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裏の光? 8(◆grMr.KOUTA)様


「よいしょ、…えーと、これは?」
「はい!…うーん…」
「……はは、適当に片づけておくね…」
志摩の大健闘を称えるパーティーは、けっきょく集まったみんなが
飲んで歌って、部屋が散らかって。

マイペースで適度(?)に盛り上がっていた光太と、
誰が持ってきたのか、ジュースのようなお酒を飲んでふらふらになった志摩が残った。
他の皆は、2次会だと言ってどこかへ行ってしまった。

「…ばれなきゃいいけど。でも、本人抜きで出かけて…」
仕方なく部屋を片づけているわけだが、10連発クラッカー、食べ散らかされたお菓子などなど、
片づけはなかなか終わりそうにない。

「…うーん、地球が回ってるよー…」
「大丈夫? 片瀬さん…机で寝ないで、風邪引くよ…」

「うーん」
その言葉にふらふらと立ち上がる、ふらふら
「わっ」
倒れてきた志摩を思わず抱きかかえる。
危うく思いっきり倒れるところだった。

「はぁ…。片瀬さんー! だいじょう…ぶ…。寝てる……」
腕の中で小さな寝息をあげる志摩。

ぶんぶん

頭に浮かんだよからぬ事を全力で否定し踏みつぶし宇宙空間に捨てると
光太はベッドに志摩を寝かせた。

「…はぁ…、、片づけ、しておかないと悪いよな…。。」
後ろで、小さな寝息が聞こえる。
できることならこのまま部屋を去りたかったが、
本人の部屋が汚れるだけのパーティーになるのは避けたかった。


「よし…」
ゴミ袋を片手に散らかったゴミを詰め込み、掃除を完了した光太は
さすがに少し疲れ、床に座り込んだ。

ゴンっ
「いてっ」
油断して頭を打った。

押さえながら後ろを振り向くと志摩が眠っていた。
「……眠り姫は、、…かわいい」
しばらく窓の向こうの地球の光に照らされた、志摩の顔を飽きずに見ていた。

「ぶっ、はぁ」
ベッドの中のなんだかあったかくていいにおい(?)のする世界はともかく
呼吸をするため、顔を出す。

「はぁ、、片瀬さん何を……ぁ」
目の前に志摩の顔がある。
ぼーっと、眠っているのか起きているのか。

「コータくん…嬉しい……むにゃ…」
「かたせ……、、」
目の前数十センチにある、柔らかそうな唇。
引き込まれずにはいられない。

しかし、
「コータくん……」
「ぇ!?」
一瞬だったが確かに、唇同士が重なった。

「きゃっ、私コータくんと…」
「……しま…」
呆然とするしかない光太。

「夢…みたい……なんだか熱いよ…」
もぞもぞ

ベッドの中で服を脱ぎ始める。
「あ、う」
あわてて止めようとするが、言葉が出なかった。

「…ん…コータくん、…何かあたってるよ、硬いの…」
「え? わっ、あ、あの、僕はっ」
聞いたことのない志摩の声のトーンと息づかい。

身の危険を感じた光太はベッドから抜け出そうとする。
「だめっ!」
しかし、志摩が飛びかかり、光太を上から押さえつける。
「うわっ、し、志摩さん!? あの、僕はそろそろ帰、っ」

唇がまた重なる。
今度は、長く、深く。

「んっ、ふ…、ん…」
「んんん、ぅぅ……、!んん」
ゾクゾクと、背筋に走る快感。
と突然、志摩が光太の熱くて硬いモノを手で撫でた。

「ふっ、はあっ、志摩っ、」
「ドキドキしてる…それに、硬い…」
「、、…やめて、お願い」
唇を話すと、志摩の興味は違うところへ移った。

目の前には下着姿の志摩。
ベッドに追いつめられ、興奮したソコを押さえてみたり、なでてみたり。
光太はもう逃げる気力を無くしていた

「あ、う、、志摩っ、」
「コータくん…痛いの?」
心配そうに顔をのぞき込む。
「う、、その、直接……さわって、、」
語尾のかすかな言葉を聞き取った志摩は、ためらいなく、光太の服を脱がせていった。

「わぁ…!」
硬くなっている、そこを見て、志摩が声を上げる。
光太は恥ずかしさに顔を真っ赤にしている。

「…ここだよね…」
優しく手に包まれる。
「あっ、…う…ん、、ゆっくり、ああ…」
服越しの刺激から、直接の刺激へ。思わず声が漏れる。

興奮しきっていたそこはかなり敏感になっていた。

志摩がどこか怖々、半分興味津々で刺激する。
「だめ、、お願い、…もっと早く、動かして…」
「これが……入るんだ…」
光太の切羽詰まったセリフは志摩には届いていなかった。

「はぁ、ああ…っ…」
苦しさに、呼吸が乱れる。

「光太君…私…なんだか……」
その手の動きも止まる。
「ぁ、、えっ?」

「コータくん……大好き…」
光太を抱きしめる。
「しまっ!?」

そのまま志摩を抱きしめる。
「もう、、だめ」
ベッドの上で半回転する。
「志摩! もう、我慢できない…」
「ひゃ、あ、目が回っちゃうよー」
はは、と笑う。

「光太君…うれしい。きらいって…言われたらどうしようかって…」
「そんなの…好きに決まってる。」

「……ありがとう……。……。」
「あ……」
いつの間にか、酔いも眠気も覚めたのか。
しばらく無言の時間が過ぎた。

「わたし……いいよ…光太くん…その、した、かったら。。私が無茶なこと…したから…」
「え…」
突然のセリフに驚くが、志摩が顔を隠し、ちらちらとこっちを見ている事に気づく。

「あっ」
恥ずかしいところを見られて、さわられてしまったという自覚が光太に重くのしかかる。
が、そこはまだ絶好調な興奮状態が続いている。
隠すのも今更恥ずかしく…。
「いいの…?」

「…う、うん。」

もう一度、二人は唇を重ねた。
甘い感覚。どちらともなく舌を絡ませ味わう。
ゾクゾクとした快感が広がる。
「うっ、ん…、はぁ、はぁ…志摩…」
「ん…光太くん、」

光太は服をはだけさせ、志摩の身体を舌で刺激する。
「ひゃっ!」
膨らみのピンク色の先が、硬くなっている事に気が付くと、その周りをクリクリと舌先で刺激する。
焦れったい快感が身体をモジモジと動かせる。

「コータ、んっ、変、やぁ…」
ちゅる、ちゅ、ちゅ

唇に敏感な先端を含み、舌先で転がす。

突然、身体がはねた。
「やああっ!」
ガクガク震える志摩にかまわず、刺激を続ける。

しばらくそこを味わった後、ゆっくり口を離す。
先端がぷるんと揺れ、少し充血していた。

「はぁ、あぁ…光太くん……」
「志摩…」

恥ずかしさから身体を隠しながら、起きあがる。
「どうしたの?」
「……」
えへへ、と恥ずかしそうに笑うと、光太の下半身に顔を埋める。

「わっ、し、しまっ!? 何を」
「私だけ、ずるい…よ、、あ、すごい…びくびくして…」
「そ、そんなのいいよっ! あ、」

その声が聞こえたのか、聞こえないのか。
次の瞬間温かい物が光太に絡まった。

「んっ!」
「…ん、」
ちゅ、と先端にキスをする。
それだけで、強烈な射精感が込み上がり、光太は歯を食いしばり耐える。

「だめっ、しま、っ」
行為はエスカレートし、そのモノの堅さ、形を確かめるように手で撫でた後
口に先端が含まれ、舌が絡まった。

ゾクゾクとそこから駆け上がる快感に悲鳴も上げられない。
「ふも…いい?」
「ひっ、あ…だめっ、あっ」
返事をする余裕もなく、されるがままの状態は続く。
その間にも、舌が敏感な表面を舐め上げ、口が吸う。

志摩も身体の中のむず痒さを沈めようと、
無意識に自分に触れる。

「だめだっ、しまっ! くっっ」
「ぁん……へほう(でそう)?」
「いっ、あああ!!」
必死に耐えようと身体を縮めるが、音を立てて全体を舐められ

ぴちゅ、ちゅゅ
「っ、、、、あうっっっ、、」

びゅく びゅく!
「ふ! んっ… あっ、ひゃっ」
突然すごい勢いで口の中に放出された白濁の体液に驚き口から光太を解放する。
しかし、止まらない射精は、志摩の顔を汚した。

「あ…、、すご…い…」
目の前の現象に、おどろき、しばし呆然とした。

「あ、ぁぁぁ…」
光太は射精の快感に震えた。

「……、、志摩、…ついてる…」
自分の体液が顔に付いている様子を見た光太は、それを拭き取る。

髪に飛び散った物まで拭き取るには多少の時間を要した。
その間、志摩はもぞもぞと、落ち着きなく動く。
「拭いたよ……その、」
「光太くん……私、…」

しばらくの間見つめ合う。
「……私と…」
「うん…」

すでに堅さを取り戻しているモノを志摩に押し当てる。

「あ、っ…」
「ん、…ごめん…」
「もう少し…上の…」
焦る光太を誘導し少し腰を動かす。
湿ったそこと先端が擦れあい、その刺激に声を漏らす。
「…ん、あっ!」

志摩の中へと続く入り口を軽く、先がつついた。
思わずつばを飲み込む。

次の瞬間、光太が腰を前に出す。
絡み合う粘液で、吸い込まれるように埋まっていく。
「うぅ、っ、…」
熱い包まれる感覚。思わず声が漏れる。
本能的にどんどん奥へと腰を進める。

「は、あっ、入ってきて、る…光太くん…」
「志摩っ」
ズッ

光太が志摩を抱きしめる。
一気に深く挿入され声を上げたが、キスで声が阻まれた。
「んんっ!はっ、んっ…ん…」
「う、…はぁ、志摩…。ナカが、すごく…」
「あ、ぁ、大きい…熱い…」
すこし涙目になった志摩も、光太を抱き寄せる。
少しの間、二人は一体感を味わった。

「志摩…いくよ…」
「あ、……は、はい」

ちゅぷ、ちゅ、ぴちゅ

愛液のいやらしい音と共に、痺れるような感覚が渦巻いていた膣の中から
鋭い快感と圧倒的な存在感が全身を駆けめぐる。

「ひゃっ、ああ…あっ、あ」
腰を動かすたびに、志摩の声が響き、自らの身体にも
今まで経験した比ではない気持ちよさが広がる。
「しまっ、すごく…いい…」
一呼吸置き、強く抱きしめると、再び腰を打ち込む。

「ひゃあ! ぁ、ぁあ…」
志摩の中が不定期に収縮を繰り返す。
「くっ、志摩、だめ、…」
先ほど出したばかりなのに、と焦りばかりが募るが
快感は容赦なく、射精を誘う。

「あっあっだめっ…」
「くっ、ああ…」
突然びくびくと大きく震えると、光太の体にしがみつく。
と同時に、そこが急激に収縮した。

「!いっ……あ……」
根本まで打ち込まれたそこから精液が奥に何度もぶつかる。
「志摩っ…うう、っ…くっ」
「……きてる…光太、くん…」
何も出なくなるまで、何度も腰を打ち付け志摩の中を味わう。

ちゅぷ
「ひゃっ」「あ…」
光太が抜き取ると、白濁した体液が零れだした。
「や、やっ」
志摩は熱い何かがこぼれ落ちる感覚に顔を赤くする。

「……」
光太は志摩の横に仰向けになり、呼吸を整えながら天井を見つめていた。

こぼれる体液を拭きながら、まだ残る異物感に顔をしかめる。
「はぁ……あ、ごめん…」
「え!? あ、ううん」
苦しそうな顔を見られたのか、大げさに否定すると
自分と光太の姿を再認識してまた、恥ずかしさがこみ上げる。

「…志摩…」「え? ひゃっ」
今度は、志摩がベッドの中に引っ張り込まれた。

「わ…」
目の前に光太の顔。
そのまま抱きしめられる。

「しばらく、こうしていて…いい?」「…うん……、光太くん?」
「ん……」 気持ちよさそうに、眠ってしまった。

「……光太くん…」
昼間の位置に移動したのだろうか、窓から地球の光がさし込む。

「大好き…」 小さくつぶやく。
疲れた体は志摩も眠りの世界へと呼び寄せた。


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