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1スレ614 (無題) / 1スレ614(ID:wDnUCdF/)氏

時音が良守の部屋に遊びに来ました。

「時音、昨日作ったケーキがあるんだけど食べるか?」
「うん」
「じゃあ持ってくる」
良守はケーキを冷蔵庫に取りに行きました。
時音はその隙に良守の部屋を物色。すると――
「こ、これは!?」
ベッドの下から出てきたのは、ムキムキな男がピーをしている本でした。
ちょうど戻ってきた良守。良守は謎のオーラを放っている時音に気付きます。
「どうした?時音」
「良守、あんた……」
時音は、例の本を良守の目の前に突きつけました。
「しっ知らねえ!俺はこんな本知らねえ!」
必死に弁解する良守。しかし、怒り狂った時音は聞いちゃくれません。
ゆっくりと時音の手が、結界を作るときの形に変わっていきます。
良守絶対絶命。
「あんた達うるさいわねぇ」
そこに登場したのは救世主(?)斑尾。
「たっ助けてくれ斑尾!」
斑尾は何が何だかわかりません。
しかし、斑尾の目に時音が持っている本が写りました。
「あ――!それあたしの本!ちょっと返しなさいよ!」
驚く良守と時音。
「全く、油断も隙もないんだから……」
そう言って、斑尾は本を抱きしめてスイスイ〜と窓から出ていってしまいました。
「……………」
一瞬の後。

アッ――――!

快晴の空に一匹の斑尾の叫び声が響き渡りました。

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