::::ゝ-−
           / 「゙ll゙´   ,-‐ /   ./ ∠;;;;l  ヽ、---`´  ねえねえ、りんなも
           l  l ll  /  /.イ  ./ ./     l  ヽ`'''´,-
           l , --、::/   !;イ ..//./ヽ     l   l=−´  仲間に入れてよ
           l ::/ '`゙Vl  i'゙゙~)l./、 l;/ `    l l l l   
           l ::ゝゝ ll   'r‐'::::::::ノ`      ‐'l l ノ ノl   
           l ::::ゝ、ll    !、:::::ノ      .'o'7l /l/ l/   
            l :::::ノ::イl    `'      ,r'::::/ノノ      
    /l      ノ ::::/-、llヽ、        , l´`-゚ /       
   i  l     /...::/ >、ll/`iヽ.    `−-   ./        
、   l  ヽ   /..::::/ ::l l.il l゙'-、_    _  -'ヽ        
`\l    `−' .::::/ヽ、 ::l ll l ll`i-`‐'' i   ll lii l        
:::::...   :::::::::::/    \ゞゝリゝ、- 'ノl   ll lll l        
:::::::::::::::::::::::::/       ヽノ:::::::::l l:::!、  .ll !!! l        
`−::::::::::::/         ( ̄ ̄`-ノ ノ   `` 、!ゞリ 


全然ショック受けなかったりして <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>04/09/04 01:25 ID:d0L8xtsO<> や、安売り・・・
すると初佳は、安いのか・・・ <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>04/09/04 11:40 ID:o66dXrta<> りんなが怒ったり泣いたりせず、楽しそうに参加してきたら
もうピエールは女性不信で一生立ち直れないかなw <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>04/09/04 16:45 ID:3PnA7hqM<> >>457それはない…ないですよね職人様? <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>04/09/05 16:09 ID:QFsN1hMM<> 最近戦国無双を買ったんだけど…。


このスレを見ていたら、前田慶次の中の人とピエールの中の人が同一人物とは思えなくなった…。orz <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>04/09/05 18:37 ID:ocUom/ws<> なーに、アニヲタなコックからやさぐれたテロリストまで幅広く演じるのが中の人だし。


同じキャラだけどな。 <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>04/09/05 23:27 ID:7spKoZTr<> あのコックは正確に言えばアニヲタじゃないけどね。
いわゆる大きなお友達感覚じゃなくて、本当に童心のままでゲキガンガー
を愛でていたから。 <> Slave to love<>sage<>04/09/05 23:28 ID:7spKoZTr<> 「さあ、自分で選んでね」
やよいがいきりたった物から手を放す。
自分の目の前で、薄い布の下着だけの姿でいる彼女が、ピエールには女神のように神々しく
見えた。
一時感じた憤激や恐怖は消え去り、以前と同じ、いや以前とは明らかに異なりながら激しい
感情をやよいに持つ。
もはや彼女と恋人になることは不可能だとわかったが、それでもいいのでこんな夢見心地に
なるような快感を与えて欲しいと。
そういう気にさせたのがやよいの肉体的接触。
いつも目にしていた豊満な肉体が、圧倒的迫力を持って彼を圧倒した。
肉体言語というべきか、言外に彼女の要求をピエールの識域下に直接訴えかけた。
いわく「わたしのモノになって」と。
「すぐに帰る?それとも?」
やよいが提示した二者択一、だがピエールの答えは決まっていた。
命令されてもいないのに、自らいきりたったモノを掴むと再び擦り始めた。
目の前にやよいの瑞々しい肉体があるのに、我慢など出来はしない。
それを確認したやよいが、今日一番の笑顔を見せる。
美しく、そして優しげな笑顔を。
スッ。
再び手を伸ばし。
「合格よピエール君」
そう呟くともう一度熱いモノを掴む、いとおしげに。
篭絡したピエールを労わる意味もあったがそれだけではない。
これはもう彼女自身のモノなのだから。
「ううっああっ」
ものの数秒でピエールは白く熱い粘液を噴出した。
「今日からコレはわたしのモノ、そうでしょ?」
にっこりと微笑みながらそう聞くやよいに、快感に喘ぎながらただ頷くことしか出来ない
ピエール。
生肉バイブ、ここに誕生。 <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>04/09/06 00:34 ID:y62WuRQZ<> 誕 にくばいぶ 生 <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>04/09/06 02:27 ID:e02aLJ22<> ピエール乙! <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>04/09/06 03:44 ID:77nSqnYG<> ピエール・・・お嬢のモノになったのは、お前の腰から下だけなんだ・・・ <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>04/09/06 22:15 ID:h0S9qgz4<> >>463
ファフナーじゃねぇか <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>04/09/07 18:37 ID:FMpI2XzW<> とりあえずりんなにバレなかっただけで良かったじゃんピエール


そう思ってしまう俺は既に黒弥生に毒されてるのかw <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>04/09/07 19:41 ID:3WPJMhcA<> バレた方が良かったような気もする・・・・ <> Slave to love<>sage<>04/09/08 19:41 ID:fW93tl6K<> 初佳は恐怖に打ち震えていた。
身体も心も全てを曝け出しあい、お互いに全てを知り尽くしていたと思っていたやよい
がまだ隠し持っていた暗黒面。
それを目のあたりにして。
晩稲の初佳にも、さすがにやよいがピエールに何をしたかくらいは想像はつく。
具体的な方法は想像はつかないものの、いわゆる調教というものだろう。
しかもその目的が自分の「浮気」を罰するためだというのだ。
さらに、そういう間接的というか心情的な恐怖に加え、差し迫った恐怖にも初佳は直面
していた。
目の前で拘束されているピエール、彼のペニスは「やよいのモノ」だという。
再三再四、やよいが口にした「わたしのチ○ポ」というのはそのことだった。
それでこれから、前人未通の自らの膣道が抉られようとしているのだ。
一度はそこをやよいに捧げる覚悟は出来ていた。
しかしそれはあくまでやよいが何らかの器具を使って自分で、というのが前提の話。
やよい自身がいくら「自分の」だと強弁しようが、無関係の男のペニスを挿入されると
いう事実に何の変わりも無い。
はっきり言えば第三者をして初佳を犯させようとしているのだ。
これはもう「浮気の罰」などという、甘い物ではない、凄惨な私刑だ。
「…やめ…」
「どうしたの初佳?そんな顔して」
ピエールの身体を刺激しながら、初佳に目を向けてたずねるやよい」
「…やめて…おねがいやよい、それだけはやめてっ!」
「どうして、あなたは男の○ンポが欲しかったんでしょ?あなたの望みを叶えてあげる
ためにわざわざこうしてチン○を調達したのに、そんなわがままを」
言いつつその手をピエールのペニスに添えるやよい。
ここ何日かの間にどれくらい搾り取ったのか、実に慣れた手つきで一度ちぢこもった彼
のモノ、本人いわく「わたしの」を奮い立たせる。
「見て初佳、これがあなたを大人の女にしてくれる『わたしの○ンポ』よ、これを中に
差し込まれたら、あなたはどんな可愛らしい声を上げるのかしら…」
うっとりとした顔で言うやよい。
初佳はもはや哀願する言葉さえ失っていた。 <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>04/09/08 20:08 ID:yBBoQCxL<> キングクリムゾン? <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>04/09/08 23:03 ID:fW93tl6K<> >>470
誤爆?
何かそんなフレーズあった?
(キング・クリムゾンは70年代のアルバムしか知らん) <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>04/09/09 05:45 ID:bMPI6hXT<> 何故だ・・・・ピエールがイジめられていた時ほど萌えない・・・・ <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>04/09/09 21:01 ID:81cAKqE4<> >>472
ピエールが毒婦ふたりに弄ばれていると思えばいいじゃないか <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>04/09/09 23:59 ID:Ad7OLf/z<> おいおい、初佳たんは純真だぞ
テンパって人を蹴落としたりはするけどw
毒婦はや(ry <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>04/09/10 02:06 ID:pyxyyEvB<> >>474
あやまれっ、お嬢に(ry <> Slave to love<>sage<>04/09/12 21:39:16 ID:5YfsoqV/<> 「さあ初佳…」
拘束を解かれて立ち上がり、隆起したペニスをテラテラと光らせているピエールを伴い、
椅子に縛り付けられた自分に近づいてくるやよいを見て。
「いやーっ!やめてーっ!」
初佳は頭を左右に激しく振ってそう絶叫…したかったが。
「…い、…いや…や…めて…」
実際には力なくゆっくりと頭を振り、か細い声を出しただけ。
歯がガチガチと音を立てるほどに身体は震える。
見知らぬ、いや顔や名前、ある程度の人となりは知っているものの、恋愛関係どころか
別に意識したこともない男のモノを純潔の処女穴に挿入される。
それも「恋人」であるやよいによって。
その恐怖と絶望は普通の女性が、いや処女がレイプされる場合と比較しても隔絶した物
であった。
初佳の正面にやよいが、背後にピエールが立つ。
「ひっ」
ただそれだけで、顔から瞬時に血の気が引き、見る見る蒼褪める。
そんな初佳の様子をやよいがしげしげと見つめる。
「随分激しい拒絶ね」
まるでさも意外だとでもいいたげなやよいに、初佳の感情は爆発した。
しかし逃げ出そうと暴れたわけでも、やよいを罵ったわけでもない。
「うっ、ううっ」
初佳の双眸から、涙がボロボロと零れ始める。
「やめて…おねがいよ…ううっ」
やがてただ涙を零すだけでなく、嗚咽まで零れ始めた。
「ぐすっ…やよい…許して…」
その時の自分の顔をもし初佳が見たら、赤面どころか恥ずかしくて死にそうになったで
あろう。
涙があふれ目が真っ赤なのはともかく、しゃくりあげたことで涙腺と連動している鼻腔
腺まで緩み、鼻水まで垂れている何ともみっともない顔。
さすがのやよいも、こんな初佳の顔は初めて見た。
<> Slave to love<>sage<>04/09/12 21:40:44 ID:5YfsoqV/<> 「ぐすっ、ぐすっ」
垂れた鼻水をすする音を響かせる初佳。
とても見ちゃいられない、その何とも酷い顔を見て呆然とするやよい。
彼女の中で、元々あった感情が増幅される。
いわく。
(か、可愛い…可愛すぎるわ、初佳…)
うつむいて嗚咽する初佳が見てないのが残念なほど、やよいは慈愛に満ちた表情をした。

パイロット、教官として颯爽とした「ハンサムウーマン」ぶりを見せる時はもちろん。
二人きりのプライヴェートでも、こんな顔など見たためしはない。
そして心と身体、両方で深く結ばれていると思っていた自分と初佳との関係が、まだまだ
上辺だけのものだったのだなと痛感する。
全てを曝け出しあった仲だと思っていたが、まだまだ初佳には自分に見せていない「顔」
があったのだと。
崩れた顔を見ても、幻滅どころかますます初佳への愛おしさを募らせるやよい。
恋とは相手を理想化すること、愛とは相手の現実を受け止めること。
そういう一般論に従うなら、やよいの初佳への想いはまさに真実の愛といえた。
だがそのことが、初佳にとって幸か不幸なのかは別の話だった。
(初佳…ずるいわ、そんな可愛い顔を今までわたしに見せていなかったなんて…あなたが
わたしの全てを知る必要は無いの、全てを知ったらあなたが汚れてしまう、宇宙を駆ける
あなたの翼は汚れていちゃいけないわ、でもわたしがあなたの全てを知らないなんてこと
は許せない…)
実に自分勝手な論理が、やよいの脳内で瞬時に展開される。
(今夜が手始めよ、わたしの前で全てを曝け出させてあげる、初佳、そのためなら手段は
選ばない…)
既に「生肉バイヴによる処女喪失」という人倫にもとる酷刑を用意しておいてどこが手段
を選んでいたのかは不明だが。
(身悶えして泣き叫ぶほど、いじめ、いたぶり、いじくりまわし、そして全身全霊をかけて
愛してあげるわ)
うつむいて嗚咽する初佳が見てなくて幸いなほど、やよいは邪悪な表情をした。 <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>04/09/13 01:05:02 ID:XlwwLEDn<> 身も世もなく嗚咽する初佳に激しく萌え

天使と悪魔を同居させるやよいは微妙…… <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>04/09/13 01:09:16 ID:yxoS4fGa<> 読んでて鼻の頭が熱くなって来ちゃいました・・・・
うがーここまできて焦らすなーいけいけGOGOー! <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>04/09/13 19:44:43 ID:d5Ocodv1<> 助けて真人
真人助けて <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>04/09/13 22:10:56 ID:007jD1yG<> >>480

γ/ ̄ ̄ ̄\   そんなこと口走ったら
El@Ll l l l l」   初佳を殺してわたし……
`ヒl(l l○-○ll    ………のチ○ポも殺すわ
 / l l、 oノl l


<> 名無しさん@ピンキー<>sage<>04/09/14 00:30:07 ID:/IiNeZpl<> わたしも死ぬ…じゃないのかよこの腹黒眼鏡w <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>04/09/14 04:00:33 ID:foJiJiH9<> なんだか…神の中で物語の落とし方が見えてない…そんな気がしてきた。 <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>04/09/15 01:04:56 ID:Mpervm+r<> まぁ不定期にせよ連載ってのは力の配分やらペースの調整やら何かと大変だから…
自分は作者氏チャレンジャーだなと思って敬意を払ってる。 <> 学歴板で大無礼苦衷のAA<> <>04/09/15 06:29:17 ID:hXUD4WBi<>  
        ノノノハヽ  ∋ノノノハ∈   @ノハ@+
     ((  (0^〜^∩   (^▽^ ∩   (‘ д ‘ ∩     ))
      ⊂ 東京大丿  ⊂京都大 丿  ⊂東北大丿 ♪
  +     ( (  (    ( (  (     ( (  (   ∧_∧    +
  ノハヽヽ  (_(_)   (_(_)    (_(_) /ハ)ヽヽ   +
 ( ´__ `)  ♪                  ♪  (´ー ` ●)
 ( ステルヴィア つ   差別をなくして明るい社会  ⊂九州大  )
  ) ) )      エリート僕らがはじめましょ    ( ( (
 (_(__) ♪                       (__)_)
       ノノノハヽヽ  ∂/ハ)ヽ   ノノノハヽ ♪
       川^ v ^ 从  (〜^◇^)    川 ゚ ___ ^ ノ||
      (名古屋大 つ、(大阪大 つ、(北海道大 つ、   +
        ) )ヽ_ノ  ) )ヽ_ノ   ) )ヽ_ノ     +
        (__)     (__)     (__)


<> 名無しさん@ピンキー<>sage<>04/09/15 11:28:09 ID:+VkLioFZ<> >>485
それは違う!それは違う!

なんかひとつだけ変なの混じってるよ! <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>04/09/15 17:56:33 ID:7Nz7xzrh<> >>483
落ちは最初っから決まってますが?
何なら途中の展開はしょって次で終わらす?
昔のレイ○ナーみたいにw
別に神なんて持ち上げ(褒め殺しかもしれんが)なくていいから。
つまんないとか言われても気にならないけど、つーか感想レスは賛否に限らずこちらから
お願いしたくらいだけど、そういう的外れな憶測書かれると気に障る。 <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>04/09/15 21:28:17 ID:/2KpG3dI<> 変なのが沸いてきたな…。 <> 485<><>04/09/15 23:51:40 ID:vxgICIS4<>
 >>486
 
  +
  ノハヽヽ 
 ( ´__ `)  ♪       ――――――――――――――――――
 ( ステルヴィア つ     / 変なのとは何だね?! 失敬な.
  ) ) )    <  名誉毀損で訴えてやる! 我が校の威信をかけてな.
 (_(__) ♪    ヽ 損害賠償に金平糖一生分を請求するぞ.
              ヽ_________________
       
<> 名無しさん@ピンキー<>sage<>04/09/16 01:59:24 ID:kPH7UMqB<> >>489
>損害賠償に金平糖一生分を請求するぞ.

一日当りの摂取量がわかりませんw <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>04/09/16 22:40:14 ID:Zxyu4r6b<> >>490
星の数くらいだな。 <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>04/09/17 02:11:25 ID:Ekmrqxt3<> いま>>491がスゴイコト言った!
<> 名無しさん@ピンキー<>sage<>04/09/23 14:57:23 ID:dc7tXh3z<> 終了 <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>04/09/23 18:24:01 ID:Bn+9u8D7<> 勝手に終わらすな <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>04/09/24 07:05:24 ID:lekhVMXj<> The End <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>04/09/24 10:33:22 ID:3/V2OrTV<> ...of the world <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>04/09/25 03:08:37 ID:R3Ofohcn<> 人は〜尽きる〜命の合間に〜♪ <> Slave to love<>sage<>04/09/26 00:49:52 ID:AK62k+JY<> 「初佳…」
やよいが泣きじゃくる自分にかけた声の思いもかけない優しい響きに、初佳はゆっくりと
顔をあげた。
そこにあったのは、先ほど初佳の泣き顔を見た時のやよいの慈愛に満ちた微笑。
「…やよい?」
これからやよいが自分にしようとしていることと、その表情のギャップに、一瞬初佳は今
自分が置かれている状況を忘れてきょとんとしてしまう。
涙と鼻水をたらしたままのせいか、何とも間の抜けた表情になる。
だが先ほどの泣き顔と比べれば、見ようによって可愛いといえなくも無い。
ましてやよいにとっては食べてしまいたくなるほど魅惑的、それを見てやよいはもう限界
を突破した。
「あやかっ!」
むちゅうぅぅぅぅぅっ!。
絶叫するや、初佳の唇に自分の唇を重ね合わせる。
突然の接吻に驚いた初佳だが、激しく唇を吸われてほぼ条件反射のように舌を出す。
やよいも自分の舌を出し、二人の舌が絡み合う。
まるでお互いがお互いの舌を指相撲のようにねじ伏せようとでもするかのように、舌面と
言わず舌裏と言わず舐めあう二人。
眼と鼻の先でぬちゃぬちゃと音を立てられて、目隠しをされているピエールは固唾を呑む。

これから自分に降りかかる災厄。
そしてそれをしようとしているのは愛しいやよい。
そんな悪夢を今だけでも忘れたいかのように、激しい吻淫にひたる初佳。
決してそれでやよいの歓心を買い、許してもらおうなどという打算的な考えではなかった。
やよいと唇を重ね、舌を絡めることで迫り来る恐怖から逃れようとしていたのだ。
そうでもしないと、恐怖の重圧に心が押しつぶされそうだったから。
やがてやよいの手が、初佳を拘束しているロープへと伸びる。
「えっ?」
信じられないという感情のこもった声が、初佳から洩れる。
縛りつけた自分をピエールに犯させるものだと思っていたのに、やよいはその拘束を解き
始めたのだ。 <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>04/09/26 02:47:56 ID:yi/os7uc<> 連載ならではのうまい引きですな <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>04/09/26 16:31:56 ID:LQsh2JaV<> まさか初佳が自分でセックスするように仕向けるんじゃ… <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>04/09/27 04:45:46 ID:bL7SI3tf<> 嗚呼…ピエール… <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>04/09/28 20:58:14 ID:oH5Ln6j3<> 君の知っているピエールはもう死んだ(cvテンカワ・アキト) <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>04/09/28 21:54:07 ID:wgTWfAEb<> >>502
生きた証をりんなたんに渡すんだなw <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>04/09/29 20:39:03 ID:QLi1yMwB<> >>503
ネタを返そうと、アキトのラーメンレシピに匹敵するような
ピエールにとっての「生きた証し」を探したが、





何も思いつかなかったってのはどういうことだピエール・・・・ <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>04/09/30 02:33:47 ID:cjmo0tUU<> ピエールの生きた証。それは、フジヤマで玉砕した時のすがすがしい気持ち。 <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>04/09/30 09:17:51 ID:MSM+o5FD<> そのすがすがしい気持ちもやよい本人によって木っ端微塵にされてしまったよーだが・・ <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>04/09/30 21:38:57 ID:Bswydjkm<> あそこですっはり諦めておけばこんな事態にはw

SS <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>04/09/30 21:40:15 ID:Bswydjkm<> 何故か途中で送信された…

あそこですっはり諦めておけばこんな事態にはw
SSはともかく、原作でも最終回百合カップルの引き立て役にされたし <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>04/10/01 00:26:22 ID:6M1feHI8<> 諦めようとする度に、お嬢の巨乳と美尻に惑わされていたんだろうなピエール。 <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>04/10/01 13:19:25 ID:MxJb9Yj/<> 助けてりんなちゃん・゜・(⊃Д`)・゜・ <> Slave to love<>sage<>04/10/03 22:19:50 ID:BkQ1m2gb<> 「やよい…」
身体を椅子に縛り付けていたロープを解かれ、初佳は呆けたようにしてやよいを見つめる。
予想外のことに、何を言えばいいのかわからない。
絶望の渕に追いやられていたのが、取りあえず身体の自由を取り戻したことでほんの少し
だけ精神的余裕が出来たことでやよいの意図を探ろうと彼女を見上げるが。
やよいは慈愛の眼差しで見下ろすだけ。
数分前まで、自分に過酷すぎる罰を与えようとしていたとは思えない女神のような顔。
(…やよい…綺麗だわ…)
今更ながら、そして状況を忘れて思わず顔を赤らめてしまう初佳。
もしも今、彼女の背後に立っているピエールが正常な思考を保っていたら、初佳に教えて
あげられたのかもしれない。
最初は拘束して無理強いしておいて、後から解放しあくまで自発的にさせる。
それがやよいが相手を屈服させる手だと。
まさに自分が「やよいの○ンポ」にされたのがその手だったのだから。
しかし。
今の彼は、普段はともかくやよいとのプライヴェートになると一切の自由意志を喪失して
やよいに全てを委ねるだけに成り果てているので、そのような気の利いた、そしてやよい
の意図しないことを出来よう筈もなかった。
「どうしても、嫌?」
不意に口を開いたやよい。
「え?」
「そんなに嫌なの、わたしのチ○ポを挿れられるのは?」
淡々とした、静かな口調だった。
「…あ、あたりまえでしょ!」
やよいに見とれて少し頭がボーっとしていた初佳だが、慌てて答える。
「あなたじゃないわ、タキダ君よっ、赤の他人にそんなことさせるなんてっ!」
溜まっていた激情を爆発させるように叫ぶと、やよい脚にすがりつく。
「お願いよやよい、許して…わたしあの時どうかしてたの…ううん、だからと言ってただ
許せなんていわない、お仕置きするなら存分にして頂戴、でも、でもするならあなたの手
でお仕置きして、男の子に何かさせるなんて、そんな酷いことしないで…」 <> Slave to love<>sage<>04/10/03 22:20:46 ID:BkQ1m2gb<> 一度は止まった涙が、再び初佳の双眸からこぼれ始める。
今度は顔が崩れるほどの号泣ではないが。
やよいの太腿に腕を回し、下腹部に頭をつけて、許しを請う初佳。
その頭を、やよいは静かに撫でる。
「初佳…」
優しい声に、ゆっくりと顔を上げた刹那。
パシンッ。
平手が初佳の頬を打った。
「甘えないで初佳、あなたはそんな注文が出来る立場かしら?」
言葉は依然として静かだったが、やよいの目には先ほどまでの慈愛の色はなく冷たく自分
を見下ろす。
その目の色に、初佳は怯える。
そう、初佳が密かは恐れていた、やよいにこんな目で見られることを。

かつての予科生時代、自分とトップの座を争っていたやよい。
そしてあの訓練の時、無意識なのか、意識したのか未だに自分でもわからないが、兎に角
故意にやよいの機体に自分の機体をぶつけて事故を起こさせてしまった。
数秒間の意識の空白の後、半狂乱になって彼女の機体を追ったが。
結局やよいは重傷を負い、そのまま学校から姿を消した。
その頃初佳は夢を見た。
夢の中ではやよいはステルヴイア内の病院に入ったまま。
ようやく面会が許されたので会いに行く。
だがやよいは冷たい目で自分をにらむだけ。
どんな謝罪の言葉も受け入れず、ただ一言。
「出て行って」
そう冷たく言い放つ。
そこで目が覚め、冷たい汗の中でそれが夢だと知る。
人生の中で最も思い出したくない悪夢だったが、今のやよいの目はその時の夢の中で見た
目とそっくりだった。 <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>04/10/03 23:30:44 ID:J0SMxvPT<> 今は、寧ろ「出て行って」と言われたいだろうな・・・(涙 <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>04/10/04 03:26:33 ID:pfw5aGIA<> 初佳、腑抜け杉。
強いようで弱いのが初佳の魅力だから、弱いだけの初佳を見るのは少しつらい。 <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>04/10/04 23:14:11 ID:S/RRlqXx<> この状態で強いフリするのって、それはそれで情けないッス・・・(血飛沫 <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>04/10/05 14:32:44 ID:MBA/Ltrs<> やよいといる時は弱い面を見せるって設定だからね。
ただでさえ長いのに強気のシーンまで書いてたらいつまでも終わらん。 <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>04/10/09 21:20:01 ID:DOSnHyCO<> まあマッタリ待とうや <> Slave to love<>sage<>04/10/10 19:29:57 ID:MBuko2Vj<> (やよいが…こんな目を…これがわたしのしらないやよい…)
見たことのないやよいの目つきに射すくめられたように怯えつつ、漠然とした考えが初佳
の脳裏に浮かぶ。
(罰があたったのかな…贅沢なこと考えていたから…)
今の今まで、口に出したことはおろか、自分でもそんな風に考えているなどと自覚したこと
すらなかったが。
初佳にはやよいに対して漠然と感じている不満があった。
それは自分とは違ってやよいがいつも変わらないこと。
初佳も成長はしている。
あの志麻との接触事件、そしてその後のクリスマスのやよいとの和解まで、彼女が周囲に
対して見せていた不自然な態度。
飛び級の上にトップという最上の地位を守らなくては、というプレッシャーに追い詰められ
常に張りつめていたのに、無理をして余裕の自然体を装っていた頃。
当時と比べれば格段に自分らしい姿を周囲に曝け出すようにはなったが、それでも多少なり
とも見栄はある。
結果、初佳は颯爽としたハンサム・ウーマンとして生徒などに絶大な人気を誇っている。
そんな自分のイメージに少しだけ疲れた時、やよいの前でだけは素直な自分を見せられる。
だがやよいは、誰に対しても同じだ。
誰に対しても慈愛に満ちた眼差しと包容力のある態度で接している。
もちろん初佳に対しては殊更に慈愛と包容の度合いが高いのだが、それでも漠然とした不満
のように物を何となく感じてはいた。
「わたしだけが知っているやよい」を知りたいと。
だが今、その内なる自覚せざる願いは、最悪な形で叶えられた。
知るべきではない、いや、知りたくなかったやよいのもう一つの顔を知らされて。
普段のやよいはその物腰から「お嬢」と呼ばれるものの、その全てを包み込むような優しさ
はむしろ本来の意味での「女王様」と言うべきものだったが。
裏の顔は本来じゃない別の意味の女王様。
こんな裏の顔、知りたくもなかった。
だがそれを望んだのは自分なのだ。
<> 名無しさん@ピンキー<><>04/10/10 22:07:11 ID:5Ttx4QS8<> ぬう <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>04/10/10 22:45:05 ID:iqAltZ6Z<> 初佳は成長しだが・・・
やよいのこれは成長というのだろうか?
むしろ性兆とでも(ry <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>04/10/11 02:28:55 ID:j0Xj8FFr<> この心理描写には説得力があるね <> Slave to love<>sage<>04/10/18 00:01:13 ID:9cGATbJb<> ダウンでネガティヴな気持ちが続いて、初佳は次第に思考までネガティヴになって
いく。
 (もしかして、やよいはわたしを愛してなんかいなかったの…)
 冷たく自分を見下ろすやよいに、ふとそんな恐ろしい考えが頭をよぎる。
 そんな筈はない、そんな筈は。
 優しく愛撫し、暖かく包み込んでくれたやよいが自分を愛していないなどと。
 しかし現に今、彼女は初佳に対し鬼畜極まりない所業を行おうとしているのだ。
 (愛してないどころか許してくれてさえいなかったの…)
 あの聖夜の時、心が壊れかけた自分を救ってくれたやよい。
 二人で流した涙が、自分の罪を流しさってくれたものとずっと思っていた。
 だがそれは自分だけの思い込みではなかったのか?
 (これも浮気の罰なんかじゃなくて、あの事故への復讐なんじゃ…)
 一度ネガティヴに物事を考えると、全てが悪い方に悪い方にと思考が進む。
 (今までのやよいの優しさも、全てはわたしに復讐する為の演技?)
 ついにとんでもない結論に達してしまう初佳。
 だがそうされても仕方のないことを、やよいにしてしまったという過去は消す
ことが出来ない。
 許されたと思っていた罪がこんな形でつきつけられるなんてと、罪悪感と後悔が
胸を刺す。
 再び思いはあの聖夜へ。
 もしもあの時やよいが自分を弁護してくれなかったら、多分放校されていて今の
教官としての自分はありえない。
 それと同時にあの時に癒してもらわなければ、社会的制裁を受けるまでもなく心
が死んで廃人になっていたかもしれない。
 それを救ったのは紛れもなくやよい。
 だがそれは善意ではなく 自分を信用させてより凄惨な復讐をするための布石で
あったなら…。
 帰省から帰ったやよいをはにかみながら出迎えた自分に向けられたあの笑顔も。
 ジェネシス・ミッションでの一世一代の告白も。
 全てが自分を油断させ、こんな酷い私刑を行うためだったとしたら…。 <> Slave to love<>sage<>04/10/18 03:03:53 ID:9cGATbJb<>  怒りも悲しみもなく、ただただ気力を失い、うなだれる初佳。
 常に一番を目指し、そのために全てを振り捨てて来た。
 その捨てた物の一つが、やよいとの友情。
 だがその捨てたはずの友情がどん底の自分を救い、やがてそれが愛へと育った。
 成績やプライトよりも大事なものを、ようやく自分も手に入れられた。
 その思いが今の彼女を支えていたのに、それが幻だったとしたら…。
 力が抜けるのを通り越し、身体が形を失い揮発していくような感覚に襲われる。
 だが。
 (ううんっ)
 完全に心が死ぬ寸前に、初佳はかぶりを振る。
 やよいが自分を愛してくれているというのが思い込みかもしれないなら、復讐を
しようとしているというのも単なる想像に過ぎない。
 そんな想像だけで、せっかく手に入れた絆を諦めたくはない。
 「やよい」
 勇気を振り絞り、顔を上げてやよいの顔を真っ直ぐに見る。
 相変わらず冷たい目のやよい。
 だがその冷たさは、自分が素直にやよいの言うとおりにしないことへの苛立ちや
憤慨からであって、自分の存在そのものにではないのかもしれない。
 いや、そうではないはず。
 いや、絶対にそうではない。
 数日前、真人の姦計に嵌って以来ずっと裏目に出てばかりだったその思い込みの
激しい性格が、この時ばかりは吉と出た。
 「確かにわたしは、あなたに逆らえる立場じゃないわ…」 
 「初佳?」
 あっさりと言い放つ初佳に、面食らうやよい。
 「あなたにあんな酷いことをしたうえ、そのあなたに苦境を救われた、本来なら
恐れ多くて顔も上げられないわね」
 「あ、初佳?」
 まるで開き直ったかのような初佳に、やよいは二の句が告げられなくなった。 <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>04/10/18 04:56:13 ID:c1EkmLyr<> 祝再開!

細かいことだけど「二の句が継げない」
                 ^^^^ <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>04/10/18 10:33:34 ID:9cGATbJb<> 連投したものがどうして三時間もタイムラグついてるのか
ミ、ミステリィ…

>>524
素で「告げる」だと思ってた
聞くは刹那、知らぬは永劫、素直にありがとう <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>04/10/19 02:07:01 ID:2MVUVwct<> 一の句があって、二の句を続けられないの意味なので 継げない
なんですな <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>04/10/19 22:41:14 ID:svvtBQUI<> 初佳、ジェノサイドモード発動か? <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>04/10/20 01:23:49 ID:c4iMzrvK<> 当然犠牲者はピエールだな。
いつの間にか仲直りした2人にオモチャにされる。 <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>04/10/20 03:02:15 ID:7A0OGsgY<> いや、ふたりが仲直りした以上ピエールは用無し。
となれば、その肉棒は真人の仕置き用にry <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>04/10/20 05:55:33 ID:AaGqfg/j<> 続きを待っている間、りんなをオモチャにしよう <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>04/10/20 07:54:37 ID:4Hc9xzMl<> ピエール「気持ちいい。超気持ちいい」 <> Slave to love<>sage<>04/10/24 21:33:51 ID:rOEv0vpA<> 「好きにしてやよい…」
初佳はそう言って目を瞑る。
「ただこれだけは聞かせて、これは本当に、わたしがあんなことをしたことへの罰
なの、それとも他に何か含むところがあるの?」
強がってはいるが、それは初佳にとっては答えを聞くのが怖い問いだった。
もしもはっきりとこれが「復讐」であり、自分のことを愛してなどいないとやよい
にはっきりと言われたら…。
目を瞑ったのは、答えが出るまでは怖くてやよいの顔を見れないからだった。
一方のやよいは、急に態度の変わった初佳に怪訝な表情を浮かべていたが。
やがて何かを思い立ってハッとし、続いて見る見るうちに暗い影が顔に指し、眼鏡
がまた中の目を映さないミラーシールドを展開する。
「…初佳…もしかしてあなた、まだわたしがあなたのことを恨んでいて、そのため
にこんなことをしているんじゃないかと疑ってるの?」
「そ、それは…」
いきなり図星を指されて、自分からの問いなのに答えに対してどう反応していいの
かわからない初佳。
「わたしのことを、そんな風に思っていたなんて…」
物凄く悲しげなトーンの声に、慌てて目を開けると、やよい眼鏡をとり目を擦って
いた。
「やよいっ?」
眼鏡をかけなおしたやよいだが、その目は赤く、目尻には光るものがある。
(やよい…泣いて?)
驚く初佳だが。
「痛っ」
いきなりの痛みに悲鳴を上げる。
やよいがその手を伸ばし、初佳の決して大きくはない、やよいの華奢な掌には握る
と余るほどの乳房を掴んだのだ。
ただし、いつも愛し合う時のように優しく揉んだのではなく、乳房の形が崩れる程
に力強く。
<> Slave to love<>sage<>04/10/24 21:35:52 ID:rOEv0vpA<> 「あなたがそんな風にわたしのことを思っていたなんて、ショックだわ…」
「ええっ?」
痛みに顔を歪めながら、やよいの言葉に反応する初佳。
これでは話が反対だ。
やよいが本当に自分を愛しているのか、もしそうなら何でこんな酷いことをするの
か、それを問い質そうと思ったのに、逆に自分のやよいへの想いを彼女に疑われて
しまうはめになった。
「だ、だって、本当にわたしのことを…許してくれたのなら、何でこんなことを?」
ようやく正論を思いついて口にするが。
「あら、浮気をしておいて開き直るの?」
「あうっ!」
やよいが攻撃の矛先を、乳房全体から先端の乳首に絞って指先で摘む。
白魚のような指ながら、航宙士としての基礎的な体力はあるやよいだけに、乳房を
強く握られた時に数倍する激痛が襲う。
「だ、だからそれはっ、ああっ、ご、ごめんなさいっ」
正式には浮気ではなく浮気未遂だが、そのことに関してはやよいに責められるまで
もなく罪悪感が強い初佳は弁解しない。
「だ、だけど、だからって男の子になんてっ、ああっ、お仕置きならやよいがっ、
やよいがしてっ!」
先ほど涙ながらに口にした要求をもう一度する。
不意に乳首への責め苛みがやみ、一息ついた初佳はその場に座り込む。
「やよいがまだわたしのことを恨んでるなんて、思ったことなんかない、あんな酷い
ことをあなたにしたのに許してくれたんだって、ずっと思ってた、でもこんなこと
を、他の男の子に犯させようなんて…そう疑われても仕方ないでしょ!」
そのままの姿勢で精一杯の抗議をしつつ。
「でもあなたが自分でするなら、どんな罰でも我慢する、だから」
まるでお尻を叩いてくれとばかりに、這いつくばって尻を上げる初佳。
見ようによってこれ以上ない媚びたポーズ。
決してお仕置きを軽減してもらおうなどというさもしい考えではなく、ただ誤解を
解きたい一心からだった。 <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>04/10/25 12:58:58 ID:7uBgPNCh<> 本能的な駆け引きの世界に入ってるのかな <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>04/10/25 13:38:00 ID:VOtPEVsY<> 駆け引きって言うのは対等に渡り合うことだからね。
Ayaka on the palm of Yayoi
これじゃ駆け引きになりませんw <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>04/10/25 20:32:53 ID:VSjRYP0I<> なあピエールってずっと放置されてんのか?



おっ勃てたまま。 <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>04/10/28 23:28:03 ID:P2kId2aT<> >>536

γ/ ̄ ̄ ̄\
El@Ll l l l l」  主人が待てといったら
`ヒl(l l○-○ll   何分でも何時間でも何日でも待つ
 / l l、 oノl l   それが忠犬というものよ
<> 名無しさん@ピンキー<>sage<>04/10/30 00:06:02 ID:Gr8/Dtd0<> >>536

γ/ ̄ ̄ ̄\
El@Ll l l l l」  主人が勃てといったら
`ヒl(l l○-○ll   何日でも何週間でも何年でも勃つ
 / l l、 oノl l   それが忠犬というものよ

<> 名無しさん@ピンキー<>sage<>04/10/30 12:11:19 ID:jlGwaNAL<> >>536
γ/ ̄ ̄ ̄\El@Ll l l l l」 主人が出せといったら
ヒl(l l○-○ll 何日でも何週間でも何年でも出す
/ l l、 oノl l それが忠犬というものよ <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>04/10/30 12:12:59 ID:jlGwaNAL<> ミスた_| ̄|○
>>536
γ/ ̄ ̄ ̄\
El@Ll l l l l」 主人が勃てといったら
`ヒl(l l○-○ll 何日でも何週間でも何年でも勃つ
/ l l、 oノl l それが忠犬というものよ <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>04/10/30 16:36:19 ID:YnWLVK71<> 仕方ねーなあ、まったく・・・


>>536

γ/ ̄ ̄ ̄\
El@Ll l l l l」  主人が出せといったら
`ヒl(l l○-○ll   何発でも何連続でも何gでも出す
 / l l、 oノl l   それが忠犬というものよ

<> 名無しさん@ピンキー<>sage<>04/10/31 09:17:50 ID:3DmB5DBO<> 終了? <> Slave to love<>sage<>04/10/31 22:11:05 ID:iyU0D5D5<> ゴクリッ。
固唾を呑むやよい。
今まで幾百の夜を共に過ごしてきた初佳。
お互いを愛撫し愛咬しあって来た仲だが、このような媚態を見せられたのは初めて
であった。
しかもそれはやよいへ自分の全てを捧げるという意志の現れ。
願ってもない展開に、つい顔が緩むのは避けられない。
だが。
(初佳のこんな姿を見るのは…わたしだけでいいの…)
そう、この場にいるのは二人だけ。
一応ピエールが存在しているが、ブラインド状態に置かれているし、徹底した訓致
により「道具」と化している今は人数に入らない。
この姿を永遠に自分一人だけのものにするには、予定の変更はできないのだ。
そんなやよいの葛藤を知ってか知らずか。
「あなたの指でも、道具でも、何でもいいわ、ううん、あなたのことを裏切りそう
になったわたしなんて汚いというのなら、足だってかまわない…わたしの…初めて
を奪って、やよいっ」
熱に浮かされたかのように、とんでもないことを口走る初佳。
やよいへの誠意を尽くしたい気持ちに偽りはないが、半ば自ら陵辱を望んでいるか
のような言葉。
よその男に汚されるよりは、愛するやよいに嬲られたいという思いもあるが。
今まで隠れされてきた、そして自分でも気づかなかった被虐嗜好が、同じくずっと
隠されてきたやよいの加虐嗜好(こちらは自覚して押し隠してきたものだが)に触発
されたのだ。
「…その言葉、嘘偽りはないようね…」
スッ、とやよいは手を伸ばす、突き上げられた白く丸い初佳の臀部に。
「嬉しいわ初佳、そこまでわたしを想ってくれるなんて…」
白い肌の上をやよいの手が這い回り、初佳はくすぐったさの中にも堪えようのない
快感を感じて身悶えした。 <> Slave to love<>sage<>04/10/31 22:12:46 ID:iyU0D5D5<> 臀部への打擲を覚悟していた初佳は、意外なやよいの行動に疑問を感じながらも愛撫
に身を委ねる。
覚悟していたというより、むしろ期待していたというべきか。
芽生えた被虐性と、そうしてお仕置きをされることでやよいが元々用意していた酷刑
から逃れることへ希望から。
それにしても…先ほどからやよいは、ピエールに自分を犯させると宣言しただけで、
一向にそれを実行しない。
もしやそれは自分を怖がらせ、反省させるためのブラフなのでは。
ピエールも芝居なのでは…そう思って傍らのピエールを仰ぎ見ると。
(いやっ!)
グロテスク(初佳の主観)な男根を隆々と起立させ、その先端に透明な粘液を光らせた
まま直立不動のピエールを見て、芝居などという考えが甘いことを悟る。
勃起した姿を女性に晒し、しかもそれを維持しながら、別名あるまでは襲いかかりも
せずに待つ、たかが芝居でこんなことが出来るはずがない。
完全に調教済み、単なるブラフのためにそこまでやるとは思えない。
つまり、やはりやよいはピエールに自分を…。
臀部を這い回るやよいの手による快感を、背筋を走る悪寒が打ち消す。
それでも勇気を振り絞り、何度聞いてもはぐらかされて来た真意をもう一度、そして
今度こそは確実に聞き出そうとした瞬間。
「どうしてあなたの処女を、ピエール君で奪うのか、わかる?」
やよいの方から口を開いた。
「あなたがそれを嫌がるから、罰として有効だということもあるけど、それだけでは
ないの…」
ひゅっ。
やよいの掌が絶妙のスナップを効かせて初佳の持ち上げられた尻肉を打つ。
「あうんっ」
忘れかけてた時のいきなりの打擲に、思わず声を漏らす初佳。
「痛かった?」
「…ううん、続けて、続けていいから…いいえっ、続けて欲しいのっ」
ついに自ら被虐を求める言葉を発する。
「そしてお願い、聞かせて、やよいの、やよいの思っていることを!」 <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>04/11/01 02:31:57 ID:w+Yryk5+<> エロイよエロイよ〜♪ <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>04/11/02 05:30:33 ID:weQ9cl//<> えろいな!いいことだ! <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>04/11/02 06:34:53 ID:pXqf+l6n<> ああ、しかしこのまま初佳はピエールに膜をぶち抜かれてしまうのだろうか…。
なんとも口惜しいが、それはそれで嗜虐心が満たされる…。 <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>04/11/04 09:00:14 ID:++eTnmMD<> ttp://magical.s5.x-beat.com/2d-p/src/1099133493198.jpg

きっとよくこんな光景を見せつけられたせいで、諦めきれなかったんだろうなピエール。
その結果が…つД`) <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>04/11/05 02:23:57 ID:UcgFsdyK<> >>548
パンツも白いが性格も白そうだ
連載中の黒やよいのイメージじゃあないよ <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>04/11/05 02:37:22 ID:WpzLOjl1<> いや、ここのやよいも外見はこんなもんだろう(最終回Verに成長はしてるけど)
内面と外見のギャップに萌え。
腹黒眼鏡っ娘万歳! <> 名無しさん@ピンキー<><>04/11/05 05:45:12 ID:6XSAxiEP<> 保守 <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>04/11/05 23:17:27 ID:WpzLOjl1<> >>549

ttp://gazo03.chbox.com/home/gazo03/data/gazo/2dpink/src/1099506257742.jpg

γ/ ̄ ̄ ̄\
El@Ll l l l l」  
`ヒl(l l○-○ll    この美少女の何処が黒いというの?
 / l l、 oノl l   





<> Slave to love<>sage<>04/11/07 23:46:51 ID:kpQLTIMm<> 「わたしの思っていること?」
パシンッ。
「ひゃんっ!」
「聞きたいの、初佳っ」
ピタンッ。
「あうっ、そうよ、お願いっ」
やよいの掌で続けざまに尻肉を打たれながら、彼女の真意を聞くことを願う初佳は
歯を食いしばっている
別に痛みに耐えているわけではない。
ごく軽く叩いているということもあるが、何よりも愛するやよいの手ということで
さしたる痛みは感じず、むしろ愛撫の延長のように快感すら覚えている。
そう、耐えているのはむしろ快楽の方…。
先ほど口にした相手がやよいなら、そうやよい本人ならどのような責め苦であって
も甘んじて受けると言う言葉に嘘はない。
決してピエールを使った男根刑嫌さの言い逃れではない。
というより、むしろ今の初佳はやよいの手で前人未踏の処女穴を貫通されることを
積極的に望んですらいた。
自分のやよいへの愛を証明、浮気未遂の罪の清算、そして二人の絆をより堅固な物
とする、さまざまな特典が破瓜の痛みの向こうに待っているのだから。
そんな初佳にやよいは。
「そうね、わたしのお願いも聞いてくれたら、話してあげる」
「お願い?」
「そうよ、初佳にして欲しいことがあるの」
「するわっ、なんでもする、するからっ」
熱に浮かされたように、何も考えず反射的に答える初佳。
なぜ二人の神聖な関係に、第三者の男などを割り込ませようとするのか。
一刻も早くやよいの真意を聞かないことには、精神が崩壊しそうなほどに追い詰め
られているのだ。 <> Slave to love<>sage<>04/11/07 23:48:34 ID:kpQLTIMm<> 何でもする、という後先を考えない初佳の返答に。
「そう、それなら…」
しばし何かを思案する顔のやよい。
その顔を仰ぎ見る初佳は、今更ながら見惚れてしまう。
手駒に調教した異性を使って、同性の恋人を陵辱させようとしている人物とはとても
思えない、見るからに聡明で、慈愛の耀きを放つ顔。
知能は高いが、思慮は浅い初佳には理解できない。
人間の持つ複雑怪奇な多面性が。
「…決めたわ」
何を思いついたのか、嬉しそうに言葉を発するやよい。
「何をすればいいの?」
「そのままの格好で、自分で拡げて見せてくれない、あなたのたいせつな場所を」
「えっ?」
予想もしていなかった要求に、何でもするとは言ったもののさすがに躊躇する。
「どうしたの、出来ないの?」
{な、なんでそんなことを…」
聞き返す初佳だが。
ちゅぷっ。
「ひゃうっ」
突然背筋を走った感触に、思わず悲鳴を上げる。
四つん這いになって腰を上げて伸ばしたその背中に、やよいが舌を這わせたのだ。
初めての感覚に、実際の触感以上の反応をしてしまう。
この一年弱の間に、自分の身体にはもうやよいの指とし舌が触れてない場所はなく
なったと思っていた初佳だが、まだまだ「未踏地」があることを思い知らされる。
「それはもちろん…」
続けてさらに刺激を加えてやりたい衝動に駆られながら、話が進まないので不本意
ながら断念したやよいが口を開く。
「確認させてもらうのよ、あなたのそこが、本当に今まで誰にも汚されていない、
綺麗なままなのかを」
<> 名無しさん@ピンキー<><>04/11/07 23:58:05 ID:nY7psgzl<> わくわく

回収したけど凄い量だなコレ <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>04/11/08 00:09:49 ID:fczNvMNQ<> 先を見るのが怖いよママン・・・ <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>04/11/08 01:56:35 ID:lx/3kgrg<> バカヤロー!
    _, ,_  パーン
 ( ‘д‘)
   ⊂彡☆))Д´) >>556

今見ないでどうする!逃げるな!
その目を見開いてよく見ろ、確認するんだ、初佳のそこが、
本当に今まで誰にも汚されていない、綺麗なままなのかをハアハアハアハアハア!
<> Slave to love<>sage<>04/11/14 20:03:52 ID:UGipKAlv<> やよいの言葉に、初佳は今更ながらショックを受ける。
自分の純潔を疑うやよいに。
(そうなの…だからなのやよい…)
ようやく今夜のやよいの彼女らしからぬ振る舞いの理由を知った(と思い込む)初佳。
全ては自分の恋人だと思っていたわたしに裏切られたと思ったからなのだ。
たった一度の、魔がさしたとしか思えない少年への抱擁が、そこまでやよいを疑心
暗鬼にさせてしまったのだ、と。
それがこの彼女の過剰で過激な行動の原因なのだと、改めて思い知らされて。
(…ごめんなさいやよい、でも信じて…わたしは…今まで男に抱かれたことなんて
ないの…)
罪悪感に駆られ、即座に言われたとおりにしようとした初佳だが、ふとそれがいか
に恥ずかしいことかに思い至る。
いくら百に近い夜をお互い一糸纏わぬ姿で過ごしたやよいが相手とはいえ。
いくら既に数え切れぬほど、やよいの指と舌の跳梁にまかせた場所とはいえ。
尻をあげた姿で、自分で拡げて見せるなどというのは常軌を逸している。
そしてまた、そのような卑猥な「オプション」はついてないものの、自分の今して
いるポーズが既に充分に恥ずかしいものであることもようやく気がつく。
とにかく一刻も早く謝意をあらわしたいという一心で、一番わかりやすいお仕置き
である「お尻叩き」をしやすいポーズをとってしまった己の行動を悔いる。
顔を突き出し、平手打ちでも請うべきだった。
だが時既に遅し。
自分の恥ずかしいポーズは、既に数分間に渡ってやよいの視線に晒されている。
しかも自ら志願した尻叩きの苦痛や、時折加えられる愛撫の快楽によって、まるで
雌犬が尻尾を振るように尻を揺らしてしまっている。
(でも…)
早くしないとやよいの疑心が解けないどころか、さらなる「狂躁」状態に彼女を
追い込みかねない。
その思いから、初佳は意を決してそのままの体勢で両手を後ろに回した。 <> Slave to love<>sage<>04/11/14 20:06:32 ID:UGipKAlv<> (さあ見てやよい、わたしのここは汚されてなんかいないわ…)
全身から火を噴くような羞恥心を何とか抑え込み、やよいの目の前で自らの秘所を
指で押し広げる初佳。
(ああ、わたし、なんて恥ずかしいことを…も、もうダメ、こんな姿を見られたら、
もうやよい以外の人とは…やよいだけしか愛せないわ…)

自分の下した命令どおりにした愛しい相手を見下ろしながら
やよいは初佳が後ろを見ていないことを確認して満足げに微笑む。
いくら教養豊かとはいえ、専門的な性医学の知識などない自分が、ましてやこんな
体勢で拡げられた場所を覗き込んだくらいで、膜というよりは経口に添った襞とも
言うべき処女膜の有無など確認できるはずはない。
やよいが確かめたかったのは、初佳が自分の言うとおりにするかどうかの方だった。
果たして、初佳は内心はともかく表面的には何の不平も述べず、わずかな逡巡のみ
で言われたとおりに羞恥の極みともいえる格好をして見せた。
このことから二つのことが考えれる。
一つは、今の初佳はやよいに許してもらいたい、あるいは誤解を解きたい一心から
まともな思考力が喪失している。
そしてもう一つは、実は初佳はこういった屈辱的な格好を見られるのが好き…。
どちらであっても、やよいにとっては好都合であった。

初佳の内心では、その二つが微妙にせめぎあいを始めようとしていた。
(…何なの、この感覚…)
羞恥を晒している自分の中で、歓喜の声なき声が沸きあがりだしたことに初佳は
動揺する。
(こんな格好をしているのに、どうして、どうして嬉しいなんて思ってるの…)
自らの予想もしなかった内的反応に、思考の整理がつかなくなる。
羞恥の大海に見え隠れする、歓喜の氷山。
その水面に浮かぶ部分はまさに文字通り氷山の一角でしかなかった。

<> Slave to love<>sage<>04/11/14 20:08:28 ID:UGipKAlv<> (べ、別におかしくはないわ、嬉しいのは当たり前よ…)
初佳は自分に言い聞かせる。
(これでやよいの誤解は解ける、許してもらえる、わたし達はまた元通りになれる
…嬉しくて当然…とうぜ…ん)
苦しい言い訳だった。
やよいが自分を許すかどうかなどまだわかりはしない。
そして、たとえこの一件が終息したとしても、ピエールの存在を知った今、元の
ままやよいと過ごせるのか…。
(関係ないわ、やよいは彼はただの『道具』だといった、わたしはやよいを信じる)
ピエールの人権には一切配慮していない。
だがそのような自分で自分につく嘘などは長続きしない。
心の嘘は正直な身体によって暴かれる。
(!)
不意に内腿に感じる違和感に。
じんわりとしたその感覚は、自らの秘所から滴り落ちる粘液。
(えっ?)
間違いない、これは身体が快感を感じていることを示すシグナル・サイン。
古来ラヴ・ジュースと言い慣わされる性器の分泌液。
自分の感じている歓喜が、性的快感に由来するものであることを如実に物語るその
液体に、初佳が自分に言い聞かせていた言い訳は打ち砕かれる。
(そんな…わたし、気持ちいいの?こんなことしてるのに…)
心は愕然とするが、身体は歓喜に打ち震え、悦びの樹液がますますあふれ出す。
(………………はっ!)
理解不能な現象にだだ唖然としていた初佳が、自分の置かれいる状況に気づく。
愛液は無色透明だが、透明というのは不可視という意味ではない。
それがあふれ出していることは、見ればわかる。
当然、今現在自分の後ろにいるやよいにも。
心臓が締めつけられる思いに、一瞬にして愛液の分泌はとまった。 <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>04/11/15 00:03:49 ID:AuKyYvGm<> 初佳が気の毒すぎて泣けてくる <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>04/11/15 06:51:41 ID:gO1kmBc/<> 毎回、毎回、寸止めで続きが気になってしょうがないよ。 <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>04/11/16 13:24:11 ID:ZBECir9a<>
γ/ ̄ ̄ ̄\
El@Ll l l l l」  
`ヒl(l l○-○ll    初佳が気の毒?
 / l l、 oノl l    わたしに愛されてるんだから幸せにきまってるわ


<> 名無しさん@ピンキー<>sage<>04/11/16 22:11:04 ID:/O6hJH8+<> じゃあピエールも幸せなのか? <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>04/11/17 00:30:21 ID:uma837c2<> 愛されてないから不幸せw <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>04/11/17 01:36:19 ID:CmHr8V7d<> 愛されてるってゆーか翻弄されてる。二人とも。 <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>04/11/18 00:05:52 ID:pLjn6U58<>
γ/ ̄ ̄ ̄\
El@Ll l l l l」   翻弄してるのはピエール君だけ
`ヒl(l l○-○ll    初佳の場合は掌の上に乗せて愛でていると言って欲しいわ
 / l l、 oノl l   

<> Slave to love<>sage<>04/11/21 22:49:11 ID:lhoGaN7W<> 初佳は後ろを振り向けなかった。
先ほどまでは自らの手で秘所を拡げるという行為が恥ずかしかったのだが。
今は恐怖心から。
恥ずかしさも確かにある。
だが最初のポーズはやよいに命令されたことであり、恥ずかしいことは恥ずかしいが
言われたとおりにしただけのこと。
しかし今度は違う。
その恥ずかしい姿勢のままで昂奮の徴である愛液を垂れ流してしまったのだから。
(…ああ…)
初佳を絶望が襲う。
浮気未遂を目撃されたうえに、このような浅ましい姿まで見られてしまうとは。
(…やよいに…やよいに軽蔑されちゃう…)
目の前が真っ暗になり、身体から力が抜け。
秘所を拡げていた指は力なく丸まり、上がっていた尻もへなへなと下がる。
(…もうダメ、わたしやよいに嫌われる…どうしよう…)
何故こんなことになったのか…初佳の中でふつふつとある感情がわき上がる。
自分と、そして他人への怒りが。
その他人とはやよいではない。
彼女に命じられたとおりにしたことで醜態を晒したのだが、そもそもやよいに軽蔑され
嫌われてしまうことを恐れているのだから怒りがそちらに向く筈はない。
自分を「誘惑」した少年。
(あの子の…あの子のせいだわ)
怒りの矛先を片瀬真人に向ける初佳。
常態の初佳ならこんなとんでもない責任転嫁はしないであろうが、今の彼女は普通では
ない。
そしてまた、初佳の怒りは実は正当なものだった。
彼女自身は気づいていないが、真人はほんの好奇心程度で初佳を狙い、やよいとの仲に
波風を立てたのだから。 <> Slave to love<>sage<>04/11/21 22:50:48 ID:lhoGaN7W<> 絶望からうつ伏せに倒れ臥した初佳の背中に。
「どうしたの初佳」
やよいの声が上からかけられる。
「良く見えなかったわ、ちゃんと見せて」
「!」
自分の耳を疑う初佳。
あのような醜態を晒したのに、それにはまったく触れないやよいに。
「早く」
「う、うん」
弾かれるようにして元のポーズに戻り、再び秘書を指で割り拡げる。
絶望からか、とめどなく流れていた液体は既に止まっていた。
(どういうことやよい…まさかあれが見えないはずはないし…)
自分の羞恥の極みを目撃した筈なのに、そのことにまったく言及しない
やよいを訝しがりつつも、とりあえずは軽蔑されていないらしいことに
安堵する初佳。
「どうやらこちらの方は汚されてないようね」
しばらく自分の秘穴を覗き込んでいたやよいの言葉。
誤解が一つだけ解けた。
そう初佳が安心した瞬間。
カシャッ。
機械音が響く。
ジーッ。
それは聞き覚えのある音。
そう、忘れもしない。
初めて出会った予科生時代、同室であるやよいが部屋に持ち込んでいた
アンティーク。
そして二人の宝物となった、初めての一緒の写真をとったクラッシック
なポラロイド・カメラのシャッター音とプリント音だった。
慌てて振り向く初佳。
大きなポラロイド・カメラを手に微笑むやよいのポケットには、小さく
軽く、もちろん音もしないデジカメが捻じ込まれていた。 <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>04/11/21 23:07:22 ID:BroFTaT4<> やよいは真性変態 <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>04/11/25 17:00:48 ID:5fZSi1w0<> なんか唐突にやよい×初佳SSが読みたくてここに来た
初代のアレも良かったが、今スレのこれは圧巻だな。
一気に読ませてもらったよ…

続き、楽しみに待ってます <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>04/11/26 02:27:35 ID:SCqKU49N<> 現行SSのお嬢に負けない黒お嬢ハケーンw

ttp://sophia.sakura.ne.jp/main/newpage2597.htm <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>04/11/26 23:34:18 ID:b1FLTyfW<> 光太×初佳をきぼんぬしたい <> Slave to love<>sage<>04/11/28 20:11:03 ID:rdxM0iGW<> 「や、やよい、あなたまさか…」
「まさか?まさかなぁに?」
震える声の初佳と対照的に、微笑を崩さないやよい。
「そ、そのカメラ…」
「覚えてる初佳、これで撮った写真を、二つに切ってお互いが相手の分を
持っていたことを」
もちろん覚えている。
ポラロイド・カメラは何百年も前のカメラでありながら、現在のデジタル
プリンターカメラ同様に写した映像をすぐにその場で写真に出来る。
ただし、データは残らないし、一枚だけしか刷れない。
やよいが部屋に持ち込んだ幾つかのアンティーク品の中のポラロイドに目
を向けた初佳に、やよいが使い方を教えて見せた。
自動シャッターをセットして、二人が並んだ写真を撮った。
そのたった一枚しか焼けない写真を二つに切り、初佳はやよいの、やよい
は初佳の写っている部分を持っていた。
二人の友情の証として。
だがその後に、あの忌まわしい事件が起きる。
一度はやよいとの友情を諦めた初佳だったが、その写真の半分は進級して
部屋が代わるたびに新しい部屋の貴重品入れボックスの奥にしまいこんで
いた。
何度捨ててしまおうとしても、捨てられなかった。
再び仲が急接近した頃、やよいもまたまだそれを持っていることを知り、
自分がしまいこんでいた分を取り出し、それを一つにあわせた。
引き裂かれかけていた絆が、元に戻ったことを象徴するかのように。
そう、やよいはよりによってそんな二人にとって大切な思い出に関わるもの
で、自分の生き恥を晒している姿を撮影したのだ。 <> Slave to love<>sage<>04/11/28 20:12:00 ID:rdxM0iGW<> 「見て、綺麗に撮れてるわよ初佳」
足元に落ちた写真を拾い上げ、それを眺めるやよい。
「あなたが大事なところを開いているのが良く写ってるわ」
「い、いやっ」
思わす頭を横に振る初佳。
しかしやよいは言葉を止めない。
「とても綺麗なピンク色、確かにまだ汚されていないっていう証拠になるわ、
これは…」
「…いや、やめてやよい…見ないで…そんな写真見ないで…」
何度もやよいの目に触れさせている部分ではあっても、恥ずかしいポーズで
晒し、しかもそのように写真に撮られて、それを見ながら感想を言われるなど
とんでもない恥辱。
「もちろん写真はこれ一枚じゃないわ、こっちの方では」
ポケットに入れたデジタル・プリンター・カメラを指差す。
「もっと沢山の写真を撮ったわ、こっちの方は音がしないから気がつかなかった
でしょ?」
一体いつの間に。
自分が羞恥と快楽の狭間で思い悩んでいる間、やよいはひたすら淫らな撮影会
に興じていたのかと、愕然とする初佳。
だがそれ以上の衝撃が加えられた。
「それにね初佳、さっき撮った写真の中にはもっといい構図もあったのよ」
「いい…構図?」
「それを見たら、あなたがこんな格好をしながら気持ちよくなっちゃってること
もはっきりとわかるわ」
「…まさか…」
「うふふ、何しろお汁が太腿にまで垂れてるのもちゃんと写ってるんだから」
<> 名無しさん@ピンキー<>sage<>04/11/29 06:09:37 ID:iXNgdB4M<> そろそろ初佳タンが風邪を引かないか心配だ…

それにピエール……はどーでもいーや <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>04/11/29 17:51:05 ID:T9/d2/U6<> ピエールは僕等の希望だった <> 名無しさん@ピンキー<>sage 立候補は階級順だ、まずは俺から<>04/11/29 21:05:52 ID:SURKwrPU<> えーと、まさかこの期に及んでまだピエールと代わりたいなどという
奇特な香具師がいるのか? <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>04/11/29 23:47:46 ID:HKx/Uykb<> >>577は既に過去形。 <> Slave to love<>sage<>04/12/05 19:05:04 ID:ZiXNZVeJ<> 「ああああっ」
やよいの口から告げられた言葉に、濡らしている事を気づかれなかったのでは
という甘い目論見を打ち砕かれて、初佳は絶望に沈む。
今度こそ軽蔑されてしまうと。
だが。
「また一つ、わたしの宝物が増えたわ」
やよいはそう言いつつ、ポラロイド写真にそっと口づけする。
「たから…もの…」
「そうよ、この世に一枚しかない、初佳の恥ずかしい姿の写真、大切な宝物
だわ」
「あ、あの?」
「何、どうしたの?」
「…わたしのこと…軽蔑しないの…あんな…あんな恥ずかしい姿をあなたに
見せたのに」
「そうね、誰にでも見せるなら軽蔑するわ、でもわたしにだけなら…」
不意にしゃがみこんで初佳の顔を覗き込みながら、やよいの柔らかな指先が
愛液の分泌を止めていた裂け目へと伸びる。
「ああっ」
不意の刺激に声を漏らす初佳。
「わたしにだけなら、どんな姿でも見せていいわ、ううん、見せてちょうだい
初佳の全てをみたいの」
「はぁはぁ…わ、わたしのつ、す、すべ…てっ、ああっ」
「人には見せられないような姿も、人には見せられないような場所も…見せて
くれるでしょう?初佳?」
「は、はひっ、ひや、ひゃよいにならっ、み、見せっ、ああっ」
つとめて平静な話口調のまま、秘裂に挿れた指を激しく動かすやよいに身悶え
喘がされながら答える初佳。
「そう、見せてくれるのね初佳、なら見せて頂戴、あなたがチ○ポを挿れられて
どんな可愛い声で喘ぐのかを」 <> Slave to love<>sage<>04/12/05 19:06:08 ID:ZiXNZVeJ<> 押し寄せる快感にやや思考力が落ちていた初佳だったが、やよいがどさくさ紛れ
にとんでもないことを言ってるのには即座に気づいた。
「ら、らめっ、それらけはらめっ」
呂律の回らないまま必死で拒む。
やよいがずっと、それを狙っていることを忘れかけていた初佳だったが、改めて
思い起こされて身震いする。
「あら、見せてくれるんでしょ、どんな姿も?」
もはや落ちる寸前と見ての余裕なのか、初佳の拒否にも目くじらを立てずさらに
問いかけるやよい。
「で、でも」
「そう」
やよいの指の動きがピタリと止まる。
「?」
わたしの言うことを聞いてくれないなら、もうしてあげない」
言いつつ秘裂から指を抜く。
「ああっ」
与えられていた快感を取り上げられ、悶える自らの肉体に、初佳は驚愕する。
やよいがさらなる愛撫を交換条件に、ピエールのペニスを受け入れるように要求
して来た場合、自分はどうするのか。
理性は拒否するだろう。
しかし少しでも気を抜けば、快楽に溺れた肉体は勝手に返事をしてしまうだろう。
「はい」と。
それだけは何としても避けなれければと、気力を振り絞りやよいに問い返す。
「どうしてなのやよい、どうしてわたしを犯させたがるの…確か約束したわよね、
言うことを聞いたら理由を教えてくれるって、言われたとおり恥ずかしいポーズ
までして見せたんだから、話して」
精一杯毅然とした声で。
<> 名無しさん@ピンキー<>sage<>04/12/05 19:17:26 ID:mnc8Tudx<> 陥落寸前?
ワクワクすべきかハラハラすべきか…… <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>04/12/06 04:48:30 ID:X2DB2i9N<> というか、初佳タンかわいそ過ぎ(つ∀`)
意地悪しないで指かなんかで奪ってやれよ <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>04/12/06 21:20:31 ID:Le3+fQS2<> >>583
「骨をなんかで拾ってやれよ」に見えた>指かなんかで奪ってやれよ <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>04/12/07 01:48:23 ID:DGN51uvg<> >>583
SSでも書いてるが(>>559)実際には膜と言うより襞で、破るというより擦り取るという
方が近いんで指では難しい <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>04/12/07 04:58:47 ID:F7o0Oh3r<> 指で奪うというシチュは百合(レズ)モノとかでよく見かける。
二本の指を入れて押し広げればじゅうぶん可能なのでは? <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>04/12/07 16:09:51 ID:DGN51uvg<> 襞の部分に当てて、ひねりを加えて押し広げれば大丈夫かもね
だがそれじゃ普通の百合でツマラン <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>04/12/08 14:37:10 ID:E/tra73f<> やよいが首から上を全部突っ込むんだよ。 <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>04/12/12 09:59:21 ID:YIzUL2a5<> スカルファックだな! <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>04/12/12 12:08:14 ID:3iP0GRW4<> 足を突っ込む希ガス <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>04/12/12 15:38:02 ID:VgCZ0Rwc<> 最終的には全身。 <> Slave to love<>sage<>04/12/12 22:44:55 ID:AscYRx6a<> 「凛々しいわよ初佳…そんな格好でなければもっとさまになったわ、きっと」
初佳の問いにどこか嬉しそうなやよい。
第三者が見れば悪意の介在を疑わないであろうほど非道に責め嬲っているが。
一見して非道な言動もそのすべてが元はといえば初佳への愛ゆえのやよい。
初佳が弱気になればなったで、それを可愛く感じもっと可愛い顔と声で泣かせて
やろうと思い、
こうして颯爽とした面を見せれば見せたでいとおしく思い、かつその強気を自分
の手で打ち砕いてあげようとさらなる責めを思い立つのだから性質が悪い。
何しろいまのやよいは、形としては初佳を支配下においているが、今後の二人の
関係を考えると背水の陣を敷いているに等しい。
曲がりなりにも昨日まではごく普通の恋人同士(同性ではあるが)だった二人だが、
一度一線を越えた以上、もはや元の仲には戻れない。
今は巧妙な誘導と快楽により思考力が低下していいなりの初佳だが、正気に戻れば
結局やよいの「真の姿」を受け入れず、破局する可能性もないではないのだ
それならそれで仕方ない。
これまで以上に絆を深めるにせよ、だめになってしまうにせよ、いずれにせよ最早
こうなれば行き着くところまで行ってしまうまで
そう腹を決めたやよいには今更心理面での揺らぎはない…はずなのだが。
「話して…」
それでも、哀願するような初佳の顔と声には流石に少しは心動かされる。
それに飴と鞭のバランスの問題もある。
たっぷりと虐めてあげたいが、あまり虐めすぎて初佳を壊してしまっては元も子も
ない。
そんなことになったらやよいは自分の命を絶ってしまう。
歪んでいても愛の深さだけは本物なのだ。
「わかったわ」
微笑を消し、真剣な面持ちになるやよい。
「話してあげる、私が望んでいることを」
<> Slave to love<>sage<>04/12/12 22:47:55 ID:AscYRx6a<> ソファに腰をかけたやよいは、自分の足元を指さす。
何も言われてないのに、そこへ鎮座する初佳。
これだけを見ると既に「調教」は完成しているような印象もあるが、元々初佳は愛し
あうようになってからは万事やよいのいいなりになりがちだったのだ。
やよいは自分に対し不利益になるような言動はしないからいいなりになっても問題が
なかっただけで。
だがこれからは違う、
どんな苦痛や屈辱でも、やよいの命令ならば従う。
そんな絶対的な関係を初佳との間に確立しなくては。
(そうでなくては、そのために「犠牲」になったピエール君にも申し訳が立たないわ)
そんなことを考えるくらいなら最初から犠牲にしなければいいという風には考えない
らしい。
自分を少し不安げな顔で見あげる初佳。
主人の顔色を伺う犬のような雰囲気に、やよいの相好が崩れそうになるが意志の力を
総動員して引き締まった表情を保つ。
その分、下着の置くから熱く粘ついた液体が滴っていたが…。
そんな犬のような初佳の腕をつかんだやよいは、グイと引き寄せ自らの膝の上に彼女の
身体をうつ伏せに横たえる。
自分より背が高いが、バストやヒップの差で体重自体はそれほど差のない初佳はいえ、
軽々と膝の上に乗せてしまうやよい。
「はぅ」
その手を再び秘裂のあたりに当てられて弄られ、声を漏らす初佳。
「ああ、そ、そんなっ、話してくれるって…」
「ああそうねごめんなさい…初佳のお尻が可愛いからつい」
ふとしたはずみに百合バカップルぶりを発揮する二人であった。
初佳の全身を覆っていた緊張感がほぐれ、力の抜けた身体は甘えるようにやよいの膝の上
にもたれかかった。
溶けたバターのように。
<> 名無しさん@ピンキー<>sage<>04/12/13 04:59:48 ID:0XG/hVyT<> もし、やよいと初佳の間に真の支配と服従の関係が成立してしまったら、
いずれ初佳はやよいに物足りなくなり、別の「主人」を求めて彷徨うように
なるんじゃないか?
やよいがゲームのつもりでこの駆引きを楽しんでいるなら、自分の首を
締めるようなことにならなければよいのだが…

…などとマジに懸念してみるのであった。 <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>04/12/13 06:32:04 ID:JlLn8d8y<> >>594
長めのレスを続きかと思ってじっくり読んでしまった_| ̄|○ <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>04/12/13 15:45:27 ID:Tnfpk6Mg<> >>594

γ/ ̄ ̄ ̄\
El@Ll l l l l」  初佳が求めているのは「誰かに」支配されることじゃないわ
`ヒl(l l○-○ll   「わたしに」支配されることなの
 / l l、 oノl l   







「お願い、そうだと言って…初佳…」 <> 初佳<>sage<>04/12/14 03:59:10 ID:jl75pPYy<> そうだ <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>04/12/14 04:03:50 ID:1RLl2rJ0<> >>596
なんだ弱気だな <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>04/12/14 22:02:23 ID:kRzM0USl<> >>598
              _,. -''"ヾ ̄ ̄`゙゙''ー- 、____
           _,. ''"   /`        `ヽ^ヘ
       _,.-、/              \\ \ヽ、
    /⌒ヽ、/ /  /             ヽヽ ヽぐヽ
   j、    /  /  /   ,   l    ヽ ヽ ヽ   l l  ヽ,<
   ,'-‐ 、  /ハ'   l  l  l   i   l  i  i  l l  ヽ_}
  r'`ー--、 /!l  | , !  !l   |   l  l  |  l  l ト、 {'ヽ
  {     l { ! j l l  l !  |   l  |-‐,.-┴-、L_」 |、 ヽj
  L__,. -' ハヽ'i'  | |  l !___j-一/ー'´ ´ ,. -‐- 、 !`ヽr‐'´
  ヽ_,. -'" ヽヽ! l ├'",.- ''ニン´ヽ   /ィラ斤ド,{   |     恋する乙女は臆病なの
   ヽ   / ヾ! レi'-/-‐'" ,,...、 `.  | 'r';;;j |!j》.  !
    ヽイ     l   ト!  _,,;:=''"゙ヾ !,-‐ヽ ヾ-ぐ'"i  |
     ヽ__,  l   l ヽ`゙´     /   / 丶、__,. .'  |
        `ーl    L、丶、_ _ ,. ´       /   |  
         l    | 〉、     ` ‐ '    /|   i
         |    l ト、ヽ、.       ,.イ   l   |
         |    l j `ー、ヽ` ‐- = '´,イ   l   |
   ,. -く⌒ヽー|    |-<`ヽ、` 二二´ r'´ 人_  l    !
  /   ヽ } {   l        | |  、ー-ヘ   ノ_
 ハ     l l ヽ   ヽ______, ー‐--〉 〉-- ヽ、__>´ l >、
/ l     l l  \ ノ   /    | {         l l \


<> 名無しさん@ピンキー<>sage<>04/12/15 03:14:26 ID:/1LQOhsX<> >>599
恋ってゆーか、爛れきった愛欲のような…… <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>04/12/15 05:36:23 ID:E7V7BZZo<> ピエールがおしっこしたいそうなんですが <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>04/12/16 03:32:53 ID:9J3LqvTy<> ああ、ピエールいたんだっけ。すっかり忘れてた。 <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>04/12/16 16:16:57 ID:FuB7Zq8J<> ピエール今頃寝てるんじゃないの <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>04/12/17 00:13:08 ID:q7vh127Z<> >>601-603
>>537 <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>04/12/19 23:30:14 ID:LW4/YKWI<> γ/ ̄ ̄ ̄\
El@Ll l l l l」   好きよ。大好き。
`ヒl(l l○-○ll   貴女の全てが愛おしくて堪らないの、初佳。
 / l l、 oノl l    <> Slave to love<>sage<>04/12/20 00:12:55 ID:V/BPJTjH<> 「私の気持ちの前に…」
膝の上で蕩ける様にしなだれる初佳の背中を撫でながら語りかけるやよい。
「まず初佳、あなたはどう思ってるの?」
「ど、どうって?」
まだ少し気の抜けた声で聞き返す初佳。
「何故わたしが自分のチ○ポを用意して、あなたの初めてを奪おうとしたのか、よ」、
その質問に、ふにゃふにゃになっていた初佳の身体が硬直する。
「そ、それは…」
言えない。
さっきまでやよいに感じていた疑惑など、言える筈はない。
こうして身体と身体をくっつけてみると、改めてやよいが自分に抱いている深い愛情が
伝わって来る。
いくら想像だにしなかった「罰」を宣告されたとはいえ。
自分を実は恨んでいたのではとか、全てが演技だったのではなどという疑念を抱いた事
がそれだけで万死に値する罪に思える初佳。

一方のやよいには、初佳の緊張感が伝わっている。
そして無論、初佳がどう思ったのかも聞くまでもなくわかっている。
あまりに過酷な刑を科そうとする自分の愛情すら疑っただろうと。
それも計算のうち。
何事も一度迷わせてから、改めて決断させた方がより強固な決意となる。
愛を育むこともまたしかり。
いくら個々人の嗜好の多様性に寛容な現代社会とはいえ、やはり女同士で愛し合い生きて
いこうとすることへの風当たりは少ながらずあるのだ。
最初こそ激昂したものの、何日もかけて「お仕置き」の準備を整えるうちにやよいの中で
初佳の「浮気」は二人の絆をより深めるための契機であったのではと思えるようになって
いた。 <> Slave to love<>sage<>04/12/20 00:13:54 ID:V/BPJTjH<> 「どうしたの初佳?」
「…それは…その…」
やよいが質問に質問で返す詭弁を弄していることにすら気づかないほどに、初佳は焦って
いた。
改めてやよいの気持ちがわかってみると、彼女を疑ったことなどとても告白できる物では
ない。
そんな逡巡を見て頃合かと判断したやよいが。
「まあ言いたくないのなら言わなくていいわ、重要なのはわたしの気持ちだったわね」
そう言って初佳を安堵させる。
元々質問をはぐらかしているのは答えを誤魔化しているのではなく、答えのわかりきった
問いかけで初佳に心理的負い目を負わせて自分の意に従わせやすくするためなのだから。
「もしも単にあなたを汚すことによって…」
ビクビクする初佳の背筋を再び撫でながら、ついにやよいが真意を明かしはじめる。
「あなたへの罰にしようとしたなら…」
初佳の緊張が極限に達する。
まさに自分が疑っていたことそのものが、やよいの口から、それも「もしも」という仮定
をもって語られだしのだから。
仮定の話ということは、それは正答ではないのだ。
「その辺の男の子達、ううん、殊更にケダモノのような男でも選んで手引きして犯させれば
それで事足りることよ」
やよいが事も無げに言い放った言葉に身震いする初佳。
ピエールの肉棒を受け入れることすらあれだけ恐怖と嫌悪を感じたのに。
一応は顔見知りで、見た目は決して悪くはないピエールどころか、見ず知らずのケダモノの
ような男達に犯されるなど、想像するだけで気が遠くなる。
そんなことがやよいの取り得る選択肢の中にあったとは…。
「罰というのは口実、正確に言えば散々あなたを怖がらせて泣かせたのが罰ね、本当の理由
は唯一つ、わたしはあなたの『はじめて』が欲しいの、あなたの『はじめて』の相手になり
たいの」 <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>04/12/20 13:16:58 ID:Q6HlDK+9<> ピエールすげー持続力だな <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>04/12/20 17:54:04 ID:MNsWdl4B<> りんなが再登場するのはもうちょい後ですか? <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>04/12/21 00:57:51 ID:oshqfUIi<> この小説読んで、ピエールとりんなの関係に萌えたんだが
…この二人のえちー絶望的だよな…_| ̄|○ <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>04/12/21 19:11:52 ID:M/B+Shn2<> ピエールとかりんなのエピソードやってる時には早く本筋に入って欲しいという
感想が多かったのに。
いざお嬢×初佳が始まるとなんでみんなピエール達ばかり気にしてますかw <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>04/12/21 19:23:58 ID:M/B+Shn2<>
藤沢「お嬢」やよい VS 姫宮「宮様」千歌音
ガチ百合対決が見たい <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>04/12/22 02:50:38 ID:eMdG8DVb<> もし、りんなの「初めて」があるとしたら、あんまり鬼畜なのは勘弁してほしい…
まぁこの流れではほぼその気遣いはないようだけど。

お嬢⇔初佳はただの甘々百合でもいいような気がしてきた。
てゆーか、できればそういう方向でお願いしたい。

でも作者氏の中では前々から落とし所が定まってるようだからなぁ…
>>156を改めて見返すと、真人はお咎めなしなのか??

しかしこの連載もよく続いてるねぇ。ほとんどスレ一本消費しそうな勢いだ。
作者氏ガンガレ!超ガンガレ!! <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>04/12/22 03:07:06 ID:GZgtJ2T5<> >>613
>真人はお咎めなしなのか??
本文の方をもう一度読んでみ
<> 名無しさん@ピンキー<><>04/12/25 00:54:45 ID:x6mXRMKB<> ぬる <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>04/12/25 03:44:41 ID:UFcgicXz<> ポー <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>04/12/25 07:56:07 ID:NMFaDtCs<> ガッチン <> Slave to love<>sage<>04/12/26 22:20:16 ID:YX76S6H7<> 「や、やよい…」
やよいの口から洩れた言葉に、初佳は胸が熱くなる。
(そこまでわたしのことを…)
色々と、自分の知らない顔、思いもよらなかった一面を持っていたやよい。
たった一晩で立て続けにそれを見せられ知らされた今夜、正直に言えば初佳のやよいへの想い
が揺らいだのも一度や二度ではなかった。
その全てを帳消しにして余りある、やよいからの真実の告白。
それが嘘ではないのはこうして肌をくっつけていればわかる。
やよいの愛情が、自分を優しく包み込んでくれているのだから。
「わたしは…」
こうなれば何の遠慮もいらない。
「さっき言ったことは嘘じゃないわ、わたしの『はじめて』はあなたにあげてもかまわない、
いいえ、奪って欲しいの…」
思いの丈の全てを口にして、やよいの膝の上に突っ伏していた身体を起こしてやよいの横に
腰掛ける。
どちらからとも無く抱き合うと、またも唇を重ねる二人。
幾度と無く繰り返して来た甘い交わりだが、今夜は「目的」があるだけにまた格別の甘さ。
蕩けそうな気分の中で、初佳はふと何かまだ心にひっかかっていることがあると気づいた。
(わたしの『はじめて』はやよいのもの…)
愛を確かめあってのぼせた頭では思考速度が極端に遅いがそれでも着実にそのひっかかりは
次第に形を為していく。
(それがやよいの望み…そしてわたしの望み…)
やよいの掌が、初佳の乳房を掴む。
(お互いに望んでいることなのに、どうしてすぐに『して』しまわなか…「アアッ!」
手馴れた愛撫に感じて、思わず反り返って嬌声をあげた初佳。
その拍子に初佳の視界に、存在を忘却していたこの部屋にいる二人以外の第三の人物、いや
第三の人物の肉体の一部分が入った。
<> Slave to love<>sage<>04/12/26 22:22:14 ID:YX76S6H7<> 忘れてしまいたかった光景がまたも視界に入り、初佳のぼやけていた思考が一気にその輪郭
をはっきりとさせる。
先ほど見た時と変わらず、ヌラヌラと光る粘液を先端から滴らせながら隆々と起立する男根。
ピエールの、もとい、やよい曰く「彼女の」ペニスを見て。
そうだった。
やよいに処女を捧げることなど罰でもなければ刑でもない。
流石に多少の勇気はいるが、別に強制されなくても同意していた。
自分が哀願し、嘆願し、泣訴し、媚態を示してまで何とか思いとどまって貰おうとしていた
のはその「手段」の方。
処女簒奪の道具として擬似男根の類ではなくこの「生きたバイヴ」を使うことだった。
その絶対に嫌なことは未だに何の解決もされていないことに気づいて愕然とする初佳。
さながら数百里を飛んで一安心したと思ったらまだ釈迦の掌の上にいた孫悟空の心境。
やよいの掌の上で、いいように弄ばれている気分に浸る初佳。
だが先ほどと違って絶望はしない。
とりあえずやよいに自分への悪意はないことだけは確実にわかっている。
それだけは二度と再び疑うことはない。
胸のうちを明かしてくれた今のやよいなら、理由を話してくれるはず。
「やよい…やっぱりわたしあなたに…あなた自身の手で、それでなければあなたが使う道具で
『して』欲しい…」
内心の動揺を隠しながら希望を述べるが。
「それは駄目」
優しい目と声ながら、にべもなく拒否するやよい。
「どうして…わたしが他の男に汚されるのが嫌じゃないの?」
核心をついた質問のはずだった。
だがやよいの答えは単純明快だった。
「うふふ、何度言わせるの、他の男じゃない、コレはわたしの○ンポだって言ってるでしょ?」
<> Slave to love<>sage<>04/12/26 22:23:49 ID:YX76S6H7<> 初佳はまたもしばらくは言葉を失う。
やよいの言葉には悪意の欠片も無い。
いかなる論理が脳内で展開されているかは知らぬが、真剣に二人の愛のために初佳をピエールに
犯させることが必定と決めているらしい。
泣きたい気持ちを抑えて、次に紡ぐべき言葉を慎重に選ぶ初佳。
ここでまた拒否の意志を示せばやよいを怒らせるかもしれない。
自分への愛が本物だからといって、隠されていたサディスティックな嗜好が自分に向けられない
とは限らないと。
そしてそれはセクシャルな事柄には疎い初佳の考えでありながら偶然にも正しかった。
やよい自身も今回嫉妬心に煽られて剥き出しになるまで気づいていなかったが、彼女のサド傾向
は愛情がある方が強まるタイプの物だったから。
何の関係も無い相手には無関心無干渉。
友誼を感じる相手には親切で親身。
そして愛を感じる相手には、最大限に尽くすと同時にサド傾向もむき出しになるらしい。
今まで初佳相手には無意識に封印されていた牙は既に生えているのだから。
「どうして、それじゃなければ駄目なの?」
初佳の選んだのはやよいが「わたしのチ○ポ」に固執する理由を問い質すことだった。
話が逸れに逸れてはいたが、元々それこそが知りたいことであったのだから。
「それは…処女喪失というものをどう捉えるかが問題なのよ」
「え?」
意外にもあっさりと答えてくれたやよい。
だがそれは初佳の予想の範疇から大きく逸脱した言葉だった。 <> Slave to love<>sage<>04/12/26 22:26:24 ID:YX76S6H7<> 「一般的に、処女膜を損傷してしまうことが処女喪失とされているわ…」
やよいの言葉がよどみなく続く。
「でもそれは女性の貞操を管理する上での目に見える指標に過ぎない、事故で損傷する事だって
ありえるのだから…それに」
やよいの掌が初佳の下腹部に当てられる。
「処女とは言い換えれば少女、少女と大人の女を分け隔てる物がある、生理の有無じゃないわ、
一定の年齢に達すれば病気でもない限り誰でもなるものだし、生理があるから大人とはいえない
でしょう…」
「そ。そうね」
「自分で言うのもなんだけど、わたし達の愛は自然の摂理に反しているわ」
「や、やよい」
話がいきなり医学的見地から哲学的見地に飛んで面食らうが、自分の処女がかかっているので
必死で話についていこうとする初佳。
「自然の摂理としては、女は男と交わるように出来ている、だから少女を大人の女にするのは、
子宮に精液を注がれること、この刺激に触発されて体質の劇的な変化が起こるのよ」
それが医学的に正しいかどうかは別として、観念としてはそういうものであろう。
元々聡明な初佳には、やよいの言いたい事がおぼろげにわかって来た。
「わかるわね、たとえ器具を使ってあなたの『初めて』を奪っても、その後であなたが別に男
に身体を許せば、あなたの本当の初めての相手は、あなたを『大人の女』にしたのはその男
ということになる」
「!わ、わたしはそんな…男なんて…」
「この世に絶対は無いわ!」
不意に厳しい声で初佳を制する。
「そんなことは許せないわ、だからわたしには生の精液を噴出できるチン○が必要だったの…
残念ね、もう少し医学が発展すれば、わたしが自分の身体に生やすことが出来たかもしれないし、
あるいは精液を人工的に生成して噴出させるバイブも出来たかもけど…」
もう初佳は何も言えなくなっていた、やよいのあまりにも強引な理論に。
「だから自分の意思を捨て、完全なわたしの傀儡となった彼のチ○ポであなたを…わたしとあなた
の絆を完璧にするには、もうこれしかないのよ」 <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>04/12/26 22:29:23 ID:YX76S6H7<> 何とか年内にやよいの意図が明かせて一安心。
でも和姦(かな?)百合になって鬼畜度が下がったと嘆くのはまだ早い
まだだ、まだ終わらんよ。 <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>04/12/26 22:37:11 ID:DI2rXqq7<> 和姦百合になったとは全然思えないんだけど <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>04/12/27 03:25:05 ID:N+EDrmoy<> こいつらの関係を既存の言葉に当て嵌めるのは難しいな <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>04/12/27 04:12:28 ID:rjqPCk0t<> 百合だったり、
SM風味だったり
色々枝葉末節がついてるせいで惑わされがちだが本質はたった一言で言い表せるよ

「バカップル」 <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>04/12/27 05:37:30 ID:N+EDrmoy<> その二人に関してはそうか

ていうか俺、ピエールに目が行きすぎだな。

いや、俺くらいは人扱いしてあげなきゃ可哀想かなと・・・ <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>04/12/27 05:46:18 ID:rjqPCk0t<> いや、やよいも普段は今までどおり「お友達」として
遇しているからそこまで悲惨でもないかと。
道具にされる時でもそれなりの役得もあるだろうし。 <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>05/01/01 01:04:14 ID:RcXCccKQ<> 正月はSS「休載」
正月明けに再開。 <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>05/01/01 02:35:46 ID:mibf6yxZ<> >>628
いつも乙。よいお正月を。 <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>05/01/05 00:19:04 ID:DHukZmO5<> 少し遅れたけど謹賀保守 <> Slave to love <>sage<>05/01/09 22:20:29 ID:A8vzAzLI<> 強引過ぎる理論を半ば陶酔した顔でとうとうと語るやよい。
「でもこれがもっと昔ならもっと大変だったわ、避妊薬剤が未完成だから迂闊に精液なんて注ぎ
こもうものなら妊娠してしまいかねないもの、その点は良かったわ」
もっとも避妊薬が信用なら無い時代には精液の膣内発射または子宮着床を防ぐ器具が避妊の中心
であり、下手をすると生涯膣内射精とは縁の無い性生活を送った女性もいた。
従ってやよいの子宮への射精による女性ホルモン活性化触発という理論は正しくないのだが初佳
がそれを知る由は無い。
それに問題は医学的事実よりも、初めての相手になるという理念の方なのだ。
「本当はあなたとの間に子供が欲しいけど、残念ながらチ○ポはわたしのでも遺伝子はわたしの
じゃないから…」
やよいのあまりにも逝ってしまった言葉に圧倒され、また秘められた想いの強さには感銘しつつ、
初佳はこの状況からの脱出スポットを探し続けていた。
ここまで言われたらもう逃げられない。
だがやはり実質的に男に処女を奪われるのは嫌だ。
やよいにしてみればここまで完全に調教したピエールのモノは確かに自分のモノであり、初佳に
挿入しても妬心の湧き上がる余地は無いのかもしれない。
だがそれはあくまでやよいの主観であって、初佳にとっては赤の他人であることには代わらない
のだ。
(わたしも…わたしだって身も心もやよいのものになりたい…)
追い込まれた初佳の元々優秀な頭脳がようやく活発に動き始める。
今までは恐怖や圧迫感で思考力が鈍っていたが、本当に進退窮まったことで遂に眠れる脳細胞が
活性化させ始めたのだ。
純粋な知力ではやはりやよいがほんの少し上回るものの、結局は嫉妬に触発された急造の理論。
初佳は盲点の存在に思い至った。
彼女の希望と、自分の希望を両立させる盲点が。
「わかったわやよい…そこまでわたしのことを思ってくれているなら、処女を奪って『どちらの
意味』でも」 <> Slave to love <>sage<>05/01/09 22:22:19 ID:A8vzAzLI<> 攻守逆転。
初佳の言葉にやよいの顔に疑問符が浮かんだ。
「どっちの意味?」
「処女膜を奪うのと、初めて子宮に注ぎ込むこと、どちらもってことよ、だけどやよい、最初の
方だけなら、別に貴方の手でも出来るでしょう…」
「え?」
「指でも道具でも、どちらでもいいけれど…」
「何を言ってるの初佳?」
「両方を一度にする必要なんてない、あなたがどうしてもというなら…まずはあなた自身の手で
奪って、わたしの初めてを…」
「そう…そういうこと、初佳」
ようやく初佳の言葉の意図を察したやよい。
「そうね…言われてみれば…」
微笑みながら、初佳の唇を奪う。
「うくっ」
「むぐぅ」
いつに無く強く唇を吸ってくるやよいに、初佳も応える。
「いいのね、わたしが相手で…」
先ほどは無理やりするにでもつもりだったが、やはり合意の下が望ましい。
意志を最終確認するやよいの言葉に。
「いいえ、違うわ」
初佳は答えた。
「やよいでいい、じゃないわ」
やよいを見つめながら。
「やよいでなくちゃ、嫌、なの…」
<> Slave to love <>sage<>05/01/09 22:25:36 ID:A8vzAzLI<> 「うっ」
その痛みはほんの一瞬だった。
乳房や陰核を巧みに愛撫しながらだったことと、遂に訪れた瞬間に昂奮していたことも相俟って
痛みが薄れたのだろう。
横たえた初佳の身体を左手で愛撫しながら、やよいの右手の指がその陰裂の奥深く挿入され、未踏
の子宮への道を阻む肉襞を押し破った。
「痛い?」
「いいのっ、いいからそのまま」
「そう」
そのまま指が回り、初佳の医学的な意味での純潔の印はその肉体から剥離された。
「ふう…」
指を引き抜き、息をついたやよいは、その指についた血と織物の混ざり合ったものを舐めた。
「そんな、やよい…汚いっ」
「貴方の身体に汚いところなんてないわ」
そう微笑むやよいに、初佳は自分の選択を誇らしくすら思った。
同性であろうどうだろうと、こんなにまで自分を愛している相手に「初めて」を捧げられたのだ。
知らぬうちに、涙がこぼれ始める。
「初佳?痛いの?」
「ううん、痛いんじゃない、嬉しいの…」
「そう、良かったわ…次が控えてるから」
「うっ」
その言葉に、夢見心地から一気に現実を思い出させられる初佳。
自分の手で破瓜さえさせれば、満足してピエールのことは忘れ去るかと淡い期待もあったがそれは
儚かった。
彼女が回避出来たのは、好きでもない相手に処女膜を破られるという事態だけ。
それだけでも由とすべきが、処女まで捧げたのにまだそんなことをしようとするやよいに恨み言を
言うべきなのか。
とりあえず彼女がしたのは。
「でも何か違和感があるわ…段々と刺激が強くなっていくみたい」
丸っきり嘘ではないが、微かな鈍痛を過剰に申告することだった。 <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>05/01/10 02:05:28 ID:yvxA4ECU<> 新春にふさわしく、山場からの再開ですな。 <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>05/01/10 04:09:34 ID:ELzaoo2A<> 戦わなければ生き残れない! <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>05/01/11 16:17:21 ID:iWX3D0hD<> そのときりんなに真人の魔の手が! <> 片瀬家長男<>sage<>05/01/12 05:11:30 ID:Lreb2s1m<> ガキには興味ないです、ボク <> Slave to love<>sage<>05/01/17 00:19:01 ID:1a6SSaKd<> 「そう…仕方ないわね、じゃあ今夜はここまでにするわ」
やよいの口から出たとりあえずの終結宣言。
「そうして、ちょっと辛いわ…」
安堵の表情を押し隠し、いかにもキツそうな顔を作る初佳。
基本的に正直で物事を取り繕うことが出来ない彼女にしては珍しいことだが、場合が場合だけ
に必死だったのだ。
「でも忘れないで、初佳」
そんな彼女の心の内を知ってか知らずか。
「今夜から、あなたはもう完全にわたしのものになったのよ」
念を押すやよいに。
「ええ」
そう気軽に返答する。
「それなら…わたしの言うことは聞けるわね、今度また泊まりに来れる晩に『わたしの○ンポ』
を受け入れること、いいわね?」
「…」
「お返事は?」
「はい…」
嫌とは言えない。
望んでやよいに処女を捧げたのだが、それはやよいに対し精神的に完全に隷属してしまう契機と
もなったのだ。
「ふふ、好きよ初佳…」
自分を抱き寄せて撫でてくれるやよい。
その言葉が嘘ではないこと、それだけが今の初佳にとってせめてもの救いだった。
「それじゃ…後始末をしないといけないわね」
「?」
やよいが漏らしたその言葉の意味を、初佳は一瞬理解できなかった。

<> Slave to love<>sage<>05/01/17 00:20:04 ID:1a6SSaKd<> 「おいで」
やよいがそう声をかけたのは、部屋の一隅で、身体もペニスも「直立不動」のままじっと待ち
続けていたピエールだった。
今夜の「お仕置き」の間、彼の存在を事あるごとに脳内から消去し続けていた初佳は、やよい
が彼を手招きすると思わず身体を固くする。
やよいは今度の機会にと言ったもの、肉の凶器の鎌首をもたげているピエールは近づくだけで
怖いのが初佳の正直な気持ちだった。
「………うっ」
やよいの言葉に、無言で近づいてきたピエールが不意に声を漏らす。
手の届く距離に来た彼のペニス、やよい曰く「わたしのチ○ポ」に白くしなやかな手が伸びた
のだ。
「あうっううっ」
目を背けようとしていた初佳だったが、あまりにも悩ましげなピエールの呻きに思わずそちら
を見てしまう。
やよいの掌がペニスを包み込むようにしてやわやわと握り。
さらに露出した亀頭の先端を親指が擦り上げているのだ。
掴みと擦り、竿と先端にそれぞれ異なる刺激を与えられてピエールはすぐに我慢の限界に達し。
「ああっ!」
白く熱い粘液が宙に飛び散り、いつの間にか前に添えられていた彼自身の両掌へと付着した。
時間にしてほんの十数秒。
長時間の待機の果てとしてはあっけのない終わり。
だがピエールの目隠しされた顔からは不満の色など微塵もうかがえない。
腰を前後させ、荒い息のまま顔を上気させている。
それ程気持ちのよい放出だったのだろう。
そして…彼を瞬く間に射精に導いたやよいもまた満足げに微笑んでいる。
チクリ。
そんな二人の様子を見て、初佳の心の奥に小さな痛みが走る。
それは嫉妬の感情。
忘れもしない、あの日、やよいと栢山晶が一緒にいるところを偶然目にして以来の暗い感情が
彼女の中で湧き上がっていた。
<> 名無しさん@ピンキー<>sage<>05/01/17 18:24:00 ID:gwdy3Bs3<> 何故だか分からんが涙が… ・゚・(ノД`)・゚・ <> 754<>sage<>05/01/18 00:24:13 ID:9FsIWPP8<> ピエール…
がんがれピエール。
お前はそれで幸せなのか?
幸せなんだろうなぁ… <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>05/01/18 05:50:00 ID:cl+PRUOR<> お嬢の手コキサービスつきだぞ、幸せに決まってるじゃないか。
誰か「お嬢のチ○ポ二号」に立候補する勇者はいないのか? <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>05/01/20 22:07:10 ID:6QSItWJy<> ピエールが手コキでイカされたのに不満なの?
初佳に突っ込むべきだと思ったの? <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>05/01/20 22:20:32 ID:KRrUiJZ6<> >610の通りでつ。 <> Slave to love<>sage<>05/01/23 23:18:36 ID:Tm6TnBL2<> その日。
初佳はファウンデーション「ウルティマ」救援部隊の一人としてステルヴィアを立とうとして
いた。
一週間前に先発した白銀迅雷率いる第一陣に続く第二陣として、レイラ・バルトと彼女、若干
の技術スタッフが出発する。
一時は停学処分を受けていた、そしてまかり間違えば退学に処されていたかもしれない彼女が
それに選ばれたのはレイラやその上司であるリチャード・ジェイムスらの温情ともいえた。
自分のしてしまったこととは言え、忌まわしい事件からの再起をかけての任務。
それを前に彼女が当然しようとしたことは、彼女を退学の危機から救い、立ち直るきっかけを
与えてくれた、かつてのルームメイトにして親友になれそうだった少女。
そして今また、過去の不幸な事件を乗り越え新たな絆を紡ぎはじめている藤沢やよい。
彼女に会うこと。
会って、彼女の顔を見て声を聞くこと。
不安を隠せない心をやよいなら鎮めてくれるだろうと。

「!」
学生居住区のやよい達の部屋のある区画。
そこへ足を踏み入れた初佳は唖然としてしまう光景を見た。
各室の前に広がる、廊下と言うには広く、広間というには手狭な空間。
そこにやよいはいた。
ただ一人ではない。
彼女と一緒にいるのは。
「あ、あの子は確か…」
やよい達の仲間に関して、その頃の初佳は現在ほど詳しくはなかった。
色々な意味で因縁の相手である志麻と光太以外は見たことはあっても名前などは知らない。
それでも今やよいと一緒にいる相手には見覚えがあった。
やよいの現在のルームメイトである栢山晶。
長身で、キリリとした顔立ち、年齢のわりに大人びて見える少女。
彼女がやよいの傍らにいた。
<> Slave to love<>sage<>05/01/23 23:19:41 ID:Tm6TnBL2<> 「…やよい…」
思わず立ち尽くす初佳。
それだけ彼女の見た光景は衝撃的だった。
同室の間柄の二人が一緒にいるのは別段おかしいことではない。
だが、二人の様子は単なるルームメイトがだべってるというような雰囲気ではない。
やよいと晶は手と手を重ね、やよいが背の高い晶に身を委ねるようにしている。
そして二人はそのまま手を取り合ったままその場でクルクルと回り出す。
廊下でダンス、しかも古典舞踏。
この光景を他の人間が見たなら、可笑しさが先にたったであろう。
初佳にしても踊っていたのがやよい以外の人間なら、笑うか、呆れるか、そのどちらかの
反応だったはず。
だがその片方がやよいだということが、初佳の冷静な判断力を失わせた。
やよいと晶がまるでお姫様と王子様のように、妙にさまになっていたのがまた衝撃に拍車
をかけた。
結局その場を立ち去り、やよいと話せないままに初佳は飛び立つことになり、陰鬱な気分
のままで危険な任務に就くこととなった。

それから二ヶ月ほど後。
遠征先でレイラの叱咤や、責任感に駆られたことで自信を取り戻した初佳はステルヴィア
に戻るや否やすぐにやよいの元へ赴いた。
内にこもらず彼女に直接事実を問い質そうと。
そして…笑われた。
それは彼女達がウルティマからの留学生だった風祭りんなの歓迎会の余興として準備して
いたミュージカル風の寸劇の練習だと。
顔を赤くして俯く初佳にやよいは言った。
「でも、嬉しいわ…やきもちを焼いてくれたのね、初佳」
驚いて顔を上げる初佳に、さらにやよいは続けた。
「安心して、晶ちゃんはルームメイトでお友達だけど、それだけ、初佳とは違うよ」
そして謎めいた微笑を向けた。
まだあの運命の告白の前、お互いがお互いの気持ちを模索している時期のことだった。 <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>05/01/26 18:32:27 ID:eeQ+iDAt<> 懐かしい場面(の裏舞台)が出てきて嬉しい。
こんなシーンにまでお嬢×初佳の視点を盛り込めるのかと素直に感心した。 <> Slave to love<>sage<>05/01/30 23:59:26 ID:Ixo1UTEE<> あの時から三年余。
今ではすっかりステディの関係となったやよいに、初佳が嫉妬を感じることなどなかった。
それどころか逆に自分がやよいの嫉妬を煽るようなことをしてしまったのが今回の発端。
だが今の初佳の心には、あの時と同じか、それ以上の嫉妬の念が渦巻いている。
目の前の光景によって。
「よく我慢したわね、偉いわ」
膝の上に「わたしのチ○ポ」ことピエールを乗せその背中を撫でているやよい。
そしてやよいにその身を委ね、目隠しごしにも幸せそうな、というより呆けたような顔を
しているピエール。
決して恋人同士ではないし、とてもそうは見えない。
強いて言えばペットと飼い主のような姿。
それでもやよいが彼女なりにピエールに愛情を注いでいるのは一目瞭然。
口では「道具」などと言っていたが、とてもそんな冷たい目で見ているとは思えない。
どこまでいっても、やよいは暖かい心の持ち主なのだ。
性的な加虐嗜好と、人間としての残酷さは必ずしも比例しない。
歳の割りに性的な知識には疎い初佳だが、それは何となくわかった。
それがわかったから、これからの自分がやよいの性奴のような立場に堕ちて行くような気が
しても、怖くもなければ嫌でもなかった。
自分へと加えられるであろう玩弄の全てが、愛情に基づくものなのだろうから。
ただし、それが自分だけに向けられていればの話。
自分以外にもピエールが、やよいの歪んだ愛情表現を受けると思うと嫉妬に心がかき乱される。
知らず知らず、初佳はピエールを睨んでいた。

一方やよいの方は、そんな初佳の視線に気がついていた。
むしろそれが狙いで、今まで隠れて行っていたピエールへの愛撫(調教の一環、飴と鞭の飴に
あたる)を彼女の目の前でしたのだから。
性的にサディスティックであっても一個の人間としては心温かいやよい。
だが心温かい人間が全て正直で誠実であるとも限らない。
優しく思いやりある反面、彼女は策士であり、他人を操り手玉に取ることを得意とする。
言ってみれば藤沢やよいは人間という種の複雑な面を体現した固体であった。 <> Slave to love<>sage<>05/01/31 00:06:52 ID:a2QHsmzn<> 「それじゃ、今度はこっちね」
初佳の存在を無視する、かのように見せかけて。
その実は初佳その人の嫉妬心を煽り立てるべく、次なる一手を打つやよい。
その意味ではまさにあてつける「道具」と言って間違いではないピエールの背中を摩っていた
手を、少し下へと下げる。
「!」
その手にあわせて視線を下ろし、とんでもない物を目にしてしまう初佳。
彼の全身を拘束している革衣装。
その臀部に、まるで尻尾のような装備がある。
今まで真正面から、怒張したペニスを初佳に向けていたので気づかなかったのだ。
その尻尾のような物に手を添えたやよいが、それを回転させる。
するとピエールの身体がブルブルと震え始める。
まるで、コルクを抜くかのような作業の末、まさにコルクのような物が床に転がり落ちた。
それは小型のバイブレーター。
今までピエールはそれを直腸内に挿入され、拘束衣の装備で蓋をされていたのだ。
いくら「持ち主」の命令とはいえ、ずっと怒張を保っていられたのも道理である。
その代わり、絶え間ない快感に逆に苛まれていたのであろうが。
目を点にしてその種明かしを見つめていた初佳に。
「あら」
やよいが素っ頓狂な声をかける。
まるで「まだいたの」と言わんばかりの声と顔で。
「やだ、初佳、みないで、恥ずかしいじゃない」
チクリ。
初佳の心に刺が刺さる。
「恥ずかしい」
自分はやよいに全てを見せたのに。
やよいは自分が「恥ずかしいから」と除け者にされるような、特別な関係をピエールとの間に
持っている。
嫉妬心に駆られた初佳は。
「お、おやすみ…やよい」
唇を噛んでそう告げると部屋を辞す。
それを見送ったやよいの目が、いやメガネが、またキラリと光った。 <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>05/01/31 03:22:10 ID:53qpF0Iu<> お嬢はこんな女(ひと)じゃない
お嬢はこんな女(ひと)じゃない
お嬢はこんな女(ひと)じゃない <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>05/02/01 03:21:59 ID:rauphoNf<> >>650
んな突っ込みは去年のうちに済ましとけw <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>05/02/05 23:59:26 ID:j2gUNzb5<> >>649
>>特別な関係をピエールとの間に持っている。

「特別」っつーより、「特殊」だ・・・。 <> Slave to love<>sage<>05/02/06 19:05:21 ID:QNPbpFXj<> 初佳の姿がドアの向こうに消えたのを視認して。
にんまり、とやよいが相好を崩す。
美貌が台無しになるほどの、顔の崩れよう。
大きな瞳が、極限まで細められた瞼に隠れるだけで別人のようになり、形のよい唇が
半開きになる。
それほどまでに、顔が崩れてしまうほどに、やよいは嬉しかったのだ。
初佳の「初めての相手」になるという彼女の希望。
それはどんどんと叶えられていく。
初佳の唇を初めて奪い。
初佳を愛撫して初めて絶頂に達しさせ。
そして今、初佳を破瓜したのだ。
「あなたのおかげよ…」
実際には「使用」しなかったものの、初佳を混乱させ、自分のペースに引き込むこと
に多大なる功績のあった「わたしのチ○ポ」ことピエールを撫で回す。
そして先ほどは初佳がいたので中断した「ご褒美」を改めて与えようとする。
「さあ」
目隠しを外すやよい。
自分だけの物である初佳を、道具であるモノが見てはいけないのでしていた目隠し。
その下のぼんやりと焦点のボケた双眸に、やよいの豊満な下着姿が映る。
先ほど勢い良く発射したにも関わらず、再び鎌首をもたげはじめる「やよいの○ンポ」
それを見てクスりと笑ったやよい。
「ふふふ、元気ね…」
そう言ってソファを呼び指す。
ピエールは相変わらず熱に浮かされたような顔のまま、ソファの上に仰向けに寝る。
そしてその仰向けの顔の上に、やよいが柔らかいヒップを落す。。
やよいに監禁された夜から数日で、もはや病みつきになってしまった顔面騎乗。
長い間視姦し続けていた憧れの美尻の感触を顔で味わい、ピエールはくぐもった声を
あげながら大きく起立したモノをしごきあげようとするが。
その手をやよいが止める。
「言ったでしょ、コレはご褒美なのよ」 <> Slave to love<>sage<>05/02/06 19:06:09 ID:QNPbpFXj<> 少しでも長く快感を与えてあげるため先ほどよりも、少し遅い速度と弱い力加減で
ピエールのモノを擦りあげながら、やよいは思案していた。
この先、彼をどうすべきか。
元々こういう関係なのは夜の時間だけ、昼間はごく普通に友達として接している。
だがそれはここ数日のことだ。
初佳を完全に自分のモノにしてしまえば、もはやそのための道具は不要になる。
ピエールともただのお友達に戻るだろう。
だが、すっかり調教されてしまったピエールが、この快感を忘れられるだろうか。
今までどおりのただのお友達関係に戻っても、数週間、数ヶ月と経つ内に禁断症状が
起こるのではないか…。
その度にこうして相手をしてあげても彼女としては差し支えないが、先ほどの初佳の
様子を見ると、かなり気にしそうだ。
あくまで嫉妬心を煽るためにああいう態度を取ったが、本気で悲しませたくはない。
それに、ピエールもいつまでも自分への想いを捨てきれないだろう。
その想いを利用したような形になってる以上、アフターケアが必要だと考える辺りは
彼女の持つ本質的な善性といえた。
そして、閃いた。
この性癖を矯正せずとも、ピエールを「幸せ」にしてあげる方法を。
ピュピュッ!
同時に白い液体が再び噴き上げ、彼女の尻の下でピエールが快感の余り痙攣して微妙
な震動を加えていた。

後片付けを手伝ってくれた後で、ピエールも去った。
ドアの向こうに消えた瞬間から、やよいの所有物からお友達に頭が切り替わったはず。
だが、彼女はまだ眠れない。
もう一つ済ましておかなければならないことが残っているのだ。
下着の上にガウンを羽織ると、クローゼットへ向かう。
そしてピエールが隠れていた、いや隠されていた方とは反対のドアを引く。
「待たせたわね…」
そう呟くやよいの目は、初佳やピエールに向ける物とは違った冷たい光を放っていた <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>05/02/07 01:16:56 ID:tEahI3ID<> 次なる犠牲者は?? <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>05/02/07 01:17:15 ID:CWzYXF/n<> いよいよ・・・真人の去勢の時間か・・・? <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>05/02/07 20:16:07 ID:0vATSm1W<> りんなだったらどうしよう・・・ <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>05/02/07 23:37:22 ID:IPchCIf4<> アフターケアまで考えて貰ってるピエールはやっぱり幸せだよね


賛同者なし? <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>05/02/11 12:32:54 ID:rRX9JK+u<> アフターケア・・・
りんなしか考えられない・・・orz<それはそれでイイヨイイヨー <> 名無しさん@ピンキー<><>05/02/13 04:06:09 ID:tNUw6zDw<>
        ,,..-''''":::::::::::::::::``''''-、
     ,.r''"::''" ̄``''''-、‐''''ー-、::::`>‐''"":ヽ、        オトコノコの思春期って
    /::::::::::::::::::::::::::::::::::::\::::::::`Y/::i::!::::r'"::',        タイヘン!
  ,r':::::::::::::::::::::::::::::::、:::::::::::::::\::::::|:i::::!:;::/:::::::::!
 ./:::;::ヽ:::::\::::ヾ;::::::::\::::\:::::`、::ゞ、;::::i'::::;;:ノ
 i:::::i::::|''\`、\::\_;;;;;;;;\:::`;:::::::i;:::::::`'''''「、::::',     うぇっと・がーど で
 |:::::|::::|.  ヽ;\''"\`ヾ、;|_\::ト、::|;::::::;:-、:! 'i::::',           夜も安心!
 i::::::';:::|,r'''' `ヾ\   r''i;;;;;;`ヾ、 ';| '、/ ,. ! |:::::!
 .|::;::::'、|. r'i;;ヽ,      .r';;;;;;;;;;! i   ! iソ,ノ .!:::::i      ぐっすり オヤスミ♪
  i;::';:::::'、.| 'q;;;ヽ.      '、;;;o;リ '   ,.ィ.   !:::::|
  !:/、::::'、'、ヾ;;;リ ,     ''"゙     ,リ'    |::::::!
  "  \!、` ''" ヽ           !     |::::::i       
      |::'、    -‐''フ    ,    i    |:::::::!     男の子用 夢精パッド [DRYDREAM SOFTY]
       |:::::`i''-、、,_ .`"  .,.r'"    ',   |:::::::|      for naughty boys 24P \480
      |:::::::i    ``''、‐'"        .',,,_  |::::::::!
       .!:::::::',    ,,,..ゝ     ,,.-‐''" i. |::::::::|
      .';::::::::'、 ,,.r''7i、__,,,,..-─''"    _,,`'''ァ::::::|
        '、:;;:-'/          _,.-‐''"   !:::::::|           SHISEIDO
     ,.-''7 /         ,.r'"   _,,.-'''"`、:::|
    /  / /'`''ー''-、、,,、,,_,,/  ,,.r''"     ';::|


<> Slave to love<>sage<>05/02/13 20:48:20 ID:8qK+FW3C<> 狂気の夜、処女膜喪失の宵が明けた日。
初佳は短い睡眠時間ながら気を引き締めてその日の午前の教務を終えた。
不思議なことに、あんなことがあったにも関わらず昨日までより心が軽い。
多分、気にかかっていた「やよいにバレたら」という懸念と彼女を裏切ってしまいそう
になったという負い目が消えたからだろう。
これからのやよいとの関係を考えると安心してばかりもいられないが。
二人の愛が本物なのだから、どんな要求にも応えられると思えた。
そんな気分が再び重くなったのは昼休みだった。
カフェテラスに足を運んだ初佳の視界に最上級生のグループが入る。
やよいの属する通称「片瀬組」が。
有名人の片瀬志麻が属することから周囲からそう言われるが、実際にはチームリーダー
と言えるのはアリサ・グレンノースで、それとは別に精神的支柱として最年長のやよい
がいる。
(もう一人の有名人、音山光太は特別任務に着いて同席していないことが多い)
そして目がいってしまう。
やよいではない。
その隣に座っているピエール・タキダへと。
昨夜の光景が脳裏に蘇る。
全身を拘束されてやよいにペニスを踏まれて悶えていたピエールの姿が。
それがまるで初佳の淫悪夢であったかのように、今の二人はにこやかに談笑している。
やよいの言っていた「普段は今まで通りお友達」という言葉は嘘ではないようだ。
だが…。
初佳の胸の内に焦げ付くような感情がわきあがる。
嫉妬心が。
初佳がやよいとピエールが談笑している姿を見ることは別に初めてではないどころか
何十回となくあった。
しかしこんな感情を覚えたことはない。
今までは歯牙にもかけていなかったピエールが、自分を除けば誰も知らない筈のやよい
の柔肌にいささか歪な形ながら触れることを許されているのを知ってしまったから。 <> Slave to love<>sage<>05/02/13 20:49:33 ID:8qK+FW3C<> ピエールと目が合いそうになり、思わず目線を逸らす初佳。
自然、その隣の人物に目が行く。
やよいではない。
ピエールを挟んで、やよいとは反対側に座っている少女に。
そう、少女。
初佳と同じく、いやさらに若い年齢で飛び級で最上級生となり、ステルヴィアの、という
より地球圏の守護神アルキオンを任せられている風祭りんな。
同じくアルキオン担当でグループ最年長のやよいは初佳と同じ年だが、りんなはそれより
六歳も年下。
初めてステルヴィアにやって来た頃の姿を初佳は覚えているが、その時と比べると成長期
ということもあって面影は残っているもののかなりの変わり様だ。
かつては幼さゆえに可愛いという感じだったが、現在は掛け値なしの美少女。
「片瀬組」は見栄えのいい女の子ばかりだが、自分の恋人ということを差し引いても一人
だけ年齢的に大人の女になりつつある利点もあってやよいは美しさでは軍を抜いている。
そのやよいと、まだぎりぎりローティーンであるにも関わらず張り合うほどの美貌。
つまりピエールはグループで一、二を争う美女・美少女を両サイドに侍らせている形。
やよいと何事か話していたピエールに、りんなが声をかける。
それに応じて、やよいの方を向いていた顔と身体をりんなの方に向き直らせるピエールを
見て、何かが初佳の気に障る。
やよいとピエールが親しげなのも腹立たしいが、りんなから声をかけられるとほいほいと
そちらに「鞍替え」するのが何故か許せない。
もちろんやよい自身はそんなことは気にせず、柔和な笑みを浮かべているが。
(あなたは…やよいと風祭さんを両天秤にかけてるの…)
理不尽極まりない思いだとは、初佳自身にもわかってる。
実際にはやよいの方が自分とピエールの両方に手を出しているのだ。
「恋人」と「道具」の違いこそあれ。
だが理屈ではない感情のレベルで「わたしのやよいをないがしろにするの?」という思いが
湧き上がってきてしまう。
(…バカみたいわたし…タキダ君が風祭さんとくっついてくれて、やよいの事を諦めてくれた
方がいいに決まってるのに…)
そう、本来なら喜ばしいはずなのに。 <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>05/02/13 21:00:33 ID:hXmLoXdI<> 何もかもお嬢が裏で糸を引いてるように見えてしまう… <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>05/02/15 21:00:44 ID:gkvJTwB/<> まあ初佳の嫉妬に関しては確実にお嬢の狙い通りでしょ
それがどういう結果を招くかまではさすがの腹黒眼鏡にもわからないかもしれんが。 <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>05/02/15 23:59:04 ID:rrKCzHa/<>   ,j;;;;;j,. ---一、 `  ―--‐、_ l;;;;;;
 {;;;;;;ゝ T辷iフ i    f'辷jァ  !i;;;;;   腹黒眼鏡にもわからない・・・
  ヾ;;;ハ    ノ       .::!lリ;;r゙
   `Z;i   〈.,_..,.      ノ;;;;;;;;>  そんなふうに考えていた時期が
   ,;ぇハ、 、_,.ー-、_',.    ,f゙: Y;;f.   俺にもありました
   ~''戈ヽ   `二´    r'´:::. `!
<> Slave to love<>sage<>05/02/21 01:05:24 ID:VrZsKl4+<> 午後の実習。
初佳にとって気になることがもう一つあった。
あの抱擁から一週間近く。
顔を合わせる度に意識せざるを得ず、まして今日は昨夜のこともあってますますまともに目
を向けられないと思っていた相手。
片瀬真人が欠席していた。
今までに無いことで、それは初佳の担当する実習だけでなく、授業を休むことそれ自体彼
がステルヴィアに入学して以来初めてのことだった。
他の生徒の話によると、午前中の講義には出席していたが、見るからに顔が青ざめていて
体調が悪そうだったという。
そんな体調では実技は欠席した方が賢明だと思う一方、少し心配にもなる。
昨夜は彼のせいでやよいに酷いことをされたと恨みに思ったりもしたが、冷静になった今で
はそれは単なる八つ当たりだと思え、早く回復すれば良いのにと心から思った。
真人の体調不良の原因なぞ、思いつきもしなかった。

夕刻、全ての学科の授業が終了した頃。
「もう、こんな時くらい、お姉ちゃんを頼んなさい」
「いいから、大したこと無いって」
その真人の部屋には姉の志麻がアリサと共に訪れていた。
「ミアちゃんが凄く心配していたんだよ」
そう、志麻は真人がステルヴィアに来て始めて授業を休んだこと、顔色が悪く今にも倒れそう
だったことを、ミアからアリサを通じて伝えられた。
志麻はともかく、姉であるアリサにはミアの気持ちがわかっていた。
本当は自分が見舞いに行きたい、けれど恥ずかしくて行けない。
だからせめてそのことを真人の肉親である志麻に伝えたのだろう。
しかもそれすら直接ではなく、姉を通じて。
(少しは前向きになったけど、こっちの方じゃ相変わらず引っ込み思案か…)
妹の少し変わった点と、全然変わらぬ点を考えて、複雑な心境になる。
変わっていくのを頼もしく思う気持ちと、寂しく思う気持ち。
変わらぬことを微笑ましく思うことと、歯がゆく思う気持ち。
そんな定まらぬ心のまま、妹の想い人である、ベッドの上に横たわる真人に目を向けた。 <> Slave to love<>sage<>05/02/21 01:06:47 ID:VrZsKl4+<> アリサはどうも真人が好きになれない。
親友である志麻の弟であり、最愛の妹にいつも優しくしてくれていることには感謝している
のだが。
真人という少年にはおよそ誠意というものが感じられなかった。
別に真人のミアに対する優しさが上辺だけとか、演技だと思ってるわけではない。
志麻の話や、実際に彼の言動を見聞きした結論として、この少年は他人への気づかい気配り
をまったく苦にしない性格であり、ミアや周りの人間が感謝するほどには彼女への手助けを
負担には感じていないのだ。
無論、それだけで真人を好きになれないのではない。
本人にしてみればどうということではなくても、実際にミアをフォローしてくれていること
は確かなのだ。
何か本能的な違和感を、彼に感じていた。
常に泰然自若、志麻の恋人である音山光太と似たタイプでありながら「天然」の彼と違って
全てが計算づくという感じがするのだ。
どこか他人の全てを見透かしているような節もあった。
だが。
今日の真人はいつもの彼とは違った雰囲気だった。
「もう、悪化してもしらないからね」
「寝不足なだけなんだよ、ここにいられるとかえって邪魔なんだって」
体調が悪いのだからいつもと違ってもおかしくはないが、姉の看病を拒否するその姿はそれ
にしてもあまりに彼らしくないものだった。
無論彼にしても、実の姉弟である志麻には他人よりも遠慮の無い言動をするのだが、どこか
不自然なのだ、その拒否の強硬さが。
普段の彼ならば、必要以上に他人と言い争うなど時間の無駄と考えてすぐに好意を受け入れ
そうなものなのだが。
アリサの直感は、彼が何か隠し事をしていると言う結論に達する。
そこへ。
「ちょっといいかしら…」
何やら料理の入ったタッパを手に部屋へとやって来た女性がいた。
志麻とアリサにとってはかけがえの無い親友である、藤沢やよいが。
<> 名無しさん@ピンキー<>sage<>05/02/21 01:34:26 ID:a0tuXAQe<> この物語の中では 光太 >> 真人 なんだろうか <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>05/02/21 02:25:49 ID:meOnY+c6<> 全ての登場人物が、やよいの掌の上にいるように感じる…
まさにホラー <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>05/02/21 13:41:55 ID:U6dcMNlc<> いや、感じるどころかその通りだな…

嗚呼、脳内でやよいが益々腹黒策士に…orz




でもそれが(゚∀゚)イイ! <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>05/02/21 18:04:20 ID:HXOJ2FK4<> えーとつまり


ピエール×真人・・・? <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>05/02/21 22:28:26 ID:meOnY+c6<> それは嫌だ…orz <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>05/02/22 02:48:41 ID:V0q9w7RD<> γ/ ̄ ̄ ̄\
El@Ll l l l l」 >>671
`ヒl(l l○-○ll >>672
 / l l、 oノl l 安心して、わたしのチ○ポを挿れるのは初佳だけ
<> 名無しさん@ピンキー<>sage<>05/02/22 22:42:20 ID:Uy/Jfl2D<> ままさか真人のチ○ポを自分のに入れてるのか? <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>05/02/27 17:19:20 ID:gh6926gP<> 捕手 <> Slave to love<>sage<>05/02/28 03:45:57 ID:RN7V1SUZ<> 「聞いたわよ真人君、具合が悪いんだって?」
部屋に入って来たやよいに、志麻とアリサは意外な面持ちで顔を見合す。
志麻とは親友であるやよいだが、真人とは挨拶程度しか接点がなかった筈。
それが…。
「滋養に良くて、消化にいいものを作ってきたわ、食べて」
そう言ってタッパをテーブルに置くやよい。
「は、はいっ、すいません藤沢先輩」
「ふふっ、いいのよ、そんな他人行儀にしなくても、ここにはしーぽんとアリサしかいないんだ
から」
意味ありげに微笑むやよい。
志麻は脳内がパニックになったのか。
「え、えーと、えーと」
と、本来は優秀な頭脳をあらぬ方向へと迷走させる。
(お嬢…いったいどういう…)
アリサも疑義ありげな目で二人のやりとりを見つめた。
「しーぽん、ここはわたしに任せて、アリサも」
二人にそう言葉をかけるやよい。
「えっ、あ、あのどういうことやよいちゃん、いつの間に…」
「そっ、そうねっ、ほらいくよしーぽんっ」
事情を問い質そうとする志麻の手を引いて部屋から出て行くアリサ。
やよいが来るまではさも疎まし気に応対していた志麻の後姿を、切ない目で見送る真人だが、
二人はそれに気づくことは無い。
その場には真人とやよいだけが残った。
真人のやよいを見る目には、あからさまな恐怖の色がある
「…藤沢せ…」
「他人行儀は辞めなさい、と言ったはずよ」
再びそう言い放つやよい。
だがその口調も表情も、先ほど志麻達がいた時とはうって変わって冷たいものだった。
「は、はい…なにをするつもりなんですか…やよい様」
脅えきった目で、真人はそう尋ねた。

<> 名無しさん@ピンキー<>sage<>05/02/28 18:03:10 ID:Fs3FtiXA<> いつの間にこんなことに…
初佳が真人をギュッとしてから1週間しか経ってないのに <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>05/03/01 03:44:58 ID:maVo3tq6<> ・・・・今恐ろしいことを思いついた。
最初っから真人はやよいの道具だったとか? <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>05/03/01 13:11:16 ID:zQmM6LU9<> ぬう・・・全てはやよいの乳の上、か・・・ <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>05/03/01 20:24:30 ID:wmydLXnP<> 乳の上ワロタ <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>05/03/04 12:44:56 ID:fr704pXJ<> 眼鏡で巨乳なら何をしても許されます <> 名無しさん@ピンキー<><>05/03/05 01:40:51 ID:s1BTfAfR<>
        ,,..-''''":::::::::::::::::``''''-、
     ,.r''"::''" ̄``''''-、‐''''ー-、::::`>‐''"":ヽ、        オトコノコの思春期って
    /::::::::::::::::::::::::::::::::::::\::::::::`Y/::i::!::::r'"::',        タイヘン!
  ,r':::::::::::::::::::::::::::::::、:::::::::::::::\::::::|:i::::!:;::/:::::::::!
 ./:::;::ヽ:::::\::::ヾ;::::::::\::::\:::::`、::ゞ、;::::i'::::;;:ノ
 i:::::i::::|''\`、\::\_;;;;;;;;\:::`;:::::::i;:::::::`'''''「、::::',     うぇっと・がーど で
 |:::::|::::|.  ヽ;\''"\`ヾ、;|_\::ト、::|;::::::;:-、:! 'i::::',           夜も安心!
 i::::::';:::|,r'''' `ヾ\   r''i;;;;;;`ヾ、 ';| '、/ ,. ! |:::::!
 .|::;::::'、|. r'i;;ヽ,      .r';;;;;;;;;;! i   ! iソ,ノ .!:::::i      ぐっすり オヤスミ♪
  i;::';:::::'、.| 'q;;;ヽ.      '、;;;o;リ '   ,.ィ.   !:::::|
  !:/、::::'、'、ヾ;;;リ ,     ''"゙     ,リ'    |::::::!
  "  \!、` ''" ヽ           !     |::::::i       
      |::'、    -‐''フ    ,    i    |:::::::!     男の子用 夢精パッド [DRYDREAM SOFTY]
       |:::::`i''-、、,_ .`"  .,.r'"    ',   |:::::::|      for naughty boys 24P \480
      |:::::::i    ``''、‐'"        .',,,_  |::::::::!
       .!:::::::',    ,,,..ゝ     ,,.-‐''" i. |::::::::|
      .';::::::::'、 ,,.r''7i、__,,,,..-─''"    _,,`'''ァ::::::|
        '、:;;:-'/          _,.-‐''"   !:::::::|           SHISEIDO
     ,.-''7 /         ,.r'"   _,,.-'''"`、:::|
    /  / /'`''ー''-、、,,、,,_,,/  ,,.r''"     ';::|
<> Slave to love<>sage<>05/03/06 20:26:10 ID:er4tsikD<> やよいの不意の来訪に志麻とアリサが真人の部屋を退出してから一時間ほど経っていた。
夕食時の食堂には彼女らのいつものメンバーが集まっていた。
やよいを除いて。
彼女の不在にそわそわとしているのは三人。
そのうちの一人はもちろん今も彼女への思いを捨てきれないピエール。
後の二人は志麻とアリサ。
やよいからことの真相を聞きだしたくて、待ち切れないのだ。
もっとも志麻はほとんど赤の他人だった弟と親友がいつの間に親しくなったのか純粋に疑問
に思っていただけだが、アリサはもっと複雑だった。
やよいが単に持ち前の鷹揚さ、面倒見のよさから、親友の弟にも世話を焼いているのならば
何も問題はない。
だが二人の間には、何やら妙な空気が流れていた。
にこやかなやよいの雰囲気とは裏腹に、緊張感と言うかどこか張り詰めた物が。
断定は出来ないが、それは特別な関係のように感じる。
その場合は少し問題がある。
(…ミア…)
真人に恋している妹、ミアに思いを馳せるアリサ。
どうも真人が今ひとつ好きになれない(大親友の弟と言うこともあって表面的にはおくびにも
出してはいないが)アリサが、今までミアの恋に口出しすることがなかったのは、姉とはいえ
妹の恋路にまで口を挟む権利がないからではない。
それがミアのためにならないことなら、たとえ妹に煙たがられたり、嫌われたりしても制止する
つもりだ。
だが彼女自身の印象の好悪と、ミアの心への有害無害は一致しない。
いくら好きになれない相手とはいえ、真人は決して悪い人間ではない。
彼ならミアを傷つけないように上手く振ってくれるのではないかと期待していた。
どうせ実らない恋なら、綺麗な思い出を残した方がいい。
(ミアの恋が実ると言う可能性は、真人の嗜好から完全に想定外だった)
それが、やよいというまったく計算外のファクターが出現したことでアリサは動揺している。
何しろやよいには町田初佳という同性のステディがいる。
万が一、真人とやよいが不適切な関係になった場合修羅場は必至であり、そしてそれにミアが巻き
込まれて傷ついてしまうのではと。 <> Slave to love<>sage<>05/03/06 20:29:51 ID:er4tsikD<> アリサにとって藤沢やよいは頼りになる存在だった。
人当たりが良く、自分からでしゃばりはしないが、他人から助言を求められれば思慮深い示唆をして
それによって周囲の人間がまとまり、揉め事が解決する。
しかし、やよいが能動的に人間関係を動かそうとする事は、アリサにとっては想像の範囲外。
ましてや、初佳へ手を出したことへの報復として真人に接近していることなど。

やがて…やよいが食堂に現れ、ピエールの隣(反対側はりんな)という定位置に座る。
「遅れてごめんなさい、先に食べていてもよかったのに」
柔らかな音色の声はいつものやよいだ。
「や、やよいちゃん、あの…」
待ちかねたように問いかける志麻。
肉親の心配をしていない分(やよいが真人にあらゆる意味で害を為すとは夢にも思えない)アリサほど
深刻ではなく、好奇心が先に立っているので言い出しやすいのだ。
「なに、しーぽん?」
「真人と、いつの間に知り合ったの?」
「何言ってるの、前にしーぽんが紹介してくれたじゃない」
「あ、あの時は自己紹介しただけでしょ、それがいつの間にお見舞いまでしてくれるようになったのか
と思って」
「あら、お姉さんとしては心配?可愛い弟が年上の悪い女に騙されてるんじゃないかって?」
冗談めかして言うやよいに、横合いから話を聞いていたアリサは安心する。
何かやましいことがあったらそんなことは言うまいと。
「そ、そんな、やよいちゃんに限ってそんなこと」
志麻もそれは同様だが、変な疑いをかけたとやよいが気を悪くしてしないかと慌てる。
「ふふ、冗談よ、真人君が今は初佳の生徒なの知ってるわよね」
「う、うん」
「それで初佳を通して最近仲良くなったの」
「そうなの」
「ふふ、彼がしーぽんの弟だってことは、いつだって忘れてないから安心して」
そう言って微笑むやよい。
彼女の言葉は声は無くともこう続いていた。
(そう、あなたの弟だから「あの程度」で済ませてあげてるのよ…お姉さんに感謝しなさい真人君… <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>05/03/06 21:00:10 ID:FSSQq+jH<> あの程度??

とりあえず>>678の線はなくなったのかな… <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>05/03/06 22:18:59 ID:+r16f74U<> 怖いよママンw <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>05/03/07 20:38:53 ID:Eo1X5oau<> 「あの程度」が既に去勢のレベルだったりしてお嬢の場合・・・ <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>05/03/08 14:36:16 ID:dZ6HSvmI<> しーぽんはともかく。
人間観察眼が鋭い(この作品での設定)アリサにも本性を見抜かれないお嬢萌え。 <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>05/03/08 22:12:08 ID:sE26qk2n<> ここの「腹黒」お嬢に太刀打ちできるのは、
「天然」音山光太だけのような気がする。
お嬢にどんな卑猥な手段で陵辱されようと、光太なら
「男女関係ってこんなもんなんだろうな」
と軽〜く間違った受け止め方をしてしまいそうだ。

大体、光太の場合、既に姉に開発されていそうな気配だし。
<> 名無しさん@ピンキー<>sage<>05/03/09 03:04:31 ID:RLuYd4gk<> それもイイ!
誰か書いてくれないかな… <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>05/03/10 16:59:22 ID:PHVXJ1+B<> ただ小唄をお嬢が毒牙にかけようとする理由が見当たらん。
天然同士の勘違いすれ違いでしーぽんが傷ついて、それでお嬢が怒って…ってパターン
くらいかな。 <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>05/03/10 18:05:49 ID:RHEBffwi<> 光太が姉に開発される話もいいと思うのです <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>05/03/10 22:34:21 ID:tXKFi34W<> >>お嬢が毒牙にかけようとする理由

              _,. -''"ヾ ̄ ̄`゙゙''ー- 、____
           _,. ''"   /`        `ヽ^ヘ
       _,.-、/              \\ \ヽ、
    /⌒ヽ、/ /  /             ヽヽ ヽぐヽ
   j、    /  /  /   ,   l    ヽ ヽ ヽ   l l  ヽ,<
   ,'-‐ 、  /ハ'   l  l  l   i   l  i  i  l l  ヽ_}
  r'`ー--、 /!l  | , !  !l   |   l  l  |  l  l ト、 {'ヽ
  {     l { ! j l l  l !  |   l  |-‐,.-┴-、L_」 |、 ヽj
  L__,. -' ハヽ'i'  | |  l !___j-一/ー'´ ´ ,. -‐- 、 !`ヽr‐'´
  ヽ_,. -'" ヽヽ! l ├'",.- ''ニン´ヽ   /ィラ斤ド,{   |     考えたこともねえ!
   ヽ   / ヾ! レi'-/-‐'" ,,...、 `.  | 'r';;;j |!j》.  !
    ヽイ     l   ト!  _,,;:=''"゙ヾ !,-‐ヽ ヾ-ぐ'"i  |
     ヽ__,  l   l ヽ`゙´     /   / 丶、__,. .'  |
        `ーl    L、丶、_ _ ,. ´       /   |  
         l    | 〉、     ` ‐ '    /|   i
         |    l ト、ヽ、.       ,.イ   l   |
         |    l j `ー、ヽ` ‐- = '´,イ   l   |
   ,. -く⌒ヽー|    |-<`ヽ、` 二二´ r'´ 人_  l    !
  /   ヽ } {   l        | |  、ー-ヘ   ノ_
 ハ     l l ヽ   ヽ______, ー‐--〉 〉-- ヽ、__>´ l >、
/ l     l l  \ ノ   /    | {         l l \


<> 名無しさん@ピンキー<>sage<>05/03/11 14:13:52 ID:1vwVwarR<> お嬢はそんなこと言わん、偽者め
どんなに腹黒で邪悪なキャラになろうと外面だけは柔和なのがお嬢だw <> Slave to love<>sage<>05/03/13 23:44:15 ID:wA6xVcNr<> 「気になるの?」
初佳達の会話に、耳をそば立てていたピエールは、不意に耳元で囁かれて慌てて振り向く。
ニッコリと笑っているりんながそこにいた。

今ひとつ良くわからないが、どうやら志麻の弟真人とやよいの間に何かがあったらしい。
そんな内容の話を耳にして、ピエールは気が気でなかった。
やよいと二人きりの時はまるで催眠術にでもかけられているかのように思うがままにされている
ピエールだが、こうしてまともに思考している間、そのことを忘れているわけでは決してない。
こんなことをしてていいんだろうかと悩む瞬間もある。
特に昨夜、町田初佳を「やよいのペニス」として犯すように命ぜられ、結局実行はしなかったもの
のスタンバイしていたことは今考えると冷や汗が出る。
だがどうにもならない。
二人きりでやよいに命令されるとどうしても逆らえないし、さりとてこうして精神が安定している
時に彼女に抗議する気にもなれない。
おそらく「対等なお友達」であるピエールが「もうあんなことはしたくない」と言えば。
やよいは「わかったわ」とあっさり承諾するだろう。
だがそれは自分とやよいの特別な関係を自ら絶つことを意味する。
それは余りにも惜しかった。
そう、思い出すのは後悔することだけではない。
「道具」として従っていれば、やよいの豊満な胸や尻に顔を埋めることを許され、巧みな指や掌さら
には器具を用いての責めで快楽地獄を味合わせてもらえる。
あの悦びを覚えてしまった今は彼女から離れられそうに無い、いやむしろ離れたくない。
もしもやよいが別の誰かを「道具」にしてしまったら、自分は用済みとして捨てられるのでは。
そんな不安感は拭いきれない。
飴と鞭の調教はわずか数日でそこまでピエールを追いやっていた。
やよいが真人に何かをしていると知った時、ピエールが思い浮べたのはやよいが自分の代わりの道具
として真人を使おうとしているのではという推論だった。

<> Slave to love<>sage<>05/03/13 23:47:25 ID:wA6xVcNr<> この時点でもまだ、ピエールはやよい、初佳、そして真人の間に起きたトラブルを知らない。
彼も同席していた場でそのことについて二人が話してはいたが、ただでさえそういう時は思考力が
低下している上に、事情を知らないので誰の事を話しているのかはわからない、
だからやよいが真人を毒牙にかける動機の存在などは知らない。
行ってみれば嫉妬心や独占欲から来るあてずっぽうな邪推なのだが、少なくとも真人が見舞われて
いる苦難についてだけは偶然にも正鵠を射ていた。
気になってもっとよく話を聞こうとしていたピエールを、りんなは現実に引き戻した。

(あたし…なんで作り笑いなんかしてるんだろう…)
ピエールに笑顔を向けながら、思いもよらぬ心の動きにりんなは戸惑っていた。
彼女はここ数日のやよいとピエールの間に微妙な空気が流れているのを感じ取っていた。
一見すると今までと何も変らないが、確実に何かがあった。
根拠は無くとも、りんなは確信していた。
それが何なのかわからないが、二人の間に距離感を変える様な出来事があったことは確実。
(とうとうピエールを受け入れるの、お嬢)
りんなはその方がやよいのためにもいいと思っていた。
昔から彼女の目標である志麻の次に大好きなやよいのすることだから頭から否定はしていないが、
やはり町田初佳との関係には違和感を拭いきれないからだ。
二人とも見目麗しい女性なのだから、あくまでも友達としてお互いに異性の恋人を見つけた方が
いいに決まってるのに、と。
つねづねそう思っていたし、報われないピエールを何年も慰めて来たのだから、二人に何か進展
があればそれは喜ばしいこと。
いや、喜ばしいことのはずだった。
なのに自分は何か納得がいかなくて、しかもそれをピエールに悟られたくなくて、作り笑顔など
で心を隠したまま彼から事情を聞きだそうとしている。
あまりにも日頃から何事も率直な自分らしからぬ行動に。
それが複雑な女心ゆえとは、大人びてはいても幼さも遺しているりんなにはまだ理解の外だった。
<> 名無しさん@ピンキー<>sage<>05/03/14 01:17:13 ID:ynNX1Lbg<> ますますもってドロドロだ… <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>05/03/14 02:04:45 ID:E/IIAYwt<> りんな可愛いなぁ〜…
巻き込まれないで欲しいもんだが
無理だろうな… <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>05/03/14 23:48:13 ID:a0jsnOGv<> 無理だろうな、はっはっはっ♪ <> Slave to love<>sage<>2005/03/21(月) 19:33:05 ID:Epd6kxHG<> 夕食後もいつものように歓談が続き、やがて一人二人と残っている課題などを片付けるため自室
へ戻って行き。
テーブルにはピエールとりんなだけが残った。
やよいが立ち去る時に後を追おうとしたピエールだが、今一つ勇気が出ず立ち上がれぬまま時期
を逸した感じであった。
プライベートタイムではある意味物凄く深い関係に陥りながら、公の前ではそういう面で気後れ
を感じてしまうあたりが彼があくまでプレイボーイ「風」であってプレイボーイではないゆえん
である。
だからこそ彼は仲間内でも愛される存在なのだが。
そして、今となりに座っているりんなも彼に嫌悪は感じない。
初めて会った頃はまだ男女のことに関しては知育の早熟さに比例してませていた程度の知識で
あったが、今は無論年相応以上のものがある(先述の如く実体験に乏しいので自らの感情は理解
の外なのだが)
ピエールが本当に無節操なプレイボーイであったら、嫌悪を感じてしまい今のようにかつての
ままに懐いてはいなかったろう。

特に予定の無いピエールは、やよいについていくタイミングを逸したまま考えごとに浸っていた。
先ほども考えた、やよいと真人のこと。
これから自分が「道具」として、やよいの代わりに初佳にするかもしれないこと。
とりとめのない思考がしばらく続いた後。
「ねえ」
先程と同様、りんなが声をかけてピエールは我に返る。
「ん、何、りんなちゃん」
やよいに対するのと同様、りんなに対してもピエールは表向き今までどうりの対応をしている。
だが内心では声をかけられるたびに動揺を隠せない。
利発な少女であるりんなが、自分とやよいの関係に変化が生じたことを察知しないかと。
結果的にその懸念は既に現実の物となっていたが…。
だが永年の宿願どうりにやよいに思いが通じたならここまで後ろめたくは無かったであろう。
傍から見ればさながら二股がけのように見えても、ピエールとりんなは「お人よしのお兄ちゃん
と強気な妹」という関係を崩してなかったのだから。 <> Slave to love<>sage<>2005/03/21(月) 19:34:28 ID:Epd6kxHG<> 改めて考えて、つくづく自分とりんなの関係は、やよいとのかつての関係に負けず劣らず微妙な
均衡の上に成り立っていたのだと認識するピエール。
一人っ子であるりんなにとってはピエールは確かに兄のようなものであったろう。
それはジョジョや大にしても同じではあったが、ピエールは格段に親密度が高い。
何かしら異性のパートナーが必要な局面では、彼がフリーであることもあって必ずピエールを相手
に選んだ。
その意味では都合のいい存在であったかもしれない。
ピエールの想いがやよいに向いていることはわかっているから「安全」であったし。
だが、ピエールの思いが成就すれば、さすがに今までのように一緒にいれなくなるだろう。
その時りんなはどうするのか?
自惚れかも知れないが寂しい思いをさせるやもしれない。
あるいはさして気にもせず次の「お兄ちゃん代わり」を、あるいは年齢的にそろそろ本当のステディ
を探す頃かもしれない。
いずれにせよそれは自分の恋が実ったという前提だ。
だが現実は違う。
望みは完膚なきまでに打ち砕かれた。
それでいて、やよいとの間で直接的な性行為が無いことろを除けば下手なカップルよりはよほど濃厚
な「肉体関係」が出来てしまった。
こんな関係がりんなに理解できるとは到底思えない…自分ですらやよいの道具になってる時間は夢幻
ではないのかと未だに疑うくらいなのだから。
だが万一にもこんな関係をりんなに知られたら…。
「何か焦ってない?」
言われて気づいたが、いつのまにか知らずに冷や汗を垂らしていた。
これはますますマズい…。
危機的状況を打破する救いの女神は思わぬところからやって来た。
「タキダ君」
ただし、その女神は同時に別の災いをも彼に運んできた。
二人の座るテーブルに近づいて来たのは町田初佳。
「話があるの、ちょっといいかしら?」

<> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2005/03/21(月) 21:58:26 ID:sEUOSsxz<> さらに糸を縺れさせる展開ですか <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2005/03/22(火) 01:22:02 ID:eQke2ziM<> しかし、初佳が翻弄されるだけでなく、自分から動こうとしている様子なのは
なんか嬉しい。 <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2005/03/22(火) 10:20:11 ID:obV3aTg7<> りんなーりんなーどうなるんだリンダー。 <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2005/03/23(水) 01:18:34 ID:SOqUIMWk<> >>703
裏で手を引いてるヤツの存在を考えなくていいのか・・・ <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2005/03/23(水) 20:20:15 ID:9k7Pu3Bs<> >>705
奸計に嵌まるかどうかと、自分から行動するかどうかと、直接の関係はないのでは? <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2005/03/24(木) 22:36:15 ID:9TCL/LlG<> >>706
詐欺にひっかるのと、洗脳されるのとでは、やはり違うのではないだろうか? <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2005/03/25(金) 02:11:32 ID:MBKEP8AJ<> >>707
で、今の初佳はどっちであると? <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2005/03/25(金) 21:43:17 ID:wf9oP4tv<>
γ/ ̄ ̄ ̄\
El@Ll l l l l」   詐欺とか洗脳とか、人聞きが悪いわね
`ヒl(l l○-○ll    より優雅に、「誘惑してる」と言って欲しいわ
 / l l、 oノl l   

<> Slave to love<>sage<>2005/03/28(月) 00:14:54 ID:sXfh0mbe<> 目の前に現れた初佳に、ピエールは驚きを隠せなかった。
昨夜あんなことがあったのだ。
自分を避けるのが当然と思っていたのに、避けるどころか自らコンタクトをはかって来るとは。
そして、その動揺を横に座るりんなにはっきりと認識されて愕然とする。
自分と初佳の間に接点など一つしかない。
やよいの存在だ。
こうして初佳が姿を見せた時点で自分とやよいとの間に何かあったのかとりんなに勘ぐらせるには
充分だったのに、一目瞭然の動揺などを見せたのでは疑惑を確信に変える後押しをしたようなもの
である。
「じゃあ、また明日ね」
りんなは何も言わず席を立ってその場を去る。
笑顔だが、その笑顔がピエールにはどこかぎこちなく見えた。
そしてそれはピエールの思い込みや錯覚ではなかった。

「お邪魔しちゃったかしら?」
平静を装って尋ねる初佳。
実は彼女もピエールの隣にりんなが座っていたことに動揺していた。
何故なら彼女の存在は想定外だったから。
昼休みにやよいとりんなに「二股」をかけているかのようなピエールを見かけてから、ずっと心の奥
に仕舞いこんでいた漠然とした不満。
それがこの夕刻、再びピエールの姿を目にしたことで抑え切れなくなって矢も楯もいられず声をかけて
しまった。
当然その時点でもりんなはピエールの隣にずっと座っていたのだが、冷静さを失っていた初佳にはその
姿は視界に入らなかったのだ。
ピエールの前に姿を見せてからりんなもいることに気づいたが後の祭り。
どうこの場を収めようかと頭を悩ませようとした矢先にりんなが自ら席を外してくれてホッとし、その
動揺を顔に出さぬまま開始できた。
りんなの前では到底無理だった、ピエールへの詰問を。 <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2005/03/28(月) 02:07:56 ID:mtwBZcEE<> 詰問がやがて尋問となり、ついには拷問へ・・・ <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2005/03/28(月) 20:58:17 ID:+HAIyZGe<> ヒエラルキーの底辺決定戦だな>初佳vsピエール <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2005/03/29(火) 01:33:59 ID:zAWTDunW<> がんばれアリサ(マテ <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2005/03/29(火) 01:47:08 ID:OTorEt1V<> おまいらそんなにピエールを不幸にしたいのかw <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2005/03/30(水) 16:49:03 ID:GWgUEdqE<> なんか新規が入り込めない雰囲気になってるよな。
暗黙の了解っぽい空気だけど。 <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2005/03/30(水) 18:44:33 ID:kaDlNiqp<> >>715
ん〜?どゆ意味よ?

新規というのが読み手の意味なら、今は他に職人さんがいないようだから、
連載中の作品が嫌ならスルーしてればいいだけの話。

書き手の意味なら、投下できるネタがあるなら投下すればいいんじゃまいか。
今の連載が始まってほぼ一年、殆ど荒れることもなくマターリ進行してきたのは、
住人の多くが大人だからだと思う。
閉鎖的で新規参入を拒むような空気はないと思うのだが。

連載→感想→連載→感想→……という固定したパターンで進行しているのは、
229で職人さん自身がそう希望してるからでもある。
少なくとも自分はこの意向を尊重してるつもり。 <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2005/03/31(木) 03:05:10 ID:GYh9ZZ7R<> あのー、>>707とか>>711とか書き込んだ者ですけど、
このスレが立ってから入ってきたので一応新規のつもりなのですが <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2005/03/31(木) 20:31:45 ID:iqLc4+Q2<> 自分も途中から新規参加だけど…
職人さんの話であるなら、書き手がいないんだからしょうがないとしか… <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>皇紀2665/04/01(金) 03:03:44 ID:ir/vGC94<> そんなことより続きを <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2005/04/02(土) 03:22:23 ID:wLkWGRyI<> ティッシュきれたけどまだ大丈夫? <> Slave to love<>sage<>2005/04/03(日) 23:58:22 ID:JOdZshna<> 「あなた、どういうつもりなのかしら…」
この時刻、広いダイニング・ラウンジも人はまばら。
りんなの姿が消え、周囲はほぼ二人きりになったのを見計らって、初佳は語気を
強めながらピエールに詰め寄る。
「どういうつもりって?」
初佳の質問の意図が掴めず思わず鸚鵡返しに聞き返すピエール。
「わたしとやよいのことをわかっていて、それでもあなたがやよいを思い続けていた
のはわたしも知っていたわ、でも、だからと言って、何もあんなことをしなくても…」
改めて言われて、ピエールは自分がギチギチに緊迫され、それでもペニスを隆々と
起立させていた姿を、今目の前にいる綺麗な女性に見られていたという事実を再確認
して羞恥心に駆られ、思わず視線を初佳から避けて下に降ろしてしまう。
「あんなことをして、恥ずかしくはないの?」
初佳としては理路整然とピエールを説得し、もうあんな真似は辞めさせるつもりだった。
だが実際に彼を目の前にすると、昨夜のあの光景が脳内をフラッシュバックしてとても
冷静にはなれず、感情的な言葉をぶつけてしまう。
それでもフラッシュバックするのが、今思い出しても赤面してしまうような彼の痴態のみ
ならまだ良かった。
やよいの部屋を辞す間際に見た、二人の妙に馴れ合った姿。
自分が疎外されている関係をあらわすあの姿。
それが思い出されると、嫉妬心がこみ上げて必要以上にキツい言葉を浴びせてしまう
初佳であった。 <> Slave to love<>sage<>2005/04/04(月) 00:00:02 ID:JOdZshna<> ピエールに怒りをぶつけながら、初佳はようやく思い知った。
自分が真人と抱き合った所を目撃したやよい。
その時に彼女の心の中を吹き荒れたであろう暴風雨を。
今更ながら自分のしてしまったあまりにも無思慮な行動が悔やまれる。
だがそれとこれとは話が違う。
過ちへの罰は甘んじて受けても、やよいが自分以外の人間に自分にも
していないようなことをするのはとても許容できなかった。

一方、詰る様な初佳の言い草にピエールはムッとする。
形はどうあれ、一応は初佳の大切な人であるやよいと「特別な関係」に
なったことに引け目を感じてはいたが、元はといえばやよいの方から彼
を誘い込んでのだ。
「それは…彼女の意思だから…」
まったくの正論を、怒りを押し殺して口にする。
「あなた自身はどうなの、あんなことして情けなくないの?」
冷静さを失った初佳はさらに食い下がるが。
「じゃあ言いますけど、僕じゃなくてお嬢にそれ言えます?彼にあんな事
させるのはもう辞めてくれって」
「そ、それは…」
さらに続けての正論に、流石に言葉に詰まる初佳を見てピエールは思った。
もし次にやよいに命令された時は、彼女の意思だからではなく主体的に初佳
を激しく犯してやると。 <> 720<>sage<>2005/04/04(月) 01:34:57 ID:p6FbNqB4<> テッシュまだ買ってない ・rz けど大ジョブだったか

緊迫で緊縛なのだろうピエルよ窒息すんぞ <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2005/04/04(月) 22:25:29 ID:2DBp1Oon<> >主体的に初佳 を激しく犯してやると。
ピエールにそんな度胸はあるのか?と小一時間… <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2005/04/05(火) 00:03:02 ID:D7r3YHdj<> そうだな。思ってはみても、いざその場になったら、きっとできないと思う。
根は善人なのよ。 <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2005/04/05(火) 00:37:19 ID:SFczuVGb<> はっはっはっ、ピエールが自我を持つことをお嬢が許すはずがない。 <> Slave to love<>sage<>2005/04/11(月) 00:58:51 ID:hpHMLexC<> リモコンのイアーホンを差し込み、モニターの本体スピーカーの音声がオフに
なっていることを確認して、りんなはそのディスクを再生させた。

モニターには二人の少女がなにやら怪しげな雰囲気を醸し出している光景が映る。
天真爛漫で幼さを残した制服美少女が、凛としてやや大人びた巫女服の美少女に
アクセサリーを掲げ、それをプレゼントしようとする。
それを受け取ると見せかけて、床に落す巫女服の美少女。
「こんなままごとはもう沢山…こんな子供じみた遊びは…もううんざりっ!」
言うなり相手の唇を奪い、驚いて逃げようとするその手を掴んで引き倒し、身体
を覆い被せていく。
「うっわー、えげつなー」
思わず誰もいないのに感想を漏らしてしまうりんな。
そのシーンが終わると別のシーンに画面は切り替わる。
平屋建ての日本家屋が映る。
縁側でうたた寝する黒髪の美少女。
その傍らに歩み寄ったもう一人の美少女が、その唇を奪う。
場面は転じてその屋敷の夜の光景。
障子ごしに布団に臥するひとかげが写る。
そしてそこへ立つ女性らしく人影、羽織った着物を脱ぎ捨て、布団の中へと潜り込み
その身を妖しくくねらせる。

ツテを辿って借り受けたディスクに収められた、女の子同士の禁断の関係の映像を見
終えて、りんなは激しい動悸を抑え切れなかった。
何と背徳的な、しかし魅惑的な世界なのかと。
もちろんそれはあくまで観察者としての視点での話で、自らが同じ女性と恋愛関係に
なりたいとかそういう意味ではなかったが。
もっと幼い頃は志麻に「懐いて」いたので他人からはいわゆるプチ百合のような目で
見られていたかもしれないが、当時のりんなは能力的に早熟だった反面実年齢よりも
幼い面があったので純粋に子供らしい懐き方をしていたに過ぎない。
「やっぱり抜けられないかもね、お嬢も…そう、きっと」
<> Slave to love<>sage<>2005/04/11(月) 01:01:34 ID:hpHMLexC<> りんながこういう世界に興味を持ったのは、アルキオンを稼動させるパートナーという
極身近な存在のやよいが「そっち」だからであるが、それだけが理由ではない。
何しろりんながステルヴィアUに、留学ではなく正式に入学してかなり経つが、その頃
には既にやよいは初佳と公然の関係だったのだ。
それが最近になって殊更に気に成り出したのは、ピエールの存在が大きい。
何故なら、やよいに「更生」の余地があるか無いかでピエールの立場は大きく左右される
のだから。
あのジェネシス・ミッションでの「告白」以来、常に彼を励ましてきたりんな。
努力はまったく実を結ばなくても、やよいが彼に隔意は無く、むしろ好意的に見ていること
はわかっていた。
同性愛という(ちょっと前のりんなからすれば)「病気」が直れば、以外にあっさりと彼を
受けて入れるかもしれない。
だがいつの間にか彼女の心には変化が現れていた。
それを端的にあらわしたのが、夕食時に感じたかすかな心の動揺。
やよいとピエールの間の空気の変化に対する説明しがたい感情。
それらはりんなをたまらなく不安にした。
最近ようやく理解できるようになった百合の世界、その魅惑的側面を見てやよいと初佳の関係
を類推し、その永続性を期待する。
自分自身では自覚していないが、すでにりんなはピエールとやよいが結ばれることを全く
望んではいなかった。
不意に、通信モニターが呼び出し音を鳴らす。
コールサインはやよいからだった。
近日予定されているアルキオンでの模範航宙演技についての相談かと思いながら回線を開いた
りんなは、モニターの向こうのやよいの顔を見て息を呑んだ。
いつものやよいとはまったく違った、どんよりと曇った表情がそこにあったから。
「りんなちゃん…」
「どうしたのお嬢、具合悪いの?」
「ううん、ただちょっと相談したいことがあって、これからそっちに行っていいかしら」
「いいけど、何かあるならりんながそっちに行くよ」
<> Slave to love<>sage<>2005/04/11(月) 01:02:54 ID:hpHMLexC<> 入学以来初めて通日欠席した真人は自室のベットの上で大の字になっていた。
丸一日かかって、ようやく身体的疲労が回復した。
だが心は未だ萎縮している。
「…これからどうしよう…」
部屋割りの都合から新入生でありながら独り部屋の真人、そう呟いても誰も耳に止める者は
いない。
それでも誰かに助けを求めざるを得なかった。
少年ながら常に誰かに頼られ、そして誰かを手助けして来た真人。
そんな彼が初めて助けて欲しいと心から思っていた。
何故夕刻、部屋を訪れた姉に全てを話してしまわなかったのだろう…。
いやダメだ。
姉がたとえ自分の言った事を信じてくれたとしても何も出来はしない。
オロオロとするだけだろう。
「やめておけば良かった…」
後悔先に立たず、まさに今の彼あらわすに相応しい言葉。
気まぐれに町田初佳に手を出したことが、ここまで大きな災厄となって降りかかって来ると
は予想だにしなかった。
既に初佳以外の女性教官や、ステルヴィア所属の女性パイロットを「撃墜」しているという
「実績」が彼を知らず知らずのうちに驕らせていたのかもしれない。
もう少し注意を払うべきだったのだ、初佳のステディ、藤沢やよいの存在に。

三日前。
今と同じように自室に一人でいた真人に不意の訪問者があった。
呼び鈴に応えドアを開け、一瞬硬直する真人。
そこに立っていたのは藤沢やよいだった。
それがさらに数日前だったら、意外には思っても動揺はしなかっただろう。
姉の親友であるやよいとはまったく面識が無いわけではなかったから。
しかし、やよいとは公然の仲である町田初佳にアプローチをかけ始めていた真人にやよいの
訪問は身構えるに充分なことだった。
<> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2005/04/11(月) 01:24:31 ID:Xp/g2z0/<> お嬢、りんなに手を出すの? <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2005/04/11(月) 01:28:40 ID:zCWcbYRa<> >「うっわー、えげつなー」

まあ、アレはな・・・ <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2005/04/11(月) 12:11:04 ID:Isq0CYHZ<> りんなには幸せになってもらいたいな
別にピエールが幸せにする必要は無いと思うがw


ついでだ
        _  ∩
      ( ゚∀゚)彡 舞姫!神無月!
        ⊂彡 <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2005/04/12(火) 01:48:57 ID:ItjCSJwC<> >>732
ここのお嬢なら千歌音にも静留にも負けないだろうなw <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2005/04/12(火) 02:00:20 ID:gBZhCchq<> りんなが借りた映像ディスクの持ち主は相当にマニアックだなw <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2005/04/12(火) 02:13:18 ID:SQFb9JkD<>
γ/ ̄ ̄ ̄\
El@Ll l l l l」   後輩に貸したビデオが返ってこないわ
`ヒl(l l○-○ll    誰に又貸ししてるのかしら?
 / l l、 oノl l   

<> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2005/04/13(水) 19:46:24 ID:Ob2G8DSp<> 舞HiME、神無月以外にも爆レズ天使とかキディグレとかも収録されてます <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2005/04/13(水) 21:14:49 ID:TDsO90hm<>
γ/ ̄ ̄ ̄\
El@Ll l l l l」   仕方ないわね
`ヒl(l l○-○ll    今日はエスカレry
 / l l、 oノl l   
<> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2005/04/15(金) 22:56:28 ID:KiVYIuMo<> マジな話、ステルヴィア最終回のお嬢と初佳のやり取りを見た時は
地上波でこんな百合っぽい展開やっていいもんかと思ったが。
それから何年も経たん内に神無月といい舞−HiMEといい「っぽい」
どころかガチ百合をやってしまったw <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2005/04/16(土) 03:01:45 ID:UtLqrx+G<> しかしステルヴィアは放映開始直後に創刊された『百合姉妹』でも
「百合テイストが濃い」と評されてたからな。

まぁいろんな作品で徐々に布石がなされてきたわけだけど、マリみてあたりで
(アニメの表現としても)すっかりタブー感が払拭されたって流れじゃないかな。 <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2005/04/16(土) 04:28:27 ID:bCLpAVJl<> でもマリ見ては行間を読むというか、拡大解釈しないで額面通りに受け止めれば
名目上は仲の良い先輩後輩の話でしかないんだよね。
実際はそんな受け止め方する人間はいないと思うけど。
千歌音のように女の子が女の子をレイプしたり、静留みたいに女の子が女の子に
夜這いかけたりと言ったストレートな表現は突然変異のようなw <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2005/04/16(土) 19:04:15 ID:q7OeNGGO<> 俺の中では、

お嬢=腹黒
静留=変態
千歌音=木違い

同じ同性愛にしても、
力ずくという手段に出た千歌音はクラッシャーだった・・・。 <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2005/04/16(土) 20:22:01 ID:sTm4TpbO<> どれも真摯な愛情表現だし、別にいいと思うけどなぁ。
少しずつ枷が外れていくにつれ、表現がエスカレートしていくのも自然なことだし。

まぁ個人の嗜好もあるとは思うけど、エロパロ板に棲息する人種としては、
女の子が女の子を襲うこともあっていいんじゃないかと。

>名目上は仲の良い先輩後輩の話
大部分はそうなんだけど、いばらの森〜白き花びらの話は違うよね。 <> End Of The Night otherside<>sage<>2005/04/17(日) 00:07:43 ID:CIk2dQk8<> 今の今まで、カナンに対して感じていた嫉妬は姉としてのものだと思っていた。
いや、そう思い込んでいた。
自分こそがユウの姉なのに、どうして彼女がユウと…という反撥だと。
だが今ユウが口にした言葉。
カナンと既に肉体関係にあるということを認める言葉。
それを聞いた途端、頭の中が真っ白になり、気がつけば俯いたままユウの腕をギュッ
と強く握っていた。

ユウはまだ16歳の誕生日を迎えていない。
それで身体の関係のある相手がいるとは確かにませてはいるが、決しておかしく
はない。
おかしくはないが、納得できない。
(そんな…)
しかし、これ以上は自分で自分に嘘はつけない。
カナンに対する「ユウの姉はあたしなのに」という対抗意識。
それが単なるカモフラージュで、本当は単純にユウを取られたことに嫉妬していたのだ。
そう。
自分はユウのことを単なる弟として好きなのではなく、異性として愛していたのだと。
それならば今までの自分の苦しみも理解できる。
愛する相手に心ならずも冷たい態度を取り続け。
そしてその相手が別の女と一緒のところを散々見せつけられて来たのだから。
そして今、決定的な言葉を聞いたしまった。
イイコの心はざわめく。
自分が禁忌を犯していることへの畏れりより、女としての妬心の自覚の方が上回る。
わたしのユウを。
あの大きな胸やお尻を揺らして誘惑したのね。
何て女なのカナン。
そんな理不尽な怒りが。
<> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2005/04/17(日) 00:08:58 ID:CIk2dQk8<> 誤爆陳謝 <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2005/04/17(日) 00:33:59 ID:X+6Y5DCI<> ス、ステルヴィアの話題なのに全然わからない・・・





── =≡∧_∧ = ・・・とか思っちまったじゃねーかバカやロ!!!
── =≡( ・Д・)  ≡    ガッ     ∧_∧
─ =≡○_   ⊂)_=_  \ 从/-=≡ r<    >
── =≡ >   __ ノ ))<   >  -= 〉#  つ >>743
─ =≡  ( / ≡    /VV\-=≡⊂ 、  ノ
── .=≡( ノ =≡           -=  し'
<> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2005/04/17(日) 11:22:03 ID:7QxXLwVp<> >745
激しく同意。

新作北と思って喜んだ漏れの純情返せ。 <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2005/04/17(日) 12:11:15 ID:eP8+l1Wi<> コノ…バカヤロー!!
  _,,_ パーン!!
( ‘д‘)
⊂彡☆))Д´)>>743 <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2005/04/21(木) 13:27:02 ID:PxrOsNBc<> 誤爆したくらいであんまり叩くから職人が逃げちゃったじゃないかw <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2005/04/21(木) 20:52:43 ID:rS7zqnrQ<> ぇぇぇぇ??
誤爆したのって唯一の神だったのか?? <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2005/04/21(木) 22:54:17 ID:Ii1lKBuL<> そう言われてみると、なにげにスタイルが似ているような… <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2005/04/22(金) 01:07:16 ID:+0ColXPA<> 色んなスレにSS投下してりゃたまに投下先間違えもする罠w <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2005/04/22(金) 16:54:55 ID:ULnmjb+h<> しかし案の定というか、このスレ百合スキーばっかだったんだな <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2005/04/22(金) 18:51:12 ID:2UNLqlsf<> いやまあ、トレンドですから。エロパロスキーのたしなみと申しましょうか。 <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2005/04/23(土) 07:18:29 ID:cmp+h5bR<> ばっかりではない。駄目なやつも紛れ込んではいる。
ただ、神の文章が好きなので読めるだけ。 <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2005/04/23(土) 17:23:52 ID:wW1WfzNf<> >>752
マンセーしてやってないとスレが盛り上がらないだろうが。
全てのレスが本心だと思わないほうがいいよ。 <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2005/04/23(土) 17:54:20 ID:sF7tkENm<> 心にもないマンセーレスなんか付けませんよ?
だいたい、そんなに万世橋な流れじゃないと思うけど。
なんたって連載途中なんだし。
少なくとも自分は、適当に合いの手入れて、茶々入れてって感じだけどなあ。 <> 名無しさん@ピンキー<><>2005/04/25(月) 00:16:38 ID:RMUXVN/M<> アク禁くらいました
長文かけないので解除までSS休みます


<> 名無しさん@ピンキー<><>2005/04/25(月) 00:18:28 ID:RMUXVN/M<> 言うまでもなく巻き添えです
もう少し効率のよい方法ないのかなぁ <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2005/04/25(月) 00:23:20 ID:Jk5SFDo+<> >>757
ご愁傷様。とりあえず元気そうでよかった。 <> Slave to love 作者<>sage<>2005/04/25(月) 13:33:06 ID:l8p2STto<> とりあえず解除
いつまた規制が来るかもわからないので緊急貼り付け <> Slave to love<>sage<>2005/04/25(月) 13:35:11 ID:l8p2STto<> 「で、どうしました?」
自室のソファに座ったやよいにお茶など勧めながら、表面上はにこやかなまま内心おどおど
しつつ尋ねる真人。
対人関係では常に余裕をもっていた少年が、初めて感じる危機感。
それは自分がやよいの「恋人」に手を出そうとしていたことだけではない。
もしそれだけなら気後れはしても、まずは事態の収拾を図ろうとするだろう。
良くも悪くも真人はそういう性格、だが今は相手の真意を測れぬまま焦燥感に駆られるのみ。
まだ始まったばかりともいえるが、それでも十有余年の人生の中で初めて経験する崖っぷち
に立たされた感覚を彼に与えているやよいだが、一見温和そうな顔で微笑んでるだけ。
改めてみると、彼女は本当に息を呑むような美人だ。
実年齢は姉の志麻より二つ上、そろそろ成人である分だけ大人びているようにも感じられる
が、同じ年だと言われれば納得しそうな輝くような若さもある。
毛先部分だけウェーヴがかかったライトブラウンのセミロングヘアも、透明に近い縁なしの
ファッショングラスも良く似合っている。
真人がステルヴィアUに来て初めて彼女に会った時は既にこの洗練された容姿であった。
だが何故か彼女に対する印象は今の姿ではない。
その源泉は里帰りする度に志麻が家族に見せていたスナップ・ショット・コレクション。
その中のやよいはもっと垢抜けず、髪は編み上げ、大きな丸い眼鏡をかけていた。
眼鏡をかけているから美少女なのがわからない、などあるはずもなく、充分に水準以上の容貌
ではあったが、現在のように満場一致で美女と思うような強い印象は無い。
その理由もある程度は察しがついていた。
他の同期生より年上というのがわかり、それが主な理由だと。
やよいの髪形も、アクセサリーの類も。ローティーンの少女に似合いそうなものだった。
そしてやよいは極端な童顔ではないがそれがギリギリなんとか似合う容貌ではあった。
自分がみんなより年上であることを意識的にか無意識のうちにか気にして極力少女趣味な外見
をしていたと考えられる。
写真を見ただけのプロファイリングだが、果たしてそれは真実であった。
やよいが完全に周囲の同期生に溶け込むにつれ、やよいは少しずつ大人びた装いをするように
なって現在に至るのだから。 <> Slave to love<>sage<>2005/04/25(月) 13:35:46 ID:l8p2STto<> だがしかし、写真から得られたのは真実の「断片」である。
藤沢やよいという人間のごく一面をあっさりと見抜いたことで、真人は知らず知らずのうちに
彼女をその他の人間と同様「わかりやすい人達」と認識してしまった。
人間には誰しも多面性があり、それは真人にもよくわかってはいたが、あいにくやよいの抱える
闇は深く濃く、さしもの真人ですら実際に顔をあわせても見抜けるような物ではなかった。
それはやよいの表の顔が演技でもなんでもなく、偽らざる彼女の一面であるから。
柔和で温厚だが気丈で頼りになるお姉さん、というやよいのパーソナリティは、決して暗黒面を
見せないためのカモフラージュではなく、むしろ彼女の内面を占める割合では圧倒的に多い。
それでも、そのわずかな部分しか占めていない闇が、あまりにも強烈なのだ。
そしてやよいはそれを意図的に切り替えることが出来る、言わば制御可能な二重人格。
その闇の面が今、真人の前にいるやよいの中で噴出している。
表面的にはいつも通りのやよい、しかし中身が違う。
日頃のやよいが外面如菩薩真面然菩薩としたら、今のやよいはまさ外面如菩薩真面如夜叉。
そのプレッシャーは敏感な真人のレーダーに警告音を発させまくっている。
(この人…こんなに怖い女の人だった?)
さすがにやよいの二面性までは理解できない真人は今までは自分がやよいの本性を見抜けていな
かったのではと誤解する。
そこでふと思い当たる、こんなに綺麗な人なのに、どうして大人の女性大好き少年の自分が今まで
食指が動かなかったのかを。
初佳との関係は理由にならない。
何しろ自分はその「相方」を誘惑したばかりなのだから。
無意識のうちに、この怖さを感知していたのではないか…そしてそれは正しかった。
前述の如く論理に裏づけされた的確な人間観察眼の方は完全に晦まされていたが、片瀬家の血筋
なのか姉志麻も持っているよりプリミティヴで鋭敏な感覚はやよいの奥底の、ごく僅少な暗黒面
を確かに感知していた。
それが彼をしてやよいへの食指を動かせなかった理由。
混濁する思考の中で、それでも真人は一つの結論を出した。
自分は「触れ得ざるもの」に触れてしまったのだと。 <> Slave to love<>sage<>2005/04/25(月) 13:36:30 ID:l8p2STto<> 「真人君…年上が好きなんですって」
いきなりのど真ん中直球に面食らう真人。
オブラートに包んだ言葉を、真綿で首を絞めるような、外堀を一本ずつ埋めていくような詰問を
予想していただけに。
「えっ、そ、そんなことないですよ、たまたま付き合ってる人が年上なだけで」
それほど親しくない人間相手には余り言わないようなことを口走ってマイペースを装うが、内心
は動揺しまくっている。
「そうかしら、色々聞いているのよ」
「な、何ですか、いっ、色々って」
焦りが表面に出てきたのか、珍しく言葉を言いよどむ。
「例えば指導教官にアプローチかけたりとか」
「!」
またしても投げ込まれた直球ストレートに、真人が完全に顔色を変えた隙を見逃さず。
すっ。
やよいは身を乗り出して真人に顔を近づける。
「えっ」
「初佳は…初佳は純情なコなのよ」
「は、はいっ」
「面白半分で手を出して、飽きたから捨てられたりしたら、彼女は…」
「ぼ、僕はそんなこ…」
「でも、わたしなら話は別よ」
「は?」
瞬時に向かい側の真人の座るソファの手すりに腰掛けるやよい。
「ふ、藤沢先…」
「やよいでいいわ」
「わ、わわっ」
年齢の割には女性、特に大人の女性への免疫が必要以上にある真人だが、無言のまま加えられ続けた
プレッシャーと、打って変わっての大胆な行動のギャップ、そしてその免疫を持ってしても抗し切れ
ない稀有な柔らかい肉体の感触に半パニック状態になる。
それはこの年頃の少年が年上の女性に同じ事をされたら高い確率で示す反応。
やよいの行動は日頃年齢離れした余裕を見せる真人を、年相応にまで転落させていた。 <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2005/04/25(月) 19:30:59 ID:Jk5SFDo+<> 祝再開。ねちっこい心理描写は健在ですな。

作者の中の、今のやよいの姿がいまいちイメージできない… <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2005/04/26(火) 00:58:02 ID:1IMDER5c<> >作者の中の、今のやよいの姿がいまいちイメージできない…

普通に最終回のやよいを思い浮べれば? <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2005/04/26(火) 22:08:03 ID:pojh5tFg<> やよいは処女か? <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2005/04/28(木) 10:37:04 ID:uvMbns01<>
γ/ ̄ ̄ ̄\
El@Ll l l l l」   穢れを知らない
`ヒl(l l○-○ll    清らかな乙女よ
 / l l、 oノl l    <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2005/04/28(木) 19:51:27 ID:pwtYrTw0<> >>767
嘘をつくな、嘘をw <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2005/04/29(金) 12:28:05 ID:f6rniykO<> 嘘は言って無いと思うぞ、あくまで男性器を挿入された経験が
あるかないかの話だがw <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2005/05/02(月) 23:20:47 ID:/ZvL/PC1<> 処女だけど童貞じゃありませんw <> Slave to love<>sage<>2005/05/03(火) 19:53:21 ID:R2/achQX<> (もしかして…この人…)
予想外にしてあまりにも大胆なやよいの行動に真人は動揺の中何とか思考回路を働かせる。
初佳と百合関係にあること。
そしてその清楚な美貌からてっきり男には免疫の無いタイプかと思い込んでいたが。
意外にも男性経験が豊富で、しかも奔放な女性なのでは?と。
既に自分の想定外の言動をとり続けている以上、今まで培って来た人間観察眼は通じない相手としか
言いようが無い。
固定観念に惑わされず、彼女の真意を見極めなくては…と。
だが。
目前で服越しに揺れる巨乳が明晰な思考回路にジャミングをかけ、側面に密着した太腿の感触が的確
な状況判断にバグを発生させる。
音山陽子を皮切りに、大人の女性ばかりと絡んでいた真人にしても、ここまで蠱惑的な肉体に接した
のは生まれて初めてだった。
これ以上肉が増えると「肥満」に分類されそうな、限界すれすれに豊満な肉体ながら、腰回りなどは
それなりに引き締まって理想的な曲線を描いている。
もちろんビジュアル的には既に熟知していることだった。
やよいは真人たち予科生男子の間でも人気がある。
美貌と豊満な肉体、優しそうな雰囲気から当然ではあるが。
もっとも大抵は「あの胸に挟まれたい」とか「あの尻で潰されたい」などという他愛も無い猥談の対象
であり、実際になんらかの行動を示した物はいない。
初佳との仲が予科生の間でも既に噂に上っていたこともあり、高嶺の花という印象もついてまわった。
人当たりが良くて優しいからといっていきなり「つきあってください」と言われて笑顔でOKするよう
なお人好しとも思えない。
自分自身が百合カップルの片割れ初佳をターゲットにしていながらだ。
今となっては見込み違いであったが、少なくとも初佳に食指を動かした段階では彼女にはつけいる隙が
あり、やよいにはそれがないと思えたのだ。
しかし今はそんなことを言っていられない。
付け入る隙があろうがなかろうが、この揺れる肉体を前にしては古の詩に歌われたバラクラバの英国
騎兵隊のように後先考えず突っ込んでしまいたくなる衝動にかられた。
<> Slave to love<>sage<>2005/05/03(火) 19:54:32 ID:R2/achQX<> (はっ)
自分がいつの間にか目の前のやよいの胸に右手を伸ばしかけていたことに気づいて慌てて左手で抑え
つける真人。
何と言う魔力を秘めた肉体なのか。
これほどまでに雄を狂わせる肉体でありながら、同性愛者だなんてもはや犯罪だと思う。
そもそも男を知らずしてこのような魅惑的な肉体が形成されるのか?
やはりさっき思ったように、彼女はバイセクシュアルで、男も知り尽くしているのだろうか。
「どうしたの、真人君」
再びやよいからかけられ声で、ようやく思考が堂々巡りになっていることに再び気づく真人。
固唾を呑んでから、恐る恐るやよいの顔を見る。
何故今までこの女性を「百合だから」の一言で片付けて攻略対象として考慮すらしなかったのか?
そんな自分の過ちを責め苛みたくなるほど、蕩けるような笑顔だった。
黙って見つめられるだけで緊張し、喉がからからになっていることに気づいた真人は用意してあった
お茶の自分の分をグイと飲み干す。
次の瞬間。
やよいはあっさりと真人の横を離れて彼の前に立つ、そして。
「え?」
振りかぶったその右手が、真人の左頬にまともに炸裂した。
「!」
それほど痛かったわけではないが、突然のやよいの豹変に唖然としてしまう。
自分を冷たく見下ろしているやよい。
顔の造作は先ほどまでと同じく美しい造型、だが。
その表情は、逃げ出したくなるほど恐い。
そしてこの部屋に来たばかりの時に発散していた恐いオーラがみるみるうちに漂って来る。
先ほどは顔だけは笑顔だったが、今度顔も怖いこともあって恐怖心は倍増する。
今更ながら初佳の件で怒っていた事を思い出し、どうやって穏便に追い返すかを考えようとした刹那。
クラッ。
めまいを感じる真人。
その意識が、みるみるうちに闇の中へと引きづりこまれて行った。
<> Slave to love<>sage<>2005/05/03(火) 20:00:10 ID:R2/achQX<> 真人が目を覚ましたのは暗い空間だった。
ぼんやりとした意識が覚醒するに連れて、自分の身に何が起きたのかがわかって来た。
やよいに一服盛られたのだ。
どうやら彼女がいきなり身を摺り寄せて来たのは、注意を逸らすためだったらしい。
(やられた…)
頭を掻き毟りたい思いに駆られる真人。
何しろやよいとの間には初佳問題という懸案があったのだ。
これがもしも彼女の部屋に招かれたのなら、迂闊に出された飲み物を飲むような真似はしなかった
かもしれないが、自室で自分が出した物に薬を入れられるとは予想してなかった。
その隙を作るための色仕掛け。自分の目がやよいの胸に吸い寄せられている間に、彼女は悠々と薬
を真人のお茶に混ぜ込んだのだろう。
だからこそ、真人がそれを飲んだと同時にもう用は済んだとばかり身体を離し、自分に平手打ちを
見舞ったのだ。
再び頭を掻き毟りたくなる真人だが、それは叶わない。
彼の両手は後ろ手に、そして両足は胡坐をかいた形に拘束されていた。
口すらもボールギャグを突っ込まれていて声を発せ無いし、目隠しと耳栓で状況もわからない。
おまけに微妙な肌寒さから裸にされているらしい。
いくら自分の「恋人」に手を出したからといって「ここまでする」のか?
慄然とする真人だったが、やがて自分の甘さを反省する。
今まで他人の敵意や悪意を巧みに逸らして上手に生きてきたが、所詮自分は十余年しか生きていない
子供だったのだ。
世の中には「ここまでする」人間がいる、そう言う人間の「領域」に自ら足を踏みいれてしまったの
は自分なのだ、と。
この危機に際して冷静に自分を見つめなおすことの出来る片瀬真人。
紛れもなく傑出した大器である。
だがその大器が羽ばたく前に壊されてしまいかねない事態は、刻一刻と迫っていた <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2005/05/04(水) 15:05:34 ID:fRipvHvr<> ((((((;゚Д゚))))))ガクガクブルブル <> 名無しさん@ピンキー<><>2005/05/05(木) 16:20:48 ID:VfcRpnIS<> とうとうお嬢の処女喪失か! <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2005/05/06(金) 00:52:07 ID:Jm5VmKUR<> これは何と知的な小説なのだろうか

読むのが怖いけど先が気になる

ドキドキガクガクブルブル <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2005/05/06(金) 02:53:25 ID:2ALI5FJQ<> ∋oノハヽo∈ / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
  ( ^▽^) < 777 ー♪
= ⊂   )   \_______
= (__/"(__) トテテテ... <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2005/05/06(金) 06:49:19 ID:mvmJWYpC<> なんかもう普通に面白い連載モノだな <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2005/05/06(金) 19:17:58 ID:WykpDF1A<> >>775
どう見ても危険なのはお嬢じゃなく真人きゅんの後ろの
処女なんですがw <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2005/05/06(金) 23:26:41 ID:Dp24chrH<> >この危機に際して冷静に自分を見つめなおすことの出来る片瀬真人

そりゃ諦観の域に達しただけだろ。
次に来るのは走馬灯(−人ー) <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2005/05/07(土) 03:10:09 ID:JiIGWySp<> いや、真人はまだお嬢の恐ろしさを完全に理解して無いから諦念には達して無いよ。
恋人の初佳やお友達のピエールにも「そこまでする」御方だと知ってればガクガクブルブル
だろうw
<> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2005/05/08(日) 03:17:30 ID:bDQsOqmp<> 目眩めく三日間の始まりですよ!! <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2005/05/08(日) 23:31:02 ID:OgY2ztdS<> 真人じゃなく俺がお嬢に三日三晩嬲られたいなぁ <> Slave to love <>sage<>2005/05/09(月) 01:02:27 ID:qncVMugZ<> 意識が覚醒してからおおよそ一時間は経過したであろう。
真人は今までの自分の何をやっても上手く行っていた人生は多分に僥倖に過ぎなかったことを
反省し続けていた。
自分をこのような苦境に追い込んだやよいへの恨みつらみなどは一切考えなかった。
どこまでも度量が広い少年である。
だがそれはある意味、本当に酷い体験をしたことがないからとも言えた。
やよいは多分自分に制裁を加えようとしていることはわかっていたが、甘んじて受けるつもりで
もあった。
同じ失敗を繰り返さないための自らへの戒めでもあると。
甘かった。
これから何かをされる、のではない。
目を覚ました時にはすでに「された」後であった。
もちろんそれで終わりではない。
これから自分がやよいにされる、いやさせられることをわかっていれば火事場の馬鹿力でも発揮し
拘束を引きちぎるか、あるいは傑作古典SF小説の主人公のように危機に際して瞬間移動能力でも身
につけていたかもしれない。
それほど彼を待つ運命は過酷であった。
真人には自らを呪うべき事柄が二つあった。
一つはもちろん、初佳に手を出そうと思ったこと。
もう一つは美少年に生まれついたことだった。
彼が容姿に優れないのなら、やよいの制裁は彼が想定していたような肉体的なリンチであったかも
しれない。
だがなまじ整った、しかもどちらかというと女顔の美少年であったことが、やよいの嗜虐心を煽り
恥辱のアイデアを発生させたと言えるのだから。

真人の思考が途切れる。
視覚も聴覚も制限されているが、それでも誰かの接近を敏感に察知したのだ。
果たして不意に目隠しが取られた。
長時間目隠しをされていたことで、光が眩しく感じ目の前の光景がなかなか具体的像を結ばない。
やがてはっきり視認出来たのは真っ白い太腿だった。

<> Slave to love<>sage<>2005/05/09(月) 01:03:51 ID:qncVMugZ<> 刺激的な光景が網膜に焼きついたのに続いて耳栓が抜かれる。
同時に真人が上を向く。
太腿の主と目が合う。
予想通り、目の前に立っていたのは藤沢やよい。
だが予想外のことが二つあった。
一つはやよいが笑っていたこと。
いつもの柔和で暖かな微笑ではない。冷たい笑いだが。
そしてもう一つは…。

目の前にいきなりむっちりとした太腿が現れて、真人はこんな状況ということも忘れ少しどきまぎ
した。
思わず視線を顔の方に向けてしまった。
見下すような冷たい笑顔に耐えかねてもう一度視線を下げると、丈の短いビスチェ型の上着を着た
やよいの適度に引き締まりながらもやや肉付きのいい腹部が見えた。
むき出しの太腿といい、かなり大胆な格好をしている。
こうなると肝心の部位はどうなってるのか、大人の女慣れしてはいてもやりたい盛り十代の真人
が見たくなっても責められない。
しかし、いざ視線をさらに下に戻した時。
「むぐっ」
塞がれた口をモゴモゴさせて驚愕の声を上げる真人。
確かにやよいは期待していた通りの物をはいていた。
面積が小さく、生地も薄そうな白い下着を。
だがその下着の上からやよいはとんでもない物を装着していた。
面積の少ない白い布の上を、さらに小さく細い黒いレザーとラバーが覆って、やよいの身体へと
それを固定していた。
黒光りする擬似男根を。
それを見た瞬間、真人の身体は震えだした。
脳内でこれから自分が何をどうされるのかの結論が出るまでもなく、反射的な恐怖に身体が反応
したのだった。 <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2005/05/09(月) 01:41:17 ID:jVD1jN+W<> 真人君もオトナになる時が来たようですね <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2005/05/10(火) 19:13:23 ID:nm3E+ok3<> 真人君もオンナになる時が来たようですね(惨 <> 片瀬家長男<>sage 誰か助けて<>2005/05/11(水) 01:51:51 ID:t7xfPg6i<> …………… <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2005/05/11(水) 02:14:35 ID:04iZasvt<> 擬似男根の大きさが気になって眠れない <> 名無しさん@ピンキー<>sage そのかわりイボイボつき<>2005/05/12(木) 00:44:49 ID:HI7KDYyi<>
γ/ ̄ ̄ ̄\
El@Ll l l l l」   わたしも鬼じゃないわ
`ヒl(l l○-○ll    真人君は初めてだから3センチくらいよ
 / l l、 oノl l   
<> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2005/05/12(木) 08:38:12 ID:2tUg+KFJ<> 半径がな。 <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2005/05/13(金) 00:36:40 ID:Q0M1+do6<> 直径3センチでも充分鬼だよw <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2005/05/13(金) 01:00:53 ID:Fof+yx4c<> やよいのマイチ○ポは使用されない様ですね。 <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2005/05/13(金) 23:01:31 ID:akTGdkwR<> お嬢のことだから、気絶してる真人のチ○ポで型とって擬似男根作ってそう。

(メリメリ・・・)「どう真人君、自分のチ○ポの形がわかる?」
<> Slave to love 作者<>sage<>2005/05/14(土) 00:24:56 ID:pQWWgnOL<> >>794
偶然の一致だろうけどネタバレしてくださってありがとうございます
お礼にお嬢のチ○ポ二号の座に推挙したいくらいw <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2005/05/14(土) 09:00:42 ID:iEjcqoRi<> >>794
てめーなにやってんだ! <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2005/05/14(土) 11:23:23 ID:V3G5FKKq<> あはは <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2005/05/14(土) 14:51:06 ID:EHcIcNm5<> 面白いなw
>794に文句を言いたいが、GJとも言いたい。 <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2005/05/14(土) 16:42:09 ID:94Byy+xF<> >>794
二号さん、おめでとうw <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2005/05/14(土) 19:29:28 ID:styxRfmU<> ぅぐああ、お嬢の思考が読めるほど腹黒くなってしまったのか俺は・・orz

みんなネタバレしてごめん。
せめてものお詫びに立派なお嬢のチ○ポ二号になって、
初佳の股の間で腰の運動に励むぜ(特に貫通式で) <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2005/05/14(土) 19:46:20 ID:pQWWgnOL<> >>800
あっ、二号は一号の再調教及び真人キュン私刑用なんで、それ無理w <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2005/05/14(土) 22:54:58 ID:3lvSZ4c1<> 何か面白い事になってるねw <> 二号<>sage<>2005/05/15(日) 23:03:08 ID:nE99mb7Q<> >二号は一号の再調教及び真人キュン私刑用なんで、それ無理w

・・・・・・・・いやせめてりんなちゃん迎撃用にorz <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2005/05/15(日) 23:18:36 ID:yUmRn2ND<> >>803
そりゃ無理だ。
レス番号をよく見ろw <> 二号<>sage<>2005/05/15(日) 23:43:01 ID:nE99mb7Q<> …ャォィon <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2005/05/16(月) 09:02:38 ID:gWb6bmkw<> >・・・・・・・・いやせめてりんなちゃん迎撃用にorz

何が「せめて」だ
それじゃ条件としちゃほぼ一号と等価かあるいはそれ以上だろうが!
贅沢言うなw <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2005/05/17(火) 23:41:08 ID:DLgJgVDR<> 狙ったかのように801に相応しいレスだったw <> Slave to love <>sage<>2005/05/22(日) 20:05:03 ID:iQ0Jzi19<> 回復した視力で周囲をよく見回すと、そこは自分の部屋だった。
「お目覚め?真人クン」
やよいがいつものような穏やかな口調で話しかける。
だが目は相変わらず笑ってない。
「あ、あの…」
声が震える。
覚悟は決めたもののやはり恐怖心を完全に払拭することは出来ない。
そして身体の方はあからさまに震えている。
何と答えればいいのかわからず、そしていつ手や足が飛んでくるやも知れぬと身構える真人。
「うふふ、何でそんなに震えているの?どうしてこんなことになったかわかる?」
「僕が…町田教官にちょっかいをかけたから…」
「そう、もちろん初佳はわたしの所有物でもなんでもないわ」
法的には、の話に過ぎないが。
「あなたが初佳に何をしようとそれをどうこう言ったりしたりする権利はわたしには無い、けど
権利がなくたってわたしはするの」
グッ。
両掌で、真人の顔を挟み込むやよい。
「こうして見ると、似てないと思ったけど結構しーぽんに似てるのね、あなた」
笑っていなかった目に、少しだけ優しい彩りが指す。
グッ。
一度外された目隠しが再び嵌められる。
「その目を見てるとしーぽんが泣き喚いてるみたいで寝覚めが悪くなりそうだわ」
泣き喚く…これから泣き喚くようなことをさせられるのか…。
固唾を呑む真人。
覚悟が揺らぎそうになるが。
「さて、どうしようかしら…」
やよいが迷っているような声を出す。
「結局あなた、初佳にはまだ何もしていないんだし、今回だけは許してあげてもいいけど」
「ほ、本当ですか?」
意外な言葉に真人は不自由な姿勢で拘束されているにも関わらず飛び上がりそうになった。
<> Slave to love <>sage<>2005/05/22(日) 20:05:47 ID:iQ0Jzi19<> 続いて髪を掴まれ引き起こされる。
「どう?反省した?」
「は、はい、もう二度と町田教官には近づきませんからもう許してください」
「そう、なら二度と悪いことをしないという印に、わたしの言うことを聞いてもらうわ」
「はい、なんでもしますっ」
「そう、なんでもするのね…」
真人の口元に、何かが突きつけられた。
「咥えなさい」
やよいが装着していたペニスバンドのディルドーだった。
「そ、そんな…」
流石に躊躇する真人だが。
「口で咥えられないと言うなら、お尻の穴で咥えてもらうわよ?」
「ご、ごめんなさいっ、うぐっ」
代替案の恐ろしさに慌ててそれを口に含む。
幸いなことに新品、あるいは洗ってあるのかゴムとワセリンの匂いと味しかしない。
「ほら、もっと美味しそうに、音を立ててしゃぶるのよ」
言われるがままに激しくしゃぶる真人。
「こうしていると本当に女の子みたいね、男の子のくせにチ○ポくわえちゃって恥ずかしいと
思わないの?」
やよいが言葉で弄って来る。
清楚な美貌を誇るやよいが卑語を口にしたことに少し驚きつつ、そして屈辱になお身体を紅く
染めつつしゃぶり続ける真人。
「ふふふっ、もういいわっ、次はこっちをしゃぶって貰うわよ…」

やよいの「お仕置き」は続く。
だがこの程度のことが本当に彼女にとっての「お仕置き」であるはずが無い。
これは全て前フリに過ぎなかった。
何もせずに放免されたなら、流石に真人も疑いを持ったであろう。
しかしそれが思ったよりも軽かったとはいえ一応打擲を受け、耐えられないほどではなくても
屈辱や羞恥を味わえばこれが制裁なのだと納得し、終わった時に一安心するであろう。
やよいの狙いはそれだった。
<> Slave to love <>sage<>2005/05/22(日) 20:07:23 ID:iQ0Jzi19<> わざわざ一服盛ってまで周到な準備をしておきながら、いざこれからという時に止めてもいい
という。
真人ほど鋭敏な頭脳の持ち主なら疑ってしかるべきだった。
これは助かったとぬか喜びさせておいて後から奈落に押とすつもりだと。
そしてまた、本当に何もされなければ疑念を持ったであろう。
しかしやよいはその辺り抜かりなかった。
「初佳に手を出すなんて、生まれてきたことを後悔させてやろうかと思ったけど…」
総毛立つ真人。
「でも、あなたはわたしの親友の弟だし、それに…」
顔を撫でられる。
「あなた可愛いし、男の子にしておくのはもったいないくらい…」
そうだった、この人は百合だった…。
童顔が年上の女性にアピールする上での武器になってる真人だけに、これまでも自分のあまり
男らしくはない容姿を否定的に捉えたことはなかったが、これには否定しないどころか両親に
感謝したい気持ちだった。
「だから、軽いお仕置きだけで許してあげる」
「は、はいっ!」
どんなお仕置きでも、泣き喚いたり生まれてきたことを後悔したりするよりはマシだ。
そう思って返事をする。
すると不自由な姿勢のまま後ろから突き倒され、床に頭をぶつける。
「痛っ」
「お仕置きよ、我慢しなさい」
背後からやよいの声が聞こえる
裸であぐらをかいた姿勢で前に倒れたのだから、今の自分の股間はやよいには丸見えだろう
と思うと全身が羞恥で赤く染まる。
間髪いれず
パシンッ。
何か平たい物が真人の尻を叩く。
痛いことは痛いが、思っていたよりは軽い打撃だ。
それでも五十発程度打たれると、さずかに尻が熱い。
晴れ上がってしまったようだ。 <> Slave to love 作者<>sage<>2005/05/22(日) 20:09:00 ID:iQ0Jzi19<> 送信ミスしますたw
順番は808→810→809になりますんで
<> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2005/05/22(日) 23:08:27 ID:pVoDMLis<> 長期連載モノというのは、アイデアよりも語り口を楽しむ部分が大きいように思う。
それだけに、作者氏は大変とは思いますが、なるべくミスのないようにお願いしたい。 <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2005/05/29(日) 21:23:00 ID:vpv5Jlar<> 普通に読めた漏れって一体… <> 名無しさん@ピンキー<>sage マジスマソ<>2005/05/29(日) 21:37:43 ID:hrg5XnYC<> >>813
γ/ ̄ ̄ ̄\
El@Ll l l l l」   わたしの魅力に目を奪われて
`ヒl(l l○-○ll    挿し違いに気がつかなかったということね
 / l l、 oノl l   

<> Slave to love <>sage<>2005/05/29(日) 21:38:16 ID:hrg5XnYC<> 再び目隠しが取られた。
真人の前にあったのは、やよいの綺麗な足だった。
「さあこれも罰、わたしの足をあなたが綺麗にして」
一瞬躊躇したが、逆らえばより酷い仕打ちを受けると言う恐怖と、こんな綺麗な人の足を舐める
ことにそこまで抵抗がなかったためすぐに舌を出してペロペロと舐め始める。
「ふふふふ」
やよいが満足げに笑う。
真人がたまに視線をあげてやよいの様子を見ると、さっきまでとは打って変わって、優しい目に
なっている。
(助かった…)
安心感から全身の緊張が溶けていき、それらともなって身体に変化が置き始める。
(あれ?)
その違和感は股間から来ていた。
恐怖で縮み上がっていたペニスが、ムクムクと鎌首をもたげ始めていた。
無理も無い。
どんな凄惨なリンチをされるのかという恐怖からつい忘れがちだったが、目の前には薄い下着姿
のやよい。
しかも彼女のような綺麗なお姉さんの足を舐めているという状況。
性的興奮を感じてしまったのも無理も無いことだった。
「…真人君、君って単に年上好きのエッチな子ってだけかと思ったら」
やよいの言葉に真人の舌が止まる。
「もしかしてヘンタイ?人の足舐めながら○ンポ大きくするなんて」
「ああっ」
先ほど同様、やよいの口から卑語が出ることにまた興奮を感じてしまう真人。
もちろんやよてとしてもそれは折込ずみ、ピエールもそうであったから。
自分の清楚な美貌と、その口から卑語が出ることのギャップが青少年にどれだけの影響があるか
やよいは計算していた。
「そんなヘンタイな子には」
やよいの足が、真人の股間へと伸びた。
「こういうお仕置きも必要ね」 <> Slave to love <>sage<>2005/05/29(日) 21:38:51 ID:hrg5XnYC<> 「はぅうっ」
拘束状態で無防備の股間にやよいの足による刺激を受け、快感の声をあげる
「あらら可愛い声出しちゃって」
「だ、だって、藤沢せんぱ…」
「わたしのことはやよい様って言いなさい」
「やよいさまぁ、気持ち良くて、あぁ、きもちいすぎて、ああぁっ」
歳に見合わず経験豊富な真人も始めて味わう禁断の快感に、たまらず白濁液がやよいの足へと
降りかかった。
「あら、汚しちゃったの?」
やよいが責めるような目で見ると、真人は反射的に汚れた箇所を舌で舐めとる。
苦い味と生臭さは苦痛だったが、やよいに喜んでもらえると思うと我慢できた。
「いい子ね真人君、これで初佳に手を出そうとしたことは許してあげるわ…それに…」
ぎゅっ、と、真人の身体を抱きしめるやよい。
「つきあってる人がいるんでしょ?その人と離れてて寂しいんでしょ?」
「…知ってたんですか?」
「でも初佳はもちろん、他の人にも手を出したりしたらダメ、さびしくなったらわたしに言い
なさい…」
「それって、まさか」
「ふふ、可愛がってあげるから」
そう言ってやよいは真人の拘束を解き始めた。
普段の真人ならば。
初佳に手を出そうとした事は怒ったのに、自分は真人を相手にしよう、という勝手な言い草に疑問
を感じたであろうが、やよいの魔性の虜になった今の真人にそんな考えはほんのわずかでも頭
を過ぎりはしなかった。
これからのやよいとのめくるめく快楽を予感して、夢見心地のまま着替える彼女を見つめていた。
「それじゃあね」
去っていくやよいの背中に向けて、真人は呟いた。
「やよいさま…」

だが真人の甘い夢は、翌日には打ち砕かれることになる。 <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2005/05/29(日) 21:53:50 ID:cwWKK1LV<> 今回は足コキっすか
畏るべし。やよい女王 <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2005/05/30(月) 02:10:49 ID:Q+kcA0F6<> >>だが真人の甘い夢は、翌日には打ち砕かれることになる

よし、二号の出番だな。 <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2005/06/03(金) 00:12:45 ID:cLAtIE48<> やよいエロすぎ
年上キラー真人キュンが逆に堕とされてるよw <> Slave to love <><>2005/06/05(日) 20:17:05 ID:7Y/8sWcZ<> 翌日。
授業を終えて自室に戻った真人は、携帯用ではなく部屋の方の端末にメールが届いているのに
気づいた。
開いてみるとやよいからだった。
これからお誘いなのか…。
歓喜と困惑に同時に襲われる真人、しかし文面は何もなく、添付ファイルがついた物だった。
そのファイルを開いた真人は顔面蒼白となった。

何十枚もの写真があった。
女物の下着を着てソファにしなだれかかる真人。
別の下着姿で、ベッドでしどけなく眠る真人。
全身をレザーで拘束されたまま眠る真人。
そんな自分が変態であるかのような写真が
いつのまにこんな写真を?
さらには拘束状態のまま尻を高く上げ、顔の写ってない女性に激しくスパンキングされている
シーンの動画や。
その女性が装着しているペニスバンドにしゃぶりついている動画も。
その二つは覚えている。
昨夜のやよいの「お仕置き」で再び目隠しを施された時に目を見るとやりにくいという名目で
やよいにされた、あるいはさせられたことだ。
良く見るとまったく身に覚えのない女装・拘束写真がきちんと撮られているのに比べ、身に覚え
のある行為の動画の方はややアングルが傾いてたり、カメラのオートピントチューニング機能で
も修正しきれない微妙な画像ブレがあるのは、被写体の一人がカメラを持った手を伸ばして無理
に撮った動画であることを物語っていた。
誰がこんな写真・動画を撮ったのか、考えるまでもなかった。
やよいである。
「…ハメられた…」 <> Slave to love <>sage あげちゃったよorz<>2005/06/05(日) 20:19:13 ID:7Y/8sWcZ<> 洞察力のある真人は送られた来て物に写真と動画の二種類ある理由もわかった。
寝ている時の写真は本人の知らない間に悪戯されたと言い張ることが出来るが、スパンキングや
イラマチオの動画は明らかに自分が意識をはっきり持っていて、悲鳴を上げたり、激しく音を立て
たりしているのがわかる。
こちらが強制された事とは言え実際に自分のしていることであれば、同じものを見せられた人間が
写真の女装やボンデージの方は真人の預かり知らぬところだと解釈してくれる可能性は極めてゼロ
に近い。
泣き出したい気持ちの真人。
自分が目を覚ましてから一時間近く放置されている間、やよいは何種類もの衣装を使った大掛かり
な「片瀬真人 女装・緊縛撮影会」の後始末をしていたのだ。
動画の方は目を背けたくなるのを堪えて見直してみるとより巧妙で悪意に満ちた物だった。
スパンキングの際の叱咤や、イラマチオの時の言葉なぶりなど、やよいの自身の声は巧妙にカット
されていたのだ。
そしてメール本文ではなく添付ファイル群の中にテキストがあった。

 真人君。
 これらの画像・動画を誰に見せようか迷っています。
 1 初佳を呼んで鑑賞会
 2 あなたのお姉さんに、可愛い弟の成長の証をプレゼント
 3 あなたに憧れてるミアちゃんに 特別サービスとしてプライベートの一環を公開
 他ならぬあなたに関することだから、あなた自身の意見も聞く用意はあります。
 ただし、意見を言いに来ない場合はこちらで勝手に決めますので。               
 
「ふっ、ふざけるなーっ」
誰もいない場所とはいえ、日頃の真人らしからぬ怒りを露にしての荒々しい叫びを上げ。
それらファイルを削除すると、弾丸のような勢いでやよいの部屋へと飛んでいった。




<> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2005/06/05(日) 21:51:49 ID:PpR28TK4<> ここで怒りに我を忘れるというのは真人らしからぬ振舞いではある。
が、まぁそれくらい衝撃を受けたことの表現と解釈してよろしいか?

SFスキーとしては、添付ファイルという表現はチト微妙かなぁ。
でもアニメでも「ステルヴィアのメインサーバ」とか言ってるしな… <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2005/06/06(月) 00:11:28 ID:RyBkz1UB<> 送付ファイルで何か問題が? <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2005/06/06(月) 01:20:13 ID:ZK11QC1q<> >ここで怒りに我を忘れるというのは真人らしからぬ振舞いではある。
が、まぁそれくらい衝撃を受けたことの表現と解釈してよろしいか?

つーか文中にちゃんと「真人らしからぬ」って書いてるじゃん
よろしいかも何も他にどう解釈すりゃいいとw <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2005/06/06(月) 01:26:45 ID:BsUvW3+x<> で、みんなだったら1〜3のどの選択がいい?



とりあえず、大恥はかくが、姉に見せた方が解決にはなるな・・・ <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2005/06/06(月) 02:42:19 ID:ZK11QC1q<> どうせすでにお嬢の支配下にあるんだから、初佳が一番マシというか被害が少ない
と思う。
しーぽんの場合はお嬢を姉のように慕ってるからいいように騙されてしまうかもw <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2005/06/06(月) 13:47:07 ID:RyBkz1UB<> しーぽんにハッキングして貰ってお嬢を社会的に抹殺 <> Slave to love<>sage<>2005/06/13(月) 00:08:24 ID:Ato9zNaM<> 「や…約束が…違います」
勢い込んでやよいの部屋に飛び込んできた真人。
キャラにそぐわずやよいを罵倒しそうな勢いだった彼だが、部屋に入って数秒でその勢いは失われて
いた。
真人を圧倒してしまったのは二つの要素。
一つはもちろんやよい自身。
昨夜と同じ系統だが微妙にデザインの違う、白い魅力的なランジェリー姿で悠然とソファに腰掛けて
いたやよいの余りにも魅惑的な姿。
そしてもう一つは。
そのやよいの傍らに立つ人影。
呼吸用に鼻だけが露出したマスクで目と耳と口を塞がれて、全身を拘束されて立つ男。
予想もしない存在に真人は頭の中が真っ白になりかけた。
「あら、どうしたの真人君、お話があるから呼んだだけなのに随分と慌てて…」
「え…あの…」
「何を気にしてるの?コレ?」
拘束男を指差すやよい。
「コ、コレって…」
「大丈夫、見ての通り目も耳も塞いであるから、今ここに誰が来て、何をしようと決して知ることは
ないから…」
「………」
言葉を失ってしまう真人。
「さて、しばらく向こうで待っていてね…」
拘束男を手で押しやると、黙って部屋の隅へと移動する。
目も耳も使えないのに、あちこち手探りでクローゼットを探し当てて中へと入る。
その姿に戦慄を覚える真人。
やよいという人間が、自分の想像力の範疇にいないことを改めて思い知らされて。
「で、真人君、話はわかってるわね、あなたの可愛らしい写真と映像誰に見せたらいいと思う?」
まだ気を取り直す事が出来ない真人に、いきなり呼びつけた用件を切り出すやよい。
「だっ、誰にも見せないでくださいよっ!」
何とか勇気を振り絞って、真人は言った。
<> Slave to love<>sage<>2005/06/13(月) 00:09:54 ID:Ato9zNaM<> それに対してやよいの答えは。
「どうして?」
「どうしてって、お仕置きはあれで終わりだって言ったじゃないですか、嘘ついたんですか、僕を
騙したんですか?」
「嘘をついてもいないし、騙してもいないけど」
「じゃあなんで」
真人が興奮して一時的に恐怖を忘れ、やよいに詰め寄る。
年下で元々小柄、それにくわえまだまだ成長期の真人とはいえ、女性としてもあまり大きい方では
ないやよいより体力では優越している。
力任せに行けば、やよいを屈服させることが出来るだろう、あくまでも物理的には。
実際には真人にそんなことは出来ない。
「なんで、こんな嫌がらせするんですか?」
「嫌がらせ?」
「あんな写真とか撮って、人に見せるなんて…お仕置きは終わったんじゃないんですか?」
「終わったわよ?」
「終わってないじゃ…」
その真人の口を掌でふさぐやよい。
「勘違いしないで真人君、コレはわたしが好きでやってること、お仕置きじゃないわ」
「好きでって…」
「あなたが恥ずかしがったり、嫌がったりするのを見たいだけ…」
絶句して立ち尽くす真人。
「もうあなたを憎んだりしていないわ、その証拠に」
ぐいっ。
真人の首根っこを掴んで胸元に顔を引き寄せる。
「わぁっ」
その巨乳の感触を顔で受け止めては、さすがに年上経験豊富な真人も未体験の領域に動転するばかり。
「こんなに可愛がってるじゃない…それとも真人君はわたしが嫌い」
「き、嫌いとか、そんなんじゃ」
しどろもどろの真人をゆっくりと離すと、やよいはすかさず別方面から心に楔を打つ。
「わたしを拒絶して、ああいう風になりたいのかしら?」
拘束男が消えたクローゼットを指差した。 <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2005/06/13(月) 00:33:23 ID:cJrBzy0g<> 初佳にハグされたり、やよいにハグされたりする真人がちょっとだけ羨ましいぞ <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2005/06/13(月) 21:37:32 ID:d1UAadNk<> やよいを拒絶した「コレ」って・・・・まさか・・・・(暗 <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2005/06/14(火) 22:35:33 ID:GSpwa/M0<> >>831
やよいチ○ポ二号氏かw
830もそんな悠長なこと言ってると三号に任命されかねない罠 <> 二号<>sage<>2005/06/16(木) 21:13:07 ID:KkpxtSzw<>



               ……シクシクシク
          ______  
          |    |    |
          |    |    |
          |    |    |
          |    |    |
          |.   ロ|ロ   |
          |    |    |
          |    |    |
          |    |    |
          |    |    |
           =-----=-----=   

<> Slave to love<>sage<>2005/06/19(日) 21:40:56 ID:p2wpuqbJ<> やよいの言葉に震えあげる真人。
言う事を聞かんとお前もああなるぞ、と言わんばかりのやよいの言葉に。
あのような拘束をされた姿、真人には生き地獄にいるように見えた。
もちろんそんなものはやよいのブラフである。
実際のところ、先程クローゼットにはいった拘束男=ピエールはやよいを拒絶どころか、むしろ全
面的に受け容れた結果哀れにもあのような境遇に落ちたのだ。
それに、決して悪いことばかりでもない。
今まで触れることが許されなかったやよいの柔肌に時と場合によって思う様密着することが出来る
だけでなく。
彼女の手によって快楽の絶頂にすら誘って貰える。
プライドや常識を捨て去れば、地獄に落ちたどころか極楽に行ったような物かもしれない。
だがもちろん真人はそんな事は知らない。
あの拘束男が自分同様やよいに誘われ、それ拒否したが故にあのような憂き目にあったという示唆を
信じ込んでしまう。
初佳に「紹介」した時は拘束部以外は露出させていた顔や身体を、完全に多い尽くしたのも姉・志麻
のお友達ということで見知ってはいるピエールだと真人に気づかせないため。
情報感度のいい真人ならさほど深い面識がなくてもピエールがやよいに気があることを知っていても
不思議ではないため。
もし拘束男の正体がピエールだと判明した場合はこの行為が狂言・あるいは馴れ合いだと判断される
場合がある。
ピエールがやよいの「道具」であるのは事実で狂言でも何でもないのだが、限りなく同意に近い点で
は馴れ合いと言ってもいいかもしれない。
いずれにせよ、そんな可能性を想定させてしまっては、恐怖心で本来優れている真人の判断力を低下
させるという目的が果たせない
また一介の学生が他人の自由を奪い去ることが可能なのかと言う当然の疑問も、現に完全に自由意志
を奪われているかに見えた拘束男の存在で思い至らない。
アレはあくまでピエールがやよいに思いをよせていたため、自ら周到な罠に飛び込んだという特殊な
例であることを知る由も無いのだから。
「どうなの、真人君」
選択を迫る声に、真人は固唾を呑み、ゆっくりとやよいの腕の中から逃れた。
<> Slave to love<>sage<>2005/06/19(日) 21:42:21 ID:p2wpuqbJ<> 「…藤沢先ぱ」
「やよい、よ」
「やよい様のことは…」
強制されてもいないのに、様づけで自分を呼ぶ真人にやよいはほくそ笑む。
「嫌いでもなんでもないです、でもあんな物を人に見せるのだけは勘弁してください」
「どうして?」
「どうしてって…」
真人の目からとうとう涙が零れた。
「嫌に決まってるじゃないですか…町田教官にあんなことしたのは本当に謝ります、他のことだった
らなんでもしますから、あれだけは…」
スッと、真人の流した涙を指でそっと拭うやよい。
「泣かないで…わかったわ」
「ほ、本当ですか?」
既に一度やよいに騙されていながら、藁をもすがる思いでその言葉を信じた。
いや、信じたかった。
幸か不幸か、そのやよいの言葉は嘘ではなかった。
正確には、最初から他人に見せる気などはなく、これもまたブラフだったのだが。
「本当はあなたの可愛さをもっと多くの人に知って欲しいんだけど」
そう言って微笑むやよい。
哀願するような目を向けて首を左右に振る真人。
「まあ世の中の人みんながみんな、わたしみたいに『可愛いから許す』という境地に至っているわけ
じゃないものね」
そして再び真人を抱き寄せる。
「あんなに可愛いあなたの女装姿も、単に気持ち悪いとか変態とか言う風にしか思わないかも…」
脳裏に自分をそんな目で見る姉やミアの姿が浮かぶ。
「あなたにも立場があるから仕方ないかな、あきらめるわ」
「それじゃ…」
「ええ、他人に見せるのだけは勘弁してあげるわ、その代わり…」
再び真人を抱き寄せる。
「わたしの前では、もっともっと可愛い姿を見せてくれるわね?」 <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2005/06/19(日) 23:48:20 ID:cgKk8llJ<> ちょっと文体が変わりつつあるような?
いささか推敲漏れが目に付きだしていて、作者氏の近況が思いやられるところではありますが。
とにかく楽しみにしてるし、応援してますので。 <> Slave to love<>sage<>2005/06/26(日) 21:45:41 ID:/92jT0WJ<> 背筋に冷たい物が走る真人。
この人の言う「可愛い」の定義によっては、とんでもないことをさせられるのではという予感が。
だが、立て続けのショックでやよいに逆らう気を挫かれつくした真人には。
「はい…」
そう返事する他はなかった。
「そう…それじゃあ…」
ベッドの上に置かれた箱を指差すやよい。
「あの中に入ってる服に着替えてね」

箱の中にはサイズが大きめの女物の下着、小柄な真人が無理をせずに着られるギリギリの寸法の
下着が入っていた。
「どうしたの、早く着替えて…」
「あの、ど、どこで…」
「ここで着替えるに決まっているでしょ?」
「そんなっ、恥ずかしいです」
既に昨日一服盛られている間に脱がされてはいるが、目の前で衣服を脱いで自発的に裸身を晒す
のはまた別の話だ。
ましてや
「恥ずかしいねぇ…わたしに見られて恥ずかしいなら、廊下に出て着替える?」
「!」
慌てて首を横に振り、観念したように衣服を取り始める。
それでも流石にトランクス一枚になって躊躇すると。
「仕方ない子ね」
やよいが立ち上がって近づいて来る。
「わたしの言う事が聞けないの?」
やよいが手を振り上げる。
顔を張られると思った真人は、思わず両手で顔を覆う。
「ご、ごめんなさっ」
その瞬間、真人のトランクスは勢い良く降ろされた。 <> Slave to love<>sage<>2005/06/26(日) 21:47:09 ID:/92jT0WJ<> 「あっ」
「手間をかけさせないで、早く着替えなさい」
やよいの声に少し冷たい音色がこもりだしたのに気づいた真人の中で、恐怖心が羞恥心を上回り。
「は、はいっ」
慌てて素裸の身体に女性用の下着をつける。
「着ました…」
やよいの前に、その姿で立つ。
「うふふふっ、やっぱり可愛いわね」
一転してうっとりとした顔になるやよい。
「ところで気づいたかしら?」
「?」
「わたし達、お揃いなのよ」
言われてやよいを改めて見ると。
自分が着ることを強制されたのはやよいの着けている白いランジェリーとは色が薄いブルーな
だけで同じデザインの物だった。
やよいの言う事は納得したが、ここで真人は困った事になった。
意図的に視線をズラしていたやよいの魅惑的なランジェリー姿、ことにブラカップから今にも
零れ落ちんばかりの巨乳をまともに見てしまったせいで。
真人の股間の男根は、ゆっくりと鎌首をもたげ始めてしまったのだ。
しかもサイズがギリギリの小さなパンティによって圧迫されているため、痛みまで伴いつつも
はっきりとその起立がわかってしまう。
そして案の定。
「あらあら、チ○ポを大きくさせてるの、真人君ったら」
例によって清楚な美貌にそぐわない卑語を口にするやよい。
「あんなこと言ってた割には、本当はこんな格好したり、それを人に見られたりするのが大好き
なんじゃないの?」
「ち、違いま…あぁっ」
否定の言葉は途中で遮られた。
「嘘ついちゃダメよ」
やよいが布越しに真人の男根を掴んだのだ。
<> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2005/06/27(月) 00:01:48 ID:pHIUmeon<> 首根っこならぬ、カリ根っこをおさえられたわけでつね…

…あ、下品ですんまそん <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2005/06/27(月) 22:30:14 ID:h0VQvv34<> ・・・・長きに亘りお嬢に恋焦がれていたピエールより扱いが良い様に見えるのは俺だけか? <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2005/06/27(月) 22:33:47 ID:1RBxcxc+<> >>840

が真人同様お嬢に騙されてることについて
<> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2005/06/29(水) 17:20:42 ID:ZnekybU6<> ピエールはピエールで充分いい目見てるしw <> Slave to love<>sage<>2005/07/04(月) 01:06:15 ID:3/DgNk4x<> 「それならどうして、ココがこんなになっているの?」
「アア、ソレハッ!」
声が裏返ってしまう真人。
「どうしてなの?教えて」
言いつつ男根を掴んだ手を、ゆっくりと横に回転させるやよい。
「ああうあっ」
通常の縦の摩擦とはまた違った刺激に、真人は息も絶え絶えになる。
スッ。
これ以上の刺激は限界を突破すると見てか、
頃合をはかったように、やよいの手が離れる。
「どうしてこんなになったの、言って見なさい」
「はぁはぁはぁ」
「言いなさい」
まだ喘いでいる真人の顎を掴んで聞くやよい。
「はぁ、や、やよい様があまりにも魅力的なので…ごめんなさい…」
「まぁ真人君ったら、わたしを見て○ンポを大きくしちゃったの?」
どう考えてもそれを狙って自らの豊満な肉体を披露しながら、白々しく言うやよい。
顎を掴んでいた手が離れ、人差し指でツンツンと頬をつつきながら。
「こんなに可愛い顔して、いやらしい子ね」
からかうような言葉を浴びせるやよいに、真人は消え入りたいような思いに駆られる。
翻弄。
やよいの真人への対応は、まさにこの言葉を具現化したような物だった。
真人はやよいの一言一句、一挙一動に思うがままに踊らされていく。
もちろんそれは、やよいが真人にとって実に魅力的な異性であるというファクターがあって
初めて可能なことではあったが。
物心ついた頃から、よく言えば他人に気配り、悪く言えば人を見透かして生きてきた真人が
初めて出会ったまったく腹の底が見えない相手。
それがやよいであり、真人が骨抜きにされるまで24時間しかかからなかった。
「ふふっ、でも悪い気はしないわ、真人君みたいな可愛い子にそう言ってもらえると」
そう言って今夜はもう三度目の、必要以上に豊かな乳房への顔の抱きしめを敢行するやよい。
<> Slave to love<>sage<>2005/07/04(月) 01:07:22 ID:3/DgNk4x<> 「はわぁ」
言葉にならない声をあげる真人、しかし。
スッ、とやよいは真人を放す。
「今夜はもう遅いわ、明日の授業に備えてもう帰りなさい」
優しい口調ながら、急に突き放したようなことを言い出したやよいに、真人は呆然とする。
「あ、あの?」
そう口にしてから後悔する真人。
彼が思っていたことは要約すれば。
「僕はまだイッてないのに、もうおしまいなんですか」
ということだった。
男性器を弄ぶ技量を持ち、実際前日は見事に真人を昇天させているやよいだけにイカせて
欲しいという願望自体は問題ないが。
こちらからそれを望むのはあまりにも図々しいと思われたのだ。
まるでやよいを「無料の風俗嬢」扱いしているように思われそうで。
「それと…」
真人にとって幸か不幸か、質問を遮り言葉を続けるやよい。
「明日の夜も来られる?明日の夜はゆっくりと遊びたいんだけど、真人君と」
そのやよいの言葉に、今絶頂を迎える寸前に放逐されようとしていることへの微かな不満は
吹き飛んだ。
「大丈夫です、絶対に来ます」
目を輝かせる真人。
それを見てやよいは艶然と微笑んだ。

再び自分の視線に晒されながら、元の服に着替え、ふらつく足取りで部屋を去った真人を
見送ったやよいは、クローゼットからピエールを引き出し、耳栓を外し、拘束衣の前下腹部
のファスナーを降ろして男性器を露出させる。。
「急に呼び出してゴメンナサイね、これは埋め合わせよ」
そう言ってピエールに掌で快感を与えながらやよいは邪悪な表情を浮かべていた。
明日の晩にここに来た時も今夜同様に可愛がって貰えると信じきっていた真人を哂いながら。
期待が大きければ大きいほど、その真逆のことをされた時のショックは大きいだろう。
(昨夜も今夜もただの前ふり、明日が本物のお仕置きよ、真人クン) <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2005/07/04(月) 04:36:01 ID:KZhQD1CC<> ピエール

━━━         *
             ↑
            真人 <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2005/07/04(月) 04:36:29 ID:KZhQD1CC<>   ピエール
  ↓
  ━━━       *
             ↑
            真人
<> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2005/07/04(月) 04:36:47 ID:KZhQD1CC<>     ピエール
    ↓
    ━━━     *
             ↑
            真人
<> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2005/07/04(月) 04:37:09 ID:KZhQD1CC<>       ピエール
       ↓
       ━━━  *
             ↑
            真人
<> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2005/07/04(月) 04:37:38 ID:KZhQD1CC<>         ピエール
         ↓    ピトッ
         ━━━*
             ↑
            真人
<> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2005/07/04(月) 04:45:47 ID:UC++LKna<> 怖いよぉ <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2005/07/04(月) 18:32:30 ID:zGUYxtMe<> とりあえず二号>>833
掃除道具入れのロッカーから出てきていいぞ。 <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2005/07/05(火) 11:08:06 ID:wtbtixxe<> >>849

おまいはこれ以上ピエールと真人を不幸にしたいのかw <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2005/07/05(火) 17:01:19 ID:aJEDav1Y<> >>851
二号まだロッカーで泣いてたのかw <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2005/07/05(火) 20:09:36 ID:Q6rps8QL<> まぁ、やよいが「わたしのチ○ポ」を真人に用いるとは考えにくいよな <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2005/07/08(金) 01:38:29 ID:vD7K+10I<> >>854
γ/ ̄ ̄ ̄\   当然
El@Ll l l l l」   わたしのチ○ポは
`ヒl(l l○-○ll    初佳専用よ
 / l l、 oノl l   <> Slave to love 作者<>sage<>2005/07/12(火) 19:29:07 ID:dZjydhIT<> 何か忘れてるとおもったら、ここの更新忘れてましたorz
来週は必ず書くはず <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2005/07/12(火) 20:35:49 ID:oLOEDgIs<> 更新が義務みたくなると楽しくない
気楽にやってください <> Slave to love<>sage<>2005/07/18(月) 03:11:46 ID:iaawaZxt<> 真人は音と光のほとんどない世界で目を覚ました。
(ううっ)
呻き声をあげようにも、声は出ない
少しずつ意識が回復していく。
しかし、闇と無音の世界は変わらない。
目と耳、そして口を塞がれていた。
あの一昨日の夜のように。

その日の授業を終えて、手早く身支度を整えた真人は一目散にやよいの部屋へと足を
運んだ。
昨夜の帰り際に、呼び出しを受けてはいたがほぼ自発的に訪ねるに等しかった。
あの中途で終わった、凄まじい快感の責め。
一晩が過ぎても身体の中に、快感の残り火が燃えている。
年上の女性と色々と体験してきた真人であったが、初めての経験。
それを味わうために。
「いらっしゃい、早かったわね」
ドアを開けて真人を迎え入れるやよいの美しい笑顔。
それを見た瞬間、真人は心の中で言っていた。
(ああぁ、素敵ですやよいさまぁ)
もはや心の中の独り言でさえ、やよいの呼称は「やよい様」であり、自然と敬語に
なっていた。

「ちょっと片付けておかなくてはいけないことがあるの…お茶でも飲んで待って
いてね」
そう言われて出された紅茶を、真人は何の疑いもなく口にした。
一昨日の夜は自室で、自分が用意した飲み物に薬を投入したやよい。
その彼女から出される物を飲むということの危険性を、真人の脳はまったく認識
しなかった。
すでにやよいの意のままの自分に、今更一服盛るなどというとは状況認識に優れた
真人にとってはまったく考慮の外だった。 <> Slave to love<>sage<>2005/07/18(月) 03:19:54 ID:iaawaZxt<> そして今、自分は音のない暗闇の中。
真人はそんな自分の甘さを噛み締めていた。
一昨日も、そして昨日も、自分は騙された。
二度あることは三度あるのだなと。
しかし、前回初めて暗闇の中で目覚めた時と違って、真人は焦っていなかった。
やよいはさんざん真人を脅かした割には、結局は彼を弄り回してからかうだけだった。
今度もそうだろうと。
うまく機嫌を取れば、やよいは自分に肉体さえ許してくれるかもしれない…。

結果としては、それは真人らしからぬ妄想だった。
しかし真人を責めるわけにもいかない。
そんな勘違いをしてしまう程に、やよいの真人への接し方は甘かったのだ。
全てが演技だと見抜くには、さしもの真人にも無理だった。
彼がまだ十数年しか生きていない子供だからではない。
どんな老獪な人間だろうと、やよいの真人への演技を見抜くことは不可能だった。
何故ならやよいは真人への悪意を、まるで単なる悪戯心のように装ってはいたが。
その一方で、女の子のような容姿の真人を気に入ってはいて、彼をからかうことを心底
から愉しんでいたのだから。
心から愉しんでいては、とても演技には見えない。

不意に、目隠しが取られ、光が病みになれた目を刺激する。
少しずつ回復していく視力。
それが完全に回復した時も真人の視界には艶やかな下着姿のやよいがいた。
(ああっ、やっぱり…)
期待通りの展開、とばかりに喜色を顔に浮かべようとした真人だが。
「ぐいっ」
いきなりやよいに髪の毛を掴まれ、前へと引き倒された、
そして乱暴に足で身体をひっくり返す。
自分が今までいたのがクローゼットの中だと知る真人。
その意味を、まだ真人は理解していなかった。 <> 名無しさん@ピンキー<><>2005/07/19(火) 12:51:18 ID:JQrGcsB6<> うおお神きてたーーーーーーーーー!! <> 名無しさん@ピンキー<><>2005/07/20(水) 12:31:41 ID:YJEaZ9Fl<> 真人逃げてえええええええええええ <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2005/07/20(水) 14:16:04 ID:NPYt3zRU<> 意外と真人への対応が温かったのは全て
安心させるため… <> Slave to love<>sage<>2005/07/25(月) 01:03:36 ID:h8ulzlIP<> むごっむぐっ、と。
くぐもった声をあげる真人。
口を塞ぐ拘束具、ボールギャグを外してくれという意志を表示したのだ。
だがやよいはそれを無視し、何やらリモコンのような物を持ち出す。
そして。
カチッ。
やよいがスイッチを押した瞬間。
「うぐぐっ」
自由の効かない手足の真人の身体が、蛇のようにユカをのたうつ。
股間の前後と乳首に、強烈な刺激を感じて。
しかしその刺激はほんの一瞬だった。
「!」
何事かと自分の身体を見て愕然とする真人。
拘束具の、股間と乳首にあたる部分に電極が設置してあったのだ。
「むうぅぅぅ」
またも刺激が襲い、再びのたうつ真人。
「アリサにね…」
やよいがようやく口を開く。
「頼んでおいたの、護身用スタンガンに使うリモコン電極が欲しいって…」
護身用どころか、なんともよこしま極まりない目的に使われたものだ。
「真人君、わたしに可愛い姿を見せてくれるって言ったわね…」
やよいは笑っていたが、その笑顔に昨夜までの暖かさがなく、冷たい顔なのが真人にも
わかった。
「だから、可愛く踊って頂戴」
三度目の刺激、電撃が真人を襲う。
それは実に微弱な電流であった。
しかし、流される箇所が箇所である。
まず二つの電極が乳首の辺りに当てられ。
ペニスを拘束するリングの根元にもう一つ。
そして最後に、肛門に挿入されたいた細いプラグにも。
全身の性感帯全てに、無慈悲な電撃が流されるのだ。 <> Slave to love<>sage<>2005/07/25(月) 01:04:28 ID:h8ulzlIP<> 三度目の衝撃に、真人は遂に思い至る。
昨夜、そして一昨日の夜などやよいにとっては自分を油断させるための準備段階に過ぎ
なかったことを…。
絶望が…真人を襲う…しかし。

真人自身は知る由もないが…やよいはこの時上機嫌だった。
時系列的に、ほんの数十分前まで初佳を問い詰めて改めて自分との愛を確認させ。
その肉体的な意味での処女を散らした。
数分前までは、初佳責めの道具であるピエールの従順さに気をよくしてかなりのサービス
をして送り出した。
その上機嫌から、また肝心の初佳の心が完全に自分のものであると再認識したことで余裕
を持ったのか。
真人に対する憎悪は、かなり薄まっていた。
もはや相手は危険人物ではなく、過去にあやまちを犯そうとした未遂犯でしかないのだ。
それに、何も本気で制裁を加えるまでもない。
やよいが真人に対して遠慮するとすればそれは単に親友の弟であるという一点のみであった
が、適度にセーブして対応すれば、懐かせて無害化どころか可愛らしいペットに出来るのは
二晩かけて確認した。
それでも今夜は厳しくすべき夜だった。
今厳しくしておけば、二度と初佳に手を出そうなどとたとえ魔が刺しても考えもしなくなる
だろうし。
自分に対する従順さを、より完璧にすることが出来る。
だからやよいは、冷たい笑いを浮かべて真人を威嚇する。
幸いにも、真人と初佳が抱擁したシーンを頭に思い浮かべれば。
それがもはや解決した過去の問題とわかていても、禍々しい怒気が噴出しそうになり。
その状態で無理に笑えば、氷の笑みになるのだから。

「さて真人君…」
ゆよいの手が伸び。
荒い息の真人に口からボールギャグが外された。 <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2005/07/25(月) 03:24:39 ID:0wsAR0KW<> やよいも足をすくわれることがあるかもしれない、というハラハラ感があったらなぁと思ってしまう
ていうか、何となくそれを期待させる展開のように思えてしまう <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2005/07/25(月) 07:53:12 ID:AeGK1f4F<> そろそろりんなが恋しい季節・・・ <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2005/08/01(月) 22:09:36 ID:qJB9YPp8<> 保守
今週中に更新 <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2005/08/02(火) 21:44:39 ID:puWxqpUX<> 楽しみにしてまつ。 <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2005/08/03(水) 03:55:51 ID:ZbPmA2Q1<> 上に同意です。 <> 名無しさん@ピンキー<><>2005/08/05(金) 19:50:45 ID:gVISerfv<> 初佳、君は今どうしているの? <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2005/08/05(金) 19:51:43 ID:gVISerfv<> 保守しようと書き込んだら、ageてしまった・・・ゴメン <> Slave to love 書き手<>sage<>2005/08/08(月) 00:15:38 ID:TRVUR2qG<> 更新が遅れて申し訳ない
インスピレーションが戻り次第必ず再開するんで
決して投げ出したわけではないのでご理解の程を
<> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2005/08/09(火) 20:26:26 ID:Gd/0Iv+I<> 分かりました。楽しみに待ってます <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2005/08/09(火) 20:46:40 ID:M03WMBew<> 【050809:アニメ】「宇宙のステルヴィア」「機動戦艦ナデシコ」の続編は永遠に不可能になりました
http://anime.2ch.net/test/read.cgi/comicnews/1123586680/ <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2005/08/09(火) 21:20:03 ID:7CNUDKIt<> まあ、なんとなくそんな気はしてたから
今更言われても、ああやっぱりとしか思えんなあ・・・





・゚・(ノД`)・゚・ <> 名無しさん@ピンキー<>age<>2005/08/10(水) 11:37:03 ID:I8MDRP/W<> まあそうなるだろうとは言われていたが・・・・
宮崎がネギまであんな事するから・゚・(ノД`)・゚・。 <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2005/08/10(水) 13:09:21 ID:cFZuPdRy<> …つまり晶たんのあんな姿やこんな姿は勝手に妄想補完するしかないというのか…

やるしか、ないか <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2005/08/10(水) 19:25:02 ID:GeYTypFF<> 続編 誰か たのむ <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2005/08/13(土) 08:12:25 ID:GKaehowJ<> ホシュ <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2005/08/20(土) 19:42:02 ID:5UHZu0eU<> メドがついたんで保守 <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2005/08/20(土) 20:20:46 ID:8hPV2Ctn<> ワクワク <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2005/08/20(土) 21:20:09 ID:CKcq4l/w<> ムネムネ <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2005/08/25(木) 17:20:45 ID:6Hm8RhW/<> ホッシュート <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2005/08/25(木) 22:06:56 ID:4V5NnGeS<> もう駄目だな。 <> Slave to love <>sage<>2005/08/26(金) 22:50:56 ID:m9rFDhBb<>  「ご、ごめんなさいっ」
 ようやく無言の戒めを外された真人の口から最初に洩れた言葉は謝罪
の言葉だった。
 またしても騙され、禍々しい器具をつけられた被害者は自分なのだが
そんな道理の通用する相手ではない。
 やよいは結局、まだ自分を許していなかったのだ。
 謝罪で許してくれるような相手かどうかはともかく、恭順の意を示さ
ないことには何をされるかわかったものではない…。
 不意に真人の脳裏に、昨夜見たあの拘束男の姿が浮かぶ。
 そう、昨夜は あのような姿に自分もされてしまうのではという恐怖
から、やよいの言いなりになってしまったのだ。
 何故かその後、やよいが打って変わって淫靡に自分を可愛がり出した
のでそのことはすっかり脳裏に追いやられていたが。
 一体あの男は、やよいに何をしてあんな目に遭ったのか、見当もつか
ない。
 その正体が姉の友人グループの一人として彼も見知っているピエール
・タキダであり、結構役得があることなど知る由もないのだから。
 「どうしたの真人クン、何を謝っているの?」
 真人の謝罪の言葉を、やよいはそう返した。
 「何をって…ああっ」
 やよいが手にしたリモコンを押そうとしているのを見て、慌てふためく
真人、だが。
 ピタリ、やよいの親指はスイッチに当てられたところで停止した。
 そして微笑む。
 美しいその微笑に、自分の立場を忘れて一瞬見とれてしまう真人。
 しかし、またすぐにあの衝撃が来るかもしれないと萎縮してしまい存分
に美貌に見惚れる事も出来ない。
 やや大袈裟に言えば、生殺与奪の権限をやよいに握られているような物
なのだから。 <> Slave to love <>sage<>2005/08/26(金) 22:52:42 ID:m9rFDhBb<>  真人の怯えとは裏腹に。
 やよいの方では電気ショックという荒業は、とりあえず二、三回脅しに
使ったら後は使うつもりはなかった。
 いずれは慣れることだし、なれる事が出来ないほどの強い電気を身体に
流すのは危険だ。
 しかし、真人本人が流されるかもしれないと恐れてくれるのはやよいに
都合のいいこと。
 既にやよいにとって真人は復讐や憎悪の対象ではない。
 可愛らしい哀願動物だった。
 元々強かった主導権を完全に握ってはいるものの愛しあっている初佳や、
奉仕と快楽のギブ&テイクの関係であるピエールとは違い。
 自分の命令には完全に従うように仕向けておきたい。
 「ねえ真人君…」
 スイッチから手を放さないまま真人に近づく。  
 恥ずかしい写真や映像を沢山撮られた上に、一度反抗心の挫けた真人が
自分を襲ってスイッチを奪ったりはしないのはわかっている。
 真人に出来るのはどうか押さないでくださいと祈り、哀願することだけ。
 「昨夜はあれからどうしたの?」
 予想もしなかった言葉に、一瞬質問の意図を掴みかねる真人だったが、
やがて思い当たる。
 やよいの手で発射寸前までペニスを刺激されてあと、そのまま部屋に
帰されたことを。
 部屋に返ってからも次の晩への期待でおさまりはつかなかったが今夜に
向けて精力を少しでも蓄えておこうと何もせずそのまま寝た。
 「な、何も?」
 「どうして?」
 「え、あの、今夜やよい様に…その…」
 言ってしまってからしまったと思う真人。
 自分がどんな期待をしていたかを、やよいに知られてしまう。
 それを知られたら、どんな目に遭わされるか…。 <> Slave to love <>sage<>2005/08/26(金) 23:02:35 ID:m9rFDhBb<>  もしかしたら、やよいとめくるめく一夜を過ごせるかもしれない。
 ほんの少し前まで、真人はそんな期待を持っていた。
 それこそ、拘束されて物置に放り込まれていてもまだ淡い期待を捨てて
はいなかった。
 年齢的には女性を知らない童貞少年であってもおかしくはなく。
 容姿的にはとても女性経験があるようには見えない童顔の真人だが。
 歳はかなり離れ、またお互いの居場所ゆえ頻繁に会えるわけでもないが
恋人といってもまあ間違いはない音山陽子を始め何人かのとの関係を持って
いる。
 それでもこれまでに関係したいずれ劣らぬ容姿の女性たちと比べても一際
美しく、かつまた奇跡のように豊満な肉体を持つやよいとのセックスは想像
しただけで甘美な興奮に全身が打ち震えた。
 だが。
 全身を刺すような電流責めを受けて、自分の考えがいかに甘かったか文字
通り骨身に沁みて自覚させられた。
 自分がやよいにとって玩具に過ぎないことを。
 玩具が不遜にも自分を抱かせてもらえる(あるいは抱いてもらえる)など
と妄想していたと知ったら、この美しい女主人はどのような懲罰を玩具へと
与えるのだろう…。
 真人らしからぬ自己卑下だが、それほどやよいの玩弄は彼の精神を不安定
にしていた。
 「わたしがどうしたの?」
 真人の言葉の意図を知ってか知らずか、より詳細な説明を求めるやよい。
 「今夜やよい様に…出してもらえるかと思って昨夜はガマンしました」
 嘘ではない、仮にセックスさせてもらえなくても、一昨日のように搾って
はもらえるだろうと思っていたのは事実だ。
 自分の一番期待していた事は隠し通しているだけ。
 「そう、我慢していたのね、もう我慢はしなくていいわよ」
 その言葉を、真人は歓喜をもって受け止めた。
 まさかセックスはさせてもらえないだろうが、それでも手か足か器具かを
用いてやよいに搾ってもらえるのだと。
 甘かった。 
  <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2005/08/27(土) 04:32:09 ID:s425fwii<> (・∀・) <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2005/08/27(土) 17:56:22 ID:5cWSG7yw<> 哀願動物ってなにげにエロいな <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2005/08/27(土) 18:46:10 ID:jUjr2d+T<> >>845-849 <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2005/08/28(日) 18:40:06 ID:crRvH+OR<> しかし電流責めって、もはや拷問の類じゃないのか? <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2005/08/28(日) 18:50:57 ID:MlfiuJ3T<> 優しいお嬢は単に脅しのために使っただけと書いてるじゃないかw <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2005/08/31(水) 02:01:11 ID:u2y4hJyW<> γ/ ̄ ̄ ̄\  そのとおり
El@Ll l l l l」  わたしは優しい女よ
`ヒl(l l○-○ll   
 / l l、 oノl l  
<> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2005/09/05(月) 22:40:59 ID:mNOKvlje<> γ/ ̄ ̄ ̄\    スレの空気が
El@Ll l l l l」 凍り付いてる…何か変なこと
`ヒl(l l○-○ll    言ったかしら? 
 / l l、 oノl l  
<> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2005/09/06(火) 00:38:55 ID:oNamNR3B<> 大人しく新作来るのを待ってるだけw <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2005/09/06(火) 01:21:00 ID:mhTXATv5<> γ/ ̄ ̄ ̄\  やりすぎちゃったんで 
El@Ll l l l l」 そのまま貼っていいかどうか悩んでる…
`ヒl(l l○-○ll   
 / l l、 oノl l   …のかもしれないわね    <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2005/09/06(火) 02:50:21 ID:vNEnODQ2<> 苦しゅうない。見せてたもれ。 <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2005/09/06(火) 20:37:15 ID:CnI8c1dO<> 早明浦ダム貯水率100%記念保守 <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2005/09/12(月) 01:00:48 ID:L30pbBZ8<> 保守 <> Slave to love<>sage<>2005/09/12(月) 05:40:08 ID:KWZm7RqM<>  「それじゃまず…」
 やよいの手が真人のペニスを拘束している革バンドを外した。
 恐怖の電極の一つも同時に外れたが、まだ他の箇所に残っているので真人が
安心することは出来ない。
 「ああっ」
 目を閉じ、やよいの愛撫に身を委ねようとした真人だが。
 やよいの手が伸びたのは彼が期待していた場所ではなかった。
 「え?」
 後ろ手に拘束された真人の手が解放される。
 「さあ、これでいいわ…」
 拘束を解くのに両手を使ったやよいは、今リモコンを手にしていない。
 ここで「反撃」に出れば…そんな考えが一瞬浮かぶが、すぐに真人の脳裏から
消える。
 そんなことをしてもし失敗した場合の報復は考えるのも恐ろしいし。
 仮に上手く行っても…それではもうやよいに可愛がって貰えなくなる。
 何度も期待しては痛い思いをしながらも、やよいの魔性はもはや真人を捕らえて
離さないのだ。

 やよいの意図がわからず、立ち尽くす真人。
 ふぁさ…。
 その目の前に、やよいが手にした何かがチラつかされた。
 目を凝らしてみると。
 「ええっ」
 女性物の下着、要はパンティだった。
 「真人君、これを使って…匂いを嗅いでも咥えてもかまわないから」
 「?」
 やよいの意図がわからず、目を白黒させる真人に、やよいは言い放つ。
 「わからない?これを使ってオナニーして見せてちょうだい」
 「!」
 てっきりやよいが自分の精を搾り取ってくれるものと期待していた真人は奈落の
底に叩きつけられたような心境になった。 <> Slave to love<>sage<>2005/09/12(月) 05:41:27 ID:KWZm7RqM<>  一瞬「そんな…」と抗弁しようとしたが、口をつぐむ。
 やよいの手に再びあの忌わしいスイッチが戻ってるのを見て。
 「早くしなさい」
 「ううっ…」
 涙が出そうなほどの羞恥心が真人を苛む。
 既にやよいの前では彼女によって精液を噴出させられては居るが、自分の手で
ペニスを擦って出す姿を見られるのは耐え難い。
 ましてや、彼女の下着を本人の目の前で「オカズ」にするなんて…。
 だがその一方で。
 やよいのその、非道にして苛烈な行為をするとはとても思えない女神のような
優しい眼差しに晒されながらの射精にも、その神秘の部分を包み込んでいる布に
も、羞恥心を相殺してしまう魅力があった。
 「お願い真人君」
 そんな真人の動揺をつくように。
 「わたし可愛く悶える真人君が見たい」
 脅迫から、請願へと手段を変えるやよい。
 そうなると恥ずかしく忌わしい行為が、一転してやよいという女神に捧げる
栄えある行為のように感じてしまう。
 その思考形態が、すでにやよいによって著しく捻じ曲げられたものだと真人
の理性は気づいていたが、性欲と年上女性への憧れが渾然となった熱い衝動は
理性による静止を振り切ってしまう。
 「ね、早く見せて」
 甘いささやき、その誘惑はついに真人の羞恥心を押さえ込んだ。
 「はい、わかりました…」
 開き直り、手を出してその女神から賜る「御恩賜品」を受け取った真人。
 それを見て、やよいの眼鏡はまた光を反射して光り。
 口元が微妙に歪む。
 「うふふふ、何してもいいと言ったけど、破ったりしちゃダメよ」
、やよいが魔性の微笑を浮かべながら、真人のその開き直りを打ち砕く言葉を
投げかける。
 「それしーぽんのなんだから」 <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2005/09/12(月) 05:42:55 ID:KWZm7RqM<> γ/ ̄ ̄ ̄\  やっぱりやりすぎかしら… 
El@Ll l l l l」  でもわたしは謝らないわ
`ヒl(l l○-○ll   
 / l l、 oノl l   
<> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2005/09/12(月) 19:32:48 ID:/eBln6ee<>
( ゚д゚) あれ?

(つд⊂)ゴシゴシ
 
(;゚д゚) マ・・・マジ?!

(つд⊂)ゴシゴシ
  _, ._
(;゚ Д゚) し、しーぽんの…?! <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2005/09/12(月) 22:18:40 ID:spISiHnM<> ( `д')、ゴシゴシ
  Л゙ 
 
(;゚д゚) あ・・・あれ?!
  つ

(;゚д゚)、 ゴシゴシ
  っ゙

  _, ._
(; ;а;) し、しぼんじゃった‥
   u
<> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2005/09/13(火) 01:23:42 ID:Q2fDDoVG<> これは面白い展開になってきましたね。 <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2005/09/13(火) 02:14:23 ID:yGKln1Wh<> 盛り上がって参りましたよ <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2005/09/13(火) 08:04:03 ID:rjX9Aml6<> 善哉、善哉 <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2005/09/13(火) 21:31:06 ID:onkZB+Ji<> 真人君がしーぽんの見舞いを強硬に嫌がってた理由がわかりましたなw
<> Slave to love<>sage<>2005/09/18(日) 22:19:25 ID:JcbmA2CA<>  真人は姉想いである。
 決して「姉萌え」ではない。
 年上好きとはいえ食指が伸びるのは姉とは全然タイプが違う相手ばかりだ。
 だが気配りに長けた性格が姉のフォローで培われたように、人格形成において姉の存在
は非常に大きい。
 恋愛感情や性欲が介在しない純粋な姉弟愛に限るならば、彼ほどお姉さんを愛している
少年も少ないだろう。
 だがリビドーの対象からは一番遠い。
 おそらくは、本来守備範囲外の年下や同年代の女の子より順位が下であろう。
 そう、性徴の兆しが見え始めた頃でさえ、彼が身近に感じた熱い欲情の対象は姉ではなく
若作りの母であったのだから。
 そんな真人に対して。
 「聞こえなかったの、はいはい、早くそのしーぽんのパンツでオナニーするのよ」
 とんでもない命令を下すやよい。
 物凄く恥ずかしいことではあっても、やよいの馨しい箇所を包んでいた物を与えられその
芳香を感じながらの行為には、抗し難い魅力があった。
 それがやよいのものではないどころか、よりにも姉志麻のものとは。
 「で、出来ませんよそんなっ、ああっ!」
 つい拒絶の言葉を漏らした瞬間、やよいの手が再びスイッチにかかる。
 「ごっ、ごめんなさいっ」
 慌てて謝罪する真人に、やよいの指はスイッチスレスレで止まる。
 「謝るだけ?わたしのお願いは聞いてくれないの?」
 ニッコリと微笑むやよい。
 (なんて優しいそうな笑顔だ)
 思わず縋りつき、その豊かな胸に顔を埋めて甘えたくなる慈愛に満ちた笑み。
 だがそんな笑顔を浮かべつつ、やよいが真人に下しているのは悪逆無道としかいいようの
ない苛酷な命令。
 そのギャップに、真人の心胆は冷えて震える。
 しかし一方で、そんなギャップすら魅力的に感じてしまっている部分が、真人の心の中に
確かにあった。 <> Slave to love<>sage<>2005/09/18(日) 22:24:34 ID:JcbmA2CA<>  「どうなの?真人君?」
 続けざまに問いかけるやよい。
 ここで断れば再びあの激痛に全身を苛まれる。
 痛みそのものより、そういう行為をするやよいへの恐怖から、真人は項垂れた。
 それでも、疑念は口にせざるを得ない。
 「どうしてなんですか?」
 「どうしてって?」
 「どうして姉のなんですか?やよい様のなら…」
 「うふふふっ、そうなの、真人君はわたしの下着でしたかったの?」
 これ以上ないくらい上機嫌な顔のやよい。
 「それならいくらでもさせてあげる、ただ、今はダメ、しーぽんのでしなさい」
 「…どうしてこんな物持ってるんです?…」
 「わたしの部屋に泊まって、シャワーに入ったときに忘れていったのよ」
 「どうしてなんですか?、何故姉ので…」
 「姉弟愛ってどんなものか、見せて欲しいの」
 (こんな狂った汚らわしい姉弟愛があるかっ!)
 そんな言葉が喉から出かかる。
 もっとも世の中には実際真人の強いられているようなその「狂った汚らわしい」
姉弟関係は存在するのだが。
 年上好きで性的には必ずしもノーマルとは言い切れない、そしてやゆいにより新たに
被虐にも目覚めさせられようとしてはいても、健全な姉弟愛の持ち主である真人にして
みればそんな物は唾棄すべき物だった。

 真人の困惑を眺めているやよいは、美少年が煩悶するその姿にたまらない魅力を感じて
いた。
 元々初佳よりは男性に免疫があるとはいえ、ここまで愉しい時間になるとはやよい自身
予想していなかった。
 そして自分しか知らない事実を噛み締めてほくそ笑む。
 (おバカさんね真人君は、しーぽんのだなんて嘘に決まってるのに…仮に本当にしーぽん
の下着なんてあっても見せたりもしないわ)  <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2005/09/18(日) 22:45:05 ID:9vRwhTcM<> 真人にしてみれば、姉が下着を忘れていくのは必ずしも意外なことではないんだろうねぇ
やゆいさんは読みが深いね! <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2005/09/21(水) 03:06:57 ID:00nSi4H1<> まだこれ続いてたんだ・・・
いや、ずっと前に連載してるの見ていいなぁと思って喜んでたんですが。
がんばってください(´ω`)==3 <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2005/09/22(木) 21:42:47 ID:Pa5eWGtb<> >やゆい

き、貴様ニセ者かニセ者だったのかー! <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2005/09/23(金) 02:42:03 ID:NVcKJXBA<> そこにツッコむのやめようよw <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2005/09/24(土) 17:35:33 ID:Sk6vFzvz<> ほす <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2005/10/02(日) 04:05:09 ID:IlCqrBkc<> 保守 <> Slave to love<>sage<>2005/10/03(月) 00:07:21 ID:v3p/SMVI<>  真人に与えた下着が志麻の物だというのはもちろん嘘だった。
 実は以前本当に志麻がやよいの部屋に泊まってシャワーを浴びた時、着替えた下着を忘れた
ことがあり、そこから思いついた嘘である。
 無論、その「本物」はすぐに志麻の元へ届けた。
 真人に渡したのは今日になってからその嘘を思いついてから、購買に行って志麻のサイズで
わざわざ調達したものだ。 
 本物の親友の下着を弟とはいえ他人に見せたり、ましてや「オカズ」にさせるほどやよいは
非常識ではない。
(とはいえ別の方面では、たとえば年下の男の子に目の前での自慰を強要している時点ですで
に非常識極まりないのだが…)
 なるほど真人は志麻にしてみれば「他人」ではない。
 しかし幼少時ならまだしも、お互い肉体的に男性・女性になりきっている今では、こういう
場合のバツの悪さではむしろ他人よりもタチが悪い。
 万が一にでも事が露見した場合、志麻がやよいに向けている無限の信頼が打ち砕かれるのは
火を見るより明らかであり。
 そしてまたやよいも親友である志麻に対し、たとえそれが本人の知らぬうちにあってもその
プライバシーを侵害するような真似は出来ない。
 だからこそのこの嘘だった。
 しかし、真人を精神的に責めるにはこれは効果的なネタだった。
 本当に志麻のプライバシーを侵害する必要はない、要は真人がそう信じればそれでいいのだ
から。
 真人にこのような恥辱を与えるのは、美少年の痴態を観察して楽しむのと同時に彼の反抗へ
の予防措置でもある
 脅迫したとはいえ姉を汚す行為をさせれば、以後心理的な弱味として握っておける。
 精神的責め苦であると同時に、自らに隷属させる枷。
 一石二鳥であった。

 「どうしたの真人君、わたしのお願い聞けない?」
 実質としてはお願いではなく、強制・命令でありながら、あくまで言葉だけは甘いやよい。
 立ち尽くす真人は思わずやよいを見た。 <> Slave to love<>sage<>2005/10/03(月) 00:08:48 ID:v3p/SMVI<>  視線が改めてやよいの美貌に釘付けになる。
 何故、こんなに綺麗な人が、否、ただ綺麗なだけでなく優しそうな人がこんな酷いことを
するのだろうか?
 現に何度もなぶられていながら、未だに信じられない想いが拭いきれない真人。
 そんな真人の視線に微笑みを返しつつ、やよいはまた口を開く。
 「早くして」
 やよいの重ね重ねの要求に、逆らうことの徒労を悟った真人は自分のものに手を添え摩擦を
加え始めた。
 そしてやよいの様子を伺う。
 満足げに微笑んでいるやよいだが、その視点が一点をさしている。
 真人が片手にした偽の志麻の下着に。
 数秒間、真人は躊躇した。
 客観では数秒でも、主観的には一時間にも匹敵する重い葛藤の時間であった。
 羞恥心、そして禁忌。
 それらの壁を押し破る原動力が三つあった。
 一つはやよいの制裁への恐怖。
 もう一つはやよいの魅力により、彼女の命令に従うことへの陶酔感。
 そして最後に、禁忌を冒すことの甘美な魅惑。 
 決して姉に対して邪まな欲情をしたわけではない。
 ただ今まで女性として意識などしたことのなかった姉が身につけていた物。
 それを穢すという行為に、背徳的な興奮を覚えてしまった。
 想像力の豊かな真人だからこその感情であった。
 その三つに後押しされて、羞恥と禁忌は砕け散った。
 真人は手にした姉の下着…と思い込まされているものを鼻に押し付けた。
 予想に反して、多少縫製がよれてはいるがまるで真新しい品のように匂いはしない。
 しかし、やよいの目に見据えられて羞恥の行為、禁忌の業をなしているという実感は真人の
快楽中枢を刺激した。
 時間にしてほんの数秒。
 異常な興奮の中で、真人はやよいの監視の元に白濁液を噴き上げた。 <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2005/10/04(火) 00:23:01 ID:M+5JZX+N<> これはまた格別に虚しい射精だな・・・・ <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2005/10/04(火) 00:54:23 ID:HVmw2Rsw<> γ/ ̄ ̄ ̄\ わたしが見ていてあげてるのよ
El@Ll l l l l」  虚しくなんかないわ
`ヒl(l l○-○ll   
 / l l、 oノl l   

<> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2005/10/04(火) 22:08:24 ID:G8oVZYLG<> 実は白銀の下着 <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2005/10/05(水) 00:20:10 ID:jxTMixfC<> γ/ ̄ ̄ ̄\  なんでわたしがそんな汚物を
El@Ll l l l l」  保管しなきゃいけないのよ
`ヒl(l l○-○ll   
 / l l、 oノl l   
<> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2005/10/05(水) 01:13:20 ID:5Ccw285z<> 汚物……迅雷(´・ω・) カワイソス <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2005/10/05(水) 03:04:04 ID:lnYDy5is<> 洗濯のとき、割り箸でつままれたりしてるのだな <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2005/10/10(月) 22:43:23 ID:IaEsE6zQ<> いいか、みんな、今日は体育の日だが

   (゚д゚ )
   (| y |)

10月10日はもう一つ重要な記念日でもある
 十       十
 日  (゚д゚)  月
  \/| y |\/

       十十
   (゚д゚) 日月
   (\/\/

つまり、萌えの日、そういうことだ

   ( ゚д゚)
   (| y |) <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2005/10/11(火) 01:15:04 ID:Hbcawo1q<> あれ?誤爆でおあずけっすか <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2005/10/11(火) 06:43:54 ID:VNiyWSxE<> これ書いた人って立派な詐欺師になれるな
人を陥れるのを好む人間でなくて良かったと思う



タブンネ <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2005/10/11(火) 07:04:23 ID:VwTnkAs+<> いちおう記録として貼っておく
http://anime.2ch.net/test/read.cgi/anime2/1123686274/963-964 <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2005/10/11(火) 22:13:20 ID:cJ/f27sZ<> >>928
オイオイオイオイオイオイオイおいおいおいおいおいおいおいおいおいおい! <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2005/10/12(水) 07:48:09 ID:TvuxJuHL<> なぜ・・・なぜここへ来ない! <> 名無しさん@ピンキー<><>2005/10/12(水) 18:12:31 ID:e6Lx81fC<> aリサge・・・じゃなかった、保守age <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2005/10/12(水) 19:31:24 ID:SgmuYeUW<> >甘言には騙されなくても、甘乳には抵抗不能な真人
ワロスwwww <> せっかくだから貼っておこ<>sage<>2005/10/15(土) 12:26:44 ID:3rci30FO<> Slave to love:2005/10/11(火) 00:34:59 ID:ZhJe5Yc/
 射精によって一時の興奮状態から醒めた真人の視界に最初に入ったのは、床に飛び散った
己が欲望の粘液。
 そして手に持っている薄布。
 さらに。
 「ふふふっ、可愛らしい喘ぎ声だったわ真人君」
 視線を落として顔を見ないようにしても降り注ぐやよいの声。
 それらによって真人は自分がしていたことを直視させられた。
 女性の目の前での自慰。
 それ自体が既に異常な行為ではあっても、相手は自分をいたぶることを悦んでいるやよい。
 何をしても、全て強要されたことだからと自分を慰められる。
 しかしいくら強要されたにせよ、姉の下着をそれに使ってしまったことは思い出すだけで
も身体が震える。
 自己嫌悪で、そして万が一これが周囲に知られたらという恐怖で。
 まるでこの世界の中に自分の居てもいい場所がどこにも無くなってしまったかのような。
 そんな最悪な精神状態に追い込まれていく。
 「顔を上げて…」
 その真人に対し、女神のような暖かい声をかけるやよい。
 (もう、騙されない…)
 何度、やよいには騙されただろう。
 期待させておきながら、奈落の底へ突き落とされて来た真人には、もはやそんなやよいの
甘言は通用しな…。
 ふわっ。
 柔らかな感触に真人の顔は包み込まれた。
 やよいの豊かな乳房が顔を覆っているのだ。
 法悦の中、肉体が呼吸困難を訴え、血涙を搾る思いで乳色の楽園から顔を離す真人。
 そして上気した顔でやよいを見る。
 「わたしのお願いを聞いてくれたから、約束どおり可愛がってあげる」
 「や、やよいさま…」
 甘言には騙されなくても、甘乳には抵抗不能な真人であった。
<> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2005/10/23(日) 22:13:32 ID:bR0CH6gs<> 保守っとこう <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2005/10/28(金) 00:15:21 ID:WNSXbZbH<> γ/ ̄ ̄ ̄\  誤爆のショックは
El@Ll l l l l」  思ったよりも大きかったようね…
`ヒl(l l○-○ll   
 / l l、 oノl l    <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2005/10/30(日) 18:31:03 ID:BjSDl32U<> 割と好評だったように見えたけどなぁ <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2005/10/30(日) 23:15:08 ID:ik9NVs1V<> 我らがピエールは一体いつになったら出てくるんだ・・・ <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2005/10/31(月) 02:26:56 ID:1uKAsb5s<> 甘乳!甘乳!(AAry <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2005/10/31(月) 02:32:31 ID:D/Of45qZ<> γ/ ̄ ̄ ̄\  そう簡単に出させてはあげなくってよ
El@Ll l l l l」   そう、いろんな意味でね…
`ヒl(l l○-○ll
 / l l、 oノl l <> Slave to love<>sage<>2005/11/03(木) 01:14:33 ID:608bIIFA<>  やよいの言う「可愛がってあげる」とは何か。
 その意味を、これだけ酷い目にあえば流石に理解しそうなものだが。
 それは当事者ではないからそう考えること。
 実際にはやよいのその豊かな胸にかき抱かれてその言葉を囁かれては、まともな判断力は
失われてしまう。
 およそ愚かしさとは無縁の真人であってもそれは同じ。
 まさに実体験として、彼女の柔肌を見て触れ、甘い囁きを聞きながら吐息を吹きかけられ
なければ到底理解出来ない感覚だった。
 まずは視覚。
 服を着ていても十二分に肉感的なやよいの身体。
 それが薄い下着だけをつけた半裸ともなれば、少しの動作ですら柔肉が揺れ動く。
 そして聴覚。
 普段どおり柔和で、それでいて日常の彼女からは感じられない妖艶さを含んだ声が心と股間
を同時に刺激する。
 おまけに肌が直接触れ、吐息すら身近に感じるほど密着してくるとなれば。
 それはもう魅惑の魔境であった。

 「それでは…」
 そんな魔境に浸りきり恍惚とする真人を放すやよい。
 ぽわーんと呆けている間に素早く背後に回り。
 ガチャリ。
 真人の両手が、レザーの拘束具で後ろ手に再び拘束される。
 その音と、手首に伝わる革の感触に、ぼやけていた真人の理性が俄かに蘇る。
 しかし、それは決して幸運とはいえなかった。
 どうせなら夢見心地のままの方が真人は幸せだっただろう。
 理性を蘇らせようと、既に真人はやよいに対して拒否権のない立場。
 絶対服従を強いられる立場に貶められているのだから。
 「ひゃっ」
 不意に冷たい液体、いや、ジェル状のものが付着して悲鳴めいた声をあげる真人。
<> Slave to love<>sage<>2005/11/03(木) 01:17:45 ID:608bIIFA<>  「あら、大袈裟ね」
 楽しそうに言うやよいだが、真人の悲鳴は決して大袈裟とはいえなかった。
 何故ならジェルを付けられた場所は敏感な粘膜。
 やよいの前に無防備に晒された真人の肛門だったのだから。
 「何を…」
 何をするんですか、と質問をし終える前に、真人はやよいの意図を悟ってしまった。
 そして総毛立つ。
 「ま、待っ…」
 中止を請う間もなく、ジェルによって滑りをよくされた肛門に、異物が侵入して来た。
「あうっ!」
 潤滑物があるとはいえ、無理に肛門を押し拡げられる痛みに、真人が今度は掛け値なし
の悲鳴をあげる。
 だが同時に、敏感な前立腺を異物が圧迫して未体験の快感も同時に身体を走る。
 快楽と苦痛の微妙な均衡に、真人は身を震わせる。
 しかし、その均衡はあっさりと破れた。
 「はうぁ」
 やよいの片手が、真人の股間をまさぐりだしたのだ。
 一度噴出したばかりだが、若い真人の男性器は連射もさほど苦ではない。
 前立腺への刺激もあって見る見る硬度と仰角が上がっていく。
 「どう真人君?気持ちいいでしょ?」
 「あひぃ」
 返事と変わりに真人は女の子のように嬌声をあげてしまう。
 何故なら質問と同時に、掌で亀頭をゆっくり擦っていたやよいの手が激しい摩擦を開始
したから。
 そして直腸内に埋没していた異物が、同時にピストン運動を開始した。
 苦痛からか快楽からかもはや判別不可能な声をあげ続けた挙句、真人はやよいの掌の中
へ二度目の発射をしたと同時に気を失った。
 そんな彼を見下ろすやよい、下腹部には黒光りするバイブが装着されたその姿は人造の
美しいアンドロギュナスのようだった。 <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2005/11/03(木) 14:45:21 ID:dCqolNDJ<> キター! <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2005/11/03(木) 23:07:53 ID:BjpueuFE<> 待ってましたよ!! <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2005/11/03(木) 23:20:52 ID:9nu0dWU/<> この連載をあと5年は続けて欲しい。 <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2005/11/04(金) 03:00:46 ID:51e4Pdip<> 月一回くらいのペースなら5年くらいかかるかもな <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2005/11/11(金) 02:16:44 ID:uEE7WX3j<> γ/ ̄ ̄ ̄\ 
El@Ll l l l l」  ところでわたしのチ○ポ二号に任命された
`ヒl(l l○-○ll    人はまだここ見てるのかしら   
 / l l、 oノl l <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2005/11/13(日) 11:59:13 ID:lcMi7E9m<> そういや、最近角二板でステルヴィアの画像をよく見かけるな。
もしかして、誰かが画像を貼って回っている? <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2005/11/14(月) 03:14:10 ID:H7Fndpa2<> 新スレに向けてただいまSSの整理中 <> 二号<>sage<>2005/11/14(月) 23:58:06 ID:+ei+Q2Zb<> >>946



                  ……このタイミングで呼び出さないで〜
          ______  
          |    |    |
        (( |    |    |
          |    |    |
          |    |    |
          |.   ロ|ロ   |
          |    |    | ))
          |    |    |
          |    |    |
          |    |    |
           =-----=-----=   

<> Slave to love<>sage<>2005/11/15(火) 00:28:09 ID:NMmJZxfc<>  狂気の夜から一夜が明けた。
 後ろの処女花をやよいに散らされた後で失神した真人は、気がついたら自室のベッドの
上に倒れていた。
 あの後自分は失神してここへやよいが連れてきたのか?
 小柄で華奢とはいえ男の自分をやよいが?
それとも記憶はないがあの後意識を回復して自分の脚で戻って来たのか?
今はそれすらも思い出せない。
 そしてまた、そんなことよりも気になることがある。
 昨夜やよいに強いられた、実の姉の下着を用いての忌わしい自涜の行為。
 一晩眠り冷静さを取り戻してみると、死にたくなるような自己嫌悪が真人を襲っている。
 いくら強要されたとはいえ何故あのような人の道を外れた行為をしてしまったのか。
 他人の恋人に粉をかけることを悪いとは思わない真人にとっても、守るべき人倫という
ものはある。
 姉との近親相姦どころか性欲を感じることすら忌むべき行為だった(母親に対してはその
限りでもないのに)
 そんなことを強要したやよいへの憎悪の感情が生まれる。
 面と向かうとその狂気に脅えると同時に色香に興奮し、憎悪どころかいささかの反撥心
すら覚えない。 
 しかし一人になってみると、いくら元々は人の恋人に手を出そうとした自分が悪いとは
いえ、ここまで非道なことをする彼女に。
 (いいかげんにしろよ…あのキ○ガイ女…)
 彼らしからぬ悪態が口をつく。
 そして立ち上がろうとして、眩暈を感じて倒れこむ。
 全身が悪寒で震える。
 昨夜の強度の緊張と精神的苦痛により、身体が高熱を発していたのだ。
 とても授業に出られる状態ではない。
 入学以来初めての病欠を、真人は選択せざるを得なかった。

<> Slave to love<>sage<>2005/11/15(火) 00:28:50 ID:NMmJZxfc<>  皆勤状態だった真人が休んだという話はごく当然のように姉の志麻の元へと入り。
 これもまた当然のように、仲が悪いわけでもない実弟を心配した志麻は大親友アリサと
一緒に真人の元を訪れた。
 「お、お姉ちゃん、いいよ、悪化したら後で困るから大事とって休んだだけで、そんな
に心配することないから」
 何とか必死にみえないように、平静さを装いながら姉を追い返そうとする真人。
 無理もない。
 昨夜の屈辱の自慰の記憶も生々しい真人、今志麻と顔をあわせると、今まで一度もした
ことのない、姉に対する淫らな妄想が脳裏を過ぎってしまう。
 実家で一緒に暮らしていた時には頻繁に目にし、そしてその時は特に意識もしなかった
志麻の着替えや風呂上りの姿などが脳内でフラッシュバックする。
 通常なら、姉妹のそう言った姿はたとえ近親相姦の嗜好がなくても思春期の少年には目
の毒であるのだが。 
 真人の場合はそういった禁断の刺激を与えるのはもっぱら気も若ければ外見も若々しい
母親の担当だったため、うっかり年頃の弟にそんな姿を見せてしまったと気まずい思いを
した志麻が拍子抜けするほどノーリアクションだった。
 しかし性的刺激は感じなくても記憶には残っていた。
 それが今、不意にフラッシュバックして真人を悩ませ、目の前の現実の姉と目を合わせる
ことすらままならない。
 そして疑念もわきあがる。
 こんな状態になることを、やよいは意図して自分に志麻の下着(と称する物)を使わせた
のだろうか?と。
 普通に考えれば単に真人に恥辱を与える+より多くの弱味を握るためにやらせたことで
あるが、真人の中でもはや魔王のような存在と化しているやよいならありえなくはない。
 そう思わせるほどに、やよいの心理攻撃は着実に真人の心を蝕んでいた。
 「もう、こんな時くらい、お姉ちゃんを頼んなさい」
 姉がベッドの上に身を乗り上げて来る。
 (こ、来ないで姉ちゃんっ!)
 生まれて初めて、姉を押し倒したい衝動を覚える真人。
<> Slave to love<>sage<>2005/11/15(火) 00:30:27 ID:NMmJZxfc<>  「いいから、大したこと無いって」
 総動員した理性、そして第三者=アリサの視線が、真人を破局の一歩手前で救う。
 危うく志麻を抱き寄せそうになった腕が、やんわりと彼女をベッドから押し退ける。
 「もう、悪化してもしらないからね」
 「寝不足なだけなんだよ、ここにいられるとかえって邪魔なんだって」
 強硬に看病を拒む弟に、志麻は疑念と悲しみが綯い交ぜになった表情を浮かべる。
 だがこれでいい、姉弟関係を崩壊させてしまうよりはよっぽどマシだ。
 そう思った真人の耳に。
 「ちょっといいかしら…」
 背筋に冷水をそそぎこむのと同じ効果のある声が響いた。
 「!」
 姉とその親友がいる時に、やよいが来るという最悪の事態。
 (よりによってこんな時にやよいさまが…)
 本人がいない時は「キチ○イ女」と心の中で罵ったのに。
 いざ目の前に来られると、たとえ心のなんであっても「やよいさま」と呼んでしまう
真人。
 「滋養に良くて、消化にいいものを作ってきたわ、食べて」
 「は、はいっ、すいません藤沢先輩」
 「ふふっ、いいのよ、そんな他人行儀にしなくても、ここにはしーぽんとアリサしか
いないんだから」
 総毛立つ真人。
 (やよいさまは…僕達のことを姉ちゃんにバラすつもり?)
 目の前で暗転した真人だったが、やよいは志麻とアリサを煙に巻いて体よく部屋から
退散させた。
 「…藤沢せ…」
 恐る恐る声をかける真人に。
 「他人行儀は辞めなさい、と言ったはずよ」
 志麻達の前では見せなかった冷たい態度で言い放つやよい。
 「は、はい…なにをするつもりなんですか…やよい様」 <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2005/11/15(火) 00:40:49 ID:ihI5hbwl<> リアルタイム遭遇 <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2005/11/16(水) 01:24:12 ID:RpQkYimm<> 真人…今度はどんな目に会うんだ… <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2005/11/16(水) 12:02:26 ID:ju4E1qut<> γ/ ̄ ̄ ̄\  もう何もしないわ、そうわたしはね
El@Ll l l l l」  これからはわたしが何もしなくても
`ヒl(l l○-○ll   真人クンが自分から進んでするの
 / l l、 oノl l    あんなこともこんなことも  
<> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2005/11/16(水) 18:53:53 ID:jnqProad<> そういえば全然関係ないんだけど、あるサイトで
「○チガイ女」という表現を頻繁に使ってたSS作家が、
ファンから「伏字にしていても好ましくない表現は・・」と批判されて、
「マチガイ女のどこが好ましくない表現なんだ!」と逆切れしてたっけなあ。


やよい様も色々と間違っている。間違っているけど、踏み潰して進む(汗
<> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2005/11/17(木) 00:25:35 ID:TkWeJjfF<> やよい様の豊満な胸で潰されたい… <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2005/11/17(木) 02:26:21 ID:LGwvAJk1<> >>957
三号乙w <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2005/11/17(木) 20:14:59 ID:LGwvAJk1<> γ/ ̄ ̄ ̄\ 潰すのはお尻 
El@Ll l l l l」 胸は挟むものよ 
`ヒl(l l○-○ll  
 / l l、 oノl l <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2005/11/17(木) 20:22:14 ID:TPC4aHsv<> やよい様が恋しくて胸が潰れそうです <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2005/11/19(土) 12:13:45 ID:13OFHOK5<> γ/ ̄ ̄ ̄\  照れるわ 
El@Ll l l l l」  でもごめんなさい
`ヒl(l l○-○ll   わたしには初佳という恋人と
 / l l、 oノl l   ピエール君という性奴と真人君という犬が
<> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2005/11/19(土) 19:13:54 ID:cLJGqbK8<> 何気にやよい様と語り合うスレになってる <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2005/11/19(土) 20:49:25 ID:a9okVJs+<> >>962
語り合うスレワロス



それにしても、ピエールは性奴なのに…真人は犬扱い…
真人( ´,_ゝ`) <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2005/11/21(月) 17:49:21 ID:yG4S8wBO<> γ/ ̄ ̄ ̄\  ピエール君は誠意があるから
El@Ll l l l l」 泥棒猫の真人君は同列には扱えないわ
`ヒl(l l○-○ll  
 / l l、 oノl l
<> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2005/11/22(火) 11:26:58 ID:cLwqvwhw<> 本編見返すと、SSに出て来るお嬢の眼鏡が反射して目が見えないシーンが
本当にあってガクブルしちゃったw <> 名無しさん@ピンキー<><>2005/11/24(木) 19:39:38 ID:v/ClmygF<> age <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2005/11/25(金) 02:42:18 ID:TBkRlcVu<> SS「Slave to love」の時間軸が錯綜してるので、ここで整理しときます
(同日の出来事は続けて記載 日付が変わると矢印が入る)
      
@ 真人、初佳にモーションをかけてよろめかせる
191-192 197-198 201 205-206 212-213 217-218 221
225-227 235-236 242 -243 249-250

A やよい、真人と初佳の現場を目撃、黒化
   327-329 335

B やよい、浮気未遂の罰の「道具」としてピエール獲得
342-343 355-356 360 368-369 374 380-381 390-394
399 404-406 412 418-419 431 441 451-452 462

            ↓
C 初佳、やよいの様子を伺い、演技に騙される
         160
           ↓
D やよい、真人の部屋を強襲し卑猥な写真を撮影していたぶる
729 761-763 771-773 784-785 808 810 809 815-816
            ↓
E  やよい、写真をネタに真人を呼び出しいたぶる。
820-821 828-829 834-838 843-844
            ↓
F やよい、真人を呼び出し、眠らせてクローゼットに閉じ込める
    858

G やよい、初佳をお仕置き、処女膜を破瓜させる。
161 166-167 184-185 259-260 279-281 285 297 304-305
312-313 319-320 469 476-477 498 511-512 518 522-523
532-533 543-544 553-544 558-560 568-569 574-575 580-581
592-593 606-607 618-621 631-633 638-639 645-649

H やよい、ピエールを慰労
       653-654

I やよい、真人をお仕置き、後ろの処女を奪う。
859 863-864 885-887 900-901 909-910 917-918 933w 940-941 <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2005/11/25(金) 02:44:33 ID:TBkRlcVu<>             ↓
J 初佳、やよいとピエールを見て思い悩む
      661-662

Kやよい、倒れた真人を見舞う
666-667 676 950-952

L 恒例お食事会(ピエール、やよいが何か企んでいると察知する/りんな、不穏な雰囲気を感じ取る)
     683-684 695-696

M ピエールとりんな、気まずい雰囲気に
      700-701

N 初佳、ピエール説得に失敗して墓穴
710 721-722

O りんな、いけないビデオ鑑賞の後、やよいに呼ばれる
727-728

  この後はKのエピソードを終わらせたあとで
  全てO以降の話。 <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2005/11/25(金) 19:22:06 ID:FjGIGB0r<> うはwwwwwお嬢暴走しまくりwwwwwwwwwwwwww <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2005/11/27(日) 22:46:42 ID:mDpnub1o<> 933w が何かと思って見てみたら甘乳かw <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2005/12/01(木) 20:27:40 ID:da4HWD3A<> 本スレに盛大に誤爆したんだっけw <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2005/12/02(金) 00:00:42 ID:wH8IoXD5<> γ/ ̄ ̄ ̄\  ショックで更新が
El@Ll l l l l」  一時停止したわ
`ヒl(l l○-○ll  
 / l l、 oノl l <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2005/12/07(水) 12:08:48 ID:AA/NxQcW<> やよいで発射 <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2005/12/11(日) 18:27:12 ID:qlkHIRx0<> ここのやよいに萌えられる奇特な人間はいるのかw

いや、エロいし、萌えとは別のベクトルの魅力は満載だが <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2005/12/12(月) 01:43:39 ID:LMU2UnwB<> まだヒュッター先生のほうが萌えられるな。
ツンデレだし…… <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2005/12/12(月) 03:04:59 ID:SknOUYwp<> γ/ ̄ ̄ ̄\  わたしより老人エイリアンに萌えるなんて…
El@Ll l l l l」  へ、変態…
`ヒl(l l○-○ll  
 / l l、 oノl l
<> カール・ヒュッター<>sage<>2005/12/14(水) 14:45:22 ID:/FcwQS6T<> おや、私の一族の家系図には地球人しか載っていないぞ。
そもそもエイリアンなどというものは存在が証明されていないにも関わらず、
エイリアンとはどう言うことかね。
<> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2005/12/14(水) 17:02:37 ID:MqK+6ZVx<> ヒュッター先生キタ━(゚∀゚)━!!
<> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2005/12/17(土) 04:03:55 ID:UxEfJ6y6<> γ/ ̄ ̄ ̄\  続きは新スレの方が
El@Ll l l l l」  無難のようね…
`ヒl(l l○-○ll  
 / l l、 oノl l

<> 名無しさん@ピンキー<><>2005/12/17(土) 23:32:40 ID:N474wuxQ<> 保守 <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2005/12/18(日) 22:07:08 ID:7H5/cq7n<> 保守と言いながらdat落ちに手を貸してる980はツンデレの逆か? <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2005/12/18(日) 22:25:33 ID:dLfq6td0<> 新スレってどこだよ <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2005/12/19(月) 00:28:05 ID:A6wyMoKD<> いや、まだ立ってないから。
980越えたんで、ちょっと油断すると次スレ誘導できないうちに落ちるよ。
その場合は情報室スレあたりをチェックするといいかも。 <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2005/12/19(月) 14:54:16 ID:7Siby004<> スレ保守はageないといけないと思って不用意にageて叩かれる香具師
がよくいるけど
980越えたら本当に圧縮時に下の方にあると落ちるんだっけ?
新スレ立て制限されてるんで誰かヨロ <> 名無しさん@ピンキー<><>2005/12/19(月) 17:53:19 ID:EdjMrXjN<> 漏れら極悪非道のageブラザーズ!
今日もネタもないのにageてやるからな!
 ̄ ̄∨ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
  ∧_∧   ∧_∧    age
 (・∀・∩)(∩・∀・)    age
 (つ  丿 (   ⊂) age
  ( ヽノ   ヽ/  )   age
  し(_)   (_)J <> 名無しさん@ピンキー<><>2005/12/19(月) 21:49:59 ID:8s0iMzu2<> ステルヴィアのキャラ名の由来は小田急の駅名らしいが、何故これがないのか?
「埋めが丘」 <> 987<>sage<>2005/12/19(月) 21:53:41 ID:8s0iMzu2<> そだ、次スレがまだだったorz <> 986=987<>sage<>2005/12/19(月) 22:14:18 ID:8s0iMzu2<> うわっ、バグッてるwwwwwwww
とりあえず立てられないんで、これだけ置いてくわ。スレタイは勝手に変えとくれ。

【続編は】宇宙のステルヴィア Mission4【住人の手で】
宇宙のステルヴィア関連のエロ小説・SSなどはこちら〜

<過去スレ>
宇宙のステルヴィア Mission3
http://sakura03.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1067660029/l50
宇宙のステルヴィア Mission2 (DAT落ちしていたら倉庫へ)
http://www2.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1058796898/
宇宙のステルヴィア (DAT落ちしていたら倉庫へ)
http://www2.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1053050699/
<関連スレ>
>>2-10 <> 986=987<>sage<>2005/12/19(月) 22:15:03 ID:8s0iMzu2<> <関連スレ>
(本スレ)宇宙のステルヴィア 涙101粒目
http://anime.2ch.net/test/read.cgi/anime2/1129288707/l50
(アンチスレ)宇宙の糞アニメはわざとステルヴィア
http://comic4.2ch.net/test/read.cgi/anime/1064391266
(なりチャ)お嬢の部屋【宇宙のステルヴィア】
http://sakura02.bbspink.com/test/read.cgi/erochara/1101457736/
(SF板)宇宙のステルヴィア世界の納得のいく理由を考える
http://book3.2ch.net/test/read.cgi/sf/1052905316/l50
(シャア板)しーぽんがいればキラなんて瞬殺
http://hobby7.2ch.net/test/read.cgi/shar/1115443839/
(コスプレ板)ステルヴィアコスを語ってみるスレ。
http://comic6.2ch.net/test/read.cgi/cosp/1058434860
(プログラマー板)しーぽん vs キラ・ヤマト 2
http://pc8.2ch.net/test/read.cgi/prog/1112703578
(プログラマー板)【伝説を】電子妖精しーぽん2【その目で見ろ】
http://pc8.2ch.net/test/read.cgi/prog/1123423998/l50
(アニメサロン板)キスごときで中古中古言う椰子って
http://comic4.2ch.net/test/read.cgi/asaloon/1087401819/l50 <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2005/12/19(月) 22:49:47 ID:6anCbmVw<> 次スレ立てました。
>>988-989が書き込みしてくれた前後にこっちもスレ立て準備してたため、
テンプレが折衷案になってしまったが悪しからず。

宇宙のステルヴィア Mission4
http://sakura03.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1134999826/ <> 988<>sage<>2005/12/19(月) 23:47:30 ID:cd3QBeHb<> >>990
倉庫を入れ忘れてたから、かえって立てなくて良かったわ。スマソ。

改めて埋め開始
まずはしーぽん <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2005/12/20(火) 02:56:00 ID:uzK+AcJC<> γ/ ̄ ̄ ̄\ 
El@Ll l l l l」 次スレでは初佳とあんなことやこんなことしたいわ
`ヒl(l l○-○ll  
 / l l、 oノl l


<> 音山光太<>sage<>2005/12/20(火) 04:54:29 ID:dtXfArPn<> そうはいかんざき <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2005/12/20(火) 20:37:37 ID:65eISWsI<> 次スレ移行告知期間が少しでも長いほうがいいので、急いで埋めないようおながいしまつ。
二日で3レスくらいにしてもらえるとありがたい。 <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2005/12/21(水) 01:50:55 ID:QfaY3mg/<> >>993
やよいチ○ポ四号になりたいのかおまいはw <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2005/12/21(水) 16:00:35 ID:RuFmP7C9<> >>995

つ http://kasamatusan.sakura.ne.jp/cgi-bin2/src/ichi19320.jpg.html <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2005/12/22(木) 13:11:00 ID:v/gLE+PH<> h <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2005/12/23(金) 00:19:49 ID:FuV86lMn<> oshu <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2005/12/23(金) 03:17:38 ID:gOjHTDmT<> 銀河鉄道 <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2005/12/23(金) 03:27:47 ID:gOjHTDmT<> 1000ならピエールが逆転優勝 <> 1001<><>Over 1000 Thread<> このスレッドは1000を超えました。
もう書けないので、新しいスレッドを立ててくださいです。。。 <>